
「気になる。」第16回 2019.8.30
うだるような暑さも少し和らいできた8月下旬、店頭ではすでにスタッフの衣替えも済んでいまして、それに合わせて各ブランドのフェアもスタートし始めています。
迫りくる増税を前に何とか一つでも多くの洋服を見て頂きたいッ!!ということで日々出品に明け暮れている通販メンバーがお送りする渾身のピックアップ、是非ご覧ください。

最近一獲千金を夢見てtotoBIGの購入を再開しました。併せて、『成金の心得』も一応頭に入れておくことに。
「目立つな」「仕事を辞めるな」「すぐに大きな買い物をするな」「家族のことを考えろ」「信頼できるプロの管理人を探せ」とのこと。
結局のところ心得はお金のない今と同じなので、急に億万長者になるとほぼ確実におかしくなるという事なんですね・・・。
tramarossa(トラマロッサ)HERMES ストレッチデニムトラッカージャケット
¥49,680
ここ数シーズンショートタイプのブルゾンといえばミリタリー系、もしくはレザーという選択肢が多かったんですが、ここにきてGジャンタイプ、トラッカージャケットタイプが多くみられるようになってきました。
ミックスするスタイリングのテイストとして"アメカジ"に注目する方が増えてきているのがその背景ですが、あまりにも本気過ぎるのはちょっと・・・という事で丁度良いなと思ったのがこのtramarossa。
ストレスフリーなビヨンビヨンの24.7クオリティでオールブラック、ボタンはガンメタリックとかなりクールな仕上がりで、注目のモノトーンスタイルにピッタリの一着だと思います。
LAMBERTO LOSANI(ランベルト ロザーニ)18ゲージウールミラノリブダブルブレストニットジャケット
¥179,280
いろいろなところでおススメしているアイテムですが・・・汗 LAMBERTO LOSANIのミラノリブ、本当に着てみると明らかに今までのそれとは違うスムースさ、エレガントさがあるんです。
私が特に好みなのがラペルの美しいカーブ。これをニットで表現しているなんてビックリです。
ニットのエッジで曲線を描くのは非常に難しく、リスクのある挑戦だと思うんですが、それを難なくこなしているような驚くべきクオリティ。
"おれたちにできない事を平然とやってのけるッ"という感じです。
RING JACKET(リングヂャケット)guji別注Lanificio di Prayウールホームスパン3Bジャケット
¥91,800
弊店のドレスカテゴリーであるsalotto di guji、最も多く取り扱っているのはRING JACKET×gujiの別注スーツですが、単品ジャケットも秀逸である・・・というのは意外と知られていないのかもしれません。
スーツはクリーンな梳毛系の物が多いんですが、ジャケットはよりトレンド性を打ち出せる、幅広いタイプからチョイスしていまして、こちらはサラリとしたクリーンなホームスパン。
モノトーンスタイルが注目されているのでどうしてもブラックなんかが取り沙汰されるわけですが、グレーを取り入れることで凄く洗練されて見えるんです。
個人的にはモノトーンスタイルと聞くと、グレーを強く連想してしまうんですよね。
INCOTEX(インコテックス)SLIM FIT SUPER100'sウールサキソニーソリッド1プリーツテーパードパンツ
¥38,880
こちらもsalotto di gujiカテゴリーのアイテムですが、最近カジュアルでも穿きたいのがINCOTEXのウールパンツ。
スマートなシルエットと普遍的なエレガンスを持つブランドだけに、意外とカジュアルのほうがポテンシャルを発揮できるんじゃないか・・・と最近考えています。ビジネスオンリーですと勿体ないんですよね、やっぱり。
トップスになるニットやアウターがビッグシルエットになっているので、パンツが上品でクリーンですとスタイリングが決まりやすいというのもポイントかと。
stefanobigi(ステファノビジ)カシミアサキソニーソリッドタイ
¥21,600
今シーズンからgujiに移籍してきたstefanobigi。
ミラノブランド特有のやり過ぎず控えめで都会的なコレクションが秀逸で、派手さはないものの普遍的な美しさを持ったコレクションになっていると思います。
気になるのはソリッドタイプのカシミア。ふんわりウォーミーなタッチではなく、さらりとシャープで
"洗練"という言葉が似合う一本。
今年注目のモノトーンスタイルにコテコテは厳禁なので、この雰囲気が凄くツボなんです。
BERWICH(ベルウィッチ)LUCANO GYM ポリエステルレーヨンジャージサイドラインシャーリングパンツ
¥25,920
にわかに注目されているトラックパンツ。簡単に言うとジャージなんですが、では三本ラインの例のアレが穿けるかというと、やっぱり穿けないわけです。
そんなオーバーミドルが穿けるのは、やっぱりイタリアのパンタローネが作った美しい一本かと。
BERWICHが提案するそれはストンと落ちるストレートシルエットでサイドラインはしなやかなグログラン。とにかく固くなく、スポーティー過ぎることもなく、ドレス感を内包したストリートテイストなんです。
ジャケットを合わせてもミックススタイルっぽく見えすぎないというのも好みです。

なんだかんだで大学生ぐらいから追いかけている『ヴィンランド・サガ』という漫画、遂にアニメ化されました。
作画も話の進行具合もすごく丁寧に作られている感じがします。ただ、一つ心配なのは原作がまだ未完だということ、、、、いったいどういうラストに辿り着くのか、、、、
la favola(ラファーヴォラ)タスランナイロンベルテッドバルカラーコート
¥105,840
昨シーズンから取り扱いをスタートしたla favola、クラシックな雰囲気を持ちながら今日的な仕上がりになっているコートが凄く気分にフィットしているんです。
実は今回紹介しようかなと思っていたのは、ラップコートの方だったんですが写真を撮る前にすでに完売してしまうという人気っぷり、、、、、
というわけで同素材を使用したこちらのバルカラータイプをピックしました。実際に着てみるとボタンが付いているタイプなのでラップコートと違って取り回しがしやすい所がポイントでしょうか。
あれ?実は意外とこっちの方が自分には合っているのかも、、、、
BARENA(バレナ)ウールストレッチシャドーグレンチェック6Bダブルジャケット
¥95,040
かな~り軽い仕立てになっているBARENAのダブルジャケット、昨シーズンあったリネンコットンのタイプも非常に人気であれよあれよという間に完売したヒットアイテムだったんです。
カーディガンライクに着れるダブルジャケットはもう珍しいアイテムではなくなりましたが、キリっとしつつラフに纏えるバランスの良さはかなり完成度が高いと思います。
セットアップでも着用可能ですが、個人的にはワイドなパンツで合わせてハイストリートな雰囲気でもハマってくれると思うんですよね。
SeaGreen(シーグリーン)コットンポリワッフルクルーネックカットソー
¥17,280
待望のクルーネックが登場しました、逆に何故今まで無かったのかが不思議なぐらいではありますが、、、、
出品後から好評いただいてまして、大きいサイズがすでに完売。やはりこういったアイテムもジャストサイズよりワンサイズ大きめぐらいが今の気分なのかもしれませんね。
薄すぎず分厚すぎない生地感もオールシーズン着用できるので、活躍の幅は非常に広いですし、シンプルスタイルにこれを入れるだけでスタイリングに奥行きが出るので必然的に使用回数は多くなるんじゃないでしょうか。こういう気の利いた逸品は何枚か手元にストックしておくは必須です。
MARNI(マルニ)ナイロンバイカラートートバッグ
¥62,640
普通のナイロントートバッグで6万円もするとちょっと考えてしまいますが、MARNIだと許せてしまえる不思議。
作り自体は至ってシンプルなんですが、やはり他にはない配色の妙にすべてが詰まっているように感じるんです。パッと見かなりクレイジーな色合わせなんですが、実際に持ってみると存在感がありつつ馴染んでいる不思議。
不思議な事ばかりですが、はっきりと言えるのはこのバッグかなり素敵です。プラスαですが女性ウケも良いハズ。
こういうアイテムをサッと普段使いできる人になりたいなぁと思う今日この頃でした。
PMW(ピーエムダブリュー)ミニショルダーポーチ GO
¥6,912
先程のMARNIとは打って変わって非常にお求めやすい良心的プライスなPMWのポーチ。
これまではサコッシュタイプが世の中を席巻していた感がありますが、ちょっとあの形に飽きてきた方も多いのではないでしょうか?かと言ってリュックを持つ気にもならない、、、、そんな方におススメなのがコチラ!!
というまるで通販番組のような語り口調になってしまいましたが、丸みを帯びた形が新鮮なポーチ、収納能力はスマホと財布が入るぐらいの極めて小ぶりなものです。
バイヤー高階曰く、首にかけて前に持つのが今の気分とのこと。確かにこれは新しいですしスタイリングのアクセントにも丁度良いですね。

個人的にキャッシュレス生活を本格的にスタートさせたいと思いつつも中々進まず・・・
このままではいつまでたっても現状の利用状況から変わらなさそうなので、今度から一人で出かける時は、キャッシュカードを家に置いて持っている電子マネーと諸々の電子決済サービスだけでいけるか試してみようと思っています。
Hevo(イーヴォ)ウールナイロンソフトメルトンギンガムチェックベルテッドアルスターコート
¥97,200
昨年秋冬シーズンの大ヒットも記憶に新しい、Hevoのちょいユルシルエットなチェスターコート。
ドロップショルダーに程良くボリューム感のあるシルエットといった、まさに"今"な感じの面構えとコストパフォーマンスの高さで、昨年はあれよあれよという間に旅立っていったのを覚えています。
今年も同様の需要が見込まれるとの事で、バリエーション・在庫量ともに昨年を上回る規模で入荷してきた今シーズンなんですが、その中に非常に気になる一着が混ざっていました。
無地タイプに比べ起毛感のあるギンガムチェック柄の生地を使用したこちらのモデルなんですが、ほんのりモードやストリートの空気を漂わせた秀逸な仕上がりなんです。
綺麗目でカチッと・・・と言うよりは、スウェットにスニーカー、アクセントにキャップ類などを使用して、ハイストリートな雰囲気で着こなしてみたいんですよね。
Crockett&Jones(クロケットアンドジョーンズ)グレインレザー×カーフスエードウイングチップタッセルスリッポン
¥86,400
一年のほぼ全てをカジュアルスタイルで過ごす自分にとって、革靴のチョイスほど難しいものがないと言いますか、本当に丁度いい塩梅の物って中々見つからないんです。
エレガント過ぎずカジュアル過ぎず、適度にドレス感がありつつも着崩せる感じ・・・といったイメージでしょうか。
そんなこんなで諦めていたレザーシューズですが、久々に「!」となったのがこちらの一足。
ウィングチップxタッセルと聞くと「ちょっとトゥーマッチ?」なデザインなのかと思う方も中にはいらっしゃるかと思いますが、これがなんとも秀逸な仕上がりなんです。
一見、クセが強そうにも思うこのデザイン、勝因はやはりスエードとのコンビネーションにした点ではないでしょうか。
そうする事によって適度なカジュアル感とメリハリの効いた面構えになっており、良い意味で個性的な逸品に仕上がっているんです。
恐るべしguji 別注・・・
LAMBERTO LOSANI(ランベルト ロザーニ)ミドルゲージカシミアリブクルーネックニット
¥149,040
昔から洋服の中でも特にニットが好きで、気付くと毎シーズン何かしら購入しています。
ハイゲージのエレガントな雰囲気の物というよりは、カジュアルで柔らかい雰囲気の物が凄く好みでなんですが、このLAMBERTO LOSANIのニットは見た瞬間やられました・・・
上質なカシミアをふんだんに使用しつつも至ってカジュアルな雰囲気に仕上げられており、そういう意味でも非常に贅沢な一着ではないかと思います。
上質な雰囲気を活かしたクリーンでエレガントなスタイリングは勿論の事、ジーンズにスニーカー、ニットの裾から白Tチョロ出しといった「ラグジュアリーxカジュアル」、通称ラグカジ!?なスタイリングも個人的にお勧めです。
BERWICH(ベルウィッチ)ナチュラルストレッチウールサージソリッド1プリーツテーパードクロップドパンツ SAKE
¥42,120
毎シーズン微妙に変化していくシルエット、特にパンツやコート類などはトレンド的にやはり少しユルさのあるシルエットがここ数年でかなり浸透してきたかと思います。
我々gujiでも昔からそういった類のパンツはバリエーションの一つとして豊富に取り揃えておりましたが、今シーズンは特に力を入れている模様・・・。
その筆頭?とでも言うべきパンツの一つがこのBERWICHのSAKEというモデル。
腿周りにボリュームがありつつも裾に向かって程良くテーパードの効いた、今まさにドンピシャなシルエットなんです。
同モデルは様々な生地で今シーズンご用意しておりますが、中でもこちらのLoro Pianaのウール素材を使用したタイプは一番高い汎用性を持ったマストな一本だと思います。
本気で色違いでの購入をお勧めしたい、大・大プッシュの一本です。
ma'ry'ya(マリア)ミドルゲージウールアルパカショールカラーロングニットカーディガン
¥66,960
数ある男性の羽織物の中で最もコーディネートしやすく、カジュアルでありながら同時にリッチな雰囲気もあり、女子受けも抜群!?なイメージなのがショールカラータイプのニットカーディガン。
首元に程良くボリュームがあることで全体的に柔らかく、ほんのり可愛らしさのある雰囲気を作ってくれるんですよね。
昔からの秋冬シーズンのカーディガンの主力デザインという事で、非常に様々なブランド・ショップの商品が存在しますが、シンプルさがベースにありつつもブランド特有の個性が表たデザイン、単体で見た時の存在感など、個人的に惹かれたこちらのma'ry'yaのカーディガン。
オーセンティック・モード・フェミニン、そんな多くのキーワードが思い浮かぶ、極めて稀有な一着だと思います。
BAGUTTA(バグッタ) ウォッシュドコットンコーデュロイ3rdタイプトラッカージャケット
¥38,880
この秋冬シーズン、非常に盛り上がりをみせるコーデュロイ素材のアイテム。
「昨年も同じような事確か言ってたな・・・」と思われる方も多いかと思いますが(汗)、ジャケットを初めブルゾン・パンツに至るまで、今年は昨年を優に超える圧巻のラインアップなんです。
そんな中、個人的に目に留まったのがこちらのBAGUTTAのGジャンタイプでして、太めの畝のコーデュロイ素材を使用しているという事もあってほっこり感強めかと思いきや・・・思いのほかすっきりとした雰囲気に仕上がっており、何となく気になって気になって・・・という事で早速試着。
これがまた良い意味でクセがありました。
比較的ノーマルなバランスのボディに対してアームにややボリュームがあり、袖も長めとあって良い意味で普通っぽくない感じがナイスなんでして、上手くハマった時の今っぽさはそれはそれは抜群。
インナーにはサラッとしたカットソーや薄手のコットンニット、少し抜き襟をしつつほんのりカジュアルなムードで着こなしてほしいですね。