「気になる。」第18回 2019.10.25

時の流れは残酷なもので、気付くと今年もあと2か月足らずとなってしまいました、、、、
大体この時期ぐらいから店頭も通販チームも忙しくなってくる頃合いでして、出品もピークを迎えています。
殆どのブランドが出そろってきた10月下旬、果たしてこのタイミングでチョイスするアイテムはどんなものなのか?是非ご覧ください。

ニシデ

基本インドア大好きな私ですが、何故かGoPro8買ってしまいました・・・。
出張の時に使えるかな、Pittiとか撮影したら面白いかな、展示会とか洋服のディティールとか動画で伝えられたらわかりやすいかな・・・などが購入に至った思惑ですが、映像を加工するという新しい仕事が増えてしまい、続けられるかが心配です・・・汗

TAGLIATORE(タリアトーレ)ウールカシミアフランネルソリッドチェスターフィールドコート

¥115,500

今シーズンgujiでは数多くのブランドでコートを取り扱っていますが、今までは「着丈を長くする」程度の別注がほとんどで、シルエットを調整したのは今回が初めてです。
で、肝心の仕上がりは、はっきり言って大満足。
TAGLIATOREのコートはもう少し胸の幅を狭く、前肩になってくれれば日本人の体型にもっとフィットするのに・・・と思っていた所を重点的に修正しました。そうすることで肩への乗り、見た目のシャープさ、勢いと色っぽさがまして、個人的にはよりTAGLIATOREらしい?イメージになったと思うんです。
タイト過ぎず、程良くゆとり(といっても細いんですが)があるのも今の気分です。

De Petrillo(デ ペトリロ)カシミアフランネルソリッドシングルベルテッドコート

¥305,800

ベルテッドコートの中では今シーズン一番気に入っているのがこのDe Petrilloのペトルッチです。
私は肩幅が広めなのでラグランスリーブですとサンシャイン(キン肉マンの)の様になりがちなんですが、前身頃をセットインスリーブにすることで構築的に、シャープに見せることに成功している優れもの。

とにかく優雅なシルエットで上質の極みの様なコートなんですが、さらに使用しているのがオーダーの段階でかなり躊躇した極上カシミア。
本当はもっと高いお値段だったんですが、なんとか交渉の末、双方納得のプライスにてご用意することが出来ました。
昨年までですと前を開きつつベルトをギュッと結んで着ていたと思いますが、今年はポケットにベルトをしまい、優雅なAラインを楽しみたいところです。

ernesto(エルネスト)ウールナイロンヘリンボーンソリッド2Bジャケット

¥130,900

派手は生地でふんわりカーディガンの様なジャケットを作っているブランドというイメージがあるかもしれませんが、私的には意外と真面目といいますか、しっかりとした物作りのテクニックの方が気になっているブランドでして、シックな生地を乗せたもののほうが好みではあります。

gujiではあまり派手過ぎず、ビジネスにも使える塩梅でベーシック過ぎないタイプをチョイスしていまして、このヘリンボーンはまさにそんな感じの一着だと思います。

フルキャンバスやハーフキャンバスの“カチッ”とした感じは皆無ですが、この羽衣に包まれるかの様な軽やかさはernestoならではでして、多くのブランドが提案しているシャツジャケットとは根本的に違うエレガンスがあります。
表現としては近いとは思いますが、本質は全く異なるコンセプトだと思うんです。

BARBA(バルバ)406 コットンカシミアライトネルソリッドワイドカラーシャツ

¥37,400

ここ最近あまり積極的にネル素材のドレスシャツを展開していませんでしたが、過去には少しご用意していました。
ジャケットやスーツに合わせるシャツがオックスやツイルの通年生地ばかりというのもアレですし、ほんのり起毛したタッチはこの時期ならではの優雅さ、心の余裕を漂わせてくれると思いますので、展開を密かに希望していたんです。

で、見つかったのがこのカシミアミックスのネル。
たかだか5%のミックスと侮るなかれ、驚きのしなやかさと風合いの良さを誇ります。
ちなみに、ノータイのスタイルでもビックリするくらい上品に見えるんですよ。

991(ナインナインティワン/キューキューイチ)18ゲージウォッシャブルウールソリッドハイネックニット

¥31,900

洗えるニットの代表格991のRaYs、そちらのちょっとビッグシルエットなハイネックタイプはまさにTシャツ感覚で着られるモダンな一着で、イタリアやイギリスの老舗ニットブランドがどれだけ頑張っても提案出来ないタイプではないでしょうか。
“糸の魔術師”というより“糸の変態”という表現が似合う気がする(もちろん良い意味です)佐藤繊維さんが生み出したウェイプリル加工、洗ってもニットをフェルト化させず繊維のスケールを保つことで湿気のコントロールを可能にした、いうなれば「呼吸するニット」。
日本の技術、本当に素晴らしいと思います。

BEGG(ベグ)カシミアブラックウォッチ大判ストール

¥75,900

チェックの配色やパターンにおいて、よりモダンで美しいのは正直Joshua Ellis(ジョシュア エリス)だとは思いますが・・・、カシミア本体の質感、タッチといったクオリティ面ではBEGGに軍配が上がると思うんです。
で、こちらのブラックウィッチ、王道中の王道ですが、実は日本ではgujiだけの展開。
その経緯はいろいろなところで書きましたのでここでは控えますが、ツヤッツヤのトロットロ、サラッサラのフワッフワなタッチは安易な表現ですが極上の一言。
小判タイプもありますが、よりラグジュアリーな大判タイプをリコメンドです。
決して下心があるわけではありませんが、女性も大好きなタイプではないでしょうか・・・。

イズミ

なんとなく見だしたら止まらなくなる第一位はWikipediaです。
それ以外にも最近はInstagramの虫眼鏡マークの画面に出てくる一覧を無駄に掘っていく作業が止まらなくなるんです。
『人生に無駄な時間はない』と誰かが言っていましたが、これに関しては間違いなく無駄な気がします(汗)

COVERT(コーベルト)ムートンレザーボアスタンドカラーブルゾン

¥187,000

ボアアウター、良いですよね凄く。

がっつりなトレンドアイテムではありますが、この流れはしばらく続きそうな気もしますので、やはりここは安価なタイプよりもしっかりとした『ホンモノ』をチョイスするのが大人の嗜みってやつじゃないでしょうか。

今シーズン、COVERTでよく見られた表裏を逆転したようなデザインが反映されておりまして、ブランドの持つアイデンティティがいかんなく発揮されているんです。

デザイン性がありながらもノンストレスでコーディネートに取り入れることが出来るという、見た目以上に優秀な逸品ですよ。

STONE ISLAND(ストーンアイランド) コットンスウェットプルオーバーパーカー

¥44,000

今シーズンから取り扱いをスタートしたSTONE ISLAND。

歴史のあるブランドであるがゆえに、世代によっては『あ~昔着てたね!』と懐かしく思われる方もいれば、ここ最近のNIKEコラボによって認知された方もいるという、幅広い世代から人気の高さを獲得しているブランドという印象なんです。

まだまだgujiで取り扱いがあるのをご存知ない方も多いと思いますが、地味に在庫が減ってます。特に顕著なのがスウェット類なんですよね。

クルーネックのスウェット同様に至ってシンプルなんですが、素材のクオリティの高さや縫製のきめ細かなんかも素晴らしいものでして、週の半分はパーカーを着て生活する自分からしても間違いのない一着だと断言出来ちゃいます。

MARNI(マルニ)コットンスウェットジップアップパーカー

¥84,700

同じアイテムでもSTONE ISLANDのものとは対極の位置にあるMARNIのパーカー。

昨シーズンのアイテムでも採用されていた裾部分の切り替えしデザインが特徴的な一着でして、バスっとカットソーの上から潔く羽織りたい存在かと。

この何とも言えない生成りのようなクリームのような色合いが凄く好みなんですよね。意外とこういった色のスウェットって少ない気がするんです。

タイトめなアウターのインナーには少し厳しい肉感ではありますが、やや緩めのHevoやla favolaのコートなんかで合わせると凄く良い気がします。

THE GIGI(ザ ジジ)STARMAN ウールナイロンジャージーチョークストライプ2Bジャケット

¥96,800

先月公開されたBRチャンネル内で干場さんも良いと言っていたSTARMAN。

思った以上に可愛いニックネームだったバイヤー岩佐が出演していたあの回です。

かな~り伸縮性があって尚且つトレンドを感じさせるシルエットになっているのがポイントですね。これはTHE GIGI中でも特にカジュアルな立ち位置にいる感じがします。

同ブランドの定番であるANGIEやZIGGYにはないリラックス感がありますが、チョークストライプを採用しているので程良く緊張感も感じさせる独自のバランス感覚が活きた一着じゃないでしょうか。

JOHN CHAPMAN(ジョン チャップマン)ボンデッドコットンキャンバス×ベジタブルタンニングレザーレコードバッグ

¥15,400

あまり使い方が制限されていないバッグが個人的には好みでして、JOHN CHAPMANのバッグもネーミングこそレコードと入っていますが、使用するタイミングはとっても幅広いと思うんですよね。

同様のタイプでレザーのタイプもありますが、より気兼ねなく使うのであればコットンキャンバスに軍配が上がるかと。

子供と公園に行くことが休日の大半を占めるようになった、元インドア派の自分が出かける際に使用するにはこのぐらいがピッタリなんです。

Norwegian Rain(ノルウェージャンレイン)PRAGUE リサイクルポリエステルフーデッドコート

¥154,000

オーバーサイズのアウターがトレンドになる以前からNorwegian Rainではこういったゆったりとした一着が提案されていたんです。

よくよく考えてみると、レインコートを主軸としたブランドなのでタイト過ぎると中に着るモノが限定されて逆に困ってしまう気もしますし、こういった提案はトレンドというよりも実用性に寄ったものなのかもしれません。

とりわけこちらのPRAGUEは前後に付いたジップを開閉する事でサイズ感を調整することが出来る珍しいタイプになっていまして、見た目を変化させるだけでなく可動域も広がるのでバッグなどもコートの中に入れ込んで雨を防ぐことが出来るのもメリットではないでしょうか。

イノウエ

弊社オンラインサイトの特徴といえば、やはりそのコンテンツのバリエーション。
担当するヤコブコーエンの企画も、先日第三回目を公開いたしました。
ジーンズとしては比較的高額な部類の同ブランドですが、安定した人気の秘密をしっかりと掘り下げていますので、是非一度ご覧頂けると非常に嬉しいです・・・

LATORRE(ラトーレ)ウールカシミアフランネルソリッドオーバーサイズドチェスターフィールドコート

¥132.000

ほんのり丸みを感じさせるシルエットや袖のバランスなどを見ると、トレンドを意識したビッグシルエット物、、、というよりは、レディースのデザイン・バランスをメンズに落とし込んだといった印象を受けたこちらのチェスターコート。
カシミア混の生地を使用した非常に軽い仕立てということもあり、非常に綺麗な落ち感のあるシルエット。
モードからストリートを意識したスタイリングには、恐ろしいぐらいその力を発揮してくれます。

MAISON FLANEUR(メゾン フラネール)7ゲージウールコットンリブジップアップニットブルゾン

¥96,800

モードブランド好きの方であれば、ドライバーズニットと聞くと某人気ブランドの大定番アイテムを思い浮かべると思いますが、なんとそのニットを提供していたというのが、このMAISON FLANEURとの事。

これだけ広く認知され、長きに渡って定番アイテムとして愛されるこのデザインは、ニットの一つの完成形なんだと思います。
どこかノスタルジックな雰囲気を持った、10年、20年と共に過ごしたいアイテムです。

AJMONE(アイモネ)カーフレザースタンドカラーダブルジップシングルライダース

¥440,000

某高級ブランドの生産も請け負うというアイモネ。
まだ名前を聞いた事がない方も多いと思いますが、これまた本当に素晴らしいブランドなんです。
サルトリアルレザーというだけあって、一つ一つ職人によって丁寧かつしっかりと作り込まれており、それは内側を見ていただければお分かり頂けると思います。
バッグやベルトを含め、ある意味全部おススメなんですが、中でも印象的だったのがこちらのシングルライダース。
何が印象的かというとその革のグレードでして、程良く厚みがありタフさを感じさせながらも、肌に吸い付く様なしっとりさと滑らかさを持っている本当に素晴らしい革なんです。
ルーツはバイカーというだけあって、男らしさがありつつも非常にエレガントな仕上がり。
値段は決して安くはないですが、10年、20年着る事を考えると、高くはないのかもしれません。

Joshua Ellis(ジョシュア エリス)カシミアソリッド大判ストール

¥62,700

イタリアンスタイルのみならず、あらゆるジャンルのウインタースタイルに必ず必要なのが巻物。
ウールのマフラーにはじまり非常に様々な選択肢がありますが、色艶を求めるオーバーミドルの男性としては、やはりカシミアの大判ストールが最適なのではないでしょうか。
巻き方をアレンジする事で非常に様々な表情を見せてくれ、時にスタイリングの核となる様な役割を果たしてくれるんですよね。
最高級カシミアを使用したこちらのジョシュアエリスの物、ギフトにも凄くピッタリです。

DUNO(デュノ)
ストレッチナイロンパッカブルダウンジャケット

¥93,500

ここ数年、冬の最も寒い時期様にダウンが欲しいなとずっと思っているのですが、とにかくシンプルでエレガント過ぎず、ストリートにもアレンジできそうな良い意味で普通っぽいものを探していた中、ビビっときたのがこちらのダウンジャケット。

表地は非常に滑らかで柔らかく、ジャケット自体が非常に軽いんですよね。
それもそのはず、裏返して内側のポケットにボディを入れ込むと、旅行などに持ち運びやすいコンパクトな状態になるパッカブル仕様なんです。

NUMBER M(ナンバー エム)ポリレーヨンフリースソリッドシャーリングトラックパンツ

¥30,800

フリースパンツと聞くと、アウトドアやギア~テック系のスタイルの人達や、自宅近辺で着るワンマイルウエア的なイメージを持っている方も多いとおもいますが、決してそんな事はないんです。
考え方としてはスウェットパンツと同じといいますか、使い方によってスタイリングを凄く新鮮に、そしてミックス感をプラスしてくれるんですよね。
NUMBER Mのこちらは、ミリタリーやワークといったルーツを感じさせるデザインを上手く現代的な雰囲気に昇華させており、ボリュームのあるニットや、レザーブルゾン、重厚感のあるコートといった冬のスタイリングを凄くフレッシュに仕上げくれる、優秀なパンツなんです。

気になる。

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