ある日突然、自分の体を守ってくれる免疫細胞が自分の体を攻撃しだします。関節リウマチで攻撃される場所は関節の滑膜、関節の栄養分になる関節滑液を作る場所です。免疫細胞に攻撃された滑膜は副産物として破壊物質(炎症性サイトカイン)を作り出すので、次第に関節軟骨や骨を破壊してゆきます。
膝関節リウマチを治す!
人気の膝サポーター
リウマチは良い時と悪い時を繰り返しながら、関節の変形が進むことが多い疾患です。膝などの大きな関節に痛みがでてくると症状が進んでしまうので、早めの対応が必要です。膝サポーターで膝を保護し、関節ごとに免疫力を整える鍼治療をすることで関節リウマチの悪化を防ぐことができます。
更新 2023.05.24
膝関節リウマチとは
膝サポーターを使い分けて膝を治そう!
膝サポーターは、症状や状況に合わせて使い分けることで効果を発揮します。例えば、歩くことが多い時や変形が進行する前にしっかりケアをしたい場合は、側方にアルミステーが入ったサポーターを使います。また、天候や気温、季節の変化で症状が強く出やすくなるので、安静時は保温用サポーターを装着して膝を冷えから守ると良いです。
使い分ける
膝関節リウマチになって間もないときや、膝に大きな変形がない方は、固定用を両膝に使います。すでに変形がある方や、軽度な動きをするときは予防用を両膝に着用します。 ご自宅であまり動かない時は両膝に保護用を使うと、冷えから膝を守り安静を保てます。
記事では数あるサポーターの中から、評価の高いサポーターをランキング形式でご紹介します。
1位エクスエイドニーPCL
膝の動きが整うサポーター
後十字靭帯用ですが、膝関節リウマチで日ごろ良く動く方や膝の変形を未然に防ぎたい方、変形の進行を少しでも遅らせたい方におすすめです。フィット感が良いソフトな材質なので、動きやすくできています。
人気ポイント
- 両サイドに装備されたアルミ製のオフセットジョイントで、側方の安定性が高まる。
- 前面サポートストラップと固定ストラップ、伸縮ストラップで4点を的確に支持。
- 後方に手を回さずに着脱が可能。
- 膝のお皿周辺は伸縮性に優れた素材が使用されており、屈曲時の動きに合わせて伸縮。
おすすめの使い分け・組み合わせ
- 悪化防止に エクスエイドニーライトスポーツ2
- 安静時は両膝に ファシリエイドサポーター
2位ニーケアー・PCL
膝の動きが整うサポーター
後十字靭帯用ですが、膝関節リウマチで日ごろ良く動く方や膝の変形を未然に防ぎたい方、変形の進行を少しでも遅らせたい方におすすめです。張りのある丈夫な材質で、膝をがっちり固定できます。
人気ポイント
- 両サイドのアルミステーで動揺を抑え、軟骨のすり減りを防止する。
- 前と後ろに補助ベルトが付いており、固定力の微調節が可能。
- 大腿四頭筋と膝裏を補強し、歩行時の膝の動きを整える。
おすすめの使い分け・組み合わせ
- 悪化防止に エクスエイドニーライトスポーツ2
- 安静時は両膝に ファシリエイドサポーター
3位エクスエイドニーライトスポーツ2
動きやすいサポーター
側方にはソフトな樹脂ステーが内蔵され、適度に膝の動揺を抑えます。膝関節リウマチですでに変形がある方でもお使いいただけるサポーターです。
人気ポイント
- 伸縮性が良く膝にフィットしやすいので、腫れがある状態でも調節して巻ける。
- 膝に変形がある方でも使いやすいソフトな樹脂ステーが側方に内蔵。
- 膝の横ブレを抑え、膝軟骨を保護する。
おすすめの使い分け・組み合わせ
- 歩くことが多いとき エクスエイドニーPCL
- 安静時は両膝に ファシリエイドサポーター
4位ニーケアー・OA2
荷重変化を付けられるサポーター
変形性膝関節症の専用サポーターですが、膝関節リウマチで膝がX脚に変形した方でも使えます。膝関節リウマチで使う場合、「右膝には左用・左膝には右用」を装着します。
人気ポイント
- 適度に膝のぐらつきを抑え、歩行を安定させる。
- 補助ベルトにより、X脚による内側側副靭帯の負担を軽減。
- 網目状のプラスチックステーは柔軟性があり、動きやすさと支持性を両立。
おすすめの使い分け・組み合わせ
- 歩くことが多いとき エクスエイドニーPCL
- 安静時は両膝に ファシリエイドサポーター
よく頂くご質問
患者様・ご購入者様からよくご相談頂く内容をご紹介します。
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サポーターをつけていれば運動をしても良いでしょうか?
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その日の体調に合わせて、無理のない範囲で動くようにすれば、筋力低下も抑えられて良いです。オンセンスなどの薬用温浴剤を使って膝の曲げ伸ばしを行うのも効果的です。
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薬での治療は副作用が心配なのですが、他に良い治療法はありませんか?
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鍼治療であれば薬を使用しないので副作用の心配はありません。リウマチの悪化しやすい要因であるストレス、体調の不安定は鍼で自己免疫を整え、ホルモンバランスを整えることで改善します。
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使い続けても筋力は落ちませんか?
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サポーターはギプスのように関節は固定せず、膝の動きの軌道を整えるものなので筋力低下はご心配ありません。軌道が整うことにより、安心して曲げ伸ばしができるのでしっかりと膝を使うことができるようになり、むしろ足の強化につながります。