前十字靭帯の再建手術や内側半月板損傷の手術、人工関節の手術後に痛む方が多いです。手術後に痛みが変わらないケースや、手術後に痛みが悪化するケースが有ります。患者様が思っているほどに良くならないと、痛みを強く感じることも有ります。膝の焼けるような痛みや動くときの痛みが多いです。階段を降りる時に痛みが強くなったり、冷たく感じて疼くこともあります。
膝の手術後の痛みを治す!
人気の膝サポーター
手術は成功したのに、思った様に痛みが取れない患者様や、しばらく経ってから膝の痛みが悪化する患者様がいます。こんな時は、状況に合わせて膝サポーターで膝を保護することが大切です。また、鍼治療を併用することで動きを改善することができます。
更新 2023.05.26
膝の手術後の痛みとは
膝サポーターを使い分けて膝を治そう!
膝サポーターは、状況に合わせて使い分けることで効果を発揮します。歩くことが多い時は、膝周りを補強できる丈が長いしっかりとしたタイプの膝サポーターを使います。歩くことが少ない時や安静を保てる時は、丈の短い柔らかくて動きやすい膝サポーターを使います。手術後の痛みは冷えると悪化する場合が多いので、保温する膝サポーターもおすすめです。
1位ニーケアー・PCL
不安定感を軽減し、動きを整えるサポーター
後十字靭帯損傷の専用サポーターですが、膝の安定感をしっかり保持できるため、手術後の膝保護に最適です。がっちり固定で安心感を得られます。
人気ポイント
- 大腿四頭筋、膝裏を補強するため歩行時の動きが安定。
- 前後には補助ベルトがついており、固定の微調節が可能。
- オフセットジョイント構造のアルミステーが膝の側方動揺と過伸展を抑制。
- 張りのある丈夫な材質。がっちり補強したい方におすすめ。
おすすめの使い分け・組み合わせ
- 歩くことが少ないとき 薄手ひざプロテクター
- 安静時は両膝に ファシリエイドサポーター
2位DXフロントニーガード
接触プレーのあるスポーツにおすすめのサポーター
コンパクトな上下丈で動きやすく、硬質なステーなどが不使用なのでコンタクトスポーツに最適です。ソフトな材質なので、膝に腫れがあっても調節して巻くことができます。
人気ポイント
- フロントオープンタイプで補強テープとの併用がしやすい。
- ソフトな材質でフィット感が良く、動いてもずれにくい。
- 上下のクロスベルトで膝関節の動揺を適度に抑える。
おすすめの使い分け・組み合わせ
- 歩くことが少ないとき 薄手ひざプロテクター
- 安静時は両膝に ファシリエイドサポーター
3位薄手ひざプロテクター
薄手で通気性が良いサポーター
症状が軽減してきた日常生活の保護におすすめのサポーターです。※薄手のサポーターは強度が緩和になるため、安定感を増したい場合は肌に補強テープを貼ってから薄手ひざプロテクターをご装着ください。
人気ポイント
- 材質が薄いので、衣服の下に着用しても目立ちにくい。
- 膝下とハムストリングスを適度に補強し、歩行を安定させる。
- 両サイドに内蔵されたスパイラルバーで横ブレ抑制とフィット感を向上。
おすすめの使い分け・組み合わせ
- 歩くことが多いとき ニーケアー・PCL
- 安静時は両膝に ファシリエイドサポーター
4位エクスエイドニーアクティブ
取外し可能なベルトを装備
膝周囲を主にピンポイント補強できる医療用サポーターです。膝の症状が軽減してきた日常生活の保護におすすめです。
人気ポイント
- 両サイドに装備されたアクティブ樹脂ステーでねじれを防ぎ、フィット性を向上。
- 取り外しができるコンプレッションベルト、取外し可能なPTパッドを装備。
- 軽度な変形性膝関節症やジャンパー膝、膝蓋大腿関節症の保護にも使える。
おすすめの使い分け・組み合わせ
- 歩くことが多いとき ニーケアー・PCL
- 安静時は両膝に ファシリエイドサポーター
よく頂くご質問
患者様・ご購入者様からよくご相談頂く内容をご紹介します。
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膝の手術後でもサポーターは必要ですか?
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サポーターは手術をしたから必要ではないと考えるお医者様もいらっしゃいますが、膝の痛みがなかなか治らなければサポーターの装着をおすすめ致します。サポーターは痛みを緩和させることだけでなく膝の動きも整えるので、手術後の再負傷防止にも役立ちます。
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サポーターをつければ痛みは治りますか?
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歩行時に膝がブレることで痛みを起こすので、膝の横ブレをしっかり抑える医療用サポーターであれば痛みを治すのに効果的です。※痛みは体からの警告反応なので、痛み止めで痛みを止めて無理に動くとかえって症状を悪化させる場合もあるので注意しましょう。
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使い続けても筋力は落ちませんか?
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サポーターはギプスのように関節は固定せず、膝の動きの軌道を整えるものなので筋力低下はご心配ありません。軌道が整うことにより、安心して曲げ伸ばしができるのでしっかりと膝を使うことができるようになり、むしろ足の強化につながります。
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サポーターはいつまで使い続ければ良いですか?
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症状が治ってからも、概ね2~3カ月程度は日常生活で歩くとき動くときはお使いいただくことを、当院では推奨しています。そうすることで膝本来の自然な動きが取り戻しやすくなるため、再負傷防止に効果的となります。また、サーモグラフィー検査をして炎症が見られなくなるまでは、サポーターの着用をおすすめしています。