ロコモティブ症候群は、足腰の障害が原因で要介護になるリスクの高い状態になることです。加齢に伴う変形性関節症、骨粗鬆症に伴う円背、易骨折性、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症、関節リウマチの痛みが原因で身体機能が衰えることが原因で、筋力低下、持久力低下、反応時間延長、運動速度の低下により容易に転倒しやすくなります。
ロコモティブ症候群を治す!
人気の膝サポーター
老化現象は病気ではないので、病院にいっても治療ができません。私たちは長年、足が弱くなるのを防ぐ治療に取り組んできました。サーモグラフィーで全身を確認すると、老化が原因で寝たきりになる方の多くは、脚の温度が異常な低温になります。そうした方に、注意喚起と鍼治療をしています。来院することが難しい方には、特殊な杖と膝サポーターを使って予防することもすすめています。
更新 2023.05.26
ロコモティブ症候群とは
膝サポーターを使い分けて膝を治そう!
膝サポーターは、状況に合わせて使い分けることで効果を発揮します。歩くことが多い時は、丈の長い膝の関節をしっかりと補強できる膝サポーターを使うといいです。歩くことが少ない時や安静が保てる時は、柔らかい生地で動きやすい膝サポーターを使います。両足に膝サポーターをつけて、クラッチ杖で歩くことで自然な歩行動作ができるようになります。
1位エクスエイドニーライトスポーツ2
足の強化におすすめのサポーター
生地の伸縮で大腿四頭筋を適度に補強するので、歩行を助けて足の強化に効果的となります。また、ソフトな材質なので長時間の着用も可能です。
人気ポイント
- 側方に内蔵された樹脂ステーで膝のブレとねじれを防ぐ。靭帯や軟骨の保護に効果的。
- 膝に巻くだけで簡単に装着でき、腫れのある膝にも対応可能。
- 膝の曲げ伸ばしがしやすく、日常生活でもスポーツでも使いやすい。
- 膝の動きに重要な大腿四頭筋を補強、膝の動きを整える。
おすすめの使い分け
- 歩くことが少ないとき ファンクションニーOA
- 安静時は両膝に ファシリエイドサポーター
2位DXフロントニーガード
フィット感が良くずれにくいサポーター
硬質なステーなどは不使用なため、О脚などに変形がある方でも装着がしやすいサポーターです。膝に巻いて装着するので、腫れがあっても調節してつけられます。
人気ポイント
- 上下のクロスベルトで前後の動揺を抑え、膝の動きを整える。
- 肌面は滑り止め素材が使われ、動いてもずれにくい。
- 大腿四頭筋と膝周囲を適度に補強し、歩行を安定させる。
おすすめの使い分け・組み合わせ
- 歩くことが少ないとき ファンクションニーOA
- 安静時は両膝に ファシリエイドサポーター
3位ファンクションニーOA
テーピング理論を応用したサポーター
やわらかくフィット感が良いので、家事等の軽度な動き補強におすすめです。膝を引き上げて大腿四頭筋を補強し、安定した膝の動きにします。
人気ポイント
- 前から後ろへと巻くタイプのサポーター。膝裏はオープンになっているため汗ムレを軽減。
- 膝蓋骨を下から上へと引き上げて補強し、歩行時のぐらつきを抑える。
- 3本の伸縮性のあるベルトが、大腿直筋・内側広筋・内側広筋・外側広筋をサポート。
おすすめの使い分け
- 歩くことが多いとき エクスエイドニーライトスポーツ2
- 安静時は両膝に ファシリエイドサポーター
4位ニーラップサマー
肌当たりがやさしく通気性の良いサポーター
日常生活での歩行におすすめのサポーターです。フィット感が良くやわらかい肌当たり。変形がある膝や腫れのある膝でも、状態に合わせて調節して使えます。
人気ポイント
- やわらかく比較的薄手の材質が使われ、膝へのフィット感が良い。
- 膝かぶせと側方に内蔵されたコイルばねで膝の動揺を抑え、軟骨を保護。
- 膝に巻くだけで装着が簡単。ご高齢の方でも使いやすい仕様。
おすすめの使い分け
- 歩くことが多いとき エクスエイドニーライトスポーツ2
- 安静時は両膝に ファシリエイドサポーター
よく頂くご質問
患者様・ご購入者様からよくご相談頂く内容をご紹介します。
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サポーターを装着すればふらつきは治りますか?
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両膝にサポーターを装着して動くと重心のバランスが取りやすくなるので、ぐらつきやふらつき防止に効果的です。ロコモティブ症候群では転倒して手首を折ることや、背骨を折ってしまうと入院するケースも多いので、寝たきりを防ぐために早めにサポーターを装着しましょう。
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膝の痛みを治すことはできますか?
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歩くと膝が左右にブレることで痛みを発生させているので、サポーターで左右への動揺を抑えられれば痛みを治すことができます。
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使い続けても筋力は落ちませんか?
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サポーターは歩行の補助・膝を自然な動きへ整える役割をします。サポーターをしたからといって、筋力低下が起こるわけではありません。大腿四頭筋を補強するサポーターを装着して膝の動揺を抑えながら動くと、足が強化されて関節液がしっかり循環するので、徐々に膝のスムーズな動きが可能になっていきます。
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高齢者でも装着できるサポーターはありますか?
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ご高齢の方や、指の力が弱くなってきた方でもお使いいただけるサポーターはございます。また、膝がすでに変形している方でも使いやすいサポーターもございますので、分からないことがありましたらお問い合わせください。