シュラフの選び方
シュラフの形状は大きく分けて、マミー型と封筒型の2種類になります。

マミー型シュラフ
- 長所
-
- 体への密着度が高い為暖かい
- コンパクトに収納ができる
- 軽量
- 短所
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- 密着度が高い為、圧迫感がある
こんな人におすすめ
登山やツーリングなどリュックに入れて持ち運ぶ人
冬でもキャンプがしたい人
なるべく荷物を軽くしたい人

封筒型シュラフ
- 長所
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- ファスナーをあけることで 温度調節が可能
- 布団に感覚が似ている
- リーズナブルのものが多い
- ファスナー同士で連結できる
- 短所
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- 体への密着度が低く、寒い場所で不向き
こんな人におすすめ
夏を中心にキャンプをする人
オートキャンプ(自動車を使ったキャンプ) をしたい人
ビギナー
連結できる為、家族単位での使用
移動手段が車の人
シュラフの中綿の種類
シュラフの中綿の種類は主にダウンと化学繊維に分けられます。
低価格のものから高価格のものまで値段の幅が非常にあります。この違いは中綿の量や素材によるものです。
また、保温力が同じでもより軽量化されていたり、コンパクトになる方がより値段が高くなります。
それぞれの使用用途によって選びましょう。
ダウンと化学繊維を比較してみよう
大きさ | 重量 | 保温力 | メンテナンス性 | 耐水性 | |
---|---|---|---|---|---|
ダウン | 小さい | 軽い | 高い | 大変※ | 弱い |
化学繊維 | 大きい | 重い | 低い | 簡単 | 強い |
- 洗濯にダウン用の洗剤が必要
シーン別おすすめ
シーンに合わせた、快適温度のシュラフをご紹介します。
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あると便利なアイテム
シュラフのメンテナンス
シュラフを長く使うために、シュラフのメンテナンス方法について見てみましょう。
-
STEP 1 ダウンクリーナー
ダウンを使用している寝袋の場合は必ずダウン専用のダウンクリーナーを使います。
(合成洗剤などを使用するとダウンの元々持つ重要な油分まで失われてしまいます。) -
STEP 2 汚れを落とす
お風呂場などに水をはり、ダウン専用クリーナーを溶かします。十分溶かしたら寝袋を入れて、汚れが十分出ててくるまで手で押し洗いをします。この時汚れた部分を強くこすったりしないよう注意が必要です。汚れのひどい箇所はその部分だけもみ洗いします。
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STEP 3 すすぎ
水を3,4回泡が出てこなくなるまで換えながらすすぎを行ってください。すすぎ終わったら、手で水を押し出すようにしてしっかり脱水します。
-
STEP 4 乾燥
直射日光ではなく日影で形を整えて平干ししていきます。乾いてきたら時々中綿をほぐし、ダウンの中身が偏ることのないように整えます。整える際には手で軽く叩くようにしながら、ロフト(寝袋の膨らみ)を復元していきます。


ダウンの乾燥には時間がかかります。だいたい数日を要しますので、根気よく行ってください。
汚れやロフトの低下が著しい場合は、クリーニング店に出すのもお勧めです。
ダウンと化学繊維の
メンテナンス比較
ダウン | 化学繊維 | |
---|---|---|
特徴 | 乾きにくい 軽い 小さく納まる |
乾きやすい 重い かさばる |
収納 | 羽が偏らないように畳まずに収納 | 端から空気を抜きながら丸めて収納 |
洗い | ダウン専用洗剤を使用 手で押し洗いが基本 |
中性洗剤OK 洗濯機での洗濯も可能 |
すすぎ | 手で押す程度で水分を出す | 痛まないように脱水機はNG |
乾燥 | 数日かかる 平らな場所で直射日光を避けて干す |
脱水はしない 平らな場所で直射日光を避けて干す |