初代の技を現代に活かす。
研究を重ねた「独自の冷凍技術」は博多久松の誇り。

仕入れ・製造を取り仕切る兄、松田慎吾(左)と、商品開発・販売を取り仕切る弟、松田健吾(右)。

博多久松初代社長は日本料理専門の料理人で、昭和57年創業時から料亭・ホテルのおせち料理や結婚式の料理、仕出し料理など、多くの「晴れの日」の料理にこだわり、提供し続けてまいりました。そしてより多くの方に美味しい料理を提供するために、美味しさを封じ込め、ご家庭でもプロの味を堪能できて安全性もある「冷凍技術の研究」を進めました。 今ではその技術・想いを息子2人が受け継ぎ、兄が仕入れ・製造、弟が商品開発・販売を担い、さらなる工夫を続けています。業務用の優れた冷凍設備も取り入れ、さらなる美味しさを実現できるようになりました。
美味しい料理を簡単に冷凍できればよいのですが、どんなに優れた冷凍設備を導入してもベースの調理加工技術が伴っていないと素材の美味しさを損なってしまいます。冷凍しても美味しい食材、料理なのかを見極める目利きも必要です。博多久松ではプロの知識・経験・技術を駆使することで、冷凍に向くレシピに作り替えることも可能としました。

美味しさを創る。博多久松だからこそできたおせち。

熟練の加工技術と優れた冷凍設備が備わって完成したのが、当店の誇りである美味しい「冷凍おせち」です。今ではおせち料理をはじめ、年間100万食を超える食品を九州・福岡の自社工場で製造し、日本全国のお客様にお届けしています。
おせちには伝統料理としての様々なルールがあります。それはとても重要である反面、時代に合わないものもあります。久松が考えるおせちの役割は家族との絆を深める1年に1度の「晴れの日」の美味しさ。創業時からのおせち作りのこだわりをしっかり持ちつつ、お年寄りからお子様まで、食べるみんなが喜ぶおせちを作りたいと考えて、ラインナップを増やしたり、スイーツを盛り込んだりして現在の形になりました。

お客様のニーズに合わせて複数ラインナップをご用意。

最初は4〜5人前の「博多」と「千代」の2種類のみご用意していましたが、お客様から「大きすぎて食べきれないので、もっと小さいサイズはありませんか?」というご連絡をいただきました。ボリュームもあって美味しいおせちを用意したら喜ばれると思っていたので、まさかの大き過ぎることに指摘があるとは驚きでした。しかしお客様のおっしゃることは確かでした。そこから生まれたのが1人前から選べる複数ラインナップのおせちです。正直申しますと、作り分けは製造部門に大きな負担になってしまいますが、お客様に喜んでいただけるならと思い、和食、洋食、少人数、大人数など、お客様のライフスタイルに合わせ対応できるおせちを開発いたしました。

地元福岡の地名にあやかったユニークな商品名。

博多久松は福岡の地で創業し30年以上経ち、今もこれからもこの地に根差して活動を続けてまいります。地元・福岡への感謝とこれからも末長くお世話になることの想いを込めて、おせちの商品名は福岡の地名にあやかったものにいたしました。この名付けは特に地元のお客様に好評で、やってみて良かったと思っております。

10年以上おせち通販を続けてきて、常に感謝していること。

一年の始まりの日には家族が集って、笑顔で食事することが大事であると私達は考えます。美味しいおせちを食べながら、家族と過ごす時間をぜひお楽しみください。

2004年から始めた通販でおせちを続けてきて10年以上が経ちました。小売りを始めて一番ありがたいことは「お客様からのご意見、ご感想を直接いただけるようになったこと」です。毎年お客様の声に耳を傾け、改善を繰り返していくことでより喜んでいただけるおせちになります。久松がいち製造メーカーでしたら絶対にたどり着けない、お客様と共に商品作りができていることを日々実感しております。これからも博多久松のおせちをどうぞよろしくお願いいたします。