薪割り機を選ぶ際は、破砕力とサイクルタイムの両方を考慮することが重要です。
破砕力が大きくなるほど割れる木の種類が増え、割れる丸太の直径も大きくなりますので、割りたい木に合わせて破砕力を選ぶといいでしょう。
一方、サイクルタイムは、薪を一度割るのにかかる時間を指し、短いサイクルタイムの機種を選ぶことで、作業効率を大幅に向上させることができます。
サイクルタイム | 手動式 | |||
8~10秒 | 12~15秒 | |||
破 砕 力 |
20- 30t |
|||
18t | ||||
15t | ||||
10- 12t |
プラウでは「エンジン式」「電動式」「手動式」の3種類を揃えています。
それぞれの特徴を理解し、使用環境や作業量に応じて最適なタイプを選びましょう。
ガソリンを燃料にして動くタイプ。
電源がなくてもどこでもパワフルな作業が可能です。
○メリット
・大型の木材を力強く割ることができる
・山間部や電源が確保できない環境でも場所を選ばずに作業できる
・短時間で効率的に大量の薪を割ることができ、作業時間を大幅に短縮
・プラウなら信頼性の高い国内有名メーカーホンダ・ヤマハエンジン搭載
×デメリット
・騒音が大きく、周囲への配慮が必要
・燃料補給が必要
・定期的なメンテナンスが必要
電源に繋いで使用するタイプ。静かで環境に優しく、手軽に扱えます。
購入前に、自宅のコンセントで使用できるか確認しましょう。
○メリット
・面倒な燃料管理は不要で、ほぼメンテナンスフリーで使用できる
・低騒音で住宅地でも使用可能
・排気ガスを全く排出しないため、屋内やガレージでも快適に使用可能
×デメリット
・コンセントに繋いで使用する必要があるため、電源のない場所では使用できない
人力で操作するタイプ。
燃料や電気を使わず、シンプルでコストを抑えた薪割りができます。
○メリット
・燃料費や電気代かからず、定期的なメンテナンスもほとんど不要
・エンジン式や電動式に比べ安価で購入できる
・騒音がなく、場所や時間帯を選ばずに使用できる
・斧よりずっと楽に薪を割ることができる
×デメリット
・体力を使うため長時間の作業には不向き
・大量の薪を割るには時間がかかる
薪割りをする際に、丸太を置く方向は重要なポイントの一つです。
立ったまま作業可能な横割り!
横割りは、丸太を水平に置いて割ります。
重い木材を横向きに乗せるには力が必要ですが、セットすれば安定した状態で作業を進めることができます。
腰に負担をかけたくない場合は、軽トラックの荷台を利用して玉木を乗せるともっと楽に作業を行えます。
最大破砕寸法とは機械が対応できる薪の最大の長さを指します。
安全かつ効果的に割ることができる薪のサイズの上限。
割りたい薪のサイズに合った機種を選ぶことで、スムーズに作業を進めることができます。
最大破砕寸法 | 型番 |
---|---|
610mmまで | |
570mmまで | |
530mmまで | |
500mmまで | |
450mmまで | |
390mmまで |
薪割り機には丸太に向かって刃が動くか押し板が動くか、という違いがあります。
多くの場合、大型機は刃が動く仕組みになっており、丸太に大きなパワーを一気に与えることが可能です。
一方、小型機では押し板が動く場合が多く、機体と刃を一体化させパワーを逃さないように工夫されています。
薪割り機を選ぶ際には、機能面にも注目しましょう。
用途に応じた機能を重視することで、自分にぴったりの薪割り機を見つけることができます。
住宅地での使用や音が気になる方に最適!
電動式はモーターの力でパワフルに薪を割ることができ、エンジン式に比べて騒音が少ないのが特徴です。さらに、ガソリンを使わないため、排ガスを気にせずガレージ内で作業できます。
手動式は電気やガソリンを必要とせず、音をほとんど発しません。レバーを使って力を加えるだけで、非常に静かに薪を割ることができます。
●パワフルさと静音性を両立させたい場合 : 電動式がおすすめ
●騒音を極力抑えたい場合 : 手動式がおすすめ
別売りの専用オプション取付で便利&作業効率アップ!
【 GLS12専用オプション 】
【 MS1500JE専用オプション 】
日本製にこだわった高品質ブランド!
鉞(MASAKARI)ブランドは、日本人に使いやすい薪割り機を開発するために、日本製を基準としています。
日本製の利点は、トラブル発生時に迅速な対応が可能で、細かな検証と改善が行える点です。また、高品質で故障が少ないため、安心して使用できます。鉞ブランドは、海外製にはない、日本人のための薪割り機を提供しています。