普段、大手ホテルにお納めしている
本物の一流ホテルのベッドや周辺寝具類を、
一台・一枚から、
一般のご家庭向けにもお届けしています。

ホテル業界ニュース

(2023年 6月 8日号)
■ホテルニューオータニ(都内千代田区)では8月1日より、さくらももこ原作の「コジコジ」とのコラボ宿泊プランを販売する。
メルヘンの国を舞台とする漫画「コジコジ」の世界観に浸ることのできるコラボルームが1日限定2室で登場。「コジコジ」初のコラボ宿泊プランを堪能できる。ここでしか見ることができない、同ホテルの制服を着用し、ホテリエに扮したコジコジと次郎コンビのオリジナル描き起こしアートを作成。また、録り下ろしのオリジナルボイスも特別に用意した。メルヘンの国ならではのおもてなしを客室で体験できるという。

■ホテルオークラ福岡(福岡市博多区)では、味の素AGFと協業し、コーヒーを抽出した後のコーヒー粉を活用したエコカップ「Coffeeloopカップ」を同ホテル2階「ビジネスサロン」で導入した。
「Coffeeloopカップ」は、4月よりアサヒユウアスが主体となり、賛同するパートナー企業とともに取り組む「Coffeeloopプロジェクト」の第1弾として、コーヒー抽出後のコーヒー粉(コーヒーグラウンズ)を活用し、開発した商品。同ホテルでも、レストランや宴会場で日々大量のコーヒーグラウンズが出ることから、副産物として活用できないかと考え、この取り組みに参画することにしたという。同ホテルから提供するコーヒーグラウンズのほか、味の素AGFの工場で商品生産の品種の切り替え時に生じる通常は廃棄となるコーヒー粉、間伐材の木粉、リサイクルポリプロピレンを混ぜ合わせ、アップサイクルする。カップの表面には、石川県の山中漆器の職人による「塗り」の技術によって表面にコーティングを施し、業務用食器洗浄機に対応する強度が維持されているという。今回、同ホテルでは、ビジネスサロンで従来使用していた使い捨ての紙コップの代わりとして「Coffeeloopカップ」を試験導入し、利用を促進することにより、企業としてサーキュラーエコノミー(循環型経済)の構築を目指す。

■新横浜プリンスホテル(横浜市港北区)では、雨が降ると朝食が無料になる宿泊プラン「Thanks for the rain 雨だからHappy!」を販売している。
地上約150m、42階の都市型高層ホテルの同ホテル。高層階の客室からは方角によって、富士山や横浜港、東京タワー、スカイツリーなどを見ることができる。今回、梅雨の時期にもホテルを楽しんでもらおうと企画。用意する客室は30階以上のデラックスキングルームとスカイビューダブルルームで、宿泊日の降水確率が70%以上の場合に翌日の朝食(3,000円)を無料で進呈する(降水確率は気象庁が11時に発表している神奈川東部エリアの情報)。梅雨の時期、景色が見れず残念な気持ちで帰ってもらうのではなく、少しでもhappyに過ごしてもらえる様、同プランを用意したという。

■(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画(大阪市北区)が着工した。
同物件は、三井不動産グループ初となる、分譲マンションとホテルの大規模複合開発。水都大阪を象徴する堂島川のリバーフロントという立地で、大阪の未来を担う革新的なプロジェクトになることを目指す。ホテルについては、三井不動産ホテルマネジメントが「三井ガーデンホテルズ」のプレミアシリーズとして運営、大阪府内で三井不動産グループが運営するホテルとしては「三井ガーデンホテル大阪プレミア」に続き、2施設目となる。場所は、JR各線「大阪」駅より徒歩11分、大阪メトロ四つ橋線「西梅田」駅より徒歩6分、大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋」駅より徒歩10分、JR東西線「北新地」駅より徒歩6分、京阪中之島線「渡辺橋」駅より徒歩3分の立地。付帯施設はレストラン、バー、ゲストラウンジ、フィットネスジム。建物竣工とホテル開業は2027年春の予定。

■ASAI京都四条(京都市下京区)がオープンした。
タイの不動産開発会社のデュシット・インターナショナルが、日本初上陸としてオープンしたライフスタイルホテルで、ブランド名の「ASAI(アサイ)」は、タイ語で「地元の人と共に生きる」を意味する言葉で、探究心旺盛な世代が地元の人のように過ごすホテルを目指し、「BE A LOCAL EVERYWHERE」をコンセプトに掲げる「ライフスタイル」ホテルブランド。共有スペースは「Eat(食べる)/Work(学ぶ)/Play(遊ぶ)エリア」で、京都の魅力を地元民のように満喫できる各種アクティビティを提供するとしている。同ホテルが仕掛けるアクティビティは、地元の人たちを巻きこんだユニークな内容で、他にはない唯一無二の体験だという。客室は、ダブル・ツインなど全114室。ダイニングやバーも兼ねた共有スペースのレストランバー「SOI GAENG ソイ・ギャン」は、京都に出現した小さなバンコク、本場タイ人シェフが作るタイのストリートフードの発信地として、カレーを中心に気軽なストリートフード・デザート・ASAIオリジナルカクテルなどを提供する。朝食付きプランでは、本場タイ人シェフが作るタイ料理・アメリカンブレックファースト・和朝食より選択可能。食べて、遊んで、京都ローカルと交流して、いつまでも居心地よく過ごせる空間だとしている。観光はスタッフの「コミュニティアンバサダー」がアドバイスする。場所は、京都市営地下鉄烏丸線「五条」駅より徒歩約4分・「四条」駅より徒歩約5分、阪急京都本線「烏丸」駅より徒歩約7分の立地。四条烏丸エリアの烏丸通りから一本中に入った静かな場所に位置し、徒歩圏内には錦市場もある。

■プレミアホテルーCABIN PRESIDENTー函館(北海道函館市)がオープンした。
「フォーポイントバイシェラトン函館」がリブランドしたもので、「プレミアホテルーCABINー」ブランドは、北海道で3軒、全国で6軒展開しており、食材や調理にこだわった朝食や、天然温泉とサウナ(札幌・旭川・帯広のみ)に定評があるという。CABINブランドの中でも上級クラスカテゴリーの「プレミアホテルーCABIN PRESIDENTー」は、大阪に続き函館が2軒目の展開となる。ホテル館内の設備及び、サービスの追加については、施設の立地や特徴を活かしたコンテンツの開発・改装案の検討を進めており、詳細が決定次第、発表するという。リブランドを記念し、朝食ブッフェでは、期間限定で国産牛のオリジナル特選ブランド「さくらビーフ」を使用したローストビーフも提供。シェフが目の前でカットするローストビーフには北海道産山わさびやホテル特製のソースを用意する。

■亀の井ホテルでは、オリジナルキャラクターの誕生を記念して、「お名前募集キャンペーン」を実施している。
全国に32施設を展開する亀の井ホテルの名称にちなんだかわいい「カメ」のキャラクターが誕生。温泉が大好きな親子3世代の幸せカメファミリーと、背中に温泉マークのあるカメの妖精。まだ名前が無いこのキャラクターにふさわしい素敵な名前を募集している。採用された人の中から抽選で2名に全国の亀の井ホテルで利用できる1泊2食付きのペア宿泊券をプレゼントする。また、同キャラクターをデザインしたTシャツや手ぬぐい、タオルやトートバッグなどのグッズも発売中。

■アパホテル&リゾート大阪梅田駅タワー(大阪市北区)に「BAR 17 CLUB(セブンティーンクラブ)」がオープンした。
同店は同ホテル3階に位置し、カウンター4席・テーブル13席、合計17席のホテルバー。世界で活躍する、プロアマ問わず背番号17番のスポーツ選手のユニフォームを展示したほか、300本以上のウィスキー、ブランデー・スピリッツ・ワインなどのボトルを取り揃え、世界で人気のカクテルや、評価の高いジャパニーズウィスキー、日本を感じるボタニカルジン等も提供するという。同ホテルは、大浴場・露天風呂「玄要の湯」、最上階の「ビックリマンプール」をはじめ、レストラン、カフェ、フィットネスジム、コンビニ、エステ、雑貨店など様々な館内施設を有しているほか、3階の直営レストラン&バー「ラ・ベランダ プレミア」では、地産地消を取り入れたリゾート色あふれる60種類以上のビュッフェをブランチ・ディナーに提供している。

■ホテルアラウンド高山(岐阜県高山市)が7月1日にオープンする。
チョイスホテルズジャパンが、独立系ホテルブランド「Ascend Hotel Collection」の日本における出店権を取得して運営する日本第1号店となるホテル。同ブランドは、アメリカのホテルチェーン「チョイスホテルズインターナショナル」が保有するブランドで、世界各地に330軒以上を展開している。宿泊体験を通じて、その地域にしかないローカルストーリーや魅力を感じられることを目指しており、ホテルには地域の魅力を落とし込んだデザインや、地域の歴史にまつわる物語が反映されたオリジナリティを取り入れているという。「ホテルアラウンド高山」は「旅人と飛騨高山のGOOD LOCALな出会いを紡ぐ」をコンセプトとしており、GOOD LOCALな出会いを提供する体験の一つとして、ホテル内には飛騨高山について紹介するカードを100枚陳列している。カードには飛騨高山の歴史や人、食などが描かれており、旅の目的や興味にあわせて集めることで、自分だけの旅のオリジナルガイドブックを作ることができる。

■voco大阪セントラル(大阪市西区)がオープンした。
運営はIHGホテルズ&リゾーツ(英国)。同ホテル周辺の大阪・京町堀エリアでは、古くは京都からの商人が市場を開き、歴史的に賑わってきた。同ホテルでは、かつてこの地にあった「京町ビル」で実際に使われていた外装レリーフや郵便受け、扉などを館内アートや外壁に再利用再構成することにより、大正時代に建てられた「京町ビル」の面影を残している。館内には、30平方m台を中心とした全191室の客室のほか、レストラン、カフェ&バー、フィットネスジム、ミーティングルームなどを設置。客室では、リサイクル素材を使用した寝具を採用、節水タイプのシャワーヘッド、竹素材の歯ブラシや櫛、木製のカードキー、ミニチュアボトルを採用しない植物由来のバスアメニティを採用するなど、環境に配慮した。「LOKAL HOUSE」と称したレストラン・カフェ&バーは、四ツ橋筋に面した1階・2階に位置し、臨場感あふれるオープンキッチンや暖かみのあるバーカウンターを設え、宿泊客だけでなく、地域に開かれた空間として展開する。グリル料理を中心に、1日を通して地元(ローカル)に根づく食文化や旬の食材をとり入れたクリエイティブなメニューを提供するほか、カフェ&バーでは、地元大阪のコーヒーやビールを提供するという。


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