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グランドプレミアムホテル

「ファイアブロッカー」仕様とは?

このマットレスは、日本のベッド業界で初となる、炎をシャットアウトする素材難燃繊維を主原料とする『ファイアブロッカー』をアウター(外層)に標準装備したマットレスです。

ファイアブロッカー

ベッドに必要な要素とは・・・寝心地??耐久性??デザイン??・・・
従来からベッドに必要と思われたいくつかの要素に加え、最近大切であると見直されてきた重要な要素があります。それは「安全性」です。

現在日本の火災件数は毎年6万件を数え、犠牲者の数も2,000人を超えています。防炎協会の住宅火災の実態(平成15年中)によると、「寝具」が着火物別死者数では157人と最も多く、カーテンやじゅうたんの様に法規制されている防炎製品と異なり、寝具類は自主規制されているのが現状なのです。

この「ファイヤーブロッカー仕様」マットレスは、2005年1月に防火基準を施行した米国カリフォルニア州(TB-603)の試験に合格したもので(全米規模でも2007年より施行)、通常仕様のインナー(内層)と炎を食い止める働きをするアウター(外層)があり、アウターは炎を防御・抑制するために「ファイアブロッカー」をキルトした層です。日本でも寝室火災に対する安全性への関心が高まり、マットレス購入の選択基準として、「ファイヤーブロッカー仕様」を装備したマットレスに対するニーズの高まりが予想されます。

着火実験してみると

  • 他社
    マットレス
  • 着火します

    着火段階1
  • 炎が上がります

    着火段階2
  • 燃え始めます

    着火段階3
  • 激しく燃えます

    着火段階4
  • 火災へと発展します

    火災イメージ画像
  • 「ファイアーブロッカー仕様」
    を装備したマットレス
  • 着火します

    着火段階1
  • 炎が上がります

    着火段階2
  • しかしそれ以上拡がりません

    着火段階3
  • やがて鎮火します

    鎮火イメージ画像
  • ファイヤーブロッカー仕様の場合、
    表面が焦げただけで済んでいます

    鎮火イメージ画像

ふたつの差は歴然です

1975年公開の米映画「タワーリング・インフェルノ」では、サンフランシスコの世界一の超高層ホテル「グラスタワー」が落成した日、発電機のショートから配電盤が発火、マットに移った火はその火勢をみるみる強めていきました。

※『ファイアブロッカー』は、家具設備等による火災に対する防災基準として、2005年1月米国内で初めて施行されたカリフォルニア州の法律(TB-603)をクリアしたもので、自然物質と素材難燃繊維をブレンドした米国のSerta社の開発品です。セルロースを主成分とするコットンなどの繊維に加え、後加工による難燃ではなく、繊維自体が燃えにくく、火種を取りさる自己消火する性能がある素材難燃繊維を混合しています。

素材難燃繊維は不活性物質で、酸素の供給を妨げる働きをします。マットレスの表面が部分的に着火した場合でも、コットンなどの自然物質への酸素供給を遮断し、その部分が炭化して鎮火します。 炭を作るときのように炎を出すことなく炭化させてしまいます。自然物質を混合することで、素材難燃繊維だけの時よりもより強固な炭素の膜となり、この膜でマットレス内部への炎の侵入と酸素の供給を遮断します。

この映画が公開された翌年、実際に米ラスベガスのホテルで犠牲者80名以上を出す火災事故が発生しています。そういった経験からも、米国ホテル業界では火災に対する防災意識は高く、米Serta社では、インテリア用品における防災上の施策のひとつとして「ファイヤーブロッカー仕様」を開発し、ホテルベッドの業務用としてだけでなく、一般家庭用ベッドの仕様としても採用される様になってまいりました。

「タワーリング・インフェルノ」ポスター