イタリアの名門タンナー「BADALASSI CARLO バダラッシ・カルロ社」が作り出すミネルヴァ・ボックスレザー。1000年以上の歴史を持つ「バケッタ製法」を用いて、たっぷりのオイルを長い時間かけて革に染み込ませて仕上げている。
「バダラッシ・カルロ社」は、”手間がかかりすぎる”という理由で職人がいなくなってしまった「バケッタ製法」を現代に蘇らせた。この製法は、原皮の不純物除去、皮のクレンジング、水分除去、植物タンニング、色染め、シュリンク加工・・・と通常の2倍以上の時間と手間がかかる。
「皮から革を作る仕事」をする職業を「タンナー」と言う。何も加工していない毛のついた皮を腐ったり固くならないように加工(なめし)して出来上がったものが、私たちがいつも目にしている革製品の材料となる。
たっぷりのオイルを染み込ませ、独特の揉み加工(シュリンク)を施して柔らかく仕上げることで生まれる「ミネルヴァ・ボックスレザー」。あなたの手の中でぐんぐん色合いに深みが増し革表面に光沢や艶が生まれる。
シュリンク加工による特徴的なシボ(凹凸)は、切り取る場所によって入り方が全然違う。シボが強く入っている部分もあれば、比較的少ない部分もあったり、とても表情豊か。
イタリアの老舗タンナー「CONCERIA WALPIER コンチェーリア・ワルピエール社」が手がける、上品な質感の「TUSCANY(トスカーナ)」と希少性の高い高級な革を使用した「BUTTERO(ブッテーロ)」の個性豊かな2種類のオイルド・レザー。