「発達障害は、 脳機能の障害」といわれています。※1
子どもへの愛情不足や、誤った子育て、学習によるものではありません。
発達障害は、お母さんの責任ではないものの、お子さまを幸せにできる人は、お母さんしかいないと…
私たちは、思っています。
発達障害と診断されたとき、誰もがうろたえます。
改善法を探して必死になります。
当時、NHKの子ども番組を制作していた、私たちも同じでした。
「発達障害は、改善できないのか?」
私たちは、子ども番組の制作で培った映像手法や映像科学を駆使して、映像教材を制作・販売しました。販売を通してユーザー・サポートを続けること約20年間。発達障害の子どもたちと、そのご家族と向かい合ってきました。
そんななかで私たちが確信したのは、映像教材は、視覚優位の子どもを「脳から変える」働きがあるということ。
幼児期の脳は、大胆に柔軟に変化します。映像という「見て学ぶ」教材から子どもたちは情報を吸収し、どんどん変わっていきました。さらに、脳の変化に欠かせないのが、お母さんの前向きな取り組みです。
改善が顕著な子どもたち。その子どもたちのお母さんに共通していたのは、熱意でした。
「自分の手で、必ず変えてみせる!」というお母さんの強い意志は、お子さまに自信と主体性をもたらし、脳の変化が目に見える反応として現れました。
「療育施設に預ければいい。言語聴覚士に任せておけばいい」というのでは、子どもが可哀想です。
社会に適応し、自分らしい道を歩む力は、お母さんの愛情に子どもが感応して育まれるものと私たちは感じています。
お子さまにとって、お母さんと一緒に学べる家庭療育こそが、最も安心して学べる環境であろうと思います。
お子さまの小さな変化を確かめながら、一歩いっぽ、成果を積み上げてください。
私たちは、できる限りのサポートをしてまいります。
スタッフ一同
※1「発達障害は、脳機能の障害」 参考文献:文部科学省 発達障害者支援法(平成16年12月10日 法律第167号)
【定義・第2条】この法律において「発達障害」とは、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるものをいう。