長崎発祥、卓袱料理のフルコースのなかの一品、
東坡肉(とんぽうろう)を 「もっと手軽に」「よりおいしく」
と願い、 “長崎角煮まんじゅう”の名で誕生させました。

第28回(平成9年)長崎県特産品新作展 最優秀賞受賞

長崎角煮まんじゅうの誕生

長崎独特の卓袱料理。そのフルコースのなかの一品、東坡肉(とうぽうろう)を「もっと手軽に」「よりおいしく」と願い、"長崎角煮まんじゅう"の名で誕生させたのは当店の初代、岩崎博孝です。
この"長崎角煮まんじゅう"を私たちは大切に育ててきました。
角煮に適した豚肉を、日本はもとより世界各国から探しました。求める豚肉は、餌、水などが良い環境であること、衛生面や安全性に優れていること。そのすべてをかなえたのが、チリの〔アンデス高原豚〕でした。
うまみ調味料を使わず、丹念に、時間をかけて「だし」のうま味を染み込ませ、その角煮をふわふわの生地に挟み込んでいます。

探し求めた豚肉
角煮まんじゅうのこだわり

探し求めた豚肉はここにあった

角煮に使用している豚肉は、特別に仕入れをしています。
かつては、様々な場所から仕入れた豚肉を使用していましたが、角煮として炊くと臭みが強く出てしまうことがありました。研究を重 ねた結果、2代目社長はメスの豚肉を使用することで臭みが出にくくなることを発見しました。 そこで、メスの豚肉だけを供給してくれる業者を日本中探し回りましたが、見つかりませんでした。
世界中を探し回り、ついに、チリにあるアグロスーパー社に出会いました。訪問・交渉を重ね、 10年かけてようやくメスの豚肉のみを供給してもらえるようになったのです。
現在は製法を見直し、メスの豚肉でなくても臭みを抑えて製造できるようになりましたが、 病原菌やウイルスの侵入が少ない地形が特徴のアンデス高原で、徹底管理された美味しい水や餌を食べて、のびのびと育った豚を 使用しています。

長崎の工場に届いた後も、工場内で異物混入を防ぐためにピンセットで 豚の毛や小さな骨などを徹底的に除去しています。そして、 赤身と脂身のバランスを判断した上で、1日におよそ角煮まんじゅう1万個分の豚肉を1つ1つ人の手でカットしています。

岩崎本舗独自の醤油
うまみ調味料不使用の味付け

角煮の味の決め手、秘伝のたれにはうまみ調味料を一切使っておりません! 以前は使用していましたが、改良を重ね、使用しなくても豊かな味わいを実現できました。 「どうすればうまみ調味料に頼らず、うまみを最大限に引き出すことができるのか?」
原材料もうまみ調味料を使っていない安心・安全なものに変更したいと考えた2代目社長は、長崎のチョーコー醤油と協力し岩崎本舗独自の醤油を生みだしました。
この醤油は、2代目社長が自分の舌で確かめて、完成させた醤油なのです!完成までにはなんと、2年もの歳月を要しました。

角煮って脂っぽいイメージがありませんか?
しかし、岩崎本舗の角煮は3日間かけて丁寧に脂抜きを行っているため、角煮まんじゅう1つあたり249kcalと意外に低カロリーなんです!(ご飯1杯分とほぼ同じ) …女性には嬉しいですね?

実は、脂抜きの際に出た脂は自家製ラードとして角煮まんじゅうの生地で活躍しているのです!
生地をこねるときに自家製ラードを使用すると、より保湿性があがるため、皮がふっくらと仕上がります!

ふわっとした食感の生地は、
秘伝の小麦粉配合
ベーキングパウダーは使っていません。

小麦粉は、言うまでもなく岩崎本舗独自の配合です。皆様の身近にあり、ふわふわに生地を膨らませることができるベーキングパウダー。 しかし、それを使用すると、生地が少し茶色に変色することがありました。 そこで、ベーキングパウダーなしでふわふわの白い生地をつくる小麦粉の配合を、5年もの歳月をかけて考え出しました。
気になるその配合は、社内でもわずか3人しか知らないという超極秘の内容!ふわふわにするために、季節や製造する時間帯を考えて水温や発酵時間なども細かく調整しています。

崎発祥、卓袱料理のフルコースのなかの一品、
東坡肉(とんぽうろう)を「もっと手軽に」「よりおいしく」
と願い、“長崎角煮まんじゅう”の名で誕生させました。

私たちが作っています。

おいしい角煮まんじゅうを作るために、手間暇を惜しまず、味や食感など機械に頼ることで商品の価値を落としてしまうような部分は、どんなに手間のかかる作業でも必ず人の手をかけて作り上げています。

食品衛生管理手法の国際規格、
SGS HACCPの認証を取得・継続。

2003年:食品安全のための予防システムHACCP(ハセップ:危害分析重要監視点承認制度)認証取得を前提としたレベルの工場を建設。
2004年:長崎角煮まんじゅうに対するSGS社のHACCP認証を取得し、現在も継続しております。
食品の安全性を更に高めるため、X線異物検出機の採用をはじめ何段階ものチェック体制等、徹底した管理強化を行っています。

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