スタットレスタイヤの寿命はいつ?

タイヤの豆知識

スタッドレスタイヤの寿命は溝の深さで決まる

スタッドレスタイヤの寿命としては、平均として約3年と言われています。
しかしすべてのスタッドレスタイヤがこれに該当するとは限りません。
基本的なチェックポイントとしては、溝の深さとゴムの柔らかさを調べることによって判断できるでしょう。
タイヤの溝の深さが半分以下になった場合に、スタッドレスとしての効果はなくなってしまいます。
つまり比較的新しい1年や2年目のスタッドレスであっても、溝の深さが半分になっていれば寿命ということになります。
溝の深さの見分け方としては、プラットホームと呼ばれるもので判断することができます。
スタッドレスタイヤの溝をよく見てみると、タイヤ 1周につき四つの出っ張りが確認できるでしょう。
この出っ張り部分をプラットホームと呼びますが、プラットホームの出っ張り部分と溝の深さが同程度になった場合には、溝の深さがそろそろ半分になっているというサインを表していることになります。

スタッドレスタイヤのゴムの柔らかさもチェックしよう

次にゴムの柔らかさについてです。
スタッドレスタイヤは製造されてから年数がたつにつれて、ゴムが硬くなるという特徴があります。
ゴムが硬くなってしまうと、雪や氷の上での摩擦性能がだんだん落ちてきてしまいます。
このゴムの柔らかさについては、素人がさわったり見た目だけで判断することはできず、一般的にはゴムの硬度計と呼ばれるものでタイヤの柔らかさを測定して判断する必要があります。
たとえ硬度計があったとしても、自分で判断することは難しいので、専門店などに行って経験豊富なプロにお願いすることによって、的確な判断をしてもらうことができるでしょう。
ゴムの柔らかさについては、保管状態が良ければ2年ほどは安全性が変化しないと言われています。
しかしここで注意したいのが、タイヤが作られてから2年程度ということであるため、使用し始めてから2年というわけではありません。
実際に使用していなくても、スタッドレスのゴムの劣化は進んでいくため、十分に注意する必要があるでしょう。

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