Joshin 試用レポート
渋いおじさん&エッチングパーツ付!ドイツ軽戦車 38(t)E/F型 を組み立てる
タミヤ 1/35 ドイツ軽戦車 38(t)E/F型 プラモデル
先日のフランス R35に続き、今度はドイツの38(t)の組立てと塗装を行ってみました!
車体と砲塔はリベット接合式、主砲には3.7cm戦車砲を備え、機動力にも優れた38(t)軽戦車です。
今回は組み立て編をお送りします。
ライター:ryous
タミヤ 1/35 ドイツ軽戦車 38(t)E/F型 プラモデル
【商品仕様】
・1/35スケール
・未塗装
・組立キット
車体全体に施されたリベット止めが特徴的です。
パーツはR35よりも多そうな印象ですが、完成サイズは全長132mm、全幅62mmと、大きさは同じほどです。
ニッパー、デザインナイフ、接着剤をご用意ください
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■ 用意する工具
ニッパー、ピンセット、接着剤、カッター、デザインナイフ、ハサミさあさっそく組み立てはじめましょう。
パーツの切り出しにはニッパーが必要ですが、今回もプラスチックがバターのように切れる、超音波カッターでパーツを切り取っていきます。
手が遅い自分でもサクサク切り出すことができるので、1度使うと手放せません。
本キットにはエッチングパーツが含まれておりますので、デザインナイフもご用意ください(ない人はページの下記にございます)。
あとは接着剤もご用意ください!
車体の下部・上部を組み立て
車体下部を組み立て、上部を取り付けます。
説明書を見ながら、パーツを番号の順番で取り付けます。
やっぱり履帯が無いとほっそりした印象ですが、R35よりかは車内が広そうです。
リヤパネルの取り付け
車体を組み立てたら、リヤパネルを取り付けます。
そしてなんと本キットは、ディティールをグッとアップしてくれるエッチングパーツ付き!
実はエッチングパーツを扱うのは、はじめてです。
カッターなどで切り取ってください。
切り出しはデザインナイフで問題無さそうだったので、平らなところに置き、刃をまっすぐに押し当て、ぶしっぷちっと切り出し!
キレイにカットできました。
接着は瞬間接着剤を使います(久々に使ったので、フタががちがちに固まって悪戦苦闘)。
プラスチックでは表現しきれない、エッチングパーツならではの繊細なディテールがテンション上がりますね!
ホイールの取り付け
足回りを組み立てていきます。
ホイールやらなんやらがいっぱいで、ニッパーで切り出すとなるとなかなか骨が折れる作業なのですが、こういった場面で超音波カッターは活躍します。
ランナーを回転させつつ、パーツをすっすっと切り離し、ジャーン!気持ち良い!
パーツを車体に取り付けて、次は履帯です!
履帯の取り付け
履帯パーツも超音波カッターで次々に切り出していきます。
取り急ぎ全部切り出してみましたが、まさかあんなことになるなんて・・・
パーツを一気に切り出すという横着の結果…
前回のR35は、ホイールへ取り付けなから組み立てたのですが、今回は履帯を先に組み立て、あとからホイールへ取り付けをする事にしました。
・・・・!? なんかめっちゃ余る!
不必要なパーツを使って組み立てている事が判明
接着もまだ乾いていないので、1回外して説明書を見ながらひとつひとつ再組立…犯人はお前か!
ランナーから一気に切り出したので、使用しないパーツも混じっていました。
修正を行い無事組みあがり、反対側も履帯から組み立てて…今度はキレイに一発でできました!
前面装甲板を取り付ける
前面装甲板を取り付けます。
車体機銃の有無が選べるので、今回は機銃有りで組み立てます。
機銃は可動式のため、説明書には機銃の部分に接着剤を付けないよう記載があります。
接着剤はしっかりつけましょう
あれなんか落ちてる!?
エッチングパーツがはずれてる!!いつからだったのだろう…画像を見返したら、履帯を取り付けてるときにはもう外れていたようで。
接着剤は点付けだったので、落ちてしまったようです。
今度はしっかり接着剤をつけて、落ちないようにキッチリ装着。
車体部品や砲塔を取り付ける
雑具箱や車体部品を車体に取り付け、砲塔も組み立てて取り付けます。
砲塔の戦車砲も可動式ですよ!
さぁ、これで車体は完成!
フィギュアも組み立て、車体へ取り付ければ完成です!
コマンダーのおじさんめちゃくちゃイケメンです。イケオジです!
まとめ
パーツを組み間違えたり、接着できていなかったりとハプニングもありましたが無事組みあがりました。
前回のR35がまるっこいフォルムであったのに対し、今回の38(t)は角ばっていて「キリッ」とした印象です。
塗装もキリッと決まればよいのですが・・・次回の塗装編もお楽しみに!
2020.09.30 (ryous)