2021.06.04
Joshin 試用レポート
タミヤ 1/35 ドイツ軽戦車 38(t)E/F型を塗装する
タミヤ 1/35 ドイツ軽戦車 38(t)E/F型 プラモデル
前回、イケオジ付きドイツの軽戦車 38(t)の組み立てを行いました。
エッチングパーツも含まれていてディティールの良い38tを、より味のあるものにするために今回は塗装をしていきます!
ライター:ryous
タミヤ 1/35 ドイツ軽戦車 38(t)E/F型 を塗装しよう
【今回使用した塗料】
タミヤカラー ダークシーグレイ/フラットブラウン/フラットブラック/フラットレッド/フラットアース/フラットフレッシュ
スミ入れ塗料 ダークブラウン/エナメル塗料(補正用に使用)
それでは塗装していきましょう!
前回塗装したフランス軽戦車 R35には迷彩塗装がありましたが、今回は迷彩塗装が無いので少し気が楽です!
今回もまたタミヤのアクリル塗料を使用して、筆塗りペイント!
ダークシーグレイを全体に塗っていきます。
成型色と似ているので、写真だと分かりづらいかもしれません。
エッチングパーツの部分って、このまま塗って良いものなのか…。
プライマー(塗料を載せるための下地素材)がいるのかな…と思いつつ、試しにそのまま塗装してみると、しっかり色が乗りました!
触った感じ、完成後に色が剥がれやすいかもしれません。
全体にダークシーグレイを塗り終えたところでデカールを貼り貼り。
位置がずれたり、やぶれたり、シワになったり、割と失敗のフルコース!
さらに色を重ねていきます。まずはフラットブラウンでマフラーを塗り塗り。
違う色が入るとちょっとテンションが上がります。
足元へと移りましょう。
履帯はフラットブラックで塗りつつ、色気が欲しかったのでフラットレッドを軽くゴシゴシ。
車輪にも色が付いたけど気にしません。
さあここでエナメルのスミ入れ塗料の登場です!
自分もはじめてつかってみます。
スミ入れ塗料は、パネルライン(凹モールド)に、下地のカラーよりも暗い塗料を流して立体感を強調できる塗料で、フタに筆がついています。
薄めたりする必要がないので、早速そのまま隙間に流し込んでみると…ホントだ!ディテールが強調されて立体的になった!
デカールの色味を馴染ませるため、全体にもスミ入れ塗料を塗ってみようと思います。
付属の筆だと細すぎるので、大きめの筆を用意。
やりすぎたかなーというところは、すぐ拭き取るか、エナメル塗料X-20をふくませた綿棒などで軽くこすると、落とすことができます。
あとは各隙間や、全身のリベット全てにスミイレ塗料をちょんちょんして立体感をだしました。
フラットブラウンで錆表現をしていきたいと思います。
やりすぎたらベースのダークシーグレイを塗りなおし、スミ入れをしなおします。
フラットアースとフラットフレッシュで砂埃も表現。どんどん戦車らしくなってきた。
結果、全体的にやりすぎました!
ここも塗りなおして修正。
ウェザリング楽しいですね!止めどきがわかりません。
フィギュアも塗っていきましょう。
ベースはフラットブラック、そのあとフラットレッド(ブレててスイマセン…)を軽く塗ります。
自分の好きな立ち上げ方です。
ダークシーグレイで上着を塗り、ズボンはフィールドグレイ。
靴はつやありブラウン、肌はフラットフレッシュで塗っていきます。
ここでもスミイレ塗料使ってみます!
全身に軽くしゃばしゃば・・・瞳を描かなくてもそれっぽくなりました!
光のあたるところを、各色塗りなおし明るくして仕上げ!
いや、かっこいいですね38(t)!
小さいのにちゃんと戦車しているところがステキ!
全体的に汚しすぎた感がありますが、楽しかったです!
まとめ
車体の付属品などの塗り分けはしなかったですが、雰囲気ばっちりに仕上がりました!
ベース色は ダークシーグレイ1色で塗りわけもそこそこに、自分の好きな作業のウェザリングにすぐにとりかかれたのも、最後まで楽しく完成させられたポイントです。
今回使ってみたスミ入れ塗料も、あまりの威力に虜になるほど。今後も絶対使おう。
隙間にツツーッと流れていく様も気持ちが良いです!
匂いはきつめ(ガソリンのような香り)なので、換気はしっかりしておきましょう。
迷彩塗装も無く、塗装初心者でもとっつきやすい印象でしたので、プラモデル塗装をはじめようと考えている方にもおすすめです! 2021.06.04 (ryous)