2022.08.13

Joshin 試用レポート

「日本おもちゃ大賞2022」コミュニケーション・トイ部門 大賞受賞!頭脳をフル回転で遊べ!メガハウスの3D立体オセロをやってみた。

メイン画像メイン画像
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メガハウス 3D立体オセロ

オセロが立体に進化した?!
「メガハウス 3D立体オセロ」は、死角になっている裏側から思わぬ攻撃がやってくる画期的なオセロである点が高く評価され、「日本おもちゃ大賞2022」コミュニケーション・トイ部門の大賞を受賞しました!

通常のオセロはやったことがありますが、3D?立体?筆者の知っているオセロとは一味違いそうなので、頭脳をフル回転させてやっていきたいと思います! ライター:とらきち

メガハウス 3D立体オセロ

  • 小ぶりなパッケージ
    小ぶりなパッケージ
  • 盛りだくさんのセット内容
    盛りだくさんのセット内容
セット内容本体・立体盤(小)・立体盤(大)・ゴムパーツ8個+予備・オセロ石96個(予備含む)・シール・オセロ石収納袋・取扱説明書
サイズ(約)W270×D270×H92mm(本体サイズ・オセロ盤組立最大時)

パッケージは思いのほか小ぶりですが、中身は盛りだくさんです。
立体盤を使わなければ、通常のオセロとしてもプレイできます。

セット内容を確認

  • オセロ石96個(予備含む)
    オセロ石96個(予備含む)
  • 立体盤(小)(大)・ゴムパーツ8個+予備・シール
    立体盤(小)(大)・ゴムパーツ8個+予備・シール
  • オセロ石収納袋・取扱説明書
    オセロ石収納袋・取扱説明書

オセロ石は予備を含めて96個あり、ランナーと呼ばれるワクから切り離す必要があります。
切り離したらオセロ石収納袋を使って、無くさなように気をつけましょう。
自分のお気に入りの袋や箱に入れて保管するのも良さそうですね。
使う立体盤の組み合わせによって、使用するオセロ石の最大数は変わります。

立体盤は小と大があって、ゲームでは大の上に小をおくのもありです。
それぞれの側面に貼るシールと、裏側につけるゴムパーツがあります。
ゴムパーツの予備も無くさないように注意しましょう。

両面の説明書で丁寧に解説してくれています。

準備をしよう

オセロ石:素手で切り離せます

  • つまんで回転させると切り離せます
    つまんで回転させると切り離せます
  • ランナー部分がとがって残る場合もあります
    ランナー部分がとがって残る場合もあります
  • 気になったらニッパーなどで切り落としましょう
    気になったらニッパーなどで切り落としましょう

オセロ石をランナーから切り離していきます。
指でつまんで回転させるとカンタンに切り離すことができます。
切り離した時、オセロ石側にランナー部分が残ってしまう場合がありますので、気になる方はニッパーなどで切り落としましょう。

立体盤シール:貼る位置は必ず確認

  • 立体盤の側面シールは位置を合わせて貼る
    立体盤の側面シールは位置を合わせて貼る
  • 角部分のマークが一致するように貼りましょう
    角部分のマークが一致するように貼りましょう

立体盤の側面にシールを貼ります。
ポイントは、立体盤のつめ部分とシールのへこみ部分を合わせることと、立体盤の角部分のマークを一致させることです。

立体盤ゴムパーツ:滑り止め

  • 立体盤の裏にはゴムパーツをつける穴があります
    立体盤の裏にはゴムパーツをつける穴があります
  • ゴムパーツをつけるとこんな感じ
    ゴムパーツをつけるとこんな感じ

立体盤の裏側にゴムパーツをつけましょう。 さしこむだけでカンタンにつけられます。

立体盤ルール

おき方:立体盤の配置ルール

  • マークの位置関係を合わせる
    マークの位置関係を合わせる
  • OK:立体盤をまたいで同じ色の線がつながってる
    OK:立体盤をまたいで同じ色の線がつながってる
  • NG:立体盤をまたいで同じ色の線がつながっていない
    NG:立体盤をまたいで同じ色の線がつながっていない

立体盤のおき方にはルールがあります。
本体と立体盤の角に付いているマークの位置関係を合わせること。
画像のように、本体の左上に三角のマークがあれば、立体盤も三角のマークが左上にくるようにおきます。
あとは上から全体を見て、本体と立体盤が赤い線と青い線でつながっていればOKです。

はじめ方:オセロ石の初期配置

  • 初期配置OK:中央に4個・右上黒石
    初期配置OK:中央に4個・右上黒石
  • ゲームをはじめる時は、通常のオセロと同じようにオセロ石を中央に4個おきます。
    黒石は、プレイヤーから見て右上におくのが決まりというのを初めて知りました(汗)。

  • 初期配置NG:中央に4個おくと段差ができる場合
    初期配置NG:中央に4個おくと段差ができる場合
  • 初期配置OK:同じ平面上にあり、中央から1番近い@
    初期配置OK:同じ平面上にあり、中央から1番近い@
  • 初期配置OK:同じ平面上にあり、中央から1番近い➁
    初期配置OK:同じ平面上にあり、中央から1番近い➁

立体盤の関係で、最初のオセロ石をおくのに段差ができてしまう場合は、ズラして4個のオセロ石が同じ平面上にくるようにしてください。
この時、中央から1番近いところにおきます。
スタート位置が微妙に変わりますので、同じ立体盤のおき方でも戦い方が変わってきそうです。

はさみ方:立体盤が関わる時のOKとNG

OK例

  • 青い線でつながっているのではさめます
    青い線でつながっているのではさめます
  • まっすぐと側面は線がつながっていなくてOK
    まっすぐと側面は線がつながっていなくてOK

立体盤をナナメにまたいではさめるのは、「同じ色の線がつながっているマス」というのがルールです。
通常のオセロとは違うはさみ方ができるので、攻め方や守り方に変化が生まれます。

立体盤をまっすぐまたぐ場合は、線がつながっている必要はありません。
立体盤の側面もそのままはさむことができます。

NG例

  • NG@:線はつながっているが二又に分かれている
    NG@:線はつながっているが二又に分かれている
  • NG➁:線が途切れている
    NG➁:線が途切れている
  • NGB:つながっている線の色が違う
    NGB:つながっている線の色が違う

画像は立体盤をまたいではさむ時のNG例です。
NG@のように赤い線でつながっていても、二又に分かれる場合ははさむことができませんし、NG➁のように赤い線が途切れている場合もはさめません。
NGBのように1本の線でつながっていても、色が違う場合(下が青で上が赤)ははさめません。

このようなルールが、実際にゲームをしていると効果を発揮してきます(後述)。

スタッフと対戦してみた

中央に立体盤を2つ重ねたフィールド

  • 立体盤(大)の上に(小)をのせてスタート
    立体盤(大)の上に(小)をのせてスタート
  • 今回筆者と対戦してくれるのは、スタッフの"みにとまる"。
    「オセロは何回もやったことありますし、カンタンには負けませんよ!」とのことなので、相手にとって不足なし!
    ちなみに筆者は何となくでしかオセロをやってこなかったので、自信はまったくありません。
    しかし、これは通常のオセロではない。
    「3D立体オセロ」なんです!
    通常のオセロがうまくなくても、何とかなるかもしれません。
    ではさっそく、立体盤を中央に重ねてゲームスタートです!

    先攻:みにとまる(黒石)
    後攻:とらきち(白石)

    この対戦でのオセロ石使用最大数:88個

ゲーム開始:お互い探り探り

  • 本体を回して全方位確認
    本体を回して全方位確認
  • 持ち上げてマスの線の色と向きを確認
    オセロ石を持ち上げて線の色と向きを確認

立体盤を使った場合のはさみ方を確認しながら進めていきます。
座ってプレイすると、確かに向こう側が見えない。
本体を回して確認してよいことにしました。ぐるぐる回して慎重に確認します。

初めの内は側面のマスの存在を見落としたり、側面におかれたオセロ石をひっくり返す時に落としたりしてしまいました。
盤とオセロ石がマグネット式だったらな・・・
慣れない内は、オセロ石がおかれたマスの線の色と向きを確認するのに、石を持ち上げて確認していましたが、持ち上げなくても隙間から確認できたり、少しズラすだけでわかることに気付きました。

ゲーム中盤:ひっくり返し返され

  • 立体盤をまたいで白が攻撃
    立体盤をまたいで白が攻撃
  • 「はさみ方NG@と➁」により白は角が取れない
    「はさみ方NG@と➁」により白は角が取れない
  • 一進一退の攻防 黒が優勢か
    一進一退の攻防 黒が優勢か

ゲームが進むと、立体盤を活用する場面が増えてきます。
「ここにおいたらこんなにつながってひっくり返せるやん」など見つけて打っていくと、相手も同じように打ってきて、「そんなところあったんや」と思わされる繰り返しです。
どこから攻撃されるか把握しきれません(汗)。

立体盤のルールで悔しい思いもしました。
角が取れると思ったら、はさみ方のルールにより角が取れないことに。
これまた難しい・・・。

一進一退の攻防が続き、どちらが優勢かわからない状態が繰り返されました。
立体盤には側面の部分があるので、一目では戦況がわかりづらいというのも面白いポイントですね。
ドキドキ感が味わえると同時に、頭を使う楽しさが湧き上がってきます。

ゲーム終盤:焦って打ちにいくと・・・

  • 白がおけないだって?!
    白がおけないだって?!
  • 決定的な一手もなく、石の取り合いが続くのに焦った筆者が罠を仕掛けると・・・
    筆者が見落としていた所を"みにとまる"に攻撃され返り討ちに。
    角を取られてしまった(涙)。
    ここから筆者は防戦一方になり、2つ目の角も取られてしまう始末。
    ついには、白石をおけない状況になってしまいました(画像の場面)。
    逆転の望みはあるのか?
    残りあと数手。

    勝負の行方は!

ゲーム結果:1時間半の激闘の末・・・

  • 白石24個 黒石64個 みにとまるの圧倒的勝利
    白石24個 黒石64個 "みにとまる"の圧倒的勝利
  • 結果は24対64で、筆者の大敗。
    途中まではドキドキワクワクするようないい勝負だったので、罠を仕掛けた筆者の一手が悔やまれます。
    立体であるからこそ先読みする要素が多く、足元の危険を見落としてしまったようです。
    冷静に見ていれば返り討ちにされるのに気付けたのかもしれません。
    これも3D立体オセロの面白さの1つですね。
    自分と対戦相手では見えている場面に違いがあるということ。
    通常のオセロよりも打つパターンが多種多様なので、本当に頭脳はフル回転です。
    ここに打てば相手はこうしてくるだろうと先読みしても、自分ではまったく意識していない所に打たれたりします。

    次は立体盤の位置を変えてリベンジしたいです。

まとめ

3D立体オセロはめちゃくちゃ楽しめました。
頭は使うし、どこから攻撃されるかわからずドキドキするし、勝負の行方が最後までわからないので、プレイ中ずっと盛り上がります。
立体盤のおく位置を変えることで、いくつものパターンで対戦できるのもいいですね。
1回やるとクセになって、何回でもプレイしたくなります! 2022.08.13 (とらきち)

スタッフが使ってみました

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