2021.08.27

Joshin 試用レポート

0.05mmの深剃りができて肌にもやさしい! 新しいブラウン シリーズ9とシリーズ8を体験

メイン画像
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ブラウン メンズシェーバー シリーズ9&シリーズ8

ブラウンのメンズシェーバーの最高峰モデルである「シリーズ9」がリニューアル。
新しいプロブレードや究極の密着性により、極限0.05mmまで一瞬で深剃りができ、肌にも優しく、夕方までヒゲが気にならないという。本当なのか。
同時にリニューアルをしたシリーズ8と共に、スタッフにヒゲを剃って確かめてもらおう。 ライター:ぴよこ

ブラウン メンズシェーバー シリーズ9&シリーズ8

  • ブラウンの新しいシリーズ9
    ブラウンの新しいシリーズ9
  • シリーズ8もリニューアル
    シリーズ8もリニューアル
  • スタッフに実際に剃ってもらおう
    スタッフに実際に剃ってもらおう

刃の構造や肌への密着システムにより0.05mmの究極の深剃りができるという、新しくなったブラウンのトップモデル『シリーズ9』と『シリーズ8』。
それだけの深剃りができると肌への負担が心配になるが、音波振動テクノロジーによって肌への摩擦を軽減し、肌にやさしいシェービングも行えるのだ。

2つのシリーズの大きな違いは刃の数。
シリーズ9は4枚刃、シリーズ8は3枚刃のヘッドで、シリーズ9は4モデル、シリーズ8は2モデルに分かれている。
モデルで何が違うのかというと、付属するアイテムが少々異なり、その違いは下記でまとめてみた。
見た目やサイズ、重量、機能はほぼ同等だが、充電ケースが違っていたり、洗浄機の有無でラインナップが選べるようになっている。

シリーズ9とシリーズ8の種類とスペック

シリーズ9 Pro シリーズ8
9477cc 9467cc 9450cc 9415s 8463cc 8417s
本体サイズ(幅×奥行×高さ) 6.6×4.4×16.8cm 6.6×4.4×16.8cm
重量(約) 215g 215g
刃の種類 往復式・4枚刃(5カットシステム) 往復式・3枚刃(4カットシステム)
充電時間(約) 1時間 1時間
連続使用可能時間(約) 60分 60分
電源方式 充電式 充電式
風呂ぞり対応
表示 充電カウントダウン
洗浄タイミング
替刃交換タイミング
付属品 洗浄器 - -
洗浄液
充電スタンド - -
ケース 充電トラベルケース レザーケース ソフトケース ソフトケース
ブラシ
専用コード

シリーズ9とシリーズ8の刃の特徴

  • シリーズ9は4枚刃(5カットシステム)
    シリーズ9は4枚刃(5カットシステム)
  • シリーズ8は3枚刃(4カットシステム)
    シリーズ8は3枚刃(4カットシステム)
  • 刃は内・外が一体型で1度でまるごと交換
    刃は内・外が一体型で1度でまるごと交換

シリーズの特徴である“0.05mmの深剃り”の訳を知るべくヘッドに注目。
まず両シリーズの共通点は、外側上下のディープキャッチ網刃だ。
従来からのブラウン独自設計の刃で、濃いヒゲも極限の深剃りができると定評の刃。
刃はどちらも内刃と外刃が一体の、ヘッドの両側面を押せば着脱ができる、交換が簡単なタイプ。

  • マイクロスコープでみた刃。確かに幅が広くなっている
    マイクロスコープでみた刃。確かに幅が広くなっている
  • そしてシリーズ9には新“プロブレード”が配置し、従来のシリーズ9よりも35%広く、30%薄くなったことで、剃り残しがちな寝たヒゲもより効率的にカットできるようになった。
    肉眼でも違いが分かるが、マイクロスコープで大きく拡大してみると、刃の凸凹の間隔が狭くなり、中央の開きも広くなっているのがわかる。

    シリーズ9の新“プロブレード”の隣にはくせヒゲキャッチ刃が配置し、あらゆる方向のくせヒゲを逃さずカットする。
    シリーズ8の中央には「高速振動トリマー刃」が配置されており、くせヒゲや特にあご下などコンパクトなヘッドで細かい部分までカットする。

新ブレードと密着ヘッド実験

  • ヘッドは上下に大きく動く
    ヘッドは上下に大きく動く
  • 【動画】凹凸にもしっかり密着
    【動画】凹凸にもしっかり密着
  • 【動画】
    【動画】音波振動だから肌への摩擦も軽減

両シリーズとも、顔の凹凸にもしっかり密着するPROスイング密着システムと音波振動により、肌への摩擦を軽減し、深剃りをしながらも肌に優しく剃れる。
上下に20°動く首振りヘッドは、手の動きに合わせてもしなやかにカーブする。
凹凸のある装置の上で、ヒゲを剃るイメージでシェーバーを動かしてみると、しっかり凹凸に沿うようにヘッドがクルッと動く。
比較用に使ったシリーズ6もよく密着していたが、シリーズ9は面に押し付ける力がさらに軽い。

新搭載のシェーバーヘッドのロックスイッチ

  • 新搭載のヘッドロックスイッチ
    新搭載のヘッドロックスイッチ
  • 【動画】指で動かせばカチカチッとヘッドが動く
    【動画】指で動かせばカチカチッとヘッドが動く

シリーズ9はブラウンのメンズシェーバーで初のシェーバーヘッドのロックスイッチを搭載。
普段は滑らかに無段階で動くヘッドを、電源ボタンのすぐ上のスイッチを切り替える事で動きを固定でき、クセのあるヒゲなどもピンポイントで剃りやすくなった。
キワぞり用ヘッドを使用すれば、もみあげや長いヒゲのトリミングも可能。

各シリーズの付属品

シリーズ9の付属品とケースの違い

  • シリーズ9 本体
    シリーズ9 本体
  • キワゾリ刃
    キワゾリ刃
  • 底部の充電端子
    底部の充電端子
  • 9477ccのセット
    9477ccのセット
  • 9467ccのセット
    9467ccのセット
  • 9450ccのセット
    9450ccのセット
  • 9415sのセット
    9415sのセット

改めてシリーズ9の4つのタイプを見ていこう。
9477cc・9467cc・9450ccにはアルコール洗浄機とカートリッジ1個が付属し、9415sには設置面積が小さく、本体をまっすぐ立てられる充電スタンドが付属。

9477ccのみ充電トラベルケースが付属

  • 9477ccに付属の充電トラベルケース
    9477ccに付属の充電トラベルケース
  • 内側に電源と充電残量ランプ
    内側に電源と充電残量ランプ
  • フタをしても状態が見える
    フタをしても状態が見える

9477ccに付属する充電トラベルケース。
サラリとしたレザーのような上質な触り心地でガッチリとしている。
上部に付属の充電ケーブルを差し込む端子があり、ケーブルを使ってケースに充電を行えば、ケースだけで本体の充電が行える。
ケースの充電時間は約1時間。

ケース内側上部に充電ランプと電源ボタンが配置。
ケースのフタを閉じたままでも充電状況が確認できる窓付き。

他の付属のケース

  • 9467ccのレザーケース
    9467ccのレザーケース
  • 9450cc・9415sのケース
    9450cc・9415sのケース
  • 無駄のないピッタリとした設計
    無駄のないピッタリとした設計

9450cc・9415sのケースはカジュアルなファブリック製で、9467ccはより頑丈で高級感のあるレザー製。
どちらも本体がケースにピタリと収まり、無駄な空間がない。
充電トラベルケースは充電装置が内蔵されているのでケース自体がやや大きいが、こちらは荷物のかさばりが抑えられて、持ち運びやすいサイズ。
ただしケースには本体しか入らないので、あらかじめ充電を行って持っていくか、充電ケーブルは別に持ち運ぶ事になる。

シリーズ8は2つのモデルより選べる

  • 8463ccのセット
    8463ccのセット
  • 8417sのセット
    8417sのセット

シリーズ8は洗浄機付き(8463cc)か、充電スタンド付き(8417s)の2タイプ。
どちらもファブリック製ケースが付属する。
ボディの形状はシリーズ9とほぼ同じだが、ヘッドロック機能は非搭載。
本体カラーは8463ccがネイビー、8417sはシルバーとなる。

本体は水洗い可能

  • 100%防水設計
    100%防水設計
  • アルコール洗浄機ならもっと清潔
    アルコール洗浄機ならもっと清潔
  • 小さくて置きやすい充電スタンド
    小さくて置きやすい充電スタンド

どちらも100%防水設計で風呂場で使え、使用後は水洗いが行える。
アルコール洗浄機が付属するモデルなら、本体を差し込むだけで洗浄〜充電が行える。
9415s、8417sは充電スタンドのみ。
まっすぐ立てられて設置面も小さいので、ケーブルを使わず収納スタンドとしても便利。

99.9%除菌ができるアルコール洗浄液で皮脂もスッキリ

  • アルコール洗浄液でヒゲくずも皮脂も落とす
    アルコール洗浄液でヒゲくずも皮脂も落とす
  • ニオイを取り、切れ味も保つ
    ニオイを取り、切れ味も保つ

肌に密着させて使うシェーバーは、ヒゲクズの他に皮脂も付着する。
皮脂は刃の切れ味を悪くするだけでなく、ニオイの原因にもなり衛生的にも悪い。
付属の洗浄機は水道水で洗うより10倍衛生的なアルコール洗浄機で、ヒゲくずを落としながら99.9%の除菌ができる。

皮脂と同じ油性のインクにアルコール洗浄液を垂らすと…?

  • アクリルパネルに油性マジックで線を書いて
    アクリルパネルに油性マジックで線を書いて
  • アルコール洗浄液を垂らすとスーッと溶けた!
    アルコール洗浄液を垂らすとスーッと溶けた!

“皮脂”というのは体の油、いわゆる油性物。
皮脂と同じ油性のマジックで線を引いたアクリル板にブラウンの洗浄液を垂らすと、油性マジックは溶けるかのように流れおちる。

油分に強いアルコールで洗浄をすれば、刃についた皮脂もキレイに落とす事ができる。
洗浄機は仕上げに潤滑化もするので、次に使う時には新品同様の剃り心地で気持ちよく剃れる。
デイリー使いもよし、普段は水洗いで定期的なメンテナンスとして洗浄機を活用するのにも便利。

男性スタッフがシリーズ9・シリーズ8を体験!

とうふ『軽く当てても深剃りができている。肌がピリピリしない!』

  • 顔の左をシリーズ9、右をシリーズ8で剃ってもらう
    顔の左をシリーズ9、右をシリーズ8で剃ってもらう
  • 【動画】とうふが剃る様子
    【動画】とうふが剃る様子
  • 「やっぱりシリーズ9の方が深剃りですね」
    「やっぱりシリーズ9の方が深剃りですね」

スタッフ:とうふ
普段のシェーバー:ブラウン シリーズ3(3枚刃)
ヒゲの量・かたさ:多い・濃い

シェーバーの試用レポートのたびに駆り出される、ヒゲ濃いめスタッフ代表“とうふ”には、半顔ずつでシリーズ9(左)、シリーズ8(右)を剃ってもらった。
普段はかなり以前のブラウンの3枚刃を愛用しているので、シリーズ8でも「おお!剃れるぞ!?」と感動し、新シリーズ9は「それほど力を入れていないのにジョリジョリ剃れる!」と興奮。

普段のシェーバーは肌にグッと押し付けて剃る必要があるが、この新シリーズ9では軽く肌に当てるだけ。
少々クセのある生え方のヒゲもかる〜く撫でるようにすると面白いくらい剃れたという。
軽く当てているだけなので、剃った後の肌のヒリヒリ感は皆無といって良く、それでもしっかりとヒゲは剃り上がった。

「綺麗に剃れたぞ!」と思ったシリーズ8で剃った後に、シリーズ9を軽く肌に撫でるように当てると「チョリチョリチョリ...」と剃り残しを発見。
力要らずの深剃りで、肌にも違和感を感じさせない事に驚きと感動を覚えていた。

なかにん☆『1週間伸ばしたヒゲを剃っても肌のヒリヒリが少ない』

  • なかにん☆は1週間伸ばしたヒゲを剃る
    なかにん☆は1週間伸ばしたヒゲを剃る
  • 【動画】ヒゲを剃る様子
    【動画】ヒゲを剃る様子
  • 「は〜スッキリした!ヒリつきは少ないですね」
    「は〜スッキリした!ヒリつきは少ないですね」

ブログ用ネーム:なかにん☆
普段使ってるシェーバー:5枚刃のT字カミソリ / ブラウン3枚刃 3010S-BT
ヒゲの量・かたさ:少し多め・少し硬め

T字カミソリが1番肌に合うので、それと比べると使い心地は劣るけど、普段使用しているブラウンのシェーバーと比較すると全然違う。
ヘッドの動き等はこちらが断然いいし、肌にも優しいし、深剃りも出来ている。
シェーバーはやはり、高級で高機能な方がいいのだなと実感できます。

肌の密着感は普段使っているものよりも上がっている気はするけど、他のと大差ないような気がする。
自分の中でアゴ下のヒゲが1番剃りにくく、いつもは色んな角度から何回も剃るが、普段よりも少ないストロークで剃れて、何度も何度も往復しないでキレイになった。

使っていても音波振動という実感は無いが、1週間伸ばしたヒゲをガッツリ剃るために強めに肌に当てていたが、普段よりも肌のヒリつきが少なく、肌にやさしいというのは分かった。

他の男性スタッフの感想

  • スタッフ:makio

    普段使っているシェーバー:BRAUN シリーズ7 750CC-7(3枚刃)

    ヒゲの量とかたさ:少なめ・ふつう

5年前に買ったシェーバーを使っているが、比較にならないくらい良くなっている。特にヘッドの動きは全く別次元というほど改善されている。
密着度がかなり高く、刃が沈みこむため肌からほとんど離れない。
1回で剃れないこともあるが、往復すれば気にならない程度まで剃れる。
アルコール洗浄はとてもスッキリするし、臭いも無く気持ちいい。
高級感がある。9477ccに付属の充電トラベルケースはバッテリー内蔵なので充電器も持って行かなくていいのは助かる。

  • スタッフ:ぱいせん

    普段使っているシェーバー:ブラウン S3シリーズ(3枚刃)

    ヒゲの量とかたさ:ふつう ・かたい

重厚感があり、あご下の移動もしっかりフィットしますので手の動作が楽です。充電残量が段階的に確認できるのが嬉しい。
S3シリーズより肌の密着感が良く、顔の形に合わせてしっかりヘッドが動いてくれている感じです。
柔らかいくせヒゲですが、刃に吸い込まれていくような感じで何度も往復することなく剃り切れます。
夕方になっても、多少の伸びはあるものの目立つ様子はないです。
振動数が大きいので肌につけると負荷がかかるかと思いましたが心地よいレベルの振動でした。
肌が弱いですが、使用後の肌のダメージもほとんどなく深剃りでも剃り負けの痛みはございません。
皮脂と一緒に剃ったヒゲが本体に蓄積するので、洗浄器を使用すると水洗いに比べて汚れだけではなく、匂いも抑えられて清潔に使えます。
外出時にコンセントがないところも多く、持ち運びや旅行の際に便利だと思います。1時間でフル充電してくれるのは嬉しいです。

  • スタッフ:atsu

    普段使っているシェーバー:PHILIPS SHAVER SERIES 9000(9000シリーズ)3枚刃

    ヒゲの量とかたさ:多め・バリカタ

軽くあてるだけで簡単に剃れている感覚が凄くあるが、音が少しうるさい。 短いヒゲなら少ない回数で簡単に深剃りできてかなり時短になる。
毎朝必ず剃る人にはとても良い。
休み明けの少し伸びた状態で使うとヒゲが引っ張られてとても痛い。
ヘッドの動きが少し物足りない、アゴの裏・首・耳の下などが剃りにくい。
付属のキワゾリ刃ではもみあげの形を整えるのが非常に難しかったので、ヒゲトリマーが使えるモデルがあれば嬉しい。

吸い付くように剃れる、剃ったあとの肌が滑らか、深剃りできている。
1回軽く肌に沿わすだけである程度剃れていたので、切れ味がよいと感じた。
寝たヒゲ・くせヒゲを立ち上げて剃ってくれていると感じるが、引っ張られる感じがあり少し痛い(シェービングフォーム無し)。
普段使っているシェーバーと比較すると夕方でもヒゲの伸びが少なく、深剃りできていると感じられた。

  • スタッフ:malone

    普段使っているシェーバー:8390CC-V Series8(3枚刃)

    ヒゲの量とかたさ:ふつう・かたい

なめらかに動かせる、髭剃りにかかる時間が短く、肌触りもスベスベ。 8390CC-Vと同じく、防水なのでお風呂でも使えるのがいい。
8390CC-Vでは、少し肌に本体角度を調節して合わせる必要があったが、ヘッドの密着度が上がり、あご下から頬へ上下に動かしても密着する。
剃り味もよくなっており、2、3回往復させるとキレイに剃れた。

すぐにのびるので朝に剃って夕方気にならないという事はなかった。毎日ジョリジョリしているものだ。
洗浄機は普段から使っており、やはり洗浄された刃は清潔で気持ちがいい。
充電ケースは、旅行など外出時には充電もできて便利だと思う。
しかしやや大きく、洗浄器から専用コードを外してトラベルケースに差す必要があるのが億劫。
スマホのようにUSBケーブルで充電できればなお良かった。

まとめ

ヒゲの量やかたさ、肌質によっても剃り心地は変わってくるが、多くのスタッフがシリーズ9で深剃り出来ていることを体感していた。
夜までヒゲが気にならないかというと「全く気にならない」という風には言い切れないが、普段使いのシェーバーよりも深剃りができた事で、いつもよりは気にならないという意見が多かった。

シリーズ9を使ったスタッフの感想としては他にも「刃が4枚で幅があるので、鼻下などのやや小さな面は剃りにくい」「音が気になる」などの意見もあったが、剃り心地は概ね好感触。

今お使いの電気シェーバーで「いまいち剃れない」と感じている方は、ブラウンのトップモデルのシリーズ9、シリーズ8を試してみてはいかがでしょうか。
まずは刃の数でシリーズ9か8かでお悩みいただき、ケースや洗浄機の有無でお客様の1台をお選びください。 2021.08.27 (ぴよこ)

スタッフが使ってみました

シリーズ9

シリーズ8

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