2023.08.25
Joshin 試用レポート
モミアゲも残さない。キワゾリ刃にもこだわった、肌に優しく深剃りできるブラウン最高峰のシリーズ9Pro+
ブラウン メンズシェーバー シリーズ9Pro+&シリーズ8
極限0.05mmまで深剃りが行えるブラウンのメンズシェーバーの最高峰モデルである『シリーズ9Pro+』と、3枚刃モデルの『シリーズ8』。
新たにキワゾリ刃がアップグレードされて、細かなエリアの剃り残しにも対応!
シリーズ9Pro+は今回6モデル用意されているので、付属品も細かくチェックしていきます。 ライター:ぴよこ
ブラウン メンズシェーバー シリーズ9Pro+&シリーズ8
メーカー唯一の音波振動テクノロジーによって肌への摩擦を軽減し、肌にやさしいシェービングが行える、ブラウンのメンズシェーバー トップモデルの『シリーズ9Pro+』と『シリーズ8』。
2つのシリーズの大きな違いは刃の数で、シリーズ9Pro+は4枚刃、シリーズ8は3枚刃のモデルだ。
2年ぶりに新しくなったのだが、シリーズ9Pro+は2モデル増えて6モデルから選べる。
見た目は前モデルから大きく変わっていないが、シリーズ9Pro+は前面のボタンや表示部分が黒に統一、文字やキワゾリ刃などのポイント部分は金色になり、より高級感のあるデザインになった。
正直型番を見ただけだと、何が違うのかさっぱりなので、何が違うのか下記にまとめてみた。
モデルによって付属アイテムが細かく異なるので、最も欲しいモデルを選ぼう。
各シリーズの付属品
シリーズ9Pro+は6モデル
シリーズ9Pro+は6モデルに分かれる。
大きな違いはアルコール洗浄機か充電スタンドの有無。
アルコール洗浄機(カートリッジ×1付)が付属するのは9587cc・9577cc・9567cc・9556ccの4モデルで、9587cc・9577cc・9567ccには6つの機能を持つプレミアムアルコール洗浄機が付属する。
あとは美顔器ヘッド(9587cc・9530s)が付属するか、充電式ケース(9577cc)かファブリックケースになるか、といった違いだ。
シリーズ8は2モデル
シリーズ8の8563ccは洗浄機が付属し、8517sには充電スタンドが付属する。
ケースはどちらもファブリック製。
8563ccの洗浄機は9556ccと同様、5つの機能を持つ全自動洗浄機が付属。
シリーズ8は美顔器ヘッドは使えないので付属しない。
本体カラーは8563ccがグレー、8517sは艶のあるシルバーとなる。
シリーズ9Pro+とシリーズ8とスペック
シリーズ9Pro+ | シリーズ8 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9587cc | 9577cc | 9567cc | 9530s | 9556cc | 9516s | 8563cc | 8517s | ||
本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 6.6×4.4×16.8cm | 6.6×4.4×16.8cm | |||||||
重量(約) | 215g | 215g | |||||||
刃の種類 | 往復式・4枚刃(5カットシステム) | 往復式・3枚刃(4カットシステム) | |||||||
充電時間(約) | 60分 | 60分 | |||||||
連続使用可能時間(約) | 60分 | 60分 | |||||||
電源方式 | 充電式 | 充電式 | |||||||
風呂ぞり対応 | 〇 | 〇 | |||||||
表示 | 充電カウントダウン | 〇 | 〇 | ||||||
洗浄タイミング | 〇 | 〇 | |||||||
替刃交換タイミング | 〇 | 〇 | |||||||
付属品 | 洗浄器 | 〇 | 〇 | 〇 | - | 〇 | - | 〇 | - |
洗浄液 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||
充電スタンド | - | - | - | 〇 | - | 〇 | - | 〇 | |
美顔器ヘッド | ○ | - | - | ○ | - | - | - | - | |
ケース | ファブリック | 充電ケース | ファブリック | ファブリック | |||||
ブラシ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
専用コード | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
シリーズ9Pro+とシリーズ8の刃の特徴
シリーズ9Pro+は4枚刃、シリーズ8は3枚刃。
内刃と外刃が一体で、ヘッドの両側面を押せば着脱ができる交換が簡単なタイプ。
両シリーズの共通点は、濃いヒゲも極限0.05mmまで深剃りができるというブラウン独自設計の、外側上下のディープキャッチ網刃。
シリーズ9Pro+の中央の2枚の刃は、剃り残しの原因となる寝たヒゲ、癖ヒゲに特化した専用のトリマーを採用している。
あご下や頬など、肌に対して水平に寝てしまったヒゲも持ち上げ、網刃がしっかりと根本から持ち上げて深剃りをする。
シリーズ9Pro+にはロックスイッチを搭載
顔の凹凸にしっかり密着するPROスイング密着システムと音波振動により、肌への摩擦を軽減し、深剃りをしながらも肌に優しく剃れる。
首振りヘッドは上下に40°動き、手の動きに合わせてもしなやかにカーブする。
シリーズ9Pro+はロックスイッチが搭載しており、無段階で動くヘッドを固定でき、クセのあるヒゲなどをピンポイントで剃りたい時に便利。
皮脂をスッキリ落とせるアルコール洗浄機
9556ccには5in1アルコール洗浄機(除菌洗浄、刃の劣化防止、潤滑化、乾燥、充電機能搭載)が付属し、9587cc・9577cc・9567ccには6in1プレミアムモデル(従来の5機能に加えて「洗浄モード自動選択」を搭載)が付属。
アルコール洗浄機は、本体を差し込むだけで洗浄〜充電が行える。
アルコールは油分に強く、シェービング時に付いた皮脂を溶かすように落として洗浄ができる。
皮脂汚れを落とすことで、菌の繁殖による嫌なにおいを撃退し、毎日新品のシェーバかのように使用できる。
実験として、アクリル板に皮脂と同じ“油性”のマジックで線を引き、そこにブラウンの洗浄液を垂らしてみた。
するとマジックはスルスルと溶けるかのように流れおちた。
このアルコール液で刃を洗い、仕上げに潤滑化もするので、次に使う時には新品同様の剃り心地で気持ちよく剃れる。
デイリー使いもよし、普段は水洗いで定期的なメンテナンスとして洗浄機を活用するのにも便利。
9587cc・9530sには「美顔器ヘッド」が付属
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9587ccと9530sには「美顔器ヘッド」が付属する。
シェーバーヘッドを外して取り付けるだけで美顔器になり、磁力の反発とシェーバーの振動を利用して化粧水を肌へ浸透※させる。
化粧水は普段使っているものや市販のものでOK。
※角質層まで
9577ccには「充電トラベルケース」が付属
どのモデルにも収納ケースが付属するが、9577ccのみ「充電トラベルケース」が付属する。
サラリとしたレザーのような上質な触り心地でガッチリとしている。
旅行にもっていくには便利だが、充電装置が内蔵されているのでケース自体がやや大きく、荷物としては少しかさばるサイズ。
側面に付属の充電端子があり、付属の充電ケーブルを差せば、ケースだけで本体の充電が行える。
ケースの充電時間は約1時間。
ケース内側上部に充電ランプと電源ボタンが配置。
ケースのフタを閉じたままでも充電状況が確認できる窓付き。
ファブリックケースと充電スタンド
9577cc以外にはカジュアルなファブリック製のケースが付属する。
どちらも本体がケースにピタリと収まり、無駄な空間がない。
充電トラベルケースは充電装置が内蔵されているのでケース自体がやや大きいが、こちらは荷物のかさばりが抑えられて、持ち運びやすいサイズ。
ただしケースには本体しか入らないので、あらかじめ充電を行って持っていくか、充電ケーブルは別に持ち運ぶ事になる。
9415s、8417sは洗浄機は付属せず、充電スタンドが付属する。
まっすぐ立てられて設置面が小さいので、充電ケーブルを外して収納スタンドとしても使える。
スタッフが実際に剃ってみた
スタッフ:とうふがシリーズ9Pro+で剃ってみる
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肌質乾燥肌
ひげ質と量濃い、多い、かたい
普段使っているシェーバーラムダッシュ 3枚刃スタッフに2日間ヒゲを伸ばしてもらってシリーズ9Pro+を試してもらった。
ちなみにスタッフとうふはメンズシェーバーのレポートのたびにモデルになってもらっているので、結果的に色んなメンズシェーバーの剃り味を知っているスタッフだ。
シリーズ9Pro+を見た瞬間「ブラウンさんの1番良いモデルじゃないですか!」と、喜んだ。
とうふが剃る様子を筆者が撮影していると、チョリチョリ音が無くなるのがいつもより速い気がしたのだが、とうふが「すごいキレイに剃れてますし、1ストロークで深剃りできるから、めっちゃ速く仕上がっていきます。やっぱり4枚刃は違いますね」と言ったので、やはり素早く剃れているようだった。
アゴ下から持ち上げるように動かす時はヘッドが肌に密着するようにスイングし、しっかりヒゲを捕らえていた。
「剃り味も凄いですけど、何よりも肌に優しく感じます。シェーバーに肌が全然引っ張られていないから痛くない。今回はその点に感動しました!」
キワゾリ刃を使ってモミアゲを整えてみる
キワゾリ刃でモミアゲも処理してもらった。
モミアゲはヒゲというよりも髪型の一部に近いので、キワゾリ刃はシェーバーに付いた小型のバリカンのような印象。
従来よりも鋭角になった事で、刃がよりしっかり肌に当たり、1回当てただけでその箇所の毛がほぼ無くなった。
モミアゲだけでなくウブ毛の処理などにも便利で、仕上げに使う事でより丁寧な肌の手入れが行えそうだ。
まとめ
従来からの深剃りと肌へのやさしさに加えて、キワゾリ刃にもこだわったシリーズ9Pro+とシリーズ8。
最近は6枚刃のメンズシェーバーも登場し、深剃りするなら刃の数が多い方がいいのかなと悩むところです。
刃の数が多いとそれだけしっかり剃れるのは確かですが、ヘッドが大きくなるので小回りが効きにくくなるという面もあります。
シリーズ9Pro+は、しっかり深剃りができるこだわりの4枚刃で、ヘッドがコンパクトになっています。
上下に40度滑らかに動くので、アゴ下や鼻下、耳の下の顎の付け根あたりなどにもしっかり密着。
スタッフが体感しましたが、しっかり深剃りが出来るので素早く仕上がり、肌が引っ張られないので優しく剃る事ができますよ。
よりコンパクトなヘッドならシリーズ8もおすすめですが、ヘッドの動きや付属品をしっかりチェックしながらお客様にあった1台をお選びください。2023.08.25 (ぴよこ)