2022.10.31
Joshin 試用レポート
いろんな素材で楽しくあみもの!バンダイ「アメールアメール」
バンダイ アメールアメール
毛糸やリボンなど様々な素材であみものが楽しめる、バンダイの『アメールアメール』。
あみものと聞くと難しそうなイメージだけれど、セッティングと作り方はすごくカンタン!
付属のセットで作れるシュシュ、ヘアゴム、くまバッグと、応用編の「ふわふわあみぐるみ」も作ってみました! ライター:もあ
いろんな素材でカンタンあみもの!バンダイ『アメールアメール』
セット内容 | 本体、バー×2、シャトル、コーム、ボンボン用パーツ、仕上げ針/とじ針、オーガンジーリボン(2色)、モールヤーン(2色)、毛糸、チャーム、チャーム用シール、星ビーズ(3色)、フェルトシール(2色)、平ゴム×8、ヘアゴム(3色)×各3、タコ糸、取扱説明書 |
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パッケージサイズ(約) | 幅340 × 高さ270 × 奥行70mm |
対象年齢 | 5歳〜 |
『アメールアメール』は、本体にセットしたヘアゴムに毛糸やリボンを機織りのように通して、あみものを楽しめるメイキングトイ。
パッケージにあるシュシュやヘアゴム、くまバッグをはじめ、あみぐるみやチャーム、かごバッグなど様々なかわいらしいアイテムを作れます。
中にはあみものをするための本体やバーのほかに、リボンや柔らかい毛糸(モールヤーン)など、たくさんの素材が入っています。
なんでも、パッケージにある「ふんわりシュシュ」「もふもふヘアゴム」「くまバッグ」は、この付属の素材だけで作れるんだとか。
作り方は、1度教えてあげたら、後は小さなお子様1人でもできるくらい、とてもカンタン!
・・・だそうなので、あみものをほとんどしたことがない筆者でも、何とかなるはず!
さっそくセッティングして、作っていきましょう。
ふんわりシュシュ
付属のリボンを使って「ふんわりシュシュ」を作っていきます。
まずは2本のバーにヘアゴムをかけて、本体の手前とその奥のくぼみにセット。
そしてセットしたヘアゴムと同じ色のリボンをシャトルに8周巻きつけて、真ん中のヘアゴムに結んだら準備はOKです!
編み方は、右側からシャトルをヘアゴムの中→上→中と通し、左側から反対に上→中→上と通すだけ。
この時強く引っ張りすぎるとシュシュの「ふんわり感」がなくなってしまうので、優しく通すのがポイントです。
時々コームを使ってリボンを整えながら、ヘアゴムが見えなくなるまで編み続けていきましょう。
最後の方になると見えるヘアゴムが短く、大きなシャトルでは通しにくくなるので、リボンを「仕上げ針」に通して編んでいきます。
編み終わったらリボンを近くのヘアゴムに結び、余ったリボンはハサミで切りましょう。
本体をバーから取り外し、形を整えて完成!
少しリボンが飛び出たところは、ヘアゴムを引っ張りながら馴染ませると自然になります。
付属のチャームを付けてアレンジすれば、自分だけのオリジナルシュシュの出来上がりです。
付属のものだけでなく、市販のビーズも同じ方法で取り付けできるので、ぜひ色々デコレーションしてみてください!
作り方はリボンを交互に通していくだけだったのに、完成したシュシュはなかなか本格的!
髪や腕につけると明るい色が映えていいですね!
カンタンにできるのでたくさん作って、お友達とおそろいにしたくなります。
もふもふヘアゴム
「もふもふヘアゴム」は、使う素材がカラフルなモールヤーンに変わるだけで、作り方はシュシュと同じ!
セットした3本のヘアゴムに、交互にモールヤーンを通します。
モールヤーンはリボンよりも分厚いのでヘアゴムの中を通すときはゴムを少し上に引っ張りながら慎重に編んでいきましょう。
もふもふヘアゴムは星型のビーズでアレンジしてみました。
モールヤーンがふわふわモフモフで、触り心地がめちゃくちゃいい〜!
これはずっと手につけておきたいです。
くまバッグ
パッケージを見た時から作れるかな?と少し不安だった「くまバッグ」。
見るからにシュシュやヘアゴムよりも作り方が複雑そう・・・。
まずはセッティング。
くまバッグはゴムを8本使い、バーは1番奥のくぼみまでスライドさせます。
白のモールヤーンをシャトルに巻きつけて、右から2番目のゴムに結んだら準備完了です。
先の2つと違うのは、左右どちらからも中→上→中と編む事。
ゴムが3本の時と違って、間違えるとやり直しが難しいので、慣れないうちは2段編み終わった時に3枚目の画像のように、網目が交互になっているかチェックしましょう。
途中でシャトルのモールヤーンがなくなるので、新しいものを用意して先端と結んで編み続けてください。
編み続けるとモールヤーンが全部なくなる勢いで減っていきますが、最後まで使い切らずに30cmくらいは残しておきましょう(理由は下記)。
こちらもゴムが見えなくなるまで、ひたすらあみあみ。
編み方はカンタンですが、少し慣れた筆者でも終えるまでに1時間以上かかりました。
根気が必要ですが、生地になってくると本格的に編み物をしている気分で楽しいです。
最後まで編めたらシャトルから外して、くまバッグのベースが完成!
次はくまちゃんの耳を作ります。
毛糸を5m測り、ボンボン用パーツに巻きつけて、真ん中をタコ糸でキツく結びます。
パーツから取り外して両方の輪っかを切れば、ポンポンになりました!
これを2つ作ればくまちゃんの耳が完成です。
バッグの取っ手部分は、ポンポンと同じ毛糸3本を三つ編みにして作ります。
パーツができたら、先ほど作ったベースに取り付けていきます。
形が出来上がって完成が見えてきた!次はバッグの底を白のモールヤーンで縫い合わせる・・・。
え、白のモールヤーン・・・?もうないよ・・・??
先ほどモールヤーンは少し残しましょうと申しましたが、筆者は全部使い切るという、痛恨のミスをおかしていました。
どうしよう・・・と途方に暮れた末、耳と取っ手に使って余った毛糸を代用することに。
色が違うから縫い目が目立つけど・・・底だから見えにくいし、いいよね!
底が縫えたら、フェルトシールで目と鼻をつけて完成!
シールはハサミがなくても丸型に取れるので、どのように貼ってもつぶらな瞳の可愛らしい表情になります。
貼る位置だけ決まっていないので、ここで個性が出そうですね。
バッグは「iPhone 13 pro(高さ146.7 × 幅71.5 × 厚さ7.65mm)」がピッタリ入るサイズ。
小さなお菓子や小物なら入るので、ぜひお子様のお出かけに連れて行ってあげてくださいね。
付属のセットだけで作れるシュシュ、ヘアゴム、くまバッグが完成しました!
小さなお子様が作る場合、くまバッグは少しお母さんお父さんのサポートが必要かもしれませんが、基本は同じ作業の繰り返しなので、編み方のコツさえつかめばできるようになると思います。
他にもいろいろ作れます
ふわふわうさぎのあみぐるみ
セットでできる3つのアイテムの作り方を応用することで、他にも色々なアイテムを作れます。
今回はパッケージにある「ふわふわうさぎのあみぐるみ」を作ってみました。
素材はモールヤーンよりも柔らかく毛の多い「ファーヤーン」(100円均一で購入)を使います。
作り方は、今までと同じ編み方でできたものを組み合わせるだけ。
8本のゴムを編んでできたベースは、端のゴムを引っ張るとボールのように丸くなるので、これに綿を詰めて頭と胴体にします。
耳・腕・足は、3本のゴムで編んで、空洞ができないように両端を縫い合わせたものを6つ用意すれば完成です。
顔と身体のパーツを雪だるまのように重ねて縫い合わせ、バランスを見ながら耳・腕・足をつければ「ふわふわうさぎのあみぐるみ」の完成です!
編み方に慣れたので作るのはカンタンでしたが、11mの毛糸を約4つ使い、作成時間は4時間超えと、なかなかの大作になりました。
正面からは見えませんが、実は3本のゴムで編んだものを、顔パーツと同じく丸くしたしっぽもあります。
この丸パーツは結構いろんなアイテムに使えます。
今回は丸を3つ合わせた「くまチャーム」も作ってみました。
よくよく見ると耳の大きさが違ったりタコ糸が見えていたりしますが、これが手作り感満載でかわいいです。
自分で作ると少し不格好でも愛着が湧きますね。
まとめ
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『アメールアメール』でたくさんあみものをしましたが、どのアイテムも基本の編み方はずっと同じなので慣れやすく、作る工程で「もうわからない!」となることはありませんでした。
最初だけ大人の方と一緒につくれば、小さなお子様でもすぐに1人で作れるようになると思います。セットだけですぐにかわいいアイテムが作れますし、追加の素材も100円均一にあるものばかりなので、手軽にあみものを楽しめます。
お子様のあみものデビューにピッタリです!
ぜひ、ご家族で一緒にかわいいアイテムをたくさん作ってみてください。 2022.10.31 (もあ)