オーディオテクニカ 完全ワイヤレスイヤホン ATH-CKS5TW
重厚感のある本体
- 本体質量:約8g(L側)、約8g(R側)
円形のデザインは小さなレコード盤のように見えます。
操作は物理ボタン式で音楽の再生や通話などに使用。個人的にはタッチパネル式より“操作した感“のある物理ボタン式の方が好きです。どうしてもカチッとした、操作した感が無いと不安になるのは、私だけじゃないはず!
充電ケースで最大45時間再生可能
- 充電時間:ヘッドホン約2時間、充電ケース約3.5時間
- 使用可能時間:ヘッドホン最大約15時間、充電ケース併用で約45時間
- 充電ケース質量:約60g
充電ケースは軽量&コンパクト。
満充電にすれば、イヤホン本体だけで、な な なんと!約15時間の連続再生が可能という驚異のスタミナ!
充電ケースに戻さず連続15時間使い続けるなんて状況、うーん…。思い付かないですね(笑)
さらに、充電ケースを併用すれば最大45時間の再生ができるので、私の使用頻度なら1回の充電で約1週間は使えそう。
最新機種の中には充電ケースとの併用で100時間再生に迫るものもありますが、その大半が充電ケースに内蔵されているバッテリーが大きく、ケース自体が重くなっています。
長く使えるのは魅力ですが、持ち運ぶ物はできるだけ軽くしたいところ。このケースなら重さも気にならず、バッグのかさばりも少なく済みます。
イヤホンを紛失! そんな時はアプリで追跡
スマートフォン専用アプリ「Connect」を使えば、接続コーデックや音声ガイドのON/OFFの切り替えがカンタンにできるほか、完全ワイヤレス機にありがちな屋外で紛失した際、最後にBluetooth接続がされた場所を地図で確認することができます。
これが意外と使える機能で、以前似たような機能のあるヘッドホンを使っていた際、朝からまる1日遊んで帰宅後に無い事に気付いたのですが、ダメ元でアプリで調べてみると、お昼を食べたお店の付近が最終接続・・・!
翌日そのお店に連絡すると店員さんが預かってくれていた!なんてことが(笑)
多少面倒でも、アプリの設定はやっておくべきですよ!
ATH-CKS5TWで試聴しよう
それではお待ちかねの試聴タイム! うむむ・・・!?これは好みによって評価が割れる気がします。
1番のウリである重低音は比類が無い程の迫力!ビシビシと感じる低音は私が聴いてきた完全ワイヤレス機の中で現時点ではナンバーワン。
しかし、高音域については低音がやや被り気味で全体的にこもった音に感じます。
バラードやジャズのような流動的な音の流れはやや苦手な印象ですが、高音と低音のメリハリの効いた曲を聴くには、間違いなくコレ!
ロックやメタル、90年代のアニソンなんかはどハマりです。
まとめ
実はこの“ATH-CKS5TW”は、展示会やイベントの度に口コミでじわじわと人気に火が付いたモデル。
低音然り、15時間再生然り。実際に聴いて満足している方が多いからこそ自信を持ってオススメできます。
重低音モデルにありがちな単純に低音を前に出した歪んだ音とは違い、輪郭はハッキリしつつ量感のある低音には安定感があります。
余談ではありますが、個人的に普段使い慣れたイヤピースに換装してみると、低音はやや弱まるものの高音の抜けが良くなり、スッキリとした音になりました。
イヤピースひとつでここまで印象が変わるのかと驚きです。
いろいろ組み合わせても面白いかもしれませんね!
2019.09.16 青汁
セット内容は完全ワイヤレスイヤホンの基本一式で、特筆すべきはイヤピース。
完全ワイヤレス機の為に新設計され、一般的なイヤピースよりも傘の部分がやや短く、先端部分が平らです。
耳に入れる際に音の出口が開くようにフィットする為、伸びのある高音域を引き出す働きをするんだそう。
着け心地は良く、ピタッと吸い付くようなフィット感で、自分に合ったサイズのイヤピースと3Dループサポートを組み合わせれば、しっかりとホールドしてくれます。