2024.02.02

Joshin 試用レポート

スイッチ1つで録音開始!ソースネクスト AIボイスレコーダー「AutoMemo R」で文字起こし!

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ソースネクスト AIボイスレコーダー「AutoMemo R(オートメモ アール)」

録音した音声を自動で文字起こしする、ソースネクストのAIボイスレコーダー「AutoMemo」より、エントリーモデルの「AutoMemo R」が登場!
録音をすぐにスタートできる操作性や、待機状態で1ヶ月以上持つ頼もしいバッテリーを搭載し、いざという時もすぐに使えます。
シンプルな機能でお求めやすい価格を実現した「AutoMemo R」ですが、肝心な変換精度が気になるところ。
実際に文字起こしをして試してみました!
ライター:くれあ

ソースネクスト AIボイスレコーダー AutoMemo R

  • ソースネクスト AIボイスレコーダー「AutoMemo R」
    ソースネクスト AIボイスレコーダー「AutoMemo R」
  • セット内容
    セット内容
セット内容 スタートガイド、取り扱い説明書、ユーザー登録はがき、ハードウェア保証書、ACアダプタ、充電用USBケーブル(本体側:USB Type-C、給電側:USB Type-A)
サイズ(約) 高さ104×幅46×厚さ15mm
重量(約) 68g

録音した会議の音声を何度も聞き返しながら文字起こしする議事録作成は、手間と時間のかかる大変な作業…。
録音した音声を自動で文字起こしする「文字起こし機能」に頼って、作業を短縮化させたい方も多いのではないでしょうか。

『AutoMemo R』は、録音した音声データをオートメモクラウドに保存し、AIにより自動で文字起こししてくれます。
以前レポートした「AutoMemo S」は文字起こしした文章を本体のモニターで表示できましたが、『AutoMemo R』はwebアプリ「AutoMemo Home」やスマホアプリ「AutoMemo App」にて確認します。
「AutoMemo Home」を使えば、テキストを編集して内容を共有することもできます。

録音データはクラウド上で無制限に保存できますが、録音した音声を文字起こしできる時間には制限があります。
使用頻度に合わせて、下記よりプランを選択しましょう。

お試しプラン 月額プラン 年間プラン
料金 無料 1,480円/月
初月無料
12,800円/年
月額プランより年間4,960円お得(※1)
文字起こし時間 1時間/月 30時間/月
翌月への繰越しはできません
アカウント数 - 1

●上記のプランに加え買い切りのチャージをS端末またはアプリでご購入いただけます。
10時間チャージ(1,980円)/50時間チャージ(9,900円) いずれも有効期間180日
●個人向けプランは法人のお客様も申し込み可能です。ただし請求書払いはできません。
注:月額プラン1,480円×12ヶ月分の17,760円から、年額プラン12,800円を引いた金額。
●音声の録音、録音データの再生は無料です。自動更新の途中解約による返金、チャージ購入後の返金はいたしかねますのでご注意ください。

外観の確認

  • 2インチのディスプレイと操作ボタン
    2インチのディスプレイと操作ボタン
  • 側面には電源ボタンと録音スイッチ
    側面には電源ボタンと録音スイッチ
  • 上面にはマイクとスピーカー、底面には端子
    上面にはマイクとスピーカー、底面には端子

胸ポケットにすっぽりと収まる縦長コンパクトサイズ。
正面にはディスプレイと操作ボタン、側面には電源ボタンと録音スイッチが配置しています。
ディスプレイは「AutoMemo S」よりも小さく、タッチ操作はできません。

電源がオフの状態でも録音スイッチを上にスライドすると、録音が開始します。
スマホアプリだと、ロックを解除してアプリを立ち上げて…いくつか行程がありますが、『AutoMemo R』はスライドして2秒ほどで録音が開始するので、大事な瞬間を逃しません。
タッチ操作で開始出来ていなかったという経験がある筆者的には、物理ボタンで確実に録音できる方が安心感があります。
録音中はディスプレイ下に赤色LEDが点灯するので、録音できているか一目で確認できます。

本体背面に傾斜がついているので、机の上に置いた際にマイクが持ち上がり、相手の方を向くように設計されています。

待機状態で1ヶ月以上持つバッテリー

  • 充電端子(USB Type-C)にケーブルを挿して充電します
    充電端子(USB Type-C)にケーブルを挿して充電します
  • 電池持続時間

    【待機】 1ヶ月以上
    【録音】 10時間

    充電端子はUSB Type-Cで、付属のケーブルを挿して充電を行います。

    1,400mAhのバッテリーを内蔵し、待機状態で1ヶ月以上(約360時間)持ちます。
    「AutoMemo S」は待機状態で約120時間なので、大幅にバッテリー持続時間が伸びています!

    5分以上操作がない場合は、自動で電源がオフになるので、待機状態でのムダなバッテリーの消耗も防げます。
    録音したい時に充電切れだったということも、起こりにくそう!

使用前に初期設定を行いましょう

  • 初期設定を行う
    初期設定を行う
  • ※プラン内容は2024年1月26日時点のものでございます
    ※プラン内容は2024年1月26日時点のものでございます

使用前に下記のStep1〜3の初期設定が必要です。

Step1 本体の電源を入れて、Wi-Fiを設定する
Step2 AutoMemoアカウントと連携する
Step3 認証コードを『AutoMemo R』に入力する

お手元にスマホを用意し、Wi-Fiネットワークを受信できる環境で行いましょう。
本体には最大で約65時間の音声データを保存できるため、Wi-Fi環境のない場所でも録音できます。
録音終了後、音声データをクラウドに転送するには『AutoMemo R』とWi-Fiとの接続が必要となるため、文字起こしするにはWi-Fiとの接続が必要です。
カウント認証は、Googleアカウント、Apple ID、Microsoftアカウントのいずれかを紐づけするだけと、カンタン!

設定画面より「自動テキスト化」をオンにすると、音声データをクラウドにアップロードする際に、自動で文字起こしを行ってくれます。
アップロード後に「AutoMemo Home」や「AutoMemo App」から文字起こしすることもできますが、毎回操作する手間が省けるので、文字起こしできる時間に余裕のある方はオンにしておくとラクですよ。

音声を録音して変換精度を確認してみました

  • 【動画】録音して文字起こししました
    【動画】録音して文字起こししました
  • ほとんど完璧に文字起こししてくれました!
    ほとんど完璧に文字起こししてくれました!

『AutoMemo R』は、声のトーン等で話者を自動で識別できるということで、対話形式の動画を録音してみます!
約1分半録音し、スマホアプリ「AutoMemo App」で文字起こし結果を確認!
録音スイッチを切ってから約2分20秒ほどで文字起こしが完了しました。

ほとんど完璧に文字起こしできていて、話者の識別もバッチリ!
修正箇所は語尾の「〜です」→「〜ですよ」と、「よこの機能」→「この機能」の2点のみで変換ミスはほとんどなく、精度はかなり高い印象です!
今回録音した動画にはありませんでしたが、「えー」や「あー」などのフィラーも除去できるそう。
句読点のみだけでなく、声の抑揚や文章の流れから汲み取ったのか、感嘆符【!】や疑問符【?】などもついています…!!

今回はパソコンの横に『AutoMemo R』を置いてスピーカーから出る音を録音しましたが、リモートで行われる会議やインタビューでは『AutoMemo R』をパソコンに繋いで録音することもできますよ。
※ 録音する際には、抵抗入りオーディオ用ケーブル(3極ステレオミニプラグ)と、会話用(音声入出力用)のスマートフォンまたはタブレットが必要です。

スマホアプリ「AutoMemo App」の便利な機能を確認

  • スマホアプリでは、文字起こし結果を確認できます
    スマホアプリでは、文字起こし結果を確認できます
  • データは「AutoMemo App」のホーム画面にズラッと並びます。
    データのファイル名は「タイトル編集」から変更できるので、データ数が多くなってもしっかりと管理できます。
    長時間の会議などで探したい情報をすぐに見つけられないという時に便利な「キーワード検索」もありますよ。
    「AutoMemo App」では音声データや文字起こし結果は確認できますが、編集することはできません。

    スマホアプリから録音することも可能ですが、録音専用機である『AutoMemo R』の方が集音性や文字起こしの精度も高いです。

    共有したいファイルは共有リンクを作成し、共有したい相手にURLを送ることができます。
    URLをクリックすると、AutoMemoブラウザが開き、録音した音声データとテキスト化された内容を確認できます。

webアプリ「AutoMemo Home」ではテキストの編集が行えます

  • 画面右上の「編集」よりテキストの修正が行えます
    画面右上の「編集」よりテキストの修正が行えます
  • 話者を実際の発言者名に書き換えることができます
    話者を実際の発言者名に書き換えることができます

文字起こしの精度は高いとは言え、「同訓異字」や「同音異義語」による変換ミスを完全には防げません(画像では議事録→擬似録になっています)。
サクッと文字起こし結果を確認するのはスマホアプリでできますが、テキストを編集して議事録を作成するには、パソコン専用のwebアプリ「AutoMemo Home」を使用することになります。
「AutoMemo Home」の登録はスマホアプリと同じアカウントを使用すると、自動で連携します。

テキストの編集だけでなく、話者(A・B)を実際の発言者名に変更することができます。
1回書き換えると、全ての発言を一括で書き換えてくれて便利!

まとめ

スマホアプリの変換精度に不満があるものの、専用機を購入するには至らないという方は筆者を含め多いと思います。
『AutoMemo R』は専用アプリとの連携が必須にはなりますが、手の届きやすい価格ながら変換精度はとても高く、シンプルに感動しました。
変換ミスの修正に時間を取られないので、議事録作成などの作業時間はグッと短縮され、1度使用するとスマホアプリには戻れなくなります。

ポケットにもスッポリ収まる縦長コンパクトサイズで、気軽に持ち運ぶことができます。
待機状態でのバッテリー持ちも1ヶ月以上あるので、いざ録音したいときにバッテリーが切れていたという心配も少ないです。
スライド式の録音スイッチで、確実に録音をスタートさせられる点も筆者的に高ポイントでした。
文字起こしに時間を取られている方は、ストレスから解放されること間違いナシですよ。 2024.02.02 (くれあ)

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