2022.07.27
Joshin 試用レポート
快適な装着感と2週間持続するバッテリーが魅力! HUAWEI Band7
HUAWEI スマートウォッチ Band7
みなさんはスマートウォッチを利用していますか?
時計としての利用はもちろん、睡眠記録や心機能データ、血中酸素濃度の取得などヘルスケアに役に立つだけではなく、メッセージや電話の通知が手元で受けられる便利なアイテムです。
今回は、HUAWEI社から小型で高機能なHUAWEI Band7をお借りする事が出来ました。
前モデルのBand6との比較も含めてチェックして行きたいと思います!
ライター:すいか
HUAWEI スマートウォッチ Band7
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HUAWEI Band7は1.47インチAMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載し、重量わずか16g(ベルト部分除く)のスマートウォッチ。
とても小さくて軽いのに、活動記録、睡眠記録、心機能・血中酸素濃度記録、スポーツのデータ分析など多くのデータを記録分析が出来ます。
防水機能はISO規格22810の5ATM※に対応、水泳や日常生活での水濡れでも安心して利用できます。早速Band7のデザインを見ていきましょう。
※5 ATM規格に準拠したデバイスは、ISO規格22810 : 2010に基づく水深50メートルでの耐水性を備えています。これはプールや海の浅瀬で水泳をする際に使用できることを意味しています。但し、スキューバダイビング、水上スキー、または高速の水流や浅瀬ではない所(水深50メートル以下)での水没を伴うその他の活動には適していません。
デザイン・付属品
Band7のデザインはとてもシンプル。
右側面にボタンが1つあるのみで、主な操作はタッチディスプレイで行います。
付属品は、充電用USBケーブルとクイックスタートガイドなどの冊子とこちらもシンプル。
スマートフォンとの接続方法や詳しい操作説明などは公式サイトのサポートページで確認できます。
裏面には充電端子と各種センサー部分があり、ベルトは外して交換する事が出来ます。
ディスプレイ
1.47インチAMOLED(有機EL)194 x 368ピクセルのディスプレイは非常にキレイ。
輝度も十分で日中の視認性も悪くありません。
一部の文字盤のみになりますが、AOD(Always On Display)画面常時点灯にも対応しています。
Band7とBand6の比較
前モデルのHUAWEI Band6もお借りできましたので、実際に両方装着し、新しいBand7と比較してどう違うかをチェックしたいと思います。
「HUAWEI Health」アプリは、一度に複数のHUAWEIデバイスを管理出来ます。
HUAWEIデバイスの買い替えや買い増しを行ってもデータは常に同期しているのがとても便利です。
今回、比較のためBand7とBand6を3日ずつ切り替えて利用してみました。
主なスペック
HUAWEI Band 7 | HUAWEI Band 6 | |
---|---|---|
サイズ(約)最薄部 | 26x44.35x9.99mm | 25.4x43x10.99mm |
質量(約)ベルト含まず | 16g | 18g |
センサー | 加速度センサー,ジャイロセンサー,光学式心拍センサー | |
防水 | 5 ATM 防水 (ISO規格22810 : 2010に基づく水深50メートルでの耐水性) |
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ディスプレイ | 1.47インチAMOLED(有機EL)194 x 368ピクセル タッチスクリーン対応 |
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カラー | ウィルダネスグリーン,フレイムレッド,グラファイトブラック,ネビュラピンク | グラファイトブラック,フォレストグリーン,アンバーサンライズ,サクラピンク |
付属品 | 充電クレードル付きUSBケーブル クイックスタートガイド&保証とアフターサービスのご案内 |
サイズ・重量の比較です。
Band7は厚さが約1mm、重量が約2g減少し、装着幅は1mm伸びました。
数値だけで見ると、とてもわずかな差に見えますが、実際に装着してみると大きく違います。
厚さと装着幅のわずかな差で、不思議なもので腕にフィットする感じは大きく違いBand7を体験してからBand6を装着した瞬間、これは明らかにBand7の方が着け心地が良い!と感じました。
個人差があると思いますが、着け心地の良さのポイントは主に3点
・装着幅が伸びたお陰で腕にフィットする面積が大きくなり装着時にBand7が動きにくくなった。
・厚さが薄くなったのでBand7はベルトの接続部が変更されていて柔らかくなっている。
・ずっと腕に着けているデバイスの2g差はかなり大きい。
ずっと着けているウェアラブルデバイスなので着け心地の良いBand7は高評価です。
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機能面での比較です。
大きな変更点としてHUAWEIの上位デバイスで搭載されているTruSport™機能が導入されました。
ランニング時に取得できるデータがBand6までの「最大酸素摂取量」「回復時間」だけではなくBand7は「ランニング能力指数※」がわかるようになり、より科学的なワークアウトができます。また、Band7はユーザーインターフェースも向上しています。
大きな文字を使用し、イラストが大きくなったことで、文字盤上でよりわかりやすい表示になりました。Band7はSMSのみですが、受信したメッセージに対して絵文字もしくは定型文の返信が出来るようになっています。
※「ランニング能力指数」は、過去のランニングの心拍数、ペース、距離、頻度などの多面的なデータに基づいて評価を行います。現在のランニング能力と、目標との乖離をより正確に知ることができます。個人的なトレーニング計画を立てるために必要な情報を得て、ランニングパフォーマンスを着実に向上させることができます。
Band7はAOD(Always On Display)画面常時点灯にも対応しています。
AODを利用するとバッテリー消費量が増えてしまいますが、1時間で3%程度なのでこまめに充電すれば大丈夫です。
両機種とも3日間ずつという短い期間の装着での比較ですが、データ取得用とわりきるならBand6が、快適な装着感や便利な機能をつかうならBand7がオススメです。
Band7の特長と使用感
設定・ペアリング・Band7のアップデート
HUAWEI Band7を利用するには、スマートフォンに専用アプリ「HUAWEI Health」のインストールと「HUAWEI ID」の登録が必要です。(対応OS Android 6.0以上/iOS 9.0以上)
Android版の「HUAWEI Health」アプリのインストールは注意が必要で、Google公式アプリストアの【Playストア】で公開されているアプリではBand7は認識せず、アプリ内のリンクにある【新しいバージョンがあります】のバナーよりアプリをダウンロードする必要があります。
アプリのダウンロード先はHUAWEI社のアプリストア【HUAWEI AppGallery】ですので安全なのですが、お使いのスマートフォンの設定※を一時的に変更しないとアプリのインストールが出来ず、スマートフォンに不慣れな方は少し難しいかもしれません。
※お使いのスマートフォンによって設定方法は異なります。
iOS版は【APP Store】よりダウンロードが可能です。
iOSでBand7を利用する際は一部動作しない項目(音楽の操作、SMS返信機能など)や表記・表示の違いがあります。
アプリのインストールが完了したらHUAWEI IDの登録を行います。
IDの登録後、アプリのデバイス欄よりBand7とBluetoothでペアリング。
ペアリング後、Band7のファームウェアアップデートを行います。
データ取得の設定
ペアリングとアップデートが終了したら、Band7とスマートフォンの安定した通信の確保とBand7で記録したデータをアプリが正確に記録するために「バックグラウンドアクティビティ」の設定*1を変更します。
初期状態では健康モニタリング機能のほとんどが無効(手動で測定)になっていますが、今回は筆者の健康状態*2を常に記録すべく、全て自動測定に変更しました。
Band7を使い始めるまでに設定する項目が多いような気がしますが、10分程で終わりますので焦らずに設定を行いましょう。
*1お使いのスマートフォンによって設定方法は異なります。
*2ウェアラブルは、認定された医療機器ではありません。結果はあくまでも参考情報であり、医療診断や治療の根拠として使用することはできません。
スマートウォッチの良い所で、文字盤を自由に変更する事も出来ます。
アプリから有料・無料の文字盤が多数選べますのでデザインで飽きる事はなさそうです。
自分で撮影した写真を文字盤にする事もできますよ。
Band7を実際に利用してみた
設定が無事終わり、Band7を3日間実際に着けて生活してみました。
筆者は普段から別のスマートウォッチを着けているのですが、バッテリーは1日持ちません。
それに対し今回装着したBand7は通常使用で14日間*1、ヘビーユースで10日間*2と言う強力バッテリーが特徴で、毎日充電がめんどくさい筆者は電池もちにめちゃくちゃ惹かれました。
実際の装着(各機能を全て自動測定に変えたヘビーユース)ではバッテリーが24時間で10%程度しか減少していませんでした!凄い!
さらに急速充電に対応し、5分間の急速充電で最大2日間使用することができます。
普段帰宅時にスマートウォッチを外して充電する生活から、24時間ほぼ着けっぱなしの生活に変わり一番気になったのは睡眠時に着けていたら時計の存在が気になるんじゃないか?と言うことでした。
その心配は完全なる杞憂で、Band7の軽さとフィット感の良さで初日の夜、就寝の数時間前には装着していることすら忘れ、そのままぐっすり眠っていました。
翌日出勤して、スマートフォンで「HUAWEI Health」を起動しデータを確認してみました。
睡眠記録は驚くほどの情報量、途中でのどが乾いて水を飲みに起きた時間まで記録されています。
この日はゲームが楽しくてついつい夜更かししてしまったので、夜間の睡眠時間の判定が「低い」ですがそれ以外は概ね睡眠の質には問題が無いようです。
心機能も高くも低くも無く、血中酸素も特に問題が無いようで一安心。
ストレスは、朝の満員電車に乗車している時間に中程度のストレスを感じていたようです。
歩数は1日の目標値10,000歩を達成すべく、暑い中頑張って歩きました。
達成記念にバッチをゲットしましたが、消費したカロリーはわずか卵4つ分。
帰って食べたアイスでカロリーはちゃらです……。
これだけの情報が毎日確認出来る事で、自分自身の事がよくわかるようになりました。
健康な生活を送るためにはもう少し運動量を増やさないとダメなようです。
*1 2週間は、24時間心拍数モニタリングON、睡眠モニタリングがON(HUAWEI TruSleep™ OFF)、メッセージ通知ON(1日平均50メッセージ、電話6 回、アラーム3回)、1日に200回画面表示、毎週30分のワークアウトをした場合のファーウェイラボのテスト結果を参考にしています。
*2 10日間は、24時間心拍数モニタリングON、睡眠モニタリングがON(HUAWEI TruSleep™ ON)、メッセージ通知ON(1日平均50メッセージ、電話6 回、アラーム3回)、1日に500回画面表示、毎週60分のワークアウトをした場合のファーウェイラボのテスト結果を参考にしています。
まとめ
ヘルスケア情報がとても詳しく、データに対してのアドバイスが嬉しいです。
日々の自分の状態を確認出来るのが楽しく、モチベーションアップに非常に効果的でした。
着け心地もよく、小型なので普段着けている時計と一緒に着けても良いと思います。
2022.07.27 (すいか)