2022.11.16

Joshin 試用レポート

いつもの部屋が映画館になる!?JBLのサウンドバー『BAR 1000』で最高峰の立体音響を体感!

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JBL 完全ワイヤレスサラウンドシステム BAR 1000

JBLから、着脱可能なサラウンドスピーカーとサブウーファーがセットになったサウンドバー『BAR 1000』が登場。
完全ワイヤレスのサラウンドスピーカーを後方に設置するだけで、いつもの部屋が映画館のような立体音響空間に早変わりするとのこと。
早速映画を観て、迫力の音を体感してみます! ライター:もあ

着脱可能なサラウンドスピーカーで立体音響空間を作る『JBL BAR 1000』

  • JBLサウンドバー「BAR 1000」
    JBLサウンドバー「BAR 1000」
  • 着脱可能なワイヤレスサラウンドスピーカー
    着脱可能なワイヤレスサラウンドスピーカー

「家で映画を観る時、テレビの音では物足りない!」と、導入する方が増えているサウンドバー。
しかし、映画館のように部屋中響き渡る立体的なサウンドを求めるなら、スピーカーの数が重要となり、配線や設置場所を考えるとハードルが高いと感じる方も多いと思います。

そんな悩みを解決するのが、映画館やコンサートホールのサウンドも手掛けるJBLから発売された、7.1.4chサウンドバー『BAR 1000』。
サブウーファーが付いた、オーソドックスな2ユニットタイプのサウンドバーですが、テレビの前に設置するサウンドバー本体の両端を切り離すと、サラウンドスピーカーが出現
スピーカーユニットは、本体に2ウェイ構成のセンター/レフト/ライト用スピーカーが6基、ハイトスピーカー4基、サラウンドスピーカー4基、250mm径ワイヤレス・サブウーファーの1基の合計15基で構成されています。
完全ワイヤレスでコードいらずのサラウンドスピーカーをそのまま背後に設置すれば、前方・後方どちらからも迫力の音を響かせる、最高峰の立体音響空間ができ上がりますよ。

「Dolby Atmos」と「DTS:X」に、JBL独自技術の「MultiBeam™テクノロジー」を組み合わせて立体音響が作られ、部屋中が音に包まれることで、まるで映画の世界に入り込んだような感覚を味わえます。

本体の確認

  • 「BAR 1000」本体
    「BAR 1000」本体
  • 天面に操作ボタン
    天面に操作ボタン
  • 壁掛けキットも付属します
    壁掛けキットも付属します
  • 背面に接続端子
    背面に接続端子
  • スリムなリモコン
    スリムなリモコン
セット内容 サウンドバー本体、サラウンドスピーカー×2、サブウーファー、HDMIケーブル(約1.2m)、AC電源ケーブル(約1.5m)、リモコン(単4電池2本付き)、サウンドバー壁掛けキット、サラウンドスピーカー壁掛けキット×2、サイドキャップ×4
サイズ(約)高さ×幅×奥行 サウンドバー本体:56×884×125 mm
サラウンドスピーカー:56×155×125 mm※ 1台あたり
サラウンドスピーカー装着時:56×1194×125 mm
サブウーファー:440×305×305 mm
質量(約) サウンドバー本体:3.7 kg
サラウンドスピーカー:1.4 kg※ 1台あたり
サブウーファー:10 kg

本体は黒一色のシンプルでどんな部屋にも馴染みそうなデザイン。
高さがあまりないのでテレビ台にスッキリ収まりそうですが、付属の金具を使ってデッドスペースになりがちな壁面に掛けるのもアリです。

前面のスピーカー部分には液晶ディスプレイを搭載していて、音量調整やモードの切り替えが確認しやすい!
背面には3系統のHDMI入力端子と、Dolby Atmosなど立体音響フォーマットの伝送に使うeARC対応HDMI出力端子、光デジタル音声入力端子などが並びます。
付属のリモコンではサウンドバー本体の操作はもちろん、離れた場所に設置したサラウンドスピーカーやサブウーファーの音量や低音量の操作も可能ですよ。

ワイヤレスサラウンドスピーカーとサブウーファー

  • 2基のサラウンドスピーカー
    2基のサラウンドスピーカー
  • 本体と磁石でドッキング
    本体と磁石でドッキング
  • 本体に装着して充電
    本体に装着して充電

BAR 1000の最大の特徴である、2基のサラウンドスピーカー。
大きさは幅約15cmと、片手で軽々持ち運びできる小型ボディで、棚などのちょっとしたスペースに設置できます。
サウンドバー本体とは磁石でくっついていて、着脱はとてもカンタン。
立体音響を求めないテレビ番組を見る時は本体につけたままにして、映画を見るときは分離して背後に置くなど使い分けてもいいですね。

サラウンドスピーカーは充電式バッテリーを搭載し、本体とドッキングして充電した後、本体と分離して約10時間(だいたい映画5本分くらい)連続再生できます
USB-C端子で充電しながら使うこともできるので、もっと長く映画を観たいという願いも叶いますよ。

  • 重低音を響かせるサブウーファー
    重低音を響かせるサブウーファー
  • サブウーファーは電源コードが必要です
    サブウーファーは電源コードが必要です

サブウーファーもサウンドバー本体とはワイヤレスで接続できますが、充電式ではなく付属の電源コードを繋ぎます。
底面に250mm径ウーファーが下向きに配置していて、アクション映画など迫力のシーンに重要な、空気が震えるような厚みのある重低音を響かせます。
低音のレベルを5段階で調整できるので、夜は近隣への音漏れが気になる・・・というときも安心です。

映画を観てみた

  • 「キャリブレーション機能」で周囲の状況を把握
    「キャリブレーション機能」で周囲の状況を把握
  • 音に包まれて映画の世界に入ったような感覚
    音に包まれて映画の世界に入ったような感覚

BAR 1000には、周囲の環境やスピーカーの設置位置を把握して、自動で最適なサラウンドにする「キャリブレーション機能」を搭載。
リモコンの「CALIBR」ボタンを押すと、約1分間ビームのような音が四方八方に鳴って室内の環境測定が始まり、壁や天井から反射してきた音を測定します。
サウンドバーの位置を少し動かすだけでも聞こえる音は変わってくるので、映画を観る前には測定しておきましょう。

サラウンドスピーカーを後方にセットして、キャリブレーションが完了したら、早速映画を観てみます。
今回用意したのは、アニメーション映画「ミニオンズ」。
ケビンが巨大化するシーンの建物が崩れる様子や上からものが降ってくる音、逃げ回る人々の走る音や声をチェックしてみました。

普通のテレビで観ていても大きな音が目立つシーンですが、サブウーファーによる音の響きで物凄い迫力になっています。
後方のサラウンドスピーカーからは小型とは思えないしっかりとした音が鳴り、部屋中が音に包まれる感覚を味わえました。
キャラクターの移動する音もすごくリアルで、自分の周りを走り回っているように聞こえるので、映画の世界に没入できます。

スタッフ "とうふ" の感想
以前レポートした1本バータイプの「Bar 5.0 MultiBeam」は、ビームによる反射でサラウンドを実現し、その包み込まれるような音にすごく驚かされたのを覚えています。
BAR 1000はサブウーファーだけでなくサラウンドスピーカーまでが搭載され、リアルサラウンドが簡単に実現するというので情報公開時からずっとワクワクしておりました。

映像では前後一体となった、まさにリアルサラウンド。
試聴ルームが一瞬で映画館になったかのような存在感、臨場感です。
前方から飛んでくる音が後方に抜ける、風のざわめきが前から後ろに抜ける、等の「音が移動する様子」のリアルさに感動しました。
疑似サラウンドだと若干位置感が曖昧な場合がありますが、やはり実際にスピーカーがあると曖昧さは全くありません。

アトモス信号である高さ方向の音もバースピーカー、サラウンドスピーカーに搭載されたイネーブルドスピーカーでバッチリ再現。
前後から高さのある信号が降ってきます。
またステレオ音楽再生では、アンプ内蔵スピーカーでも人気のJBLサウンドを楽しませてくれます。
パンチの効いた元気なサウンドは、スマホやデジタルプレーヤーからのBluetooth再生でも活き活きとした表情が飛び出ました。

良く考えてみればこのBAR 1000、スピーカーメーカーであるJBLが、その"スピーカーを活かす最適なアンプ回路"と、"劇場や映画館などで実績のあるホール音響技術"が組み合わさったまさに鬼に金棒ともいえる構成なのですね。
そう考えるとストンと納得してしまう、素晴らしい仕上がりに一人ウンウンと頷いてしまいました。

  • Bluetooth接続でスマホの音楽も楽しめます
    Bluetooth接続でスマホの音楽も楽しめます
  • BAR 1000は最新のWi-Fi6に対応しており、Appleの「AirPlay2」、Googleの「Alexa Multi-Room Music」、Amazonの「Chromecast built-in」などにあるストリーミングサービスの楽曲やンターネットラジオなどを再生できます。
    対応のアプリ持っていない方でも、Bluetooth接続でスマホの音楽を再生できますよ。

    映画だけでなく音楽再生でも迫力満点で、まるでライブ会場にいるような臨場感を楽しめました。

まとめ

本体からパカッと分離したサラウンドスピーカーを見て、なにコレ斬新!と思いましたが、ケーブルレスの小型スピーカーというのがめちゃくちゃ使いやすい!
ちょっとしたスペースがあればどこでも置けるし、付属のサイドキャップで端子を隠せば、インテリアにも違和感なく溶け込みます。

本格的なシアタールームを作ろうとサウンドバーにサラウンドスピーカーやサブウーファーを複数組み合わせていくと、どんどん高価になっていくので、最初から全て付属している『BAR 1000』はコスパ面もいいのではと思います。

映画館のような迫力のサウンドを、お家でぜひ体感してみてください。 2022.11.16 (もあ)

スタッフが使ってみました

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