2022.05.11

Joshin 試用レポート

マグカップでスープが作れる!サッと食べたい時に便利なエレコムの「マグカップ型電気なべ」

エレコム マグカップ型電気なべ HAC-EP01エレコム マグカップ型電気なべ HAC-EP01
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エレコム マグカップ型電気なべ HAC-EP01

家事や仕事、育児と、時間に追われている時、料理を作る時間や食事はサッと終わらせたい…。
そんなサッとご飯に丁度良さそうなものを発見してしまった。
エレコム社のマグカップ型電気なべ「クックマグ」だ。
形は完璧にマグカップ。でも電気なべ。なべ!?
卓上で調理した後は、そのまま食べられるなんて画期的! 実際に調理してみよう! ライター:ぴよこ

調理ができるマグカップ!? エレコム「クックマグ」はマジでマグカップ

  • エレコム マグカップ型電気なべ クックマグ HAC-EP01
    エレコム マグカップ型電気なべ クックマグ HAC-EP01
  • セット内容
    セット内容
サイズ(約)幅128×高さ130mm(取っ手含む)※カップ直径94mm
質量(約)450g(電源コード含む)
セット内容本体、フタ、電源コード、説明書

This is マグカップやん。
表面は機能アイコンがさりげなくチョロっと描かれているだけで後はシンプルと、どこに置いても馴染む見た目。というか見た目がマグカップだから当然といえば当然。
かわいいやん、と思って取っ手を持つと、この形から想像できる以上の重さが腕に伝わってきた。
やっぱりキミは電気なべなんだね。
パッケージにはミネストローネと雑炊のレシピが書いてあるので、後で参考にして作ってみよう。

クックマグは「沸かす」「煮る」調理ができ、フタも付いている。
コードは着脱式だけど防水機能はないので、洗う時には少し工夫がいりそうな予感。
まずは外観を確認しつつ、機能をチェックだ!

  • 柔らかな曲線を描いた取っ手。かわいい
    柔らかな曲線を描いた取っ手。かわいい
  • 容量は最大 350ml。中はステンレス素材
    容量は最大 350ml。中はステンレス素材
容量Boil 350ml、Stew 300ml

クックマグのアクセントになっているふにゃっとした見た目の取っ手。
見た目は柔らかな曲線だけど、もちろん安心して持てるほどカッチカチに硬い。
本体のカラー展開はミント、ホワイト、ピンクの3色で、ハンドルは全てのカラーにキャメルを採用。

内側はステンレス素材で、最大容量は350ml。
「Boil(沸かす)」と「Stew(煮る)」の満水目盛りがあり、沸かすは350ml、煮るは300mlと調理によって上限が異なる。
調理時にしっかり目盛りを確認してください。

加熱温度・煮込み時間の設定は?

  • アイコンをタッチして操作をする
    アイコンをタッチして操作をする
  • 加熱温度(Boil)45・60・100℃
    タイマー(Stew)10・40・70分(100℃到着後の時間)

    本体の下側に操作パネルがある。
    Boilモードの加熱温度は45・60・100℃、Stew(煮込み)モードの時間設定は(100℃に到着してから)10・40・70分から選べ、それぞれのモードをタッチすることで変更できる。

    Boilモードで運転停止後は8時間、自動的に保温機能が動作する。
    ※ 45℃設定:45℃、60/100℃設定:60℃
    ケーブルを繋いだ段階で電源はオンになるので、保温しない場合はケーブルを抜いて電源を落としてください。

  • 操作パネルの反対面に電源の差込口
    操作パネルの反対面に電源の差込口
  • 付属の電源コード
    付属の電源コード
消費電力275W
電源コード約1m
安全装置サーモスタット、温度ヒューズ(216℃)

操作パネルの面からクックマグをくるっと180°回すと、電源カバーと電源差込口がある。
使用時はカバーを開けて付属の電源コードを接続する。
電源コードはアース線付き。さすが電気調理なべだ。

  • フタにはちゃんと蒸気口がある
    フタにはちゃんと蒸気口がある
  • フタのつまみは小さめだ
    フタのつまみは小さめだ
  • フタは軽く、乗せるだけの構造
    フタは軽く、乗せるだけの構造

付属のフタはプラスチックで軽く、ナベのフタらしく蒸気口付き。
フタは上のくぼみの中の突起をつまむようにして持ち上げるのだが、このくぼみの直径を測ってみたところ約3cm。
せまい。指の太い人には少し突起がつまみにくいかもしれない。

フタは本体に留まるような引っ掛かりはなく、乗せるだけの仕様。
沸かした時にフタは熱くならないのだろうか? 100℃にしたらカタカタタ…!と揺れないのか?
お湯を沸かしたり調理して確かめてみよう。

「沸かす」「煮る」機能を試そう

お湯が100℃に沸くまで何分?

  • 【動画】水をセットしてから100℃になるまでを測定
    【動画】水をセットしてから100℃になるまでを測定
  • MAX350mlが100℃になるまで何分かかるのか。
    ※水温約22℃で実験

    水を入れて電源を接続し、Boil・100℃を選択。
    途中で温度計を使い、40・60℃の到達時間も計測する。
    運転中は静かな部屋だと運転音が聞こえてくる。
    テレビなどを付けた部屋ならそこまで気になるほどの音ではなさそう。

    設定温度に到達すると「ピッピッピー」と音でお知らせ。
    今回の計測結果は100℃到達まで約12分30秒!
    2分30秒で40℃、4分30秒で60℃に到達
    した。
    40℃ならクックマグでいいかなと思うけど、100℃まで10分以上かかるので、お湯を沸かすだけなら筆者は電気ケトル使っちゃう。

ミネストローネスープを作ってみよう

  • 【動画】
    【動画】約12分でミネストローネが出来た!
  • 個人的にクックマグの試用目的は料理!
    野菜やベーコンを小さく切って、カットトマトや水、調味料を全部クックマグに入れて軽く混ぜ、フタをして加熱する。
    Stewで10分タイマーを設定する。
    野菜さえ切れば後は全部入れるだけで、水から作るので手間が少ない。

    ボイルの沸騰に時間がかかったから、完了まで20〜30分かかると思ったけど、加熱してから約12分で完了音が鳴った。はやいじゃないか。
    フタがカタカタ揺れる事もなく、静かな調理だった。
    調理中は蒸気口から湯気が出ていたので、蒸気によるやけどには注意しましょう。

    フタを開けてスープを混ぜると野菜もしっかり加熱されている。
    シャッキリ食感の仕上がりなので、クタクタが好みの方は野菜を小さく切ったり、再加熱するのもよさそう。

鶏と根菜の雑炊(参鶏湯風)も作ってみた

  • 【動画】この雑炊…めちゃくちゃ美味しかった
    【動画】この雑炊…めちゃくちゃ美味しかった
  • パッケージのレシピにならって雑炊も作ってみた。
    クックマグに材料の野菜、鶏肉、ご飯の順で入れて、水や調味料を投入し、フタをして加熱。
    こちらもタイマー10分でセット。 スープと同じように出来るかなと思っていたけど、雑炊は20分ほどかかった印象。

    フタを開けて混ぜると、さつまいもや大根はホクホクの仕上がりで、トロトロの雑炊が完成!
    めちゃくちゃ美味しい。
    これは定期的に作りたくなるし、ランチや遅い時の晩御飯、夜食にもピッタリ!

お手入れに関して:丸洗いはできません

  • 水をいれて
    水をいれて
  • ザッと汚れを落としてから
    ザッと汚れを落としてから
  • 内側だけを洗います
    内側だけを洗います

調理した後のお手入れは丸洗いをせず、内側のみを手入れする。
この時必ず電源カバーで電源差込口を閉じておく。
水を入れてザッと汚れを洗い流し、中性洗剤で内側を洗ってすすぐ。
基本的には普通の食器洗いと同じだけど、外側を濡らさず内側だけを洗うので、少しだけ気を使いながら手入れをしていた。
スープや雑炊のような液状のものの調理が中心なので汚れのこびりつきは少なく、キレイに洗えるのは良い感じ。

まとめ

仕事を終えて家に帰った時に、この時間からガッツリごはんを食べたくない、と思う事がよくある。
お腹は満足させたいけど、サッと食べたいんだよ〜、という時にクックマグの容量がピッタリだ。

スープや雑炊は基本的に具材を切って煮込むだけなので、比較的手間の少ない調理だけど、クックマグは“鍋 兼 器”で洗い物が少なく、電気で調理できるから火加減を気にする必要もないのが便利。
ただ、形がマグカップなので他の洗い物と一緒に洗っていると、うっかり習慣で丸洗いしそうになる。
個人的には防水機能が欲しいけど、カップの口も大きいので洗いやすく、水も拭き取りやすいので、クックマグという存在に慣れてしまえば問題ないレベルだろう。

在宅ワーク中の手ごろランチ、時間の無い時にサッと済ませたい、帰りが遅い時の夜ご飯、子供の夜食に、と「ちょっと食べたい」という時は生活の中で、結構、ある。
クックマグはそういった忙しい日々の食生活に寄り添ってくれる調理家電だ。
見た目はまさにマグカップだから、それだけで「ほっ。」と安心できる姿なのもニクイ。 2022.05.11 (ぴよこ)

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