2022.09.02
Joshin 試用レポート
キヤノンコンパクトフォトプリンター SELPHY CP1500で写真プリントを楽しんでみた!
キヤノン コンパクトフォトプリンター SELPHY CP1500
プリンターとは思えないコンパクトサイズのキヤノン「SELPHY CP1500」。
Wi-Fi環境のない場所でもカメラやスマホで撮った写真をダイレクトにプリントできます!
豊富な⽤紙サイズに対応し、フィルターなどプリントをしたくなる機能があるので、写真の楽しみ方が広がります!
筆者の大切なおもいでを沢山プリントして、アルバムを作ってみました!
ライター:くれあ
キヤノン コンパクトフォトプリンター SELPHY CP1500
サイズ(約) | 幅182.2×奥行き133.0×高さ57.6mm |
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質量(約) | 850g(本体のみ) |
キヤノン SELPHY CP1500は、スマホやパソコンなどから簡単かつ手軽に写真プリントを楽しむことができるコンパクトフォトプリンターです。
プリンターから連想する大きさとは異なり、片手で持てたりカバンに入れて運べるほど、サイズはとってもコンパクト。
据え置きタイプは場所をとるイメージがあり、導入するとなるとスペースの確保が必要ですが、キヤノン SELPHY CP1500は立てて収納ができ、スペースを取りません。
カラーは爽やかなホワイトと可愛らしいピンクの2色展開です。
お部屋の雰囲気に合わせて選ぶのも良さそうです。
本体の確認
電源コードをつないだプラグを本体背面に挿します。
別売のバッテリーを本体に直付けすれば、電源のない場所でもプリントが可能なので、外出先や屋外でも撮ったらその場でプリントできます。
従来モデルCP1300の3.2型液晶と比較して、3.5型とモニターが大きくなって視認性が向上!
操作ボタンはグンと少なくなり、機械に苦手意識のある筆者にもハードルが低くて一安心。
メニューアイコンも分かりやすいので、迷わずに操作ができそう!
QRコードを読み取るだけでスマホとWi-Fi接続(ダイレクト接続)
カメラやスマホで撮った写真は、簡単にプリントが可能!
Wi-Fi環境のない場所でも、スマホからダイレクトにプリントができます。
旅先で撮った写真をその場で友だちにシェアして、ホヤホヤのおもいでを共有するのも良さそう!
接続は、スマホで専用アプリ『SELPHY Photo Layout』をインストールして、アプリからQRコードを読み取るだけとカンタン!
本体のガイドに従って操作するので、スムーズに接続できましたよ。
Wi-Fi経由のほか、SDカードやUSB Type-Cケーブルは直接挿入ができたり、別途アダプターを使えばminiSDカード/microSDカード/USBメモリーも接続できます。
さらにPCもWi-Fi、USBケーブルで接続可能です。
※対応メディア、対応OSについては製品仕様ページにてご確認下さい。
印刷の準備をしていこう
用紙サイズ種類(約) | ポストカードサイズ(148×100mm)、Lサイズ(119×89mm)、カードサイズ/カードサイズラベルカードサイズ(86×54mm)、スクウェアラベル(54×54mm)、8分割シール(22×17.3mm) |
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インクカートリッジを本体にセットします。
熱でインクを気化させてプリントする昇華型熱転写方式を採用。
濃淡を温度で調整するので、インクの粒上感がなく、色のグラデーションも滑らかに表現できます。
インクはフィルム状なので持ち運び時の液モレの心配がなく、色ごとにインクを交換する必要はありません。
プリント用紙は、ポストカードやLサイズのほか、クレジットカードほどの大きさのカードサイズ、スクエア型のシールなど、用紙をお好みで選べます。
用紙に使用するインクカートリッジは用紙と同じサイズのものをセットする必要があります。
インクカートリッジは共通だと良かったな〜と思いましたが、用紙を使い切るとインクも同時になくなるので、インク交換のタイミングを気にする必要がないのが嬉しいです。
プリントの工程の最後には、特殊なフィルム処理(オーバーコート)がされているので、光沢感のある仕上がりで写真を水や汚れから守り、色にじみや色あせも防止。
大切な写真を長くキレイなままで保てるのは嬉しいですよね。
写真プリントを楽しむ
筆者の大切なおもいでたちを印刷していきましょう。
アプリから印刷する用紙サイズ(今回はLサイズ/フチあり)を選択し、印刷したい写真を選びます。
最後にフチや日付印字の有無、スタンプなどの加工をお好みでして、プリント開始!
スマホから本体に画像が転送され、印刷が開始します。
黄色の紙や赤色の紙がひょこっと出てきて「設定を間違えた!?」と1人で焦りましたが、順番に色を塗り重ねて印刷が完了するので安心してください。
印刷中は、背後からも用紙が出てくるので、プリンターの後ろには少しスペースを確保する必要があります。
Lサイズだと、印刷作業開始から完了まで35秒〜40秒ほどで完了し、色鮮やかでキレイな仕上がりです。
空の淡いグラデーションも見事に表現できていて、クオリティが高い…!
上から1cmほどの所に薄っすら線が入ったのが、お、惜しい…。(下段/中央の写真で確認できます)
両サイドは余白があり、ミシン目がついているので、ペリペリと手で切り離せば完成!
切り離した箇所を触ると少しザラザラしていますが、見た目はそこまで気になりません。
色々なサイズの用紙で印刷を楽しんでみました。
大きいポストカードサイズは4分割のレイアウトで1枚におもいでをギュッと詰め込みました!
1枚の用紙に2/4/8種類の画像を組み合わせられたり、書き込みスペース(フチ)をつけられたり(ポストカード/L最右のみ)レイアウトを楽しめます。
世界に1枚だけのピザの作り方しおりも作ってみました。
文庫本からピザがひょっこり出ていて、思ったよりかわいいやんと少し愛着が湧きました。
シールタイプは、お気に入りの写真をスマホの背面やパソコンなどに貼れたりと、アレンジも広がりそう!
写真には日付印字ができ、色はオレンジ・黒・白と無色から選べます。
無色の印字は正面からは見えず、写真を傾けると日付が出てくるので、写真の雰囲気を損なうことはありません。
写真を手軽にデコレーションできるパターンオーバーコート
さらにアプリを活用して、写真をおしゃれにデコレーションしていきます!
ペンで写真にデコるのもいいけれど、取れてしまうのが気になるという方は写真にプリントする「パターンオーバーコート」がおすすめです。
少し物足りないなと感じる写真も簡単にかわいい写真に仕上がりますよ♪
他にも写真を好きな色合いにアレンジできる「フィルター」や、色味を変更できる「色調整」、任意のURLからQRコードを発行し、写真に付けてプリントすることもできます。
単にプリントするだけでなく、色々なアレンジやデコレーションが楽しめるので、あれもこれもとプリントが止まりません。
アルバムやフォトガーランドを作ってみた
楽しくなってきた筆者は、プリントした写真を使ってアルバムや装飾を作ってみることに。
シールタイプはペタペタと貼れるので、アルバム作りに重宝します。
愛犬の成長記録をアルバムにしてみましたが「こんな小さい頃もあったんだな〜」と愛犬とのおもいでを1つずつ振り返ることができました。
普段、写真を撮って満足してしまう筆者は、写真をプリントして楽しむということが新鮮でしたが、やっぱり形に残すのっていいなと思いました。
他にも印刷した写真でフォトガーランドを作ってみました。
友だちの誕生日やお子さまの成長記録など、簡単に部屋の装飾ができるのでおすすめですよ!
【こちらも人気です!】スクエアプリントができる「SELPHY SQUARE QX10」
セット内容 | 本体、充電用USBケーブル(Type-A to Micro-B)、お試しインクカセット&用紙(3枚分)、使用説明書 |
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サイズ(約) | 幅102.2 × 奥行143.3 × 高さ31.0mm |
質量(約) | 445g (インクカセット・用紙を除く) |
CP1500は、プリンターの中では圧倒的にコンパクトで使いやすいけれど、バッグに入れて持ち歩くのはむずかしい・・・。
そんな方は、2020年に発売したSELPHYシリーズのモバイルフォトプリンター「SELPHY SQUARE QX10」がおすすめです!
使い方はCP1500と同じく、アプリを使ってスマホの中の画像をダイレクトプリントするもの。
本体の質量がCP1500の半分ほどなので持ち運びやすく、より手軽にプリントできます。
プリント用紙はスクエア型のシールタイプのみで、キヤノンのミニフォトプリンター「iNSPiC」に近い印象を受けますが、印刷方法がCP1500と同じ昇華型熱転写方式なので、出来上がりの写真がとにかくキレイ!
プリントに高画質と手軽さの両方をお求めの方は、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
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インクジェットプリンターと比べると、鮮やかさや再現性の高さは劣りますが、それでも充分満足な仕上がりです。
印刷時間は35秒〜40秒ほどかかるので大量印刷には物足りなさを感じますが、ちょっとした写真を印刷するのに最適で、旅行先でプリントしておもいでをシェアできるのもいいなと思います。CP1500があると気軽にプリントできますし、用紙サイズやレイアウト、フィルターなどプリントをしたくなる機能があるので、写真の楽しみ方が広がります!
カードやシールにしたりと写真をもっと活用したい方はCP1500の小さなプリンターで、プリントを楽しんでみてはいかがでしょうか。2022.09.02 (くれあ)