2022.06.17
Joshin 試用レポート
初心者でも楽しめた!イマジニア「みんなのカーリング」で頭脳バトル!
イマジニア 【Switch】みんなのカーリング
ウィンタースポーツの定番「カーリング」が手軽に楽しめるゲーム、Nintendo Switch用ソフト『みんなのカーリング』が事務所にやってきました!
ショットする位置とパワーを選ぶ2ステップのカンタン操作で、戦略性を必要とするカーリングの奥深さをしっかり楽しめます。
ルールも掛け声の意味も、最終的にどうなったら勝ちかもわからない。
そんなカーリング初心者のスタッフでも楽しめるのか、実際に遊んでみました! ライター:もあ
本格カーリングが楽しめる イマジニア「みんなのカーリング」
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『みんなのカーリング』はカンタン操作で本格的なカーリング気分が楽しめるゲーム。
トーナメント形式で試合を行い世界制覇を目指す「ワールドチャンピオンシップ」と、家族や友達など4人まで参加可能な「VSカーリング」、ミッションを達成していく「詰カーリング」、短時間で気軽に遊べる「バラエティーゲーム」の4つのモードで遊べます。基本操作はスティックで狙い位置を定めて、ボタンを押してパワーを決めるだけ。
テレビで見るカーリングは、常に動いて氷をシャカシャカしているので、以前プレイした「Fit Boxing 2」のように数日間の筋肉痛は覚悟していましたが、ゲーム中は立つ必要もないとのことです。よかった・・・!
ちなみに現段階のスタッフのカーリング知識
ゲームを始める前に、今回プレイするスタッフ4人のカーリング知識を確認。
「石をスーッとしてブラシでシャカシャカやるやつでしょ」
「でもどうなったら勝ちか分からないなぁ」
「掛け声が多いのは知ってます」
「もぐもぐタイムですよね?」
試合形式の「VSカーリング」から遊ぼうと思っていたけれど、誰ひとりルールを知らない。
カーリングは"氷上のチェス"と言われるほど、戦略性が重要なスポーツですが、本当にこのスタッフたちで本格カーリングを楽しめるのでしょうか・・・?
知識がなくても大丈夫!チュートリアルで学べます
ルールや遊び方は、チュートリアルで基本ルールや勝敗の決まり方が学べます。
基本ルールは、1エンド各8つのストーンを投げて、ハウス(円)の中央の赤丸印に自身のストーンが近い方が勝ちという、すごくシンプルなもの。
ブラシでシャカシャカするあれは「スイーピング」といい、氷の表面を磨くことでストーンの滑りを良くして距離を伸ばしたり、ストーンをカーブさせる役割があるんだとか。
このゲームではボタンを連打するか、コントローラーを左右に振ってスイーピングします。
後半は、置かれた相手のストーンをビリヤードのようにはじいて赤丸から遠ざけることになるので、後攻が圧倒的に有利。
最初はコインで先攻後攻を決めますが、第2エンドからは負けている方が後攻になるので、前のエンドはわざと負けるという戦略もあるようです。
気になっていたあの掛け声、物凄く重要でした
テレビでカーリングを見ていると耳にする「ヤップ!」「ウォー!」などの掛け声。
場を盛り上げるための発声かなと思っていましたが、あの掛け声はチームでコミュニケーションを取るもので、掛け声がないとゲームができないというほど、かなり重要なものでした。
- ヤップ!/イエス!/ハリー!/ハード
- スイーピングをして
- ウォー!/オーフ!
- スイーピングをやめて
「みんなのカーリング」では、最初にストーンをどこに置きたいか位置を定めてから投げますが、ストーンを投げるパワーの強い/弱いはコンピューターが判断して、掛け声をしてくれます。
実際に数回プレイした感想としては、この掛け声に従っておけば間違いありません。
ルールや攻め方を真剣に相談。どんどん本気になる
4人までプレイできるので、男性チームと女性チームに分かれて「VSカーリング」で勝負します。
始める前にチュートリアルを見返して改めて戦略を練ります。
「最初から赤丸にストーンを近づけても、後からはじき出されると思うんですよ」
「青のライン辺りに壁のようにストーンを並べたら、相手のジャマできそうじゃないですか?」
相手チームが為になる戦略を教えてくれるけど、敵のハズ・・・信じても大丈夫なのか。
実際に遊んでみた
試合形式でバトル!「VSカーリング」
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女性チームが先攻(黄ストーン)、男性チームが後攻(赤ストーン)で「VSカーリング」開始!
有利と言われている後攻が取られてしまった・・・と思っていたら敵チームからまさかの発言。
「これ、先攻のストーン全部外にはじき出していったら勝てません?」そんなことをされたら先攻に勝ち目はない・・・ズル賢すぎるこの作戦は、もちろんNG。
両者とも、最初の4投は相手のストーンを青枠外に出す「テイクアウト」をしてはいけないというルール(フリーガードゾーンルール)があります。
最初から相手を攻撃するのではなく、後から相手が苦しむような位置にストーンを置いていくのが吉です。
パワーが安定して意図した場所にストーンを置けるようになると、相手のストーンを少し動かしつつ自分のストーンを枠内にいれるという、高度なテクニックも使えるようになってきました。
周りのストーンにあたったらどう動くだろう、ここに置いたら次に相手はどうしてくるだろうなど、常に頭を働かせるので、身体は動かしていなくても結構疲れます。
頭を使いすぎると思わぬミスをしたりします。
筆者は「ストーン止まれーー!!」と叫びながら、なぜか思いっきりコントローラーを振ってスイーピング。すごい加速します。
集中力が切れるとパワーゲージでミスをしがちですが、少しのミスはスイーピングでなんとかなります。
プレイヤーの判断が鈍っても、コンピューターは冷静に掛け声で指示してくれるので、しっかり掛け声に耳を傾けましょう。
「VSカーリング」の激熱シーン
自分のストーンを少し押して枠内に入れたり、相手のストーンの隙間を狙って力強くテイクアウトしたりと、他のストーンをキレイに動かせると、とても気持ちいいです。
1エンド目は赤枠内に黄ストーンを2つ置けて、これは勝った!と喜んでいたのですが、ラスト1投でかなり良い位置に赤ストーンが!(画像3枚目)
これが後攻の強さか・・・!これはどっちが勝ったのか・・・。
すごく僅差で、黄ストーンの方が内側でした!やったー!
ミッションをクリアしよう!「詰カーリング」
ひとりで練習するのにピッタリのモードが「詰カーリング」。
「ストーンを赤枠内に入れよう」など出題されるミッションをひたすらクリアして、トロフィーを集めていきます。
初級ミッションは、ストーンを狙った場所に正しく投げられるかが主ですが、上級になると最初から置いてある他のストーンを動かすミッションになり、どの位置に投げるかも自分で考えます。
敵のストーンを外に出して一発逆転を狙うようなミッションなど、対戦相手がいるとなかなか体験できないシーンを味わえて、やりこみ要素はかなり多いです。
ペンギンを滑らせて遊ぶ「ミニゲーム」
陣取りBINGO
ミニゲームは「陣取りBINGO」と「ペンギンプール」の2種類があります。
ストーンの代わりに可愛らしいペンギンを滑らせて遊ぶゲームで、操作方法はカーリングと同じく投げる位置とパワーを決めるだけ。
今回は試しませんでしたが、ストーンのペンギンが跳ねたらスイ―ピングになるようです。
陣取りBINGOは、その名の通りマスにペンギンを置いてビンゴを狙うゲーム。
カーリングと同じく相手のペンギンを移動させて自分の陣地にすることもできますが、マスの外にはじき出してもテイクアウトにならず、壁にあたって跳ね返ってくるのがややこしい・・・!
最初は奥のマスを狙った方がいいのか、でも手前を開けているとビンゴを取られるかも・・・気軽にできるミニゲームでもやっぱり頭を使う必要がありそうです。
ペンギンプール
「ペンギンプール」は元々配置されている大きなペンギンに、ストーン(小さなペンギン)をあてて、ポイントが書かれたプールに落とすゲームです。
1番奥の10ポイントが落としやすく、ポイントを取るのはビンゴよりカンタンな印象ですが、ストーンを落としてしまうとマイナスポイントになるので要注意です。
ストーンは大きなペンギンに変化するので、置く場所によっては相手の有利になってしまったりと、これまた頭を使う・・・もう休ませてほしい。
まとめ
カーリング初心者が集まって遊んでみましたが、ルールがカンタンなので、すぐに戦略を考えてカーリングの難しさと楽しさを味わえました。
テレビで見るカーリングは、掛け声とスイーピングの様子から、体力勝負なのかなと思っていましたが、バリバリの頭脳戦です。
実際に始めるにはハードルが高いカーリングですが『みんなのカーリング』なら、誰でも気軽に本格カーリングを楽しめますよ!
みんなでワイワイ対戦するのもヨシ、ひとりでもくもくと腕を磨くのもヨシです。
身体を動かすゲームに慣れてきた方は、頭を使うスポーツにも挑戦してみてはいかがでしょうか? 2022.06.17 (もあ)
(C) Imagineer Co., Ltd.
(C)2022 JAPAN CURLING ASSOCIATION.