2021.04.14
Joshin 試用レポート
好きな時に撮って、すぐにプリントできる「iNSPiC CV-123」で毎日が楽しい!
キヤノン インスタントカメラプリンター iNSPiC(インスピック) CV-123-WH
撮ったその場でカメラから写真が出てくるインスタントカメラ。
その場で写真になるのが面白いし、出来上がった写真の色見も味があって、普通のカメラとはちょっと違った楽しみができる。
iNSPiC『CV-123-WH』は、手のひらサイズでとっても薄〜いインスタントカメラ!
何気ない風景もiNSPiCで撮ればお気に入りに変わるかも。
街歩きを楽しみながら写真を取ってきました!
ライター:ぴよこ
手のひらサイズのインスタントカメラプリンター iNSPiC
サイズ(約):121(縦)×78(横)×24(高さ)mm
質量(約) :170g(内蔵電池含む)
付属品:キヤノン用ZINKTMフォトペーパーパック (キヤノン用ZINKTMフォトペーパーパック10枚、キヤノン用ZINKTMスマートシート1枚)、充電用USBケーブル、リストストラップ、クイックガイド、保証書
iNSPiCは角丸でツヤツヤの、手のひらサイズのインスタントカメラプリンター。
筆者は最近、ミラーレスやデジタル一眼のような本格派のゴツゴツしたカメラばかり使っていたので、iNSPiCのオモチャみたいなかわいさにキュンだ。
レンズの横には自分撮りしやすいように小さな鏡が付いている。
iNSPiCを撮影するために正面から撮影した筆者が丸映りしているので、こういう風に見えるのね、って思ってください。
筆者の5.5インチのスマホよりも小さいし、重さも同じくらいで、厚みも24mm…これで写真が撮れるというのだから、すごい。
充電時間:約 90分
バッテリー印刷可能枚数(フル充電時):約25枚
側面から見たら本当に薄い。
造りはシンプルで、側面上部に電源とシャッターのボタン、底面に電端子とmicroSDカードの挿入部が配置。
シャッターボタンを押すと、正面左側面にあるプリント排出口からウィーーンと写真が出てくる。
このウィーーンと出てくるのを待つ時間も、インスタントカメラの醍醐味!
用紙は品質の高いZINKTMフォトペーパーを採用しており、用紙にプリントに必要な色が埋め込まれているので、インクカートリッジいらずでプリントが出来る。
用紙はシールになっているので、ノートや壁など好きな場所にペタペタ貼って写真が楽しめるのだ。
本体背面上部に、左からファインダー、アスペクト比設定ボタン、再プリントボタンが配置。
背面下部の切り込み部分が用紙カバーで、スライドしたらパカッと取れる。
アスペクト比は[2×2]と[2×3]が選べ、シャッターボタンを押す前にアスペクト比設定ボタンを押して選択を行っておく。
ファインダーをのぞくと中央にフレームがあり、アスペクト比2×2の場合はフレームの内側の線、2×3は外側の線を利用して撮影をする。
実際に撮影してみると、このフレームに納めた風景が撮影が出来るわけでなく、フレームよりも広角に映る。
フレームの外に見える風景もしっかり納まったので、フレームの中に被写体を納めつつ、グッと寄って撮る方がイメージに近い写真になった印象。
撮影を行い同じ写真がもう1枚欲しい!となった場合は、再プリントボタンを押せば直前に撮った写真がプリントできる。
電源をOFFにすると内部メモリの記録は消えるので、再プリントは撮影直後に行うのが吉。
用紙サイズ:5×7.6cm
専用用紙の袋には、必ず青い厚紙(スマートシート)が封入されている。
印刷はじめに本体に読み込ませることでプリンターの調整が行えるので、専用用紙と一緒に必ず挿入する。
紙は下から順番に吸い込むので、シートが1番下になるようにセットしてと…。
スクエア型と長方形サイズの写真が作れる!
印刷スピード:約50秒/枚
という事で試しに撮ってみた!
シャッターボタンを押すと、昔の携帯カメラで撮影した時のようなデジタルな「カシャ!」という音がした。
筆者にはなじみがあるので「懐かしい!」と思うけど、若い人だと「レトロ!かわいい!」と思うような音だと思う。
シャッターボタンを押してから電子音がするまでに0.5〜1秒の間がある。
筆者はシャッターボタンを押した時に写真が撮れたと思ってカメラを構える手を動かしたのだが、実はシャッター音が鳴った時に映像を記録していたようで、めちゃめちゃブレた芸術的な1枚が出来た。
心得『シャッター音が聞こえるまで、カメラを構える手は動かさない』。
実際に撮影する際は覚えておいてください。
シャッターを切ってしばらくすると、本体がウィーンと静かに音を立ててプリント開始。
静かな場所だと動作音は目立ちそうなので、バッグなどに入れて印刷するのがおすすめ。
味のあるくすみがかったレトロな仕上がりの、小さな写真が出来上がった。
いいではないか、いいではないか。
同じ場所からアスペクト比は2×2(正方形)に変更して撮影すると、用紙の1/3は白紙のままの写真が出来上がった。
余分な部分は自分でカットして仕上げを行う。
写真の活用方法
焦点距離(35o換算):24o
画素数:500万画素
早速街歩きしていっぱい写真を撮ってきた!
インスタントカメラのようにズーム機能もなく、シャッターを押すだけなのでサクサクと気軽に撮影してしまった。
30分前に近場で写真を撮っただけなのに、10年前に訪れた異国の思い出みたいなノスタルジックな仕上がりになって、旅してきたという満足度が高く、なんだかすごく楽しかった!という気持ちで今満たされている。
そんな楽しい思い出をノートにペタペタ貼って保存しておこう!
ノートに貼ってスクラップブッキング! 日記に写真を添えるとこんなにも鮮やか!
訪れた場所やお店の情報は写真を添える事で、より記憶が鮮明に残せそう。
小さいのでスマホに貼ったりお財布に入れて携帯するのにもピッタリです。
外出先で写真を撮る他に、おうちの中でもiNSPiCは活用できます。
クローゼットやキッチンの収納ボックスの中身を撮影し、その写真をボックスに貼っておけば、中身がわかりやすい!という事ができます。
「撮ってその場で写真になる」という利点を活かして色んな使い方をしてみてください。
まとめ
筆者の学生時代、ゲームセンターにあったプリントシールを携帯電話の背面などに貼ったり、専用のノートを作ってシールを集めるのが流行っていました。
写真は小さくても、その時の思い出はしっかり残るし、肌身離さず持ち歩く携帯に写真が貼ってあるのは、それだけで嬉しい気持ちになったものです。
iNSPiCはいつでもどこでも写真が撮れて、その場でプリントができ、写真はスマホケースやお財布などに挟むのにも丁度いいサイズです。
何気ない日常や好きなひとたちとの思い出を、iNSPiC CV-123-WHで小さなカタチとして残すと、毎日がいつもよりちょっと楽しくなりますよ。
2021.04.14 (ぴよこ)