2022.03.07

Joshin 試用レポート

デザイン性と機能性を兼ね備えたダイキンの空気清浄機4機種をレポート!

メイン画像
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ダイキン 空気清浄機 「MCZ70YJ」「MCK70YJ」「MCK55YJ」「MC55Y」

昨今では空気清浄機は欠かせない存在になり、新たに追加したり、買い替えを考えている方は多いのではないでしょうか。
いざ購入!となると、部屋の大きさに合った十分な機能、設置スペース、デザインも素敵なものを選びたい…!と、最適な1台を選ぶのに一苦労します。
今回は空調専門メーカーダイキン社の「体験できる・相談できる」ショールーム「ソリューションプラザ フーハ」で、サイズや機能の異なる空気清浄機4機種を見てきましたので、選ぶ時の参考にしてみてください。 ライター:くれあ

ダイキン 空気清浄機 「MCZ70YJ」「MCK70YJ」「MCK55YJ」「MC55Y」

  • ダイキンの空気清浄機4機種
    ダイキンの空気清浄機4機種
  • 今回は、適用床面積だけでなく機能も異なる4機種をご用意いただきました。
    除湿・加湿・脱臭・集塵の4つの機能が搭載した「MCZ70YJ」、加湿機能搭載の「MCK70YJ」「MCK55YJ」、空気清浄機のみの「MC55Y」です。

    空気清浄機を選ぶ時には、部屋のサイズに適した浄化能力を備えているか、必要な機能が備わっているかが大事になります。
    すばやく空気をキレイにしたい方は、部屋の大きさに対して約1.5〜2倍くらいの大きさを目安にお選びください。

MCZ70YJ MCK70YJ MCK55YJ MC55Y
空気清浄適用床面積(約) 空気清浄:〜32畳
加湿空気清浄:〜32畳
  除湿空気清浄:〜19畳(〜31m2)
空気清浄:〜31畳
  加湿空気清浄:〜31畳(〜51m2)
空気清浄:〜25畳
  加湿空気清浄:〜25畳(〜41m2)
〜25畳(〜41m2)
加湿 -
除湿 - - -
脱臭
集塵
ツインストリーマ -
(ストリーマを搭載)
-
(ストリーマを搭載)

交換の手間が少ない! 空気をキレイにする3つのフィルター

  • ホコリをキャッチするプレフィルター
    ホコリをキャッチするプレフィルター
  • TAFUフィルター(集塵フィルター)
    TAFUフィルター(集塵フィルター)
  • 左から脱臭フィルター・TAFUフィルター・プレフィルター
    左から脱臭フィルター・TAFUフィルター・プレフィルター
  • 加湿フィルターは1ヶ月に1回のお手入れ
    加湿フィルターは1ヶ月に1回のお手入れ

ダイキンの空気清浄機は部屋の空気を本体に吸い込み、3種のフィルターで空気中の浮遊物をキャッチします。

目が細かなプレフィルターは、部屋の空気を吸い込む時に大きなホコリをキャッチし、ウイルス、カビ菌、花粉、PM2.5といった空気中の微細な浮遊物は「TAFUフィルター」が瞬時に吸収。0.0003ミリの微細な粒子なら99.97%除去します。
タバコ臭やペット臭のニオイの元は、黒くて硬い脱臭フィルターで吸着します。

キャッチした浮遊物は、独自の技術「ストリーマ」で有害物質を分解し、浮遊ウィルスやカビ菌なども抑制します。
加えて、アクティブイオンを空気中に放出し、汚れを捕まえてから「ストリーマ」で分解して除去と、ダブル方式によって空気をキレイにしてくれます。
キレイにするのは空気だけでなく、TAFUフィルターや加湿フィルターの除菌、加湿する水の細菌の抑制もするので衛生的です。

フィルターのお掃除もカンタンで、プレフィルターはパネルを開けずに外から掃除機で吸い込むだけで、加湿フィルターは約1ヶ月に1回程度でつけ置き洗いでお手入れします。
TAFUフィルター(集塵フィルター)は目詰まりしにくく、10年に1回交換する程度でOKです。

年中マルチに活躍! 除加湿ストリーマ空気清浄機 「MCZ70YJ」

  • マルチに活躍する「MCZ70YJ」
    マルチに活躍する「MCZ70YJ」
  • 厚みがあります
    厚みがあります
  • 高さは抑えられています
    高さは抑えられています
サイズ(約)幅41.5×奥行36×高さ69 cm
質量(約)23kg(水無し)
タンク容量(約)3.0L
適用床面積(約)空気清浄:〜32畳・加湿空気清浄:〜32畳・除湿空気清浄:〜19畳

「MCZ70YJ」は、これ1台で部屋の空気環境を年中任せられる空気清浄機(空清32畳まで/加湿:木造11畳、プレハブ18畳まで)。
光の当たり方でブラックに見えますが、実際にはダークブラウンです。
ズッシリと存在感のある本体に、集塵・脱臭・加湿・除湿の4つの機能が搭載しており、梅雨から夏は除湿、冬は加湿もできてと大活躍!
空気清浄機、加湿機、除湿器と、それぞれ揃えることを考えると、お手入れや設置スペースに対するメリットが大きいです。

空気清浄の適用床面積が32畳、標準のストリーマに比べて有害ガスの除去スピード、脱臭性能、除菌スピードが約2倍という「ツインストリーマ」で、広い部屋の空気を効率的にキレイにします。
外から持ち込んだウイルスや花粉を早く吸い込んで分解してくれる思うと安心ですね。
※メーカー調べ

  • パネルで湿度やホコリなどが確認できる
    パネルで湿度やホコリなどが確認できる
  • 天面をパカッと開けると、操作部が出てきた!
    天面をパカッと開けると、操作部が出てきた!
  • ルーバーの動き
    ルーバーの動き
  • 側面に加湿用の給水タンク
    側面に加湿用の給水タンク
  • 下には除湿で溜まった水の受け入れタンク
    下には除湿で溜まった水の受け入れタンク
  • ハンドル付きで排水もラクです
    ハンドル付きで排水もラクです

天面のフタをパカッと開けると操作部が出てきます。
個人的に良いなと思ったのが、加湿と除湿を組み合わせてカーテンや衣類のニオイを除去する「水de消臭」
※水溶性のニオイ成分に効果を発揮します
加湿して壁やカーテンに付着したニオイ成分を浮かせた後に除湿を行い、水に溶けこんだニオイ成分を水とともに除湿タンクより流して捨てます。
カーテンやスーツなど頻繫に洗わないもののニオイを手軽に脱臭できるのはうれしいです。
無臭なのでニオイに敏感なペットや赤ちゃんがいるご家庭は重宝するのではないでしょうか。

加湿用の給水タンクは側面の上部、除湿タンクはその下側に配置します。
除湿タンクには持ち手があり排水口も小さいので、排水時にこぼれる心配がないのも嬉しい配慮。
「MCZ70YJ」は、しずか快適モードを弱運転以下にできるので、空気清浄機の冷たいそよそよとした風に悩んでいた方には嬉しい機能です。
小さなお子様が寝ている側に置くときにも活躍しそうです。

  • モダンな部屋にしっくりきます
    モダンな部屋にしっくりきます
  • 黒の挿し色でメリハリができました
    黒の挿し色でメリハリができました
  • キャスター付きで移動しやすい
    キャスター付きで移動しやすい

今回は木の家具が多いナチュラルな印象の温かみのある部屋に「MCZ70YJ」を置いてみました。
見た目にとてもスッキリとしています。
ダークブラウンなのでモダンな部屋の雰囲気と合うと思っていましたが、温かみのある部屋では挿し色として締まって、メリハリのある空間になりました。

本体は厚みがあるので女性スタッフ1人で持ち上げるのは難しいですが、ご安心ください。キャスター付きで移動がラクチンです。
掃除をする時にもサッと動かせて良いですね。

機能性をデザイン性兼ね備えた加湿機能付き空気清浄機「MCK70YJ」

  • マットな質感でカラーはブラウンとホワイト
    マットな質感でカラーはブラウンとホワイト
  • 側面もオシャレ!
    側面もオシャレ!
  • 操作パネルは天面にあります
    操作パネルは天面にあります
サイズ(約)幅31.5×奥行31.5×高さ76 cm
質量(約)12.5kg(水無し)
タンク容量(約)3.4L
適用床面積(約)空気清浄:〜31畳・加湿空気清浄:〜31畳

高い機能性とデザイン性を兼ね備えた「MCK70YJ」。
縦にスラッとしたスマートなデザインですが、空気清浄の適用床面積が31畳までと最上位モデルとほぼ同等で、強力なツインストリーマも搭載!
タワー型で部屋に置いた時の窮屈感もなく、加湿機能もついて…最高じゃん!と言いたくなります。

デザインにも長けていて、どの方向からみてもオシャレ。
マットな質感なので照明の反射も少なく、落ち着いた印象なのも個人的には好みです。

  • 風向きは手動で変えます
    風向きは手動で変えます
  • 高い位置で注げるのがGOOD!
    高い位置で注げるのがGOOD!
  • 水の残量が確認できます
    水の残量が確認できます

こちらのモデルは天面に操作パネルがあり、手動で風向きを変更します。(自動ならもっと良かった…)
給水は2WAY方式で、タンクを取り外さなくても「上から給水」ができます。
加湿の出番が多い冬は給水の頻度が高くなるし、満タンまで給水するとタンクが重くなり運ぶのが大変なのでコレは嬉しい…!
高い位置に給水口があるのでラクな姿勢で給水でき、セットする時にポタポタと水が垂れる心配がないのもいいですね!

  • うん!空間に溶け込んでいる
    うん!空間に溶け込んでいる
  • タワー型でスタイリッシュ
    タワー型でスタイリッシュ
  • モダンな部屋にブラウンが合います
    モダンな部屋にブラウンが合います

タワー型で「柱!」というような形なので部屋の角に置くとスッキリと収まりますし、床の設置面積も少なく設置場所の自由度も広がります。
側面にはスリットが施され、どの角度からみても抜かりない!
マット加工なので、部屋にすっと溶け込みます。

新カラーのカームベージュが可愛い「MCK55YJ」

  • 「MCK55YJ」はカラーが3色
    「MCK55YJ」はカラーが3色
  • 側面はシンプルなデザイン
    側面はシンプルなデザイン
  • 「MCK70YJ」より高さが抑えられている
    「MCK70YJ」より高さが抑えられている
サイズ(約)幅27×奥行27×高さ70 cm
質量(約)9.5kg(水無し)
タンク容量(約)2.7L
適用床面積(約)空気清浄:〜25畳・加湿空気清浄:〜25畳

寝室などの個室には、少し小さめの「MCK55YJ」がオススメです。
「MCK70YJ」と同様、省スペースで置けるタワー型で加湿機能を搭載しています。
空気清浄の適用床面積は約25畳とリビングにも置けますが、しっかりと空気清浄したい方は寝室や書斎などに選ぶと良いかもしれません。

カラーバリエーションは他のモデルにはないカームベージュがあり、とってもオシャレ!
MCK70YJと形はよく似ていますが、ブラウンとホワイトのパネルは光沢感があり、カームベージュのみマット加工が施されています。
インテリアの雰囲気に合わせたカラーを選べるのも魅力的なモデルです。

  • 前面に操作パネル
    前面に操作パネル
  • 高い位置に給水タンクがあるので取り出しやすい
    高い位置に給水タンクがあるので取り出しやすい
  • リモコンで操作ができます
    リモコンで操作ができます
  • 背面に引っかけて収納できます
    背面に引っかけて収納できます
  • 湿度設定はリモコンから行います
    湿度設定はリモコンから行います

「MCK55YJ」の空気清浄化技術は、ツインストリーマーではなくストリーマです。
ツインストリーマと比較すると、スピード感などの性能は劣りますが、適用床面積に合った空間だとしっかりと空気清浄を行い、花粉は99%以上除去してくれます。

リモコンが付属し、湿度設定はリモコンから操作ができます。
離れた場所からでも操作感度は良く、静音性が優れているので寝室や書斎にピッタリだと思います。

  • 部屋に溶け込むカームベージュが可愛い!
    部屋に溶け込むカームベージュが可愛い!
  • チラッと見えるブラックもカッコイイ!
    チラッと見えるブラックもカッコイイ!

家電には珍しいカラーのカームベージュを設置してみましたが、温かい部屋の雰囲気には特に馴染みそう!
良い意味で家電らしくない優しい色合いは、部屋の雰囲気も柔らかくなります。
意外と少ないこの絶妙なカラー。全部のモデルに欲しかったなあ…!

コンパクトながらハイスペックな「MC55Y」

  • ダントツでコンパクトな「MC55Y」
    ダントツでコンパクトな「MC55Y」
  • 高さがグンと抑えられている
    高さがグンと抑えられている
  • 操作パネルは前にあります
    操作パネルは前にあります
サイズ(約)幅27×奥行27×高さ50 cm
質量(約)6.8kg
適用床面積(約)空気清浄:〜25畳

4機種の中で最もコンパクトサイズの「MC55Y」。
加湿機能は搭載していませんが、ストリーマとTAFUフィルターを備え、空気清浄の適用床面積はMCK55YJと同様の約25畳と、充分な空気洗浄力があります。
身長が低くて、ちょこんと置けるサイズ感なので、サブ機として取り入れるのにも最適です。

前面に操作パネルがあり、リモコンでも操作が可能です。

  • 場所を選ばすに置けるのがGOOD
    場所を選ばすに置けるのがGOOD
  • デッドスペースにちょこんと置ける
    デッドスペースにちょこんと置ける
  • サブ機として導入するのもGOOD!
    サブ機として導入するのもGOOD!

コンパクトなので、設置場所がとにかく自由!
前後左右約10cm壁やモノから離す必要がありますが、デッドスペースを活用して色々な場所に置けそうです。
コードの長さに限りはありますが、机の側に置いたり玄関に置いたりしたいです。
筆者は花粉が辛いので、花粉の時期は側に置いておきたいです。

まとめ

  • ダイキン フーハ大阪!
    ダイキン フーハ大阪!
  • あらゆる場所にぴちょんくんがいる!
    あらゆる場所にぴちょんくんがいる!

今回レポートした4機種は、頻繫に手が触れる操作シート部分(ボタンは除く)が抗菌仕様で安心です。
空気清浄力と洗練されたデザインを兼ね備えており、既に空気清浄機を置いている我が家も「省スペースで置けるし、もう1台欲しい」と思いました。

広い部屋でマルチに活躍する「MCZ70YJ」は、空気清浄の適用床面積は約32畳と年中リビングの強い見方です。
床の接地面積が小さく縦にスラッとしたデザインの「MCK70YJ」は、「MCZ70YJ」とほぼ同等の広い部屋の空気をキレイにしてくれる上、デザイン性もバッチリ!
カームベージュが可愛い「MCK55YJ」は、空気清浄の適用床面積は約25畳になので、寝室や個室など色々な場所で活躍します。
最もコンパクトな「MC55Y」は小型ながらも空気清浄力が抜グンで加湿機を既に持っている方やデッドスペースを活用してもう1台欲しいという方はピッタリです。

今回はもっとも部屋の大きさに合わせて使いやすい4機種をレポートしましたが、空気清浄機能にもこだわる方なら、ウイルスや菌の抑制効果が高い波長を照射する深紫外線「UVC LED」を搭載したモデル(ACKB70Y-SACB50X-S)にもご注目ください。
おうちに必要な機能やスペースと相談して、是非ご家庭に合った最適な1台をお選びください。

今回、ダイキン工業の体験型施設「フーハ大阪」で撮影のご協力をいただきましたが、入り口からかわいい「ぴちょんくん」がお迎えしてくれました。 車に変身したぴちょんくんにピンク色のおユぴちょんくんにも会えました。

とくに面白かったのは、「温度感覚測定」で年齢測定ができるところ。
手のひらを乗せて温度の変化を感じたらボタンを押すだけと簡単に測定ができます。
他のスタッフは年代がピッタリと当たっていて、信憑性もありそう!
20代の筆者もいざ!………………「ポチ!」。ん………………70代!?!?
スタッフ一同目を疑いましたが、何度見ても70代。
我こそはという方は無理のない範囲で行って体験してみてください。 2022.03.07 (くれあ)

スタッフが使ってみました

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