2022.06.27
Joshin 試用レポート
床掃除は全部まかせたい!が叶う!吸引&水拭き、自動ゴミ収集機付きのロボット掃除機 DEEBOT T9+
エコバックス ロボット掃除機 DEEBOT(ディーボット) T9+ DLX13-54(W)
部屋の床掃除を自動で行ってくれるロボット掃除機。
エコバックス社のロボット掃除機『DEEBOT T9+(ディーボット・ティーナインプラス)』は、ゴミの吸引だけでなく床の水拭きも同時にできる1台2役で、自動ゴミ収集機も搭載!
障害物も回避して、マッピングできるの? え?いいニオイも出せる?? 多機能で凄そうなので、実際に試してきました!
ライター:ぴよこ
吸引&水拭きが同時にできるロボット掃除機 エコバックス DEEBOT T9+
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事務所を飛び出しDEEBOT T9+の走行の様子を確かめにやってきた。
ゴミの吸引も床拭きも1台で完結するというお得なロボット掃除機だけど、大きさは一般的なロボット掃除機と一緒!
音も静かで、見た目が白という軽やかな出で立ち。
マッピング機能搭載に、ダストボックスのゴミも自動で紙パックに集めて、掃除中はイイニオイも放てるらしい。
さらにアプリを使えば掃除中にマッピングしたエリア(部屋)を3Dで把握ができるみたい。
めっちゃ機能を詰め込んでて凄そう。早速、本体を確認しましょう!
セット内容 | ディーボット本体、サイドブラシ、メインブラシ1個(本体取付け済み)、高性能フィルター(本体取付け済み)、使い捨てモップ、OZMO Pro2.0ストロング電動クリーニングモップ、エアフレッシュナー、エアフレッシュナーカプセル(ワイルドブルーベル1個)、カッター付きメンテナンスブラシ(本体装着済み) |
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サイズ(約):幅×奥行×高さ | 本体:353×353×93.6mm 自動ゴミ収集機:300×400×430mm |
質量(約) | 本体:3.57kg 自動ゴミ収集スタンド含む:7.78Kg |
正面のセンサー部が黒い以外はほぼ白いボディのDEEBOT T9+。
このセンサーで、走行方向に家具やコードなどの障害物を検知し、自動で回避する。
足を取られたり吸い込んでしまうコード類は、ロボット掃除機にとって天敵!
障害物センサーは頼もしい機能です。
エコバックスが独自開発した3D物体回避技術 TrueDetect2.0の実力を、とくと見せていただきましょう!
DEEBOT T9+には床拭き用のモップや芳香剤も付属。
芳香剤をセットすると清掃しながら良い香りを放つこともでき、OZMO Pro2.0ストロング電動クリーニングモップを装着すれば床の水拭きも行えます。
自動ゴミ収集機付きでゴミ捨ての手間も少ない!
トップパネルを持ち上げると、手前にダストボックスの掃除に便利なブラシが内蔵されており、赤色の電源スイッチが配置しています。
ダストボックスのゴミを直接捨てる事ももちろんできますが、DEEBOT T9+は自動ゴミ収集機が付属しています。
自動ゴミ収集機を使えば、本体のダストボックスのゴミは自動ゴミ収集機の紙パックフィルターに移されます。
紙パックの容量は最大60日分(目安)。ゴミ捨て頻度は月に1度ほどでいいんです!
香りのカートリッジで掃除中も良い香り
本体後方にはエアフレッシュナーを装着しています。
丸いくぼみにエアフレッシュナーカプセル(芳香剤)を装着すると、掃除をしながら良い香りを放ちます。
香りは3種類から選べ、DEEBOT T9+にはワイルドブルーベルが1個付属します。
ワイルドブルーベル | フルーティーフローラルな香り |
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ベルガモット&ラベンダー | 爽やかな品のある香り |
キューカンバー&オーク | ナチュラルなグリーン系の香り |
吸引&水拭きを同時に出来るクリーニングモップ
エアフレッシュナーを外し、OZMO Pro2.0ストロング電動クリーニングモップを装着すれば、ゴミを吸引しながら床の拭き掃除もできます。
OZMO Pro2.0ストロング電動クリーニングモップを使う場合は、カセットの青いキャップを開けて水タンクに給水を行い、付属の使い捨てモップを裏側に貼り付けてください。
アプリ「ECOVACS HOME」と連携する
アプリ「ECOVACS HOME」を使えば、掃除の指示、スケジュール、マップの編集など、様々な設定が行えるようになります。
スマホなどの端末にアプリをダウンロードし、メールアドレスで会員登録(無料)を行ってから、DEEBOT T9と接続※をしましょう。
接続前にはまずDEEBOT T9の充電をしっかりと行い、本体上部のカバーを開けて赤いボタンをONにします。
※ アプリとDEEBOT T9の接続には、自宅のWi-Fiが必要です。
接続が出来ると、ホーム画面にロボット掃除機が表示されます。
床の吸引と水拭きを実際に行ってみよう
まずはカーペット・フローリングの上の吸引清掃
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まずは吸引清掃を試してみます。
アプリで運転開始の合図をすると、本体から音声(言語設定可能)が流れ、動き出しました。
直進とUターンを繰り返し、その後全体的に動き回って清掃しています。
机の下に潜り込んだり、脚のまわりもぐるっと回ってブラシでゴミをかき集めているようです。運転中の音は、筆者が今まで出会ったロボット掃除機の中ではトップクラスの静かさです。
運転音の目安は57dB。60dBで「普通の会話」ほどの音なので、壁1枚隔てていれば気にならない音かと思います。フローリングにゴミを撒いて運転しましたが、綿や糸、ビーズといった大粒のゴミも、見事に全部かき集めて運転終了。
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集めたゴミが自動ゴミ収集機内の紙パックへと送られたので、紙パックを切り開いて見てみました。
狭いエリアに沢山ゴミを撒きましたが、まだまだたっぷり入りそう!
運転中はとても静かでしたが、自動ゴミ収集機にゴミを回収する数秒間は、大きな音がするので最初は驚くかもしれません。
スティッククリーナーやロボット掃除機はダストボックスがそこまで大きくないので小まめにゴミ捨てを行わないといけませんが、掃除毎にゴミを紙パックに回収するので、ゴミ捨ての手間も激減します!
吸引と水拭きを同時に行う、障害物回避の様子
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家事を楽に。さらに清潔に!
吸引と同時に水拭きもやってもらいましょう!今回はフローリングに見立てたビニール床で吸引&水拭きを同時におこなってみました。
このエリア、段差はほぼなしで絨毯の床と繋がっています。
絨毯エリアに入ったら大変! DEEBOT T9は絨毯を回避できるのでしょうか?
あと、ロボット掃除機の宿敵コードも床に設置しました。
吸引、水拭き、障害物の回避、全部出来たのかは動画をご覧ください。
カーペットとフローリングの境目まで来た時、本体前半分は進むもんですから「カーペットに入っちゃうやん!?」と思いました。
が、しかし、モップが装着された本体の後方はカーペットに入らず、フローリングのギリギリまで水拭きをして戻っていきました。
本体の前側からゴミを吸い、キレイになった床を水拭きをする。
床にはしっかり水跡がつくので、床の乾燥時間は必要です。
外出中に運転して乾燥を待つのが良さそうですね。
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コードの目の前でピタッと止まって考える姿はなかなか健気です。
「何かを…発見!」と、踵を返していきました。回避成功です。
凄いぞ、エコバックスが独自開発した3D物体回避技術 TrueDetect2.0!
家の中には加湿器、扇風機、空気清浄機といった家電や、照明などの家具、スマホの充電ケーブルなど、至る所にコードはあるので、家に帰った時にロボット掃除機がコードに引っかかっていた!という事はよく起こります。
障害物センサーが搭載されているか否かで、掃除の満足度はかなり違ってくるので、選ぶ際のポイントにする事をオススメします。
アプリのマッピング、エリアの編集
センサーがエリアをマッピングすると、ホームマップが作成されます。
車の自動運転にも使うD-ToF技術で壁や家具までの距離を測って精度の高いマップが作れるのですが、DEEBOT T9には、エコバックス最高レベルのマッピングシステム True Mapping2.0が搭載されており、より正確にエリアを把握し、隅々までの掃除ができます。
ホームマップは「リビング」「寝室」など自由に名前を付けて管理ができ、線や四角(仮想境界線)でエリアを区切って名前を付けて、エリアの編集も行えます。
作成したエリアごとに「掃除しない」「吸引のみ」「吸引+モップ」などの掃除方法や、掃除の回数や吸引の強弱なども細かく設定ができますよ。
進入禁止エリアも設定できるので、DEEBOT T9に入ってほしくない部屋は必ずアプリで指定しておきましょう。
アプリでマップの管理、編集、3Dマップの画面
DEEBOT T9のアプリで特長的なのが、部屋を3Dで把握できることです。
マッピングしたエリアの画面の右端には「3D」というアイコンが表示されており、タップをするとエリアを3D表示に切り替わります。
3D表示にするとエリアに家具を配置でき、家具の大きさなども設定すれば、より実際の部屋に近い状態のマップが作れ、その状態で進入禁止エリアの指定なども確認ができます。
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アプリを使って、DEEBOT T9の運転時間・曜日の指定ができます。
仕事や子供を学校へ連れていく外出時間などの時間を活用して、掃除ができます。
我が家もロボット掃除機を使っていますが、やはりスケジュールでの管理が主な運転です。
外出中に運転するよう指定しているので、何もなかったかのように掃除が終わっています。
そのため、うっかりダストボックスのメンテナンスを忘れる事がしばしばですが、自動ゴミ収集機が付属したDEEBOT T9+は、ダストボックスのメンテナンス頻度がとても少なく、本当に掃除をする手間がなくなるかと思います。
まとめ
床を定期的に水拭きすると、床のペタつきが解消されて見た目にもスッキリ! でも、掃除機掛けした後に水拭きを行うのは中々重労働だし時間もかかる。
DEEBOT T9+は、掃除機掛けも水拭きも1台で同時にできるから、床をしっかり、手軽にキレイにしたいと思っている方にはとても便利です。
ロボット掃除機は外出中に動かす場面が多いかと思いますが、意外と運転中の音が大きかったりします。
静音であるというのは日常使いする上では、外出中や家にお子様がいらっしゃるご家庭でも安心してお使いいただけるポイントかと思います。
1台2役というのが最大の特徴ですが、静音設計、マッピング機能、障害物回避とロボット掃除機に欲しい機能がしっかり備わっていて、自動ゴミ収集機によってゴミ捨ての頻度も最小限で済みます。
もう本当に、床掃除の手間を可能な限り減らしたい!とお考えの方は、ぜひDEEBOT T9+を検討してみてはいかがでしょうか。
2022.06.27 (ぴよこ)