2021.10.05

Joshin 試用レポート

パイオニアのプライドを感じ取れ!ドライブレコーダー「VREC-DH300D」の走行映像をチェック!

メイン画像
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パイオニア ドライブレコーダーユニット carrozzeria(カロッツェリア) VREC-DH300D

パイオニアが満を持して発売した「VREC-DH300D」を実走レポート!
フロント370万画素/リア200万画素同時録画はもちろん、昼夜問わず綺麗に記録する"ナイトサイト"・前後STARVIS搭載…など、ドライブレコーダーの性能をイチから見直し設計したとされる、メーカーの「プライド」の結晶のような1台です。
早速、走って体感してみました!
ライター:モッツァレラ

パイオニア ドライブレコーダーユニット carrozzeria VREC-DH300D

  • carrozzeria VREC-DH300D パッケージ
    carrozzeria VREC-DH300D パッケージ
  • セット内容
    セット内容

セット内容:本体、取付ブラケット、リアカメラ(3m)、リアカメラ接続ケーブル(6m)、シガーライター電源ケーブル(4m)、 microSDHC カード(16 GB)、取扱説明書、保証書、クリーナークロス

今や市民権を得た前後2カメラドライブレコーダー。今回の「VREC-DH300D」も、梱包内容だけで使用可能なセットになっております。
フロントカメラからシガーソケットまでのケーブルの長さが4m。
リアカメラ接続ケーブルはカメラ直付けが3m、フロント接続までのケーブルが6mの、計9m。
大きめのミニバンサイズでも、余裕で届く長さではないでしょうか。

ポイントは、3mと6mでセパレートになっているトコロ。
これのおかげでリア設置の際、ケーブルをたぐる距離が少なくて済みます。
接続部はストレートプラグを採用。カメラとの接続的には「L形プラグ」の方がスッキリするのですが、配線時にどうしても引っ掛かりが生じます。
この辺りも「お客様の声」を反映した設計なんでしょうね。
あえて欲を言えば、クリーナークロスは前後用に2つ欲しかった事でしょうか。

それでは、本体をじっくり見てみましょう。

約370万画素のフロントカメラ

  • フロントカメラ正面
    フロントカメラ正面
  • モニターサイズ:3.0 インチ液晶
    モニターサイズ:3.0 インチ液晶
  • 正面左側面にボタン
    正面左側面にボタン
  • 正面右側面にmicroSDカード挿入部
    正面右側面にmicroSDカード挿入部
  • 底部にはリセットボタンを配置
    底部にリセットボタンが配置

本体サイズ:90.5 mm × 101.9 mm × 36 mm (幅 × 高さ × 奥行)
本体質量(約) :125 g(ブラケット含む)
取付推奨角度:20°〜 75°

メインカメラは、これだけだとコンパクトデジカメの様な外見。
シックなマットブラックの外見が所有感を向上させます(取り付けるとほぼ見えませんけど)。
背面の液晶画面は3.0インチ!少し前の携帯電話サイズです。
3.0インチから見るフロント370万画素の映像はホント綺麗。もうここだけでおなかいっぱい!

ニョキッと出たレンズ部は余計な装飾の無いシンプルな造形で、伸び縮みはしません。
キラキラしたメッキ装飾が無いのも、さまざまな意見を集約した結果でしょうか。
カメラのレンズは真実を見る瞳!フロントカメラはF値1.4、STARVIS CMOSセンサー搭載。

約200万画素のリアカメラ

  • 前後2台のカメラでしっかり記録できます
    前後2台のカメラでしっかり記録できます
  • リアカメラサイズ:58.9 mm × 25.1 mm × 31.5 mm (幅 × 高さ × 奥行)
    リアカメラ質量(約) :250 g(ケーブル含む)
    取付推奨角度:0°〜 90°

    リアカメラは200万画素、F値1.8 STARVIS CMOSセンサー搭載と、明るい撮影が可能です。
    リアカメラ左側は、おなじみの両面テープ。リア取付の際は、電熱線を避けつつ1度仮止めをしてください。
    右半分のレンズ部は、カチカチと軽快なクリック音で前後に可動します。
    リアの視野角は対角128°、理想的な撮れ位置を探ってから本止めしましょう。
    リアワイパー装着車は、ワイパーの通り道に装着すれば、雨や雪など荒天の日でもキレイに録画が可能です。
    接続ケーブルは、真横からビヨンとはみ出すタイプ。装着センスが問われるトコロです。

昼・夜に撮影したフロント/リアの映像(静止画)

昼の撮影

  • 昼の高速道路 フロントカメラ映像
    昼の高速道路 フロントカメラ映像
  • 昼の高速道路 リアカメラ映像
    昼の高速道路 リアカメラ映像

それでは実際の走行画像を見てみましょう。
「VREC-DH300D」はフロント370万画素(リア200万画素)の高画質がウリですが、他のドラレコによくみる"あるモノ"が搭載されておりません。
そう、それはHDR(ハイダイナミックレンジ)やWDR(ワイドダイナミックレンジ)といった、いわゆる「画像処理技術」です。

「お客様の声から生まれた」ドライブレコーダーには不要だったのでしょうか。
それは、そのまま映像に自信があるからと思われます。実際に動画を見ると、 解像処理が得意とするトンネル出口や西日などでも「えっこれHDRなんぢゃね?」的な綺麗映像を確認できました。
「…これ、HDR非搭載なんだぜ」と自慢げな辺りに、コダワリとプライドを感じたのは私だけでしょうか。
※画像は、圧縮加工・編集を行った動画より切り取ったものです。

夜の撮影

  • 夜の道路 フロントカメラ映像
    夜の道路 フロントカメラ映像
  • 夜の道路 リアカメラ映像
    夜の道路 リアカメラ映像

続いて夜間の映像です。
高解像度はもちろん、ドライブレコーダーのチェックポイントである「LED信号」、「案内標識」、「ナンバープレート」、「急な西日」、「トンネル出口」等…すべて無難にクリアしていました!
…どうしよう、隙が無い!ちょっとはネガティブなポイントを見つけようとするのですが、そんな私のチェックを嘲笑うかの様に、市場を調べ尽くした完成度の高さでした。いやはや感服です。

実際の走行時の映像

  • 【動画】実際の走行時の録画映像
    【動画】実際の走行時の録画映像
  • パイオニア(カロッツェリア)のドライブレコーダーといえば、他社のドライブレコーダーが出揃った辺りにゆっくり参戦した。いわば王者の余裕的存在。
    ところが他社も負けじと次々、新型を投入。気がつけば、王道であるがゆえに無難な立ち位置に鎮座しつつありました(あくまで私のイメージです)。
    しかしそれはこの商品発売のための"布石"に過ぎなかった!
    「お客様の声」を徹底的に検証。「安心」のための性能をイチから検討し、「VREC-DH300D」は誕生!
    画像処理技術を搭載しなくともHDRかのような録画映像で、どんな場面でもハッキリと映す描写力とそのポテンシャルは、今回の実機レポートでしみじみ実感しました。
    人気なのも頷けるモデルです。

    ※ 今回は使用しませんでしたが、オプションの「RD-DR001」があれば、駐車監視機能が使用可能となります。
    2021.10.05 (モッツアレラ)

スタッフが使ってみました

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