2024.07.03
Joshin 試用レポート
充電速すぎ! デザイン・性能が高くて万人受けするモトローラのミドルレンジスマホ『motorola edge 50 pro』



モトローラ SIMフリースマホ motorola edge 50 pro
幅広いラインナップのSIMフリースマホを展開するモトローラより、ミドルレンジながらトップクラスのパフォーマンスを誇る『motorola edge 50 pro』が登場!
ゲームやネットサーフィンをストレスなくサクサク動かせ、カメラ性能も強く、デザイン性も高く、急速充電が非常に優秀!
万人受けするモデルとして人気を集めそうな1台になっています。
ライター:ぴよこ
モトローラ SIMフリースマホ motorola edge 50 pro
motorola edge 50 proの外観デザイン
2万円台スマホの「moto g24」や、革新的な折り畳みスマホ「razr 40」など、幅広いラインナップでSIMフリースマホを展開するモトローラから『edge』シリーズの最新モデルが登場しました。
『motorola edge 50 pro』は最新のAIカメラを搭載し、デザイン、スペックにもこだわったハイパフォーマンスでコスパの良いスマホです。
カラーはブラックビューティとリュクスラベンダーの2色展開。
どちらも背面がシットリとした「ヴィーガンレザー」仕上げとなっており、フェイクレザーやシリコン、クラブのグリップのようなやわらかな質感です。
思わず触りたくなる心地よさで、エッジディスプレイの角の滑らかさや本体の薄さとも合わさり、デザインが非常に上質で、一言で言うなら「motorola edge 50 pro、カッコイイ」です。
画面が端まで広がるエッジディスプレイ
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本体の端までディスプレイが伸びるエッジディスプレイ -
ディスプレイは6.7 インチ。
「razr 40」と同じく、軽量で柔軟なプラスチックパネルによる「Super HD pOLED ディスプレイ」を採用し、ベゼルの両端までディスプレイが広がるエッジディスプレイです。このサイズのスマホだと200gを超えるのも珍しくないですが「razr 40」は186g!
フラットディスプレイに比べてベゼルの存在感が薄く、スマホを持つ手の中で映像が浮かんでいるかのように見えます。
角が曲がっていると操作性や視認性に何か変化があるのか、というのは後の使用感で記載しております。
メーカーによってはスマホの購入時に保護フィルムが最初から貼られている場合がありますが、『motorola edge 50 pro』は保護フィルムは貼られていません。
エッジディスプレイの保護フィルムはディスプレイの形状と同じように両端が曲がっているので、フラットディスプレイよりもフィルムを貼るのは難しくなります。
ディスプレイの素材上、フィルムでの保護をしたいと考える方も多いかと思いますが、フィルムを貼る際は慎重に作業を行ってください。
スペック
motorola edge 50 pro | ||
---|---|---|
OS | Android™ 14 | |
CPU | Qualcomm® Snapdragon® 7 Gen 3 Mobile Platform (2.63GHz x 1+ 2.4GHz x 3 + 1.8GHz x 4) | |
メモリ/ストレージ | 12GB / 256GB | |
リフレッシュレート | 144Hz | |
ディスプレイサイズ:約 | 約6.7インチ | |
カメラ | ||
アウトカメラ | 約5000万画素メイン OIS (f/1.4) 約1300万画素 超広角(120°)+マクロ (f/2.2) 約1000万画素 3倍光学望遠 OIS (f/2.0) |
|
インカメラ | 約5,000万画素 (f/1.9) | |
生体認証 | 指紋、顔 | |
NFC / おサイフケータイ | ○ / ○ | |
イヤホンジャック | - | |
充電端子 | USB Type-C (USB 3.1、DP 1.4) | |
本体サイズ(約) | 幅 72.4mm×高さ 161.23mm×厚さ 8.19mm(最薄部) | |
質量(約) | 約186g | |
バッテリー容量 | 4,500mAh | |
防水/防塵 | IP68 |
最短19分! TurboPower ™充電対応※
『motorola edge 50 pro』は125Wの超急速充電に対応し、最短19分で充電ができるほどの速さです。
急速充電に対応していてもそれにあったケーブルや充電器がないとその力を発揮しないのですが、TurboPower™125Wチャージ充電器が付属します。
スマホを購入時にはまずは充電をする事になるかと思いますが、充電速度の速さに驚かれるかと思います。
ちょっとスマホから目を離して、もう一度充電残量を確認すると、思わず二度見して疑ってしまいました。
急速充電の機能を使う場合は、初期設定はオフになっていますので、設定画面でオンにしてください。
※同梱の充電器利用、画面消灯、急速充電の使用設定時。1〜100%までの最短充電時間。使用環境などにより変動。メーカーテストに基づくものです。
処理能力に優れた高性能CPU「Snapdragon ® 7 Gen 3」を搭載
SoCは処理能力に優れた高性能CPU「Snapdragon ® 7 Gen 3」を採用し、Snapdragon 7シリーズとして初のGeneratibe AIに対応。
背面のトリプルカメラでもAI機能が発揮され、被写体の素早い動きを捉える事ができ、被写体に適した処理を施してくれます。
処理能力に優れながらも消費電力は従来よりも抑えるのでバッテリーも長持ちします。
ゲーミングスマホ並みの高リフレッシュレート
メインメモリが多いとそれだけ処理速度が速くなりますが、メモリが12GBと普段使いには充分な容量で、さらに「RAMブースト」機能でRAMを最大24GBまで拡張できます。
リフレッシュレートも前モデル同様、144Hzとゲーミングスマホ並みの性能になっており、スピーディーな映像も滑らかに映し出せて、FPSなどの素早い操作が必要なゲームでも良い反応をしてくれます。
外観 端子やスロットなど
背面のトリプルカメラの右側にFeliCaマークが配置。
上部にはステレオスピーカーの証である「Dolby Atmos®」の文字があり、正面右側面に音量、電源ボタン、底側に充電端子とカードスロットが配置しています。
カードスロットにはnanoSIM(eSIM)カード1枚のみ挿入ができ、拡張メモリには対応していません。
プラスチック感を抑えたマットカバー
本体カラーに合わせた同カラーの半透明のプラスチックカバーが付属するのですが、背面パネルの触り心地とはまた違った、サラッとした質感の艶の無いマットカバーです。
「edge40」だとこのカバーがTHE プラスチックというような艶ありの透明カバーで、せっかくの特長的なパネルの良さが隠れてしまっていたのですが、今回はカバーデザインも良くなっています。
本体の背面パネル、カバーともにマットなので指紋はかなり目立ちにくいです。
アプリ画面
有機ELディスプレイですので、映像は非常に発色が良くて小さな文字もクッキリと見えます。
色味はやや赤色が強く、全体的にビビット気味に感じたのですが、ディスプレイの設定「カラー」の初期設定が「ビビッド」です。
色味が気になる方は他の設定や色温度の調整が出来るので必要に応じて設定してください。
画像が多いウェブページで素早くスクロールをしても画面の読み速度も瞬時に行なわれ、スクロール速度も速く、記事を読む・動画を観る・アプリを切り替えるなどの動作でストレスを感じません。
筆者は今回はじめてエッジディスプレイのスマホを使用しましたが、スワイプの際にディスプレイの中央付近で指を動かすのではなく、画面の端から操作をするのが筆者の習慣だと気が付きました。
端からスワイプをする場合は、中央付近でのスワイプ時に比べて反応が悪く、スワイプ回数が増えていました。
角が曲がっているので正面から画面を見ると、両端の数ミリはやや影がかっているように見えますが、画面の見やすさに影響は無かったです。
ただ、ショート動画などの画面の端にアイコンが並ぶ場合は、角に近い位置にアイコンが配置するので、ややタップしにくく感じました。
フラットディスプレイに慣れていると、使い始めはスワイプやタップの感覚に違和感があるかも知れません。
動画を長時間視聴してもバッテリーの減りが遅く、減ったとしても充電をすればあっという間に回復するので、バッテリーを心配せずに使えました。
カメラは強い色合いに。広角も望遠も楽しい
ディスプレイの発色が良いので映し出された画面を見ただけで「キレイに撮れそう!」という気持ちになるのでカメラを構えるのが楽しくなります。
実際のデータはディスプレイより落ち着いた色合いにはなりますが、それでも肉眼よりは色が強い印象です。
明るい屋外で撮った写真だと発色の良さが引き立ちますが、屋内や暗所だと濃淡はフラットになり、暗所での照明まわりなどの明るい部分はやや白んだ印象です。
motorola edge 50 proはレーザーオートフォーカス機能を搭載しており、瞬時にピントを合わせる事ができます。
通常の撮影はもちろんの事、マクロカメラでかなり被写体に寄った状態でもピントが合いやすく、撮影当時は特に風が強い日で花が揺れ動いていてもしっかり撮影ができました。
高額手ブレ補正やAIによって手ブレにも強いというのも、マクロや望遠撮影で効果が発揮されています。
まとめ
筆者の普段のスマホの使い方は、ネットサーフィンやマンガを読む、動画を観るが8割で、1割はカメラ、残りはオフラインで遊ぶようなあまり動きのないゲーム(クリックやタップしてグラフィックが動くようなもの)や、時々キャラクターを動かしてフィールドを移動するRPGなどで遊ぶ、というイメージです。
『motorola edge 50 pro』は、筆者と同じような使い方か、もしくはもう少しゲームはしているという方でも充分に快適に使えるスマホです。
カメラはマクロ・広角・ズームとどれでも素早く撮影ができるのでカメラも存分に楽しめます。
見た目のデザインも良く、性能も高く、超急速充電にも対応と、欠点らしい所がないので、1度使うと長く愛用できる万能なスマホです。
2024.07.03 (ぴよこ)