2022.08.01

Joshin 試用レポート

広い範囲を鮮明に記録。ケンウッド ミラー型ドライブレコーダー DRV-EM4700 を試してみた!

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ケンウッド ミラー型ドライブレコーダー DRV-EM4700

ドライブレコーダーを数多く登場させているケンウッド社より、デジタルルームミラーにドラレコを備えた"ミラー型ドライブレコーダー「DRV-EM4700」"が登場。
バックカメラも付属しているので、後部座席に荷物を積んでも視野が妨げられず良好な視野が得られます。
タッチパネル操作で画面の表示エリアが調整できたり、音声で緊急録画ができたりと、もしもの時も安全です。
早速「DRV-EM4700」を使ってドライブしていきましょう! ライター:くれあ

12型の大画面!ケンウッド ミラー型ドライブレコーダー DRV-EM4700

  • ミラー型ドライブレコーダー DRV-EM4700
    ミラー型ドライブレコーダー DRV-EM4700
  • セット内容
    セット内容
セット内容 フロントカメラ、バックカメラ(ブラケット付)、microSDカード(32GB、アダプター付き)、シガープラグコード(3.5m)、バックカメラ用ケーブル(8.0m)、GPSアンテナユニット(2.0m)、固定用バンド(短)×2、固定用バンド(長)×2、クリーナー

車内のルームミラーにくっつけて使用するデジタルルームミラー型のドライブレコーダー。
一般的なドラレコに比べて設置も簡単で、省スペースでの設置ができます。
リアウインドウ上部にバックカメラ(リアカメラ)を設置して車両後方を撮影し、デジタルミラーに映し出すので、後部座席に人が乗車していたり、荷物を置いていても視野が妨げられず、広い後方視野が得られます。
DRV-EM4700は12型の大画面なので、とても見やすいサイズです。
コンパクトカーや軽自動車なら、10型のDRV-EM3700が最適ですよ。

フロントカメラ

  • バンドを純正のルームミラーに引っ掛けて取り付けます
    バンドを純正のルームミラーに引っ掛けて取り付けます
  • ※液晶保護シートを外す前です
    ※液晶保護シートを外す前です
  • カメラはスライドするので、純正のルームミラーに当たりません
    カメラはスライドするので、純正のルームミラーに当たりません
外形寸法(約)
幅×高さ×奥行
293×73×45mm
質量(約) 457g (microSDHCカード含む)

12型ということで存在感はあります。
フロント/バックカメラともに207万画素、暗さに強い「高感度CMOSセンサー」搭載で、夜間やトンネル内での暗いシーンでの活躍が期待できます。

取り付けは、ルームミラーに長・短どちらかの固定バンドを用いて引っ掛けてください。
筆者は取り付け初心者ですが、フロントカメラの取り付けはカンタンに行えました。
カメラはスライドできるので、純正のルームミラーに当たらないようになっています。

ただ、安全運転支援システムがついている場合は注意が必要です。
筆者の車には安全運転支援システムがついており、でっぱりが干渉して、カメラが正面を映さなかったです。
今回はカメラが可動式になっているので装着できましたが、取り付ける際は事前にご確認ください。

タッチパネル式操作が使いやすい

  • タッチパネルで操作が直感的に行えます
    タッチパネルで操作が直感的に行えます
  • 各部の名称
    各部の名称

フロントカメラは、液晶の電源を落とせばルームミラーとしても使えます。
撮影室の天井が映るくらい反射しているので、気になる方は反射防止フィルムを貼ると良いと思います。

タッチパネル式操作でスマホのように直感的に操作ができます。
カメラが捉えている範囲は表示範囲より広いですが、画面をスライドさせて表示範囲をお好みで自由に設定できます。
慣れない場所での駐車は、バック画面に切り替えると便利です。
※下(地面)までは見えない可能性がございます

上下にスライド フロント/バックカメラ映像の表示エリア調整
左右にスライド 画面の輝度調整
タッチ フロント/バックの画面表示切替

バックカメラ

  • バックカメラ
    バックカメラ
  • メインユニット接続端子
    メインユニット接続端子
外形寸法(約)
幅×高さ×奥行
47.8×38.0×26.0mm
質量(約) 41g

一方バックカメラはコロンと小さいです。
小さいですが、広角視野レンズ(フロント共に)を採用しているので、映し出す範囲は広いです。

リアカメラの取り付け位置は少し苦労しました。
取り付け角度が下になりすぎたり、上になりすぎたりと細かい調整が難しいと感じました。
そこで活躍するのが、タッチパネル操作!
ある程度取り付け位置に失敗しても、この機能で補正することができるので、大変便利です。

実際の走行映像(静止画) 昼の走行

  • 昼の走行 フロントカメラ
    昼の走行 フロントカメラ
  • 昼の走行 リアカメラ
    昼の走行 リアカメラ

それでは、実際に走行して映像(静止画)を確認していきましょう。この日は晴天です。
ミラーの映り込みは少し気になり、西日が強いと見えづらい時がありますが、許容範囲です。
12型インチのミラーなので、標準でついているミラーに比べてもかなりの範囲の視認ができました。

フロントカメラの画質は非常にキレイです!
動画のカクツキがなく、スムーズな映像が見られます。

実際の走行映像(静止画) 夕方〜夜の走行

  • 夕日をバッチリ映しています
    夕日をバッチリ映しています
  • バックカメラも明るい
    バックカメラも明るい
  • 街頭が少ない場所でも状況が見える映像<
    街頭が少ない場所でも状況が見える映像
  • お店の看板が確認できます
    お店の看板が確認できます

夕日の動画もキレイに撮影できています。
フロントカメラは夜間でもナンバープレートが視認できるほどキレイ。
一方リアカメラはやや画質が粗く感じました。(特に夜間)
接近している車のナンバーは映っていたので、及第点くらいかなという印象です。
広角撮影されているのでデジタルミラーとしてはナナメ後ろのバイクもしっかり映っているのは良いと思います。

【動画】ケンウッド ミラー型ドライブレコーダーDRV-EM4700 走行映像

使ってみて便利だったのが「音声コマンド」機能。
ハンドルから手を離すことなく、指定の音声を発声すると、緊急録画等ができます。

操作 音声
イベント記録(手動録画) イベント記録開始
写真撮影 写真を撮ります
カメラ映像の切り替え(フロントカメラの映像) フロントカメラ
カメラ映像の切り替え(バックカメラの映像) バックカメラ
カメラ映像の切り替え(フロントカメラ/バックカメラの映像) すべてのカメラ

マイクの感度が高いので、上記の5つの操作ができたのは、結構便利です。
片手運転が苦手なのですごく助かりました。
イベント記録で動画を撮影するのは、ドライブで綺麗な場所を通った時にVlog感覚で使えるなと思いました。
ただ、音声コマンドは一言一句違わずに発声しないと認識しないのがネックでした。

まとめ

12型の大画面で標準でついているミラーに比べてもかなり広い範囲の視認ができます。
映像はスムーズで、バックモニターの視界も良好なので、安全性の向上にも繋がります。
電源を落とせばルームミラーとしても使えるということもあり、ミラーの映り込みは少し気になりましたが、反射防止フィルムを貼ったりすると対策はできるかと思います。

ハンドルから手を離すことなく、緊急録画や標準画面の切り替えができる「音声コマンド」機能はとても便利です。
もしもの時だけでなく、画質の良さを活かしてキレイな場所を通る時の記念撮影にも活躍しそう! 2022.08.01(くれあ)

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