Joshin 試用レポート
2023年最新モデル
パナソニック・ブラウン・ヤーマンの『家庭用光美容器』を比較レポート!
2023.05.29
エステサロンで受けるようなムダ毛ケアがおうちでできる「家庭用光美容器」。
肌に光を照射していくだけのシンプルな美容家電ですが、種類がとても多く、何を基準にして選べばいいか迷う方も多いと思います。
そこで今回はパナソニック、ブラウン、ヤーマンの家庭用光美容器(2023年発売モデル)を実際に使い、それぞれのポイントをまとめてみました!
光美容器が何かよくわからない方から、エステサロンのケアを受けたことがある方まで、自分に合ったアイテムを見つけましょう!ライター:もあ
家庭用光美容器とは
光美容器は、肌に直接光エネルギーを照射して毛の再生力を弱らせ、新しい毛が生えにくい状態にするアイテム。
クリニックで受ける永久脱毛よりも照射パワーが弱く、短期間でムダ毛が完全になくなることはありませんが、肌刺激が優しく、継続して使うことで毛の生えるスピードや濃さに変化がみられます。
今回用意したアイテムは、各メーカーの2023年発売の最新モデル、
■ パナソニック 光エステ SMOOTHEPI(スムースエピ)ES-WG0A/ES-WP9A/ES-WH7A
■ ブラウン シルクエキスパート Pro5 PL-5268/Pro3 PL-3138
■ ヤーマン レイボーテヴィーナス ビューティープラス/レイボーテ ハイパーZERO
の、合計7機種。
7つとも、多くのサロンでおこなうのと同じ「IPL照射方式※」を採用した光美容器で、家庭用では難しいとされていたOラインを含む全身のケアが可能。
肌刺激が抑えられているので、濃い毛や男性のヒゲ、ムダ毛にも使用できます。
同じケア方法のアイテムが7種類もあると、何が違うの?どれを選べばいい?となるのは必然。
まずは家庭用光美容器の基本の使い方をチェックし、それぞれのポイントを見ていきましょう。
毛の黒い部分(メラニン)に反応して光を照射し、熱を発生させて発毛細胞のはたらきを抑制する。
光が1ヵ所に集中せず、広範囲に広がる特性を持っているため、肌への刺激がやさしい。
毛の成長期にしか反応しないので休止期や退行期の毛には効果がなく、照射後すぐに変化が見られるものではないが、繰り返しケアすることで徐々に毛が薄くなっていくことが期待できる。
光美容器の使い方
光美容器の使い方は、シェーバーやカミソリで除毛※した清潔な肌に、出力レベルを設定した本体の照射面をあてて照射、数ミリ位置をずらしてまた照射・・・を繰り返していくだけ。
(※ 除毛クリームやワックス脱毛後の肌には使用できません)
照射時には「パチッ!」という音と、カメラのフラッシュのような光があります。
肌刺激の感じ方は人によって異なりますが、一般的には温かい飲み物を入れたマグカップに触れたような温かさと言われています。
ワキやVIOラインなどの濃い毛をケアする時は輪ゴムで弾かれたような刺激を感じることもありますが、しっかり除毛していればヤケドの心配はなく、使っているうちに慣れる刺激です。
クリニックで受けるレーザー式の、針で刺されるような痛みとは全然違うのでご安心ください。
照射後の肌は熱をもっているので、水で濡らしたタオルなどで冷やしてケア完了です。
ケアを続ける度に少しずつ毛の変化を実感できますが、短期間での照射のしすぎはNG。
ケアの頻度は最初の3ヶ月は1週間に1度、毛が薄くなり目立たなくなってきたら1〜2ヶ月に1度と、徐々に回数を減らしていきます。
それぞれの特徴をチェック!
Pick UP!
ES-WG0A | PL5268 | ビューティープラス | ハイパーZERO | |
---|---|---|---|---|
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 約7.5×5.6×23.2cm | 約7.0×5.5×18.5cm | 約8.2×6.5×20.3cm | 約6.3×5.4×16.9cm |
質量 | 約360g | 約285g | 約450g | 約330g |
それぞれの上位機種である、パナソニック『ES-WG0A』とブラウン『PL5268』。
ヤーマンからは『ビューティープラス』『ハイパーZERO』の合計4機種をピックアップして、性能の違いを比較していきます。
ケアしたい部位が対象であるか、ハイパワーと肌刺激のやさしさのどちらを優先するか、継続してケアしやすいかに注目して、自分に合った光美容器を選びましょう。
各モデルのポイント
パナソニック ES-WG0A
『ES-WG0A』は、4機種の中で唯一、冷却機能を搭載しています。
肌を冷やしながら照射するため、VIOゾーンや男性のヒゲなど濃い毛にも対応するハイパワーを持ちながらも、刺激レス(※刺激が少ないこと)を実現しました。
「ムダ毛ケア=痛みがある」というイメージがあってなかなか手が出せない方の、光美容器デビューにおすすめです。
ブラウン PL5268
『PL5268』の最大の魅力は、家庭用光美容器内で最高峰の照射パワー。
エステサロンに近い最大6J/cm2までのハイパワーで「家庭用だけど、少しでも早く変化を実感したい」という希望に応えます。
照射レベルによっては刺激を感じやすく、毛が焼けるようなニオイもあるので(※ヤケドの心配はありません)、過去にエステサロンなどで光脱毛を体験したことがある方におすすめです。
ヤーマン ビューティープラス
『ビューティープラス』は、お風呂でも使える防水&コードレス仕様。
同居人に見られずケアできるのはもちろん、お風呂場でシェーバーなどで除毛するのと同じ感覚で使えるので、ケアのハードルがグッと下がります。
ケアを継続できるか不安な方、手軽に使いたい方におすすめです。
ヤーマン ハイパーZERO
『ハイパーZERO』は広い照射面とアタッチメントに付いたローラーで、ハイスピード照射を実現したモデル。
肌の上を転がしながら照射することで、ケア漏れやオーバーケアも抑えられます。
さらに照射と同時に赤色LEDのフォトケアができるアタッチメントも付属し、美顔器としても使えます。
とにかくケアを時短したい方、美顔器を持っていなくて美肌ケアもしたい方におすすめです。
照射範囲
照射面積
ES-WG0A | PL5268 | ビューティープラス | ハイパーZERO |
---|---|---|---|
約6.8cu | 約4cu | 約8.4cu | 約9.24cu |
今回ピックアップした4機種のケア対象部位は、脚/腕/ワキ/手/指/胸/お腹/顔/VIOゾーンの全身。
照射面積が大きいほど1度にケアできる範囲が広く、時短や照射回数の削減に繋がります。
4機種とも連射モードを搭載しているためスピーディーにケアできますが、実際に全身ケアしたときの時間は、照射面積が大きくローラーで素早くケアできる『ハイパーZERO』が断トツでトップ!
ヘッドを肌に押しあてるだけで自動で照射する『ES-WG0A』も、とてもスムーズでした。
最大照射回数
ES-WG0A | PL5268 | ビューティープラス | ハイパーZERO |
---|---|---|---|
約30万発 | 約40万発 | 約40万発 | 約120万発 |
光美容器は各機種で最大照射回数が決まっていて、上限に達すると本体ごとの買い替えとなります。
しかし、女性が全身のムダ毛ケアをするときに必要な照射回数は2〜3万回と言われているため、4機種とも1人で使い切ることはないと思って大丈夫です。
コストパフォーマンスを考えて少しでも安価なモデルを選ぶのもいいですし、家族など複数人でのシェアを考えるなら、照射回数が他のモデルの3倍近くある『ハイパーZERO』がおすすめですよ。
アタッチメント
アタッチメントの種類
ES-WG0A | PL5268 | ビューティープラス | ハイパーZERO |
---|---|---|---|
フェイス&ボディ/I・Oゾーン/ワイド | スタンダード/コンパクト/ワイド | V・I/O/フェイス | ローラー/スポット/LED |
4機種とも、部位に合わせて付け替える専用のアタッチメントが3つずつ付属しています。
部位によって必要な照射面の広さと傾斜が異なるので、必ず適したものを選びましょう。
アタッチメントを装着すれば自動でその部位に適したモードに切り変わるので、本体での設定は必要なく、すぐに照射準備に入れます。
アタッチメントの使い方は全て同じですが、『ハイパーZERO』のみローラーの付いたものとLEDでフォトケアができるものが付属します。
出力の強さ
出力レベル
ES-WG0A | PL5268 | ビューティープラス | ハイパーZERO |
---|---|---|---|
5段階 | 10段階 | 5段階 | 5段階 |
4機種とも出力レベルを手動で設定できるので、光美容器が初めての方も低いレベルから試せます。
『ビューティープラス』以外は「肌センサー」を搭載していて、照射面が触れた肌の状態を自動で読み取り適したレベルに調整するので、どのレベルから試せばいいか迷っても安心です。
レベルが高くなると照射パワーが上がる分「熱っ」となりやすいのですが、4機種を実際に使ったところ、冷却機能で熱を感じにくい『ES-WG0A』は他と比べて刺激が圧倒的に少なく、レベルMAXでもためらいなく照射できました。
逆に『PL5268』は低いレベルでも充分な刺激と焦げたようなニオイがあり、照射パワーの強い美容クリニックでの光脱毛を思い出します。
『ビューティープラス』と『ハイパーZERO』の出力レベルは同じ5段階ですが、ハイパーZEROの方がハイパワー設計です。
しかし、ハイパーZERO照射面に光刺激を分散させる「Wランプ」を採用しているため、特別刺激が強いということはありません。
個人的に感じた刺激は、小さい順に『ES-WG0A』→『ビューティープラス』→『ハイパーZERO』→『PL5268』という印象です。
専用アプリ
光美容器で毛の変化を実感するためには、長期間の定期的なケアが必須です。
おうちで好きな時にできる分、エステサロンに通うことを思えばケアのハードルは下がりますが、いつの間にかケアを止めてしまわないためにも、使いやすさはとても重要。
筆者が4機種の中で最もケアを継続しやすいと感じたのは、防水・コードレス仕様の『ビューティープラス』です。
お風呂で使えるのはもちろんうれしいのですが、個人的にはコードがないため電源タップの場所を気にせずどこでもケアできるのが、かなり高ポイント!
安定して自立するので、よく目につく場所に立てておけるのもGOODです。
『ES-WG0A』と『ビューティープラス』には専用アプリがあり、ケアした日にちと部位を入力することで、何日後に再びケアすればいいか教えてくれます。
そろそろケアしたほうがいいですよ!という通知も届くので、継続できるか不安な方も安心ですよ。
パナソニック
スムースエピ ES-WG0A
セット内容 | 本体(コントローラー含む)、アタッチメント(フェイス&ボディ/I・Oゾーン/ワイド)、電源コード、ポーチ |
---|
パナソニックの光エステシリーズで初めて「冷却フラッシュ」を搭載した『ES-WG0A』。
もともと刺激がやさしいことで人気のシリーズでしたが、照射面の温度を約10°に冷やしながら照射することで熱を感じにくくし、シリーズ史上最もハイパワーかつ低刺激を実現しました。
本体はボタン1つない、とてもシンプルなデザイン。
電源のオン/オフやレベル調整の操作は全て、本体と繋がったコントローラーでおこないます。
電源部分がコントローラー側にあるためか本体はサイズの割に軽く、カーブになった部分は握りやすいため、広い範囲を一気にケアする際も手首が疲れを感じにくくなっています。
アタッチメントを付け替えると自動で部位に適した出力モードに切り替わり、コントローラーには現在のモードが表示されます。
照射レベルは手動で設定しても、本体を肌にあてたときコントローラーに表示されるおすすめのレベルを選んでもOK!(※ 初めての照射はレベル1で試し、肌に赤みが発生しないか確認しましょう)
実際に照射した感想
ヘッドを少し傾けて照射面を肌に押しあてると自動で照射されます。
照射の際ボタンを押す必要がないためスピーディーにケアできるのはうれしいポイント!
フラッシュや音の刺激に慣れるまでは恐る恐る照射面をあてがちですが、思い切って肌に密着するように押しあてるのが上手く照射するコツです。
実際に照射すると、とにかく刺激の少なさに驚きます。
一般的に家庭用光美容器の刺激は「少し熱を感じる」くらいのものが多いですが、ES-WG0Aは冷却機能のおかげで、逆にひんやりとした感触。
刺激が強くなる高いレベルでも痛いと感じることはなく、全身レベルMAXでケアできました。
事前に肌を冷やせば他のモデルでも同じように使えるかもと思いましたが、冷たすぎるジェルや氷でVIOゾーンなど肌刺激に敏感な箇所を冷やすのは、個人的に不快感を覚えてしまいます。
その点、約10°に設定された「ES-WG0A」はちょうど気持ちいいと感じる冷たさで、ストレスフリーでムダ毛ケアができることに感動しました。
- ダブルランプ搭載でハイパワーかつ低刺激『ES-WP9A』
『ES-WP9A』は、従来のパナソニック 光エステシリーズのメイン機種(前モデル「ES-WP98」)を継承したモデル。
冷却機能はありませんが、光を分散させて肌刺激を抑える「ダブルランプ」を採用しています。
「ES-WG0A」と比べると少し劣るものの高い照射パワーを持っていて、VIOゾーンを含む全身、男性の濃い毛もケア可能です。
照射面積が広いため、全身のケア時間を少しでも短くしたい方にもおすすめです。
- 手軽に使えるコンパクトモデル『ES-WH7A』
『ES-WH7A』は手に取りやすい軽量・コンパクトモデル。
パナソニックの他のモデルと比べると照射面積が小さいため照射回数は増えますが、質量が約230gと他よりも100g以上軽いため、ケアの手間は1番少なく感じます。
お手頃価格でVIOゾーン含む全身のケアができるのもうれしいですね。
光美容器を使ってみたいけど、ケアが続くか不安という方が選びやすいモデルです。
ブラウン
シルク・エキスパートPro5 PL5268
セット内容 | 本体、スタンダードヘッド、コンパクトヘッド(部分用)、ワイドヘッド、アダプター、電源コード、Venusカミソリ、ポーチ |
---|
『PL5268』は、付属品がとても豪華!
セット全てをまとめて収納できる頑丈なフェイクレザー素材の専用ポーチや、ケア前の除毛に使える「Venusカミソリ」が付いています。
真っ赤なポーチや、白色にゴールドが映える本体デザインはとてもオシャレで、プレゼントにも最適なシリーズです。
「PL5268」の1番の魅力である業界トップクラスの照射パワー(最大6J/cm2)は、エステサロンに通っていたけど続かなかった、満足できずにコースの回数が終わってしまったという方でも、物足りなさを感じずお家でケアを続行できます。
男性の濃い毛にも対応していますが、少しピリッとした痛みを感じることもあるので、照射モードを優しいものにするか、氷などで肌を冷やしてからケアした方がよさそうです。
本体サイズは、現在(※2023年5月)発売されている家庭用光美容器の中でも、圧倒的に軽く小柄。
その分照射面積は小さくなりますが、ヘッドにかけてのカーブが細かい箇所にあてやすく、顔やワキなどのケアは4機種の中で1番得意だと感じました。
照射モードは、超やわらかフラッシュモード(ランプ1つ)/やわらかフラッシュモード(ランプ2つ)/通常フラッシュモード(ランプ3つ)の3つ。
照射面を肌に押しあてると側面のバーが適正レベルまで点灯します。
自動レベル調整は10段階と幅広いですが、筆者が肌にあてたときはレベルMAX近くで表示されて「まって!刺激がこわい!」となったので、不安な時は手動でやわらかモードに変更した方がよさそうです。
実際に照射した感想
照射面を肌にあてて、本体中央の大きなボタンを押して照射します。
刺激は今回比較した4機種の中では1番感じやすく、音とフラッシュだけでなく焦げたようなニオイもあり、ハイパワーを実感します。
筆者はクリニックでの光脱毛の経験があるので、痛いと思うほどではありませんでしたが、ケアする部位によっては熱だけでなくピリッとした痛みを感じることもありそうです。
照射面が小さめなのでボディの広い範囲をケアするときは、単射よりも連続照射モードの方が照射逃しがなく、流れるようにスピーディーにケアできて良い感じでした。
- お手頃価格で全身ケアが可能『シルクエキスパート Pro3』
『シルクエキスパート Pro3』は「Pro5シリーズ」の下位モデル。
本体デザインはゴールドの挿し色がない全面ホワイトカラーで、専用ポーチの色はベージュに変わります。
性能は、出力レベルが3段階、モード切り替えは「やわらかフラッシュモード」が省略されて2段階になっています。
また、Pro5とはケア対象部位も異なり、男性は肩より下のみ対象(ヒゲはNG)。
女性はVIOゾーンにも対応しているので、価格を抑えて全身ケアができる光美容器をお探しの方におすすめです。
ヤーマン
レイボーテヴィーナス ビューティープラス
セット内容 | 本体、ACアダプター、フェイスアタッチメント、VIアタッチメント、Oアタッチメント、Vデザインツール、キャップ |
---|
「他人に肌を見られるのが恥ずかしい」という理由で、サロンではなく家庭用光美容器を選ぶ方も多いと思いますが、家族のいる部屋でもムダ毛ケアは抵抗がありますよね・・・。
『ヴィーナスビューティープラス』は、日本で初めて※コードレス&防水に対応した家庭用光美容器「レイボーテヴィーナス」の後継機モデル。
※ 日本マーケティング・リサーチ機構調べ
調査概要:2020年11月期 日本初であることの証明・検証調査
基本的な機能は同じですが、フェイス用アタッチメントに刺激を抑えるカットフィルターを追加し、敏感肌の方も顔の産毛やヒゲがより低刺激でケアできるようになりました。
またVI/Oアタッチメントには4機種で唯一医師監修のカットフィルターを搭載しているので、刺激を感じやすいデリケートゾーンも安心してケアできます。
本体の形状はレイボーテヴィーナスを引き継ぎ、カラーは明るいゴールド系に変更。
サイズは今回比較した4機種の中では1番大きく、実際に手に持ってもゴツゴツとした印象を受けますが、コードレスで使えるため、個人的にケアのお手軽ランキングではトップクラスです。
安定して自立するので、引き出しなどにしまい込むよりドレッサーや棚に立てて置いたほうが、ケアしたいときにサッと使えてよさそうです。
ヴィーナスビューティープラスは腕や脚などのボディはアタッチメントなし、顔やVIOゾーンのケアは各アタッチメントを装着します。
レベルを設定して肌に密着させ「ピピッ」と音が鳴ったら、フラッシュボタンを押して照射!
実際に照射した感想
刺激は、レベル1〜3はほとんどありませんが、4、5になると少し熱を感じます。
「パチッ」という音とフラッシュは4機種の中で1番控えめで、照射が初めての方も安心しておこなえます。
照射面積が広いので腕や脚など広範囲の照射は得意ですが、サイズが大きくヘッドにかけてのカーブがないため、顔など細かい箇所の照射は少し慣れが必要な印象です。
お風呂で人目を気にせず使えるのはもちろん、身体を洗ってそのままケアできることと、部屋と比べて寒くないことがとても魅力的でした。
次にケアする日を把握できるアプリにも対応していますし、ケアを続けられるか不安な方に特におすすめのモデルです。
ヤーマン
レイボーテ ハイパーZERO
セット内容 | 本体、ACアダプター、ローラーヘッド、LEDヘッド、スポットヘッド、Vデザインツール、取扱説明書 |
---|
『レイボーテハイパーZERO』は、肌の上を転がして高速照射ができるローラーヘッドと、美肌ケアに使われる「フォトケア」ができるLEDヘッドが付属した、他とは一味違う個性的なモデル。
本体カラーは「ビューティープラス」と同じゴールド系ですが、これまでのヤーマンの光美容器で見たことがない独特なデザインです。
筆者は機械っぽいデザインが大好きなので、今回の7機種を並べた時、真っ先に目を惹かれたのが「ハイパーZERO」でした。
機能を見ると「Rフラッシュシリーズ」の進化形といったイメージですが、形状が大きく変わり、片手で扱いやすい軽量・コンパクトサイズになりました。
本体が小型化すると必然的に照射面積が小さくなる印象ですが、今回比較した4機種でいちばん広い約9.24cuを実現しています。
ローラーヘッドで高速照射できることもあり、なんと全身のケアが約3分で完了※するのだそう。
まさに、ケアを時短したい方のための光美容器です。
※ ケア部位:フェイス・両脇・両足・両手指・へそ下・ビキニライン・VIOライン/各モード1回使用時 個人差があります
実際に照射した感想
シリーズ最高のハイパワーを持っていますが、照射面にWランプを搭載し光を分散させているため、刺激はやさしめ。
「ビューティープラス」と同じく、レベル4、5にすると熱を感じやすくなるかなといった印象です。
肌に照射面を密着させてローラーを滑らせると、パパパッと自動で照射されていく連射モードがとにかく速く、本体を持ち上げない照射がこんなにラクなのかと感動しました。
本体が軽量なので、顔やVIOゾーンなど細かい箇所の単射もしやすいです。
10回連続照射する「クイックモード」があるので、ローラーを使わないときにも素早くケアができますよ。
照射と同時にフォトケアができる
付属のアタッチメントにある「LEDアタッチメント」を装着すると、美容効果が期待できるとエステサロンで人気の、赤色LEDの「フォトケア」が照射と同時におこなえます。
赤色LEDは、血行を良くしてくすみやクマを改善し肌に弾力を与えて、もちもち美肌に導くもの。
ケアをしていく度に、ムダ毛が目立ちにくい透明肌プラス、ハリのある健康的な肌を目指せます。
照射しなければフォトケアは毎日おこなってもOKなので、美顔器としてスキンケアに取り入れることもできますよ。
LED機能は「Rフラッシュシリーズ」にもありましたが「ハイパーZERO」は本体が小型化したことで、美顔器としてもとても使いやすくなりました。
頻繁に使っていればムダ毛ケアを忘れることもなさそうですし、1台2役で使えるのはうれしいですね。
まとめ
家庭用光美容は、毛の生える周期の関係で、変化を実感するまで最低でも1ヵ月はかかることが多いため、ムダ毛ケアをしたいなと思ったときに、すぐにケアを始めるのが理想です。
しかしいざアイテムを調べると、とにかく種類が多い!
今回ご紹介した3メーカーの2023年発売モデルだけでも7機種もあって、筆者もとても驚いたのですが、同じ「ムダ毛を減らす」という目的でも、それぞれの機種に分かりやすい個性がありました。
パナソニック『ES-WG0A』は痛みが不安な方にピッタリの、低刺激を追求したモデル。
ブラウン『PL5268』はエステサロンやクリニックのケア経験がある方向けの、ハイパワーモデル。
ヤーマン『ビューティープラス』は同居人の目が気になる方向けの、お風呂でも使える防水&コードレスモデル。
ヤーマン『ハイパーZERO』はケアの時短を叶える、唯一のローラー付きアタッチメント付属モデル。
光美容器はケアの継続がとても大切なので、どの機種が自分に合っているか迷ったら、より長く使えそうと思うものを選んでください。
このページが、お客様がベストな光美容器を見つける参考になればうれしいです。 2023.05.29 (もあ)