Joshin 試用レポート
驚くほど軽くてスタイリッシュなSHARKのハンディクリーナーは、
すばらしい吸引力の持ち主だった!
シャーク 紙パックレス式ハンディクリーナー SHARK EVOPOWER(エヴォパワー) WV251J(W30)
掃除機に見えない洗練された見た目と、軽くてサッと使いやすいハンディクリーナー「SHARK EVOPOWER」。スティッククリーナーの「EVOFLEX」と同等のモーターを搭載しているので、あらゆるゴミをかきこむらしい。そのパワフルさは実際はどうなのか?色んなゴミを用意し、吸引力を確かめてみよう!ライター:あんまん
SHARK EVOPOWER(エヴォパワー) WV251J(W30)
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今度はハンディクリーナーだ
ボストンで100年以上の歴史があるシャーク。最近日本に上陸し、テレビコマーシャルでも目にすることが多くなった。
前回、驚きの吸引力を見せてくれたスティッククリーナー「EVOFLEX」をレポートしたが、今回はハンディクリーナー「EVOPOWER」の実態を見ていこう。
箱から登場したのは、細長い本体と充電ドック、アタッチメントが3種類。細すぎる本体にまず驚かされたが、それだけじゃあ、なかった。
セット内容
本体・隙間用ノズル・マルチノズル・布団用ノズル・リチウムイオンバッテリー2個・充電ドック
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「え?めっちゃ軽い!」
本体を手に取ってみると、思わず「軽い!」の一言が飛び出した!
重量はなんと0.66kg。数字だとピンと来ないが、500mlのペットボトルよりも少し重い程度。バットのように、ぶんぶん振り回してしまいそうだ(絶対に振り回さないでください)。
「EVOFLEX」はメカメカしくゴツッとしている印象だったが、「EVOPOWER」はスマートで洗練された雰囲気を放っている。スタイリッシュで、とても掃除機とは思えない。
見た目とは裏腹に「EVOFLEX」と同等のモーターを搭載しているため、吸引力はパワフルだという。紳士的な見た目なのに、中身はオラオラ系なんて…興奮するではないか!!
操作は電源ボタンとゴミ捨てボタンだけと、ザ・シンプル。ゴミ捨てボタンを押すと、ダストボックスがパカッ!と勢いよく開いた。中のフィルター部も分解でき、水洗いが可能なのでいつでも清潔な状態を保てる。
バッテリーは手元の部分にあり、引っこ抜くと予備のバッテリーと付け替え可能だ。
充電ドック
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充電ドックも本体同様スタイリッシュで、お部屋の雰囲気を崩さないデザイン。個人的には、電話機の横に置くとしっくりくるなぁ。
よく見てみると後ろ側にくぼみがあるが、ここにひとつだけアタッチメントを収納できる。よく使うアタッチメントを装着しておけば、サッと取り出せて便利。
充電は約2.5時間で完了。充電ドックに挿している間に充電するため、充電するのを忘れた!とならずに安心して使えそうだ。
1回の充電につき約12分駆動。予備用のバッテリーとあわせると約24分お掃除できる。そういえば予備用のバッテリーはどこだ?
充電ドックの真ん中の突起が怪しい。引っ張ってみると…予備用のバッテリー発見!こちらも収納しながら充電されるので、本体側のバッテリーが切れても、いつでもスタンバイオッケー!な状態を保てる。
早速吸引力を試してみる
様々なごみを用意しました!
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スゥッとゴミが姿を消す
まずはじめに、ふわっとした動物の毛や、髪の毛に見立てた糸を机の上にばら撒いて吸ってみよう。
電源ボタンを押すと、シュイーーーンと高い音が鳴り響いた。個人差はあると思うが、スリムな見た目から結構な音量が出るなと感じた。
ゴミに近づいていくと、吸込口にスッと吸い込まれた。ブラシだと絡まりやすい羊毛だが、そのまま吸引するので一瞬でスッキリ。同じく絡みやすい糸もスルルンっと吸われて跡形もなく姿を消した。
毛が付きやすい座布団上でもスルンと吸い取って気持ちがいい。ペットを飼っていらっしゃるご家庭で大活躍間違いなしだろう。なにより手元が軽く、ずっと使っても疲れにくくて快適。
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大きなゴミもへっちゃら
今度は大きなゴミで実験。先ほどの羊毛と糸はふわっとしていかにも吸いやすそうだが、紙ごみと猫砂はなかなか手ごわいかも?
まずはフローリングとカーペットに散らばった紙ごみ。まっすぐにスーッと進めてみると「紙ごみなんて敵ではござらん。」と言わんばかりの吸引力でガッチリ吸い取っていった。細かいごみが散らばってしまっても、しっかり吸引してくれそうだ。
もっと驚いたのは猫砂だ。大きな粒なうえ、たくさん敷き詰めて置いてみたが、一粒も残らず吸い上げた!弾くことなくしっかりと吸い取られ、ハイパワーさを実感。どんどんダストボックスに溜まっていく姿がなんとも気持ちがいい。
細かい粒子は往復が必要
最後に重曹を机の上やフローリング、カーペットの上にばら撒いての実験。羊毛や紙ごみのような固形ではなく細かい粒子のものはちゃんと吸い上げてくれるのか?!
机やフローリングに撒いた重曹は、ほとんど吸っていった。吸引口を床に密着させながら進めると、ぐんぐん吸い取った。ハイパワーな吸引力のおかげで、フローリングに挟まっている重曹も残らず吸ってスッキリ。
カーペット上では吸い取りながらも、ほんのり残った結果に。何回か往復して吸うのがよいだろう。
アタッチメントを付けてお掃除
シーンに合わせて使える便利なアタッチメントを装着してお掃除していこう。
「隙間ノズル」は狭い隙間でもゴミをキャッチしてくれるため、テレビボード下のお掃除がしやすかった。毛ブラシを装着でき、ホコリが潜みやすい裏側でもホコリを掃きながらお掃除完了。
「ふとんノズル」はふとんやカーペットのお掃除で活躍。そして一番使いやすかったのは「マルチノズル」。ニットを着る季節、コートにもへもへした毛が付着するが、毛取りとして使いやすく、ぐんぐん吸い取っていった。洋服以外にも、ソファやカーテンのお掃除にも使いやすく、名前の通りマルチに使えた。
お手入れ
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お掃除が終わったらゴミ捨ての時間。ゴミ捨てボタンを押すと、パカッ!と勢い良くダストボックスが開いてザザーッと中身が流れ出た。斜めに出てくる感覚なので、ゴミ箱からはみ出しそうになるなど注意が必要だが、ワンタッチでゴミ捨てができて気持ちいい。
しかし吸ったはずの量が出なかった。あれ?あの大量に吸った重曹はどこに行ったんだ…?と疑問に思いながら、フィルターを取り出すと、フィルター容器の中に潜んでいた!大きなゴミはダストボックスに溜まるけれど、小さな粒子のものはフィルターに残りやすく、いちいち分解して取り除かないといけないのは少し手間だなぁ。
ゴミは取り除けたけど重曹にまみれたダストボックスをきれいにしよう。そんなときは水洗いだ!気にせず水でバシャバシャ洗えてスッキリ!
まとめ
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ハンディクリーナーとは思えないくらい、スマートな見た目から予測がつかないほど、ハイパワーな吸引力を持つ「EVOPOWER」。
スティッククリーナー「EVOFLEX」と同等のモーターを搭載しているため、驚くべき吸引力を見せ付けてくれた。机のゴミや床に落ちたゴミはもちろん、ファブリック製品についた毛もガッチリ吸い込み、幅広い場所で大活躍してくれる。
びっくりするくらい軽量なのでずっと使っていても疲れないし、お子様でも使いやすいだろう。充電ドックからもサッと取り出せる手軽さで、こまめにお掃除したくなる。掃除機を取り出すまではメンドクサイけど、ちょっとお掃除したいという時にピッタリ。小範囲な場所は「EVOPOWER」だけでOK。
ハイパワーな分やや静音性には欠けたが、吸引力と手軽さを兼ねそろえたハンディクリーナーをお探しの方は、是非体感して頂きたい。2019.01.02 (あんまん)