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Joshin 試用レポート キヤノン社の大容量インクタンクモデルが装いも新たに登場!

キヤノン ギガタンク搭載モデルプリンター G6030 / G5030 / GM2030

2018年初頭に大容量インクタンクのモデルがリリースし、2019年に「GIGA TANK(ギガタンク)」と命名されて性能も進化!
大容量インクタンクの中では画質に評判があったモデルを、どう進化させたのか?
3つのモデルをまとめてレポートします!

ライター:ダブルK

  1. 特大サイズのタンク搭載「GIGA TANK」モデル3機種
  2. 印刷比較!
  3. まとめ

特大サイズのインクタンクを搭載したインクジェットプリンター

  • キヤノン 複合機 G6030
    複合機 G6030
    プリント解像度
    (横×縦)
    最高解像度
    4800×1200 dpi
    インク色数 4色
    印刷最大サイズ A4
    給紙容量 カセット250枚
    後トレイ100枚
    液晶 2行モノクロ
    両面印刷
    外形寸法:幅x奥行x高さ 403×369×195mm
    質量 8.1kg
  • キヤノン プリンター G5030
    プリンター G5030
    プリント解像度
    (横×縦)
    最高解像度
    4800×1200 dpi
    インク色数 4色
    印刷最大サイズ A4
    給紙容量 カセット250枚
    後トレイ100枚
    液晶 2行モノクロ
    両面印刷
    外形寸法:幅x奥行x高さ 403×369×166mm
    質量 6.5kg
  • キヤノン モノクロプリンター GM2030
    モノクロプリンター GM2030
    プリント解像度
    (横×縦)
    最高解像度
    600×1200 dpi
    インク色数 1色
    印刷最大サイズ A4
    給紙容量 カセット250枚
    後トレイ100枚
    液晶 なし
    両面印刷
    外形寸法:幅x奥行x高さ 403×369×166mm
    質量 6.0kg

ギガタンクモデルは、用途に合わせて3つのモデルがあります。

上記画像の、カラー対応でコピー機能もある複合機G6030と、カラープリンターのG5030に、モノクロプリンターのGM2030です。(GM2030には少し細工があるようです。のちほど・・・。)

正面を見ると、性能が高いほどボタンの数が多く、液晶も大きいですね。
一番シンプルなGM2030のみ液晶画面は非搭載となります。

  • 横から見る
    横から見る
  • スキャナー分、G6030は高さがある
    スキャナー分、G6030は高さがある

幅と奥行は3機種とも同じ、幅403×奥行369mmと、外観はよく似ていますが、複合機である「G6030」だけ高さがあります。
プリンターであるG5030の頭にスキャナーが付いてる、という印象ですね。

  • 【共通】背の高い背面パネル
    【共通】背の高い背面パネル
  • 【共通】背面。ケーブル端子は奥まっている
    【共通】背面。ケーブル端子は奥まっている
  • 【G6030】原稿台。セット位置は左奥
    【G6030】原稿台。セット位置は左奥

背面給紙にこだわるキヤノン!ス〜ッと立ち上がる後トレーには、普通紙ならば100枚ほどセット出来ます。
光沢紙などをセットする時は、後トレーからの給紙で普通紙は前面カセットにセットすれば軽快です。
背面はスッキリとフラットで、ケーブルを挿し込んでも邪魔にはなりません。
GM6030の原稿台は、左奥がセット位置になります。

特大容量タンクのインク注入部

  • タンクは左が黒、右がカラー
    タンクは左が黒、右がカラー
  • 左は黒インク注入口
    左は黒インク注入口
  • 右はカラー。インクカラーを表すフタ付き
    右はカラー。インクカラーを表すフタ付き

本体の上部をガバッと開けてみました。
カラーインク対応のG6030とG5030は、左側に黒インク、右側にカラーインクという配置になります。
インクの注入口は、インクカラーに合わせた色のフタで閉じられています。

GM2030にカラーインクカートリッジが装着できる

  • G6030は2種類のプリントヘッド!
    G6030は2種類のプリントヘッド!
  • G2030の右下側は、プリントヘッド収納部となっている
    G2030の右下側は、プリントヘッド収納部となっている

中央のプリントヘッドホルダーには、2種類のプリントヘッドを装着します。
ヘッドホルダーカバーに「C」「B」と記載がありますので、カラーと黒の装着を間違えないようにセットして下さい。

モノクロプリンターのGM2030も別売のカラーインクカートリッジを装着する事で、カラー印刷も行えます。
ただしプリントヘッドは1つだけですので、カラーインクカートリッジを挿入している時に外したプリントヘッドを本体右側に収納できるようになっています。
※「BC-341」または「BC-341XL」

インク注入には手を添えてください

  • 挿せばインク注入ができる
    挿せばインク注入ができる
  • 楽だけど安定性があまりない
    楽だけど安定性があまりない
  • 口の形はすべて同じ
    口の形はすべて同じ

では、まずはインクを注入していきます!
本体の左側に黒のインクボトルを、右側にフタの色と同じ色のインクボトルを挿して注入します。

ボトルは注入口に軽く刺さっている印象で、同クラスの他社プリンターと比べると、安定感は少し・・・、でした。
また、フタで色分けしているので間違いを防いではいますが、インクボトルはどの注入口にも刺し込めてしまいます。
万が一間違えてしまったら後の祭りとなりますので、未然に防ぐ考慮が欲しかった所ですね。

印刷をする

  • 紙を用意し
    紙を用意し
  • カタログをコピーしたり
    カタログをコピーしたり
  • 5色モデルやレーザーとも比較します
    5色モデルやレーザーとも比較します

それでは印刷を始めてみたいと思います。
印刷解像度は「G6030」と「G5030」は同じですので、大容量インクタンクではないモデルのインクジェット機とレーザープリンター機との比較を行ないます。
「G6030」を使用してまずはコピーを行い、あとはパソコンから写真や新聞に似たデータを印刷して、速度・画質を比較したいと思います。

カタログのモノクロコピー(G6030)

  • モノクロでコピーを試す
    モノクロでコピーを試す
  • 約49秒 / 5枚
    約49秒 / 5枚
  • 拡大
    拡大

まずは製品のカタログをモノクロでコピーします。
速度の結果は読み取りの時間を含めて、5枚で約49秒です。速いです!
単純に割ってはいけないのですが、1枚10秒なら充分な速度と思います。

画質も細かい文字がインクの滲みで潰れているような感じはありません。
しかも、黒だけでなくグレーでも段階的に違いがキレイに出来ていて「さすが!」と思いました!
クッキリ・ハッキリとメリハリがあり、ちょっとしたコピーでも充分に活躍できる力があります。

カタログのカラーコピー(G6030)

カタログ カラーコピー
  • 【キレイ】約1分23秒 /1枚
    【キレイ】約1分23秒 /1枚
  • 【標準】 約40秒 / 1枚
    【標準】 約40秒 / 1枚
  • 【エコノミー 】 約31秒 / 1枚
    【エコノミー 】 約31秒 / 1枚

次に製品カタログの表紙をカラーコピーしてみました。
カラーのコピーには3つの画質モードがあり、それぞれの時間は同じ様に、読み取りの時間も含めての印刷時間です。

エコノミーモードは速度が速く、インクの節約も出来るモード。パッと見では、エコノミーも充分キレイだと感じます。
ジックリ見るとインクの濃さや違いが分かりますが、文字の太さ・犬の写真の色・プリンターの白の質感の違いはあれども、大きな違いはありません。
一番わかりやすいのは、【標準】と【エコノミー】にはブルーの部分に筋がありますが、【キレイ】には無い事でしょうか。

※印刷結果で波を打っているように見えますが、これはカタログが丸まった状態の物を真っ直ぐにしたため、抜け切れなかった結果を読み取ってしまっています。

【写真データのカラープリント】
5色プリンターとの印刷品質を比較する
(G6030 / TS6230)

写真データ カラープリント
  • 【TS6230】 1分19秒 / 1枚
    【TS6230】 1分19秒 / 1枚
  • 【G6030】【キレイ】 4分35秒 / 1枚
    【G6030】【キレイ】 4分35秒 / 1枚
  • 【G6030】【標準】2分11秒 / 1枚
    【G6030】【標準】2分11秒 / 1枚

次にパソコンから写真のデータをUSB接続で印刷をします!
ここでは5色のインクジェットプリンター「PIXUS TS6230」を用意し、「キレイ」と「標準」モードを比較します。
印刷には「光沢紙」を使用しています。

「PIXUS TS6230」で標準で印刷を行いましたが、印刷速度が速く、染料インクの黒インクがあり、写真はやっぱりキレイです。
対する「G6030」は、光沢紙に使えるカラー3色で表現し、この画質です。
黒の関係で奥行が薄く、全体的にわずかに淡くなりましたが、充分見ごたえある写真に仕上がっています。

【写真データ モノクロ印刷】
レーザープリンターとの印刷品質を比較する
(G6030 / LBP162)

写真データ モノクロ印刷
  • 【G6030】【キレイ】約4分32秒 / 5枚
    【G6030】【キレイ】約4分32秒 / 5枚
  • 【G6030】【標準】約 1分26秒 / 5枚
    【G6030】【標準】約 1分26秒 / 5枚
  • 【G6030】【エコノミー】約 58秒 / 5枚
    【G6030】【エコノミー】約 58秒 / 5枚
  • 【LBP162】【レーザー】 約22秒 / 5枚
    【LBP162】【レーザー】 約22秒 / 5枚

今度は同じデータをモノクロで印刷してみます。
ここでは比較用にモノクロのレーザープリンター「LBP162」を用意してみました。

レーザー式とインクジェット式では、色の感覚が違うので同じ黒色にはなりませんが、画質・速度をみてみましょう!
速度ですが、レーザープリンターは独自の「オンデマンド方式」で、かなり高速です。
やってはいけない比較だったかもしれません。

画質ですが、「キレイ」と「レーザー機」ではそれぞれで少し粒状感やノッペリ感があるものの、キレイに表現できています。
「標準」と「エコノミー」では違いがわからないレベルです。
横縞が入ってしまうのは、高速に印刷するがゆえにどうしても出るようです。

ですが、モノクロ写真をA4で印刷する・しかも普通紙なので少し妥協しないといけないのかな?
会議資料などではA4の所々に写真を挿入することを想定するとそれほど横縞は気にならないかと思います。
速度重視にしているのが結果に出ています。

【文書データ モノクロ印刷】
5色インクジェット・レーザープリンターとの印刷品質を比較する
(G5030 / TS6230 / LBP162)

文書データ モノクロ印刷
  • 【G5030 標準】 約 54秒 / 5枚
    【G5030 標準】 約 54秒 / 5枚
  • 【TS6230(5色)】 約 1分 9秒 / 5枚
    【TS6230(5色)】 約 1分 9秒 / 5枚
  • 【LBP162(レーザー)】  約 15秒 / 5枚
    【LBP162(レーザー)】 約 15秒 / 5枚

最後にパソコンからPDFの新聞のような文書データを印刷します。
ここでは5色のインクジェットプリンター「PIXUS TS6230」と、モノクロのレーザープリンター「LBP162」のどちらも登場してもらっての比較です。
速度は「LBP162」が速く、次に「G5030」、最後が「PIXUS TS6230」になりました。

画質は「LBP162」は文字の太さにメリハリがあり、クッキリしています。
「G5030」と「PIXUS TS6230」は、小さめの文字がやや太くなり、ハッキリした印象です。

好みがあると思いますが、「G5030」と「PIXUS TS6230」も文字が潰れている訳ではありませんので、ハッキリと見やすくなったのは良い印象でした。

まとめ

インクジェット機でも、ここまで速い速度での印刷ができ、インクジェット機らしいカラー印刷のキレイさをもったギガタンクの3台。
しかも、カラー写真の印刷を3色でこなしている事を考えると、よくここまで表現できるなという、かなりキレイに仕上がっていた印象でした。

モノクロ印刷も文書印刷をサクサクと印刷してくれて滲みなどがほとんどなく、仕事もプライベートでも活躍できると思います。

インクジェット機のインクコストと速度に不満を持たれていた方はご検討頂いてはいかがでしょうか?
「写真印刷はするけどそれほど出番はないし、でもテキストや資料の印刷はそこそこするんだよね」という方には、特にオススメのプリンターです。

2019.08.23 ダブルk


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