2021.12.06

Joshin 試用レポート

摂取カロリーを自動計測できるスマートウォッチ HEALBE「GoBe3」を使ってみた

メイン画像
メイン画像

HEALBE ウェアラブル活動量計GoBe3 HGB3-BY-BK

「ダイエット中の消費カロリーのチェックは欠かせないからスマートウォッチはマスト」という話をしていたら「摂取カロリーを自動計測するウェアラブル機器がある」と耳にしました。

消費じゃなくて摂取カロリー!?どうやって??と頭の中はハテナでいっぱい。
そんなHEALBE(ヒールビー)のスマートバンド『GoBe3』を使って、摂取カロリーが自動計測できる仕組みと正確性をじっくりみていきます! ライター:もあ

世界初※1!摂取カロリーを計測できるスマートバンド HEALBE「GoBe3」

摂取カロリーを自動計測できる仕組み

  • HEALBE「GoBe3」装着イメージ
    HEALBE「GoBe3」装着イメージ
  • セット内容一覧
    セット内容一覧

セット内容:本体、USB充電ケーブル、ユーザーマニュアル
質量(約):50g
防水機能:IP68※2(生活防水)
※1 2021年12月現在
※2 IP68:粉塵が内部に入らず、継続的に水没しても内部に浸水しない

ダイエット中は、多くの方がカロリーを意識すると思います。
筆者も摂取カロリー<消費カロリーを心がけて運動や食事制限をしますが、摂取カロリーの管理は難しい!
食べたものをスマホアプリに逐一入力するのも面倒で続かないし、複数人でシェアしたものや間食まで把握できなかったという経験、皆さんにもありませんか?

そんな方の救世主になるのが、つけているだけで自動で摂取カロリーを計測するHEALBEのスマートバンド『GoBe3』。
消費カロリーや歩数などの活動ログを管理できるウェアラブルウォッチは次々と発売されていますが、摂取カロリーまで計測できるのは聞いたことがありません。
ただ時計をつけているだけで、どうやって摂取したものが分かるのだろう・・・?

GoBe3の摂取カロリー計測方法
食べたものは胃に運ばれて分解され消化が始まると、血糖濃度の上昇と、細胞のグルコース吸収と内液の排出といった反応が起こります。
GoBe3は独自の生体インピーダンスセンサーを用いて、個人の細胞内液の排出レベルを計測。
体がエネルギーを吸収する際の体液の動きを読み取り、体内に吸収されたカロリーと三大栄養素(脂質/炭水化物/タンパク質)を測定します。
カロリー摂取の測定は、カリフォルニア大学デイビス校行った第三者検証による試験で89.6%の精度を示し、世界的にも高い評価を得ています。

ようするに、体液の動きで摂取量を推測しているようです。
摂取カロリーが表示されるまでは最大10時間程かかることもあり、食事中に「今のカロリーならまだ食べても平気」といった使い方はできませんが、1日の摂取カロリーをカンタンに把握できるのはとても有難いです。
カロリーだけでなく、三大栄養素(脂質/炭水化物/タンパク質)をどれだけ摂取しているかも知れるので、バランスの取れた食事も意識できそう!

大きな特徴は摂取カロリーの計測ですが、水分バランスやストレスレベル、睡眠の質など身体の状態を管理する機能も搭載されていますよ。

外観と機能をチェック

  • 【動画】HEALBE「GoBe3」本体操作の様子
    【動画】HEALBE「GoBe3」本体操作の様子
  • 本体には物理ボタンがひとつもなく、操作はすべてタッチスクリーンで行います。
    画面を少し長めにタッチすると表示され、時間とGoBe3で計測できるカロリー計測、睡眠時間、水分バランス、ストレスレベル、歩数と距離、心拍数の確認ができます。
    タッチの反応は良く、画面が大きいので数字が見やすいですが、長押しすることが多いので指紋が付きやすいのは気になりました。

    操作は画面の左側・右側をタッチで、上下のスライド操作はありません。
    スマホ側の通知や着信をGoBe3で見ることができず、一般的なスマートウォッチよりも操作をする頻度は少ない印象です。
    手首を傾けるとバックライトが付くといった機能もなく、他のスマートウォッチに慣れている方は、少し違和感があるかもしれません。

  • 大きめのタッチスクリーン
    大きめのタッチスクリーン
  • ボタンが1つもなくてスッキリしています
    ボタンが1つもなくてスッキリしています
  • ベルト穴の数が多い!
    ベルト穴の数が多い!

カラーは今回お借りしたバーガンディと、グレー、イエローの3色展開で、どれもブラックを含んだツートーンカラー。
液晶が大きくゴツゴツしたデザインでベルトが長く男性向けの雰囲気がありますが、ベルト穴の数が多く、手首が細い女性でも付けられます。

  • 中央に光学式心拍モニター
    中央に光学式心拍モニター
  • ベルトがとても柔らかい
    ベルトがとても柔らかい
  • しっかり肌に密着させましょう
    しっかり肌に密着させましょう

本体の中央にある光学式心拍モニターが肌に触れていないと正確な計測ができないので、本体がしっかり腕に密着するように装着します。
太めのベルト幅をみて、肌と隙間なく付けると圧迫感がありそうだなと思いましたが、ベルトが柔らかくしなやかで、付け心地がとてもいいです。
「ベルトの穴、こんなにいる?」と思う方もいるかもしれませんが、穴が多いことで通気性が良くなり、少しキツめに装着しても蒸れずとても快適!ベルト穴、いります!

肌に触れる部分には強くて軽いチタンコーティングが施されており、装着すると重そうに見える液晶部分も想像以上に軽くて驚きます。
筆者は普段GoBe3の約半分程の重さのスマートウォッチを付けているので重さに慣れるか心配でしたが、液晶部分が動かないようしっかり付けるとあまり重さを感じず、睡眠中も違和感なく装着できました。

  • 1日1回は充電しましょう
    1日1回は充電しましょう
  • 使用可能時間(約):32時間持続
    充電時間(約):90〜120分

    本体背面の上のほうに黒色のカバーがあり、開くと充電端子が出てくるので、付属のケーブルをグッと差し込んで充電します。

    取扱説明書によると、GoBe3は摂取カロリーの計測を正確なものにするため、1日22時間以上装着したほうがいいとのこと。
    しかしバッテリー持ちを考えると1日1回の充電は必須で、フル充電にするための時間も一般的なスマートウォッチと比べると長めです。
    お風呂の時間と朝起きてから朝食をとる前が、本体を外していても推定カロリーが正常に計測される時間のようなので、充電する癖をつけておきましょう。

専用アプリに接続

  • 専用アプリに接続
    専用アプリに接続
  • 計測結果が一覧で表示される
    計測結果が一覧で表示される
  • 画面切り替えは2パターン
    画面切り替えは2パターン

専用スマホアプリ「HEALBE」をダウンロードして、本体との接続を行います。
メイン画面のダッシュボードには、エネルギーバランス(摂取/消費カロリー)と脈拍、水分バランス、ストレスレベル、睡眠の質、体重が一覧で表示され、各項目をタップすると1日を通しての状態を詳しく見ることができます。

GoBe3はカロリーの計測だけでなく水分レベルの解析にも優れていて、体内にどれだけの水分を保持しているかや普段のアクティビティの情報から、どのくらいの頻度で水分補給が必要かを決定し、水分が足りなくなると本体のバイブレーションで教えてくれます。
夏場の脱水症状も怖いですが、筆者は寒い時期こそ意識しないと水分をとらないので、正しい水分バランスを維持するのに大助かりです。

アプリの「スクリーンモード変更」では、画面を時間表示がメインのモードと、活動ログをひとめで確認できるモードに切り替えできます。
数字が大きく書かれているのでどちらのモードも見やすいですが、歩数や心拍数を頻繁に確認したい方は活動ログをメインにしてもよさそうです。

摂取カロリーの正確性は?

  • 1日の摂取カロリー だいたい合ってる!!
    1日の摂取カロリー だいたい合ってる!!
  • 食べたものによって吸収される時間が異なります
    食べたものによって吸収される時間が異なります

1番気になっていた、1日の摂取カロリー表示を詳しくみていきます。
筆者はだいたい1日1000〜1400Kcalほどを目安に食事していて、上記の1枚目の画像の日に食べたものは、朝:コンビニのおにぎり1つ、お昼:魚がメインのお弁当、夜:ご飯と野菜スープ、お肉を少しでした。・・・すごい!だいたい合ってる!!
正確なカロリーが分かるのは朝のコンビニおにぎりだけですが「多分1000Kcal前後だろうな」と思って食事をとった日だったので、正確性はかなり高そうです。

ちなみに三大栄養素は、厚生労働省によると脂質20〜30%、炭水化物50〜65%、タンパク質13〜20%が、生活習慣病の予防・改善の指標になるらしい。
この日はカロリーを少し抑えようと炭水化物を少なめにした結果、タンパク質が多くなってしまったようです。
ダイエットをするなら、カロリーよりも三大栄養素のバランスが大切とよくいわれているので、改めて意識していこうと思います。

GoBe3は摂取したものが体に吸収されてからカロリーを計測するため、食べたものによっては夜ごはんが翌日の朝に計測されることもあります。
食事をした覚えがない夜中にカロリーが表示されるのもそのためです。
遅くても翌日には反映されるので、次の日に「昨日はちゃんと摂取カロリー<消費カロリーになったかな」と確認する使い方していました。

アプリで表示されるのは過去7日分だけなので、毎日記録を取りたい方はメモを忘れないようにしましょう。(※ PCサイトへログインすると過去の記録を確認することができます)

水分バランス、ストレスレベル、睡眠の質を見てみる

  • 水分バランス/ストレスレベル/睡眠の質
    水分バランス/ストレスレベル/睡眠の質
  • 水分バランス、ストレスレベル、睡眠の質もグラフで詳しくみれます。
    特に水分バランスを1日を通して細かく見れるのは、水分不足になりがちな時間を把握できてうれしいです。

    ストレスレベルは脈拍情報から分析するもので、筆者は比較的安定していますが、緊張などがあると分かりやすくその時間だけ高くなります。
    筆者が普段愛用しているスマートウォッチにもストレスレベル計測機能があるので一緒に付けていましたが、どちらもほとんど同じ結果になりました。

    睡眠はただログを取るだけでなく、目覚めた回数と睡眠の質、ライフスタイルをもとに推奨睡眠時間も教えてくれます。
    ちなみに筆者は6時間眠れたらいいほうだと思っていたのですが、7時間半は寝ましょうとのこと。
    夜中に覚醒したのはなんとなく覚えていて、グラフの正確性は高そうですが、起床してしばらく特に動かずコタツでぬくぬくしていた時間(画像の7時前の覚醒から目が覚める時間まで)も睡眠になっているのが少し気になりました。

まとめ

腕に付けているだけで摂取カロリーが自動で計測される、画期的なスマートバンド『GoBe3』。
カロリーだけでなく栄養素も表示される、ダイエットや健康を意識したい方にとっては夢のようなアイテムです。

スマホの通知を受け取ったり、支払いをしたり音楽を聴いたりといった機能はなく、一般的なスマートウォッチと比べると機能面でギャップはありますが、面倒な入力なしで1日の摂取量を知れるのはとても便利です。
筆者は「スマートウォッチの機能も充分使いたいし、カロリーの把握もしたい」という欲張りタイプなので2本付けしていました。

実際に計測した摂取カロリーは正確性がとても高く、摂取カロリーと燃焼カロリーの差がマイナスになればうれしくなります。
水分バランス、ストレスレベル、睡眠の質なども細かく把握できるので、健康的なダイエットを目標にしている方はぜひ使ってみてください! 2021.12.06 (もあ)

スタッフが使ってみました

商品は
こちら

試用レポートバックナンバー
>>Joshin webのTOPページへ