2021.05.20
Joshin 試用レポート
完全ワイヤレスなのに遅延なし!EPOS「GTW 270 Hybrid」でゲームを楽しむ
EPOS 完全ワイヤレスBluetoothイヤホン GTW 270 Hybrid
ゲーミングヘッドセットを中心に取り扱うEPOSから、超低遅延コーデックを搭載した完全ワイヤレスイヤホン『GTW 270 Hybrid』が登場!
「有線イヤホンでプレイしているときと変わらない!ゲームに没入できる迫力のサウンドがたまらない!」とゲーム好きのスタッフも大絶賛!
多くの方が待ち望んでいたであろう、ゲームのための完全ワイヤレスイヤホンGTW 270 Hybridを見ていきます。 ライター:もあ
ゲーム向けの低遅延完全ワイヤレスイヤホン EPOS「GTW 270 Hybrid」
セット内容:本体、充電ケース、GSA 70 USB-C、USB-C充電ケーブル(USB-C to USB-A)、延長ケーブル、シリコンイヤーチップ(4サイズ)、クイックスタートガイド、安全ガイド、コンプライアンスシート
リズムゲームや、相手の足音1つ聞き逃せないようなFPS系ゲームなど、サウンドを重視するゲームが増えて、ゲーミングに特化したヘッドセットはマストアイテム。
しかし、ゲームをプレイする中で「ケーブルを気にせず快適にゲームがしたい」「ヘッドセットが重くて長時間のプレイは疲れる」という声もよく聞きます。
そんな方におすすめなのが、有名オーディオメーカー「ゼンハイザー」のゲーミング部門が立ち上げた新ブランド「EPOS(イーポス)」の『GTW 270 Hybrid』。
超低遅延コーデックaptX™ Low Latency(以下:aptX LL)に対応した、音のタイミングにシビアなゲームも違和感なくプレイできる完全ワイヤレスイヤホンです。
aptX非対応のiPhoneやiPadで使えないのは残念ですが、Androidスマホやタブレット、パソコン、Nintendo SwitchやPS4などの家庭用ゲーム機まで、幅広く使えるのもポイントです。
ドングルを挿すだけ!低遅延コーデック「aptX LL」に対応
一般的なワイヤレスイヤホンは、Bluetooth接続の際に音の遅延が発生し、音がワンテンポずれるので、ゲーム中どうしても違和感があります。
その違和感を消してくれるのが、GTW 270 Hybridに付属のUSB-Cドングル。
端末に装着するだけで超低遅延コーデックaptX LLに接続され、そのまま遅延のない状態でゲームがプレイできます。
Androidスマホだけでなく、タブレットやパソコン、Nintendo SwitchやPS4などの家庭用ゲーム機にも接続可能。
別途レシーバーを用意しないとBluetoothイヤホンが使えないNintendo Switchでも、GTW 270 Hybridだけで快適にゲームができるのはうれしいです。
※aptX非対応のiPhoneやiPadでは使用できません。
ドングルを使わずにBluetooth接続もでき、その時の対応コーデックはSBC/aptX接続で遅延が発生しますが、一般的な完全ワイヤレスイヤホンと同じように使うこともできます。
防水性能:IPX5※
※いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない
本体は耳を密閉するカナル型で、遮音性が高いのが特徴。
通話時以外ノイズキャンセリング機能は働かないので、音を流していない状態だと周囲の音は聞こえますが、ゲーム中は気になりません。
家でゲームをしていたスタッフは、同居人に「何回も呼んだのに気づいてくれない!」と怒られたようです。
右側のイヤホンは単体で使えるので、周囲の音を聞きながらゲームするときは右側だけをつけましょう。
IPX5の防水性能を搭載しているので、雨の日や汗をかくスポーツ時も故障の心配はありません。
充電時間(約):本体1.5時間、ケース1.75時間
連続再生時間(約):本体5時間、ケース込み20時間
高速充電(約):15分間の充電で最大60分連続使用可能
充電ケースは、ひんやりとして少し重みもあり、高級感があります。
アルマイト加工が施されていて防サビ効果がありますが、金属による引っかき傷が付きやすいので、カバンやポケットに入れるときは鍵やチェーンと離しておきましょう。
開閉はマグネット式で、中央のボタンはペアリングボタンです。
ボタンの上には残りのバッテリーを5段階で知らせるインジゲーターがあります。
連続再生時間は本体で約5時間、ケースを含めると最大約20時間です。
バッテリーは一般的な完全ワイヤレスイヤホンと同じくらいですが、ゲームを楽しむことに特化するなら、本体での再生時間がもう少し長ければ嬉しかったかなと思います。
15分間の充電で約60分使用できる高速充電に対応しているので、時々休憩して充電すると良さそう。
Androidスマホ、パソコン、Nintendo Switch、PS4でゲームが楽しめる
本体のノズルが短いので耳の奥まで刺さる感覚はなく、手前付近で耳穴を塞ぐイメージです。
少し圧迫感はありますが、遮音性が高く、凹凸部分が耳にフィットして落ちそうになることはありません。
「ヘッドセットを付けているとメガネのテンプルが圧迫されて痛い」という悩みを抱えていたメガネゲーマーのスタッフも、これは快適!とニッコリ。
マルチボタン操作方法
音楽の再生/一時停止 | 1回押す |
曲送り/曲戻し | 2回押す/3回押す |
通話に出る/切る | 1回押す |
本体左側にはマルチボタンがあり、音楽の再生/停止や曲のトラック送りができます。
ボリューム調整はなく端末側で操作しますが、外で音楽を聴くより家でゲーム用として使うことが多いのであまり不便は感じませんでした。
深みのあるパワフルなサウンドで、音楽ゲームもストレスなくプレイ!
GTW 270 Hybridを使って実際にゲームをプレイしました。
パソコンやNintendo Switchのドックなど、USB-Cポートを搭載していない場合は付属のケーブルを使って接続します。
プレイしている感覚はイヤホンなし状態と同じなのに、聞こえてくる音がスピーカープレイ時よりも圧倒的に多く、銃撃やブーストの音の迫力も段違い!
どの方向から音がなっているかも分かりやすく、プレイに影響する遅延も感じません。
ヘッドセットや有線イヤホンを使っているときと同じ感覚でプレイできました。
サウンドは高音・低音が特に目立ってハデめな印象です。
音に臨場感があり、ゲームの世界により深く入り込めました。
ゲーム以外にも、音楽を楽しむイヤホンとしても使えますが、原曲よりも中音域(特にボーカルの声)が少し埋もれ気味な印象です。
ボーカルのないゲームのサウンドトラックは迫力満点で楽しく聴けたので、改めてゲームのための音作りをしているなと感じました。
レシーバーを装着したまま外で音楽を聴くと、時々ノイズや音飛びがありました。
遅延はありますが安定感が上がるので、人通りが多い場所ではBluetooth接続をおすすめします。
まとめ
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ゲーマーのためにつくられた完全ワイヤレスイヤホン『GTW 270 Hybrid』のポイントは、リズムゲームも違和感なくプレイできる超低遅延・ゲームサウンドに特化した迫力の音作り・ドングルを装着するだけのカンタン接続。
現段階で超低遅延コーデックaptX LLに対応しているワイヤレスイヤホンはほとんどなく、ケーブルレスで快適にゲームを楽しみたい方には真っ先におすすめしたいアイテムです。
音の判定が細かいリズムゲームやFPS系ゲーム、格闘ゲームなどが好きな方は、ぜひチェックしてみてください。
GTW 270 Hybridを取り入れることで、ゲームがより楽しめるかもしれません。 2021.05.20 (もあ)