2022.05.23

Joshin 試用レポート

持ち運びに便利!さらに機能満載!マンフロット 三脚 befree GT XPRO アルミニウムT三脚キット

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マンフロット 三脚 befree GT XPRO アルミニウムT三脚キット MKBFRA4GTXP-BH

皆さん、撮影時は三脚を使用していますか?
befree GT XPRO アルミニウムT三脚キットは、コンパクトに収納できて持ち運びがしやすい『トラベル三脚』というジャンルの三脚です。
トラベル三脚は旅行などで大きな三脚を持っていけない場合や、トレッキングなどの荷物を少しでも減らしたい場合にピッタリ。
コンパクトなサイズで持ち運びがラクなのと、被写体を選ばない充分な高さがあるので常用する1本にオススメなんです。
今回は、befree GT XPRO アルミニウムT三脚キットを利用し、そもそもどのような時に三脚が必要なのか、どんな三脚を選ぶのがよいかを含めてレポートしていきます! ライター:すいか

befree GT XPRO アルミニウムT三脚キット内容物

  • 凄くコンパクトです
    凄くコンパクトです
  • しっかりとしたキャリングケースが付属しているのが良いですね
    しっかりとしたキャリングケースが付属しているのが良いですね
付属品 三脚本体(雲台取り付け済み)、クイックリリースプレート、キャリングケース
取扱説明書、調整用T25レンチ

箱が届いてビックリ!三脚のイメージから考えていたサイズと違い、とてもコンパクトです。
付属品は、クイックリリースプレートとケース、取扱説明書と調整用のレンチが入っています。
箱を開けて付属品を取り出したら、はじめに取扱説明書を読みましょう。
三脚を利用した事がある人も、三脚によって操作方法が違う事が多いので要注意です。

凄く大事なコトですが、くれぐれもクイックリリースプレートを取り出すのを忘れないように!
クイックリリースプレートは雲台には付いておらず、ビニールの袋の中に入っています。

  • クイックリリースプレート
    クイックリリースプレート
  • LENS矢印にあわせ取り付けます
    LENS矢印にあわせ取り付けます

クイックリリースプレートを忘れると、三脚にカメラを取り付けできません。
出来ればスグにカメラに取り付けてしまいましょう。
クイックリリースプレートの裏には矢印とLENSの文字が記載されています。
矢印の先がカメラのレンズ側になるように取り付けしましょう。

三脚を利用するカメラの重量を確認

三脚には"最大耐荷重"が設定されています。
利用するカメラの重量+取り付けるレンズの重量の合計値を2倍にした数値が最大耐荷重内であれば快適に利用出来ます。
なぜ2倍にするかと言いますと、レンズやカメラの形によって同じ重量でもバランスが不安定になるケースも見られるからです。
もちろん最大耐荷重でも三脚は利用できますが、より快適に利用するための目安にしましょう。

うれしいキャリングケース

三脚は"とりあえず"なケースが付属している場合が多いのですが、befree GT XPRO アルミニウムT三脚キットはデザインもカッコイイ、しっかりとしたキャリングケースが付属しています。
三脚は持ち運びが大変で利用頻度が下がってしまいますが、キャリングケースには肩掛け用のベルトも付いていますので三脚をいつでもラクに持ち運べます。

スペック

重量 2kg
格納高 43cm
全伸高(センターポールを伸ばさない状態) 142cm
全伸高(センターポールを伸ばした状態) 164cm
最低高 9cm
最大耐荷重 10kg(旧:マンフロット独自)
12kg(UNI/PdR 105:2021 新:イタリア規格協会)
雲台タイプ ボール雲台
クイックリリース あり(プレートタイプ 200PL PRO)
最上部アタッチメント(雲台ネジ) 3/8″ ネジ
脚チューブ直径 脚先 15.5 mm, 19 mm, 22.5 mm, 26 mm 脚付根
素材 アルミ

befree GT XPRO アルミニウムT三脚キットの便利な点

マクロ・俯瞰撮影モードに変形!

  • 下側のボタンを押しながらセンターポールを完全に引き上げます
    下側のボタンを押しながら
    センターポールを完全に引き上げます
  • センターポールを90°倒します
    センターポールを90°倒します

befree GT XPRO アルミニウムT三脚キットはセンターポールを水平にする事が出来ます。
センターポールを水平にすることで、被写体にカメラを近づけたり、真上からの撮影(俯瞰)撮影が簡単に行えるようになります。
植物の撮影などはマクロレンズを使い、浅い被写界深度での撮影をおこないますが、センターポールを水平にする事でよりカメラを被写体に近づけれますのでピント合わせと構図の向上が図れます。
俯瞰撮影は手元を撮影できますので、料理の撮影やYouTuberの商品紹介、生き物の撮影などに利用できます。

【ご注意】
センターポールを水平にして利用する場合は雲台にかかる重量は最大6kgまで、三脚のカウンターウェイトフックにかかる重量は最大4kgまで総計10kgを越さないようにしましょう。
荷重と開脚位置、設置場所に充分注意し利用してください。
  • 俯瞰撮影もできる!
    俯瞰撮影もできる!
  • マクロ撮影や俯瞰撮影が簡単に出来ます
    マクロ撮影や俯瞰撮影が簡単に出来ます

花や小物を撮影する時に、befree GT XPRO アルミニウムT三脚キットは、一般的な三脚では出来ないセンターポールを90°横向きにする事が出来るのです!
この機能を利用すると、俯瞰撮影(被写体の真上からの撮影)が簡単に出来たり、マクロ撮影時にカメラをより被写体に近づける事が出来ます。
マクロレンズの浅い被写界深度で撮影するさいに、構図の自由度が上がりますし、俯瞰撮影(被写体の真上からの撮影)はオークションなどの商品撮影や料理など手元だけを撮影する時にとても便利です。
さらにさらに…

  • ローアングルモード
    ローアングルモード
  • 高さ9cmのローアングルモードができる

    一般的な三脚は、センターポールを収納する都合上低い位置にある被写体の撮影は苦手ですが、befree GT XPRO アルミニウムT三脚キットはセンターポールが横向きなり、最低高は9cm高という驚きのローアングルモードに変身!
    小物や低い位置にある花などは、バリアングルモニターやチルトモニター搭載のカメラを利用するとラクに撮影できます。

構図を自由に決めやすい自由雲台が付属!

  • メインノブ 中はフリクションコントロールノブ
    メインノブ 中はフリクションコントロールノブ
  • フリクションコントロールノブをゆるめた状態
    フリクションコントロールノブをゆるめた状態
  • フリクションコントロールノブをしめた状態
    フリクションコントロールノブをしめた状態

befree GT XPRO アルミニウムT三脚キットには非常に使いやすい自由雲台が付属しています。
自由雲台とは、構図を自由に決める事が得意な雲台で、小型で初心者にも使いやすいのが特徴です。
雲台に大きいダイヤル状のノブ(メインノブ)が付いており、操作する事でカメラのチルトとパン(上下・左右)を自由に操作し構図を変える事が出来ます。

自由に構図を変えられるのが自由雲台のメリットですが、構図を決めたい時にカメラが動きすぎて、なかなかピタッと固定が出来ないというデメリットも持ち合わせています。
ですが、この雲台には雲台の動きをコントロールできるダイヤルが付いています(フリクションコントロール機能)。

これによって雲台の動きを軽くしたり重くしたりする事ができ、素早く自由な場所にカメラを向けたり、精密に構図を決めるときに少しずつカメラの向きを変える事も出来ます。
操作はメインノブの中に搭載されているダイヤルを回すだけなので簡単に扱えます。

雲台の操作時は必ずカメラに軽く手を添えた状態で行いましょう。

コンパクトなのに全伸高は164cm!

  • ツイストロックをゆるめ脚の高さを調節します
    ツイストロックをゆるめ脚の高さを調節します
  • あのコンパクトな三脚が!
    あのコンパクトな三脚が!
  • 目線とカメラを合わせるとラクに撮影出来ます
    目線とカメラを合わせるとラクに撮影出来ます

三脚を選ぶときのポイントとして、風景撮影の場合は自分の目の高さを目安に選ぶと、目で見た風景をかがみ込まずラクに撮影が出来きます。
花や小物の撮影は、被写体に近づける高さになる事が大事です。

befree GT XPRO アルミニウムT三脚キットは折りたたみ時の格納高が43cmとコンパクトなのに、全伸高(センターポールを伸ばした状態)は164cm!
これだけの高さがあれば、風景撮影はバッチリです。

高さはツイストロックをゆるめて調節します。
1/4回転程度で開け閉め出来ますので、回しすぎには注意しましょう。
脚の太い方から伸ばすと安定し、高さを変えるときは脚の細い部分から縮めましょう。
これは、一般的にエレベーター部分の安定性が1番弱く、次に脚の細い部分が弱いためです。

三脚の広げ方

  • たたまれている脚を広げます
    たたまれている脚を広げます
  • センターポールを脚側に縮めます
    センターポールを脚側に縮めます
  • 脚の角度は3段階に調節可能
    脚の角度は3段階に調節可能
  • カメラを雲台に載せて固定
    カメラを雲台に載せて固定

折りたたみ状態から三脚モードに変更してみましょう。
まずはたたまれている脚を広げ、平らなスペースに置きます。
足を広げたらセンターポールノブをゆるめて、センターポールを脚側に縮めます。

脚の角度は3段階に調節ができます。
角度を調整するときは、1度脚をセンターポール側(内向き)に倒してからロックボタン(脚の付け根のシルバー部分)を押し下げ、ボタンから指を離せばその角度に固定されます。

あとはクイックリリースプレートをカメラにとりつけ、雲台に乗せるだけです。
クイックリリースプレートはアルカスイス互換です。
※アルカスイス規格とは、世界で最も普及している標準的なカメラプレート。
クイックリリースプレートを取り付けておけば、アルカスイス規格の雲台でも利用できます。

操作:パノラマノブ

  • パノラマノブ
    パノラマノブ
  • パノラマノブをゆるめた状態
    パノラマノブをゆるめた状態

パノラマノブは、操作する事でカメラが水平にだけ移動します。
0°コラム(センターポール パノラマ撮影を行うときだけではなく、流し撮りやビデオ撮影でパンを行う場合に役に立ちます。

三脚を使う撮影

  • 絞り:f10.0 シャッター速度:25秒 ISO:100
    絞り:f10.0 シャッター速度:25秒 ISO:100
  • 絞り:f10.0 シャッター速度:10秒 ISO:200
    絞り:f10.0 シャッター速度:10秒 ISO:200
  • 絞り:f10.0 シャッター速度:10秒 ISO:200
    絞り:f10.0 シャッター速度:10秒 ISO:200

デジタルカメラはどんどん進化していますので、手持ちで撮影できるシチュエーションが非常に多くなってきていますが、実は三脚を利用するだけで簡単にワンランク上の写真が撮影できるんです。

たとえば、風景撮影の時に三脚を利用すると、構図をしっかりと決める事ができます。
三脚を使い構図を先に決めてしまえば、設定をゆっくりと行うことが出来ます。
風景撮影をする場合、良いシーンは朝と夕方が多かったりしますが、朝夕は案外暗いもので、手持ちで撮影を行う場合はシャッター速度をカバーするためにISO感度を高くし、ブレを抑える事になりますが、 ISO感度が高いとデータにザラつきが生じてしまい、せっかくの美しい風景の良さが半減することも。
三脚にカメラを載せれば、カメラの揺れが抑えられ、スローシャッター×低ISO感度で撮影ができ、キレイな写真が撮れます。
ISOを下げ、F値を絞り数秒露光するだけでより良い写真が撮影できますよ!

まとめ

持ち運び時は43cm、キャリングケースも付いています。
全て伸ばすと全伸高(センターポールを伸ばした状態)は164cm、最低高は9cmと撮影時は被写体を選ばない高さを出せます。
さらに俯瞰撮影も出来てしまう、まさに万能三脚です。
持ち運ばない三脚は、持って無いのと同じと言いますので持ち運べてどんな撮影にも利用できるマンフロット 三脚 befree GT XPRO アルミニウムT三脚キットを利用してみませんか? 2022.05.23 (すいか)

スタッフが使ってみました

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