2021.09.16

Joshin 試用レポート

セカンド冷凍庫で暮らしが変わる?ハイアールの冷凍庫でゆとりある食生活

メイン画像
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ハイアール 冷凍庫 JF-NUF138B-S/JF-NUF280A-W/JF-NU102C-W/JF-MNC519A-W

在宅時間の増加により、食材のまとめ買い需要が拡大しています。
それに伴い大型冷蔵庫に買い替える方も増えているのですが、実は『冷凍庫』を設置する方も増えています。
冷凍食品は長期保存ができ、テレワークのお昼にも便利だったりするので買い置きしたい!と思うけど…冷蔵庫の冷凍室はすぐにパンパン。
じゃあ、冷凍庫を増やそう!と「セカンド冷凍庫」という選択が増えました。
そこで今回は、様々な容量サイズの冷凍庫を展開するハイアールさんの事務所にお邪魔し、冷凍庫の庫内や容量を確かめてみます! ライター:ぴよこ

ハイアールさんの事務所で冷凍庫4つを見せてもらう

  • 大きさ・冷却方式の異なる4つの冷凍庫を見ていきます
    大きさ・冷却方式の異なる4つの冷凍庫を見ていきます
  • 「冷蔵庫とは別に冷凍庫を置く」という発想がなかった筆者ですが、今、筆者が思いつくだけで家の冷蔵庫の冷凍室には、お弁当用おかず、チャーハン、餃子、冷凍野菜、アイス、うどん、食パンが入っていて、昨日の晩は冷凍うどん5玉が庫内に入らず、パズルのように隙間に詰めていた…。
    この冷凍庫の容量がちょっとオーバー気味の状態って、結構ある。

    そう思うと「セカンド冷蔵庫」って理にかなってるな〜って思いながらハイアールさんの事務所で、今回4つの冷凍庫を見せてもらっているわけですが、手ごろなサイズから人が入れるほどの大きさの冷凍庫まで用意してくれました。
    セカンド冷凍庫の幅の広さスゴイ。

今回レポートする冷凍庫
・【ファン式】138L 冷凍庫【右開き】JF-NUF138B-S
・【ファン式】280L 冷凍庫【右開き】JF-NUF280A-W
・【直冷式】102L 冷凍庫 JF-NU102C-W
・【直冷式】519L 冷凍庫 JF-MNC519A-W

冷凍庫には大きく「ファン式」と「直冷式」の2つのモデルが存在します。
冷却方式によっては霜取りのメンテナンスが必要になるので、冷却方式の特徴をまずは把握しておきましょう。

ファン式(間冷式)と直冷式の違い

冷凍庫や冷蔵庫は、冷却装置の中に入っている“冷媒”が、液体や気体に変化しながらグルグルとまわることで熱を運び、庫内を冷やしています。

ファン式(間冷式)初期コストは高いけど、メンテナンスの手間がない

庫内の外に設置されている冷却装置の冷気をファンで庫内に送って、間接的に庫内を冷やします
冷却装置を庫内の外に置くので、冷却装置に霜がつかず、安定して運転が行えます。
ただし、本体サイズが大きくなり、ファンなどの装置が付く分、初期コストがかかります。

直冷式お手頃な価格帯だけど、定期的な霜取りが必要

冷却装置を庫内に設置し、直接冷気で冷やします
外の空気が庫内に入ると、空気中に含まれる水分が冷やされ、庫内に霜がつくため、定期的な霜取りが必要です。

頻繁に冷凍庫を開閉するならファン式。
生鮮食品が多く、長期保存をするなら直冷式が適していますが、冷凍食品の保存場所を増やしたい、セカンド冷凍庫目的なら、メンテナンスがいらないファン式がおすすめです。

4つの冷凍庫の中身や方式をチェック!

ハイアール 138L 冷凍庫【右開き】JF-NUF138B-S

  • 透明ボックスだから中が見やすい!
    透明ボックスだから中が見やすい!
  • 扉の上に指をかけて開く
    扉の上に指をかけて開く
  • 温度設定ができるタッチパネル
    温度設定ができるタッチパネル
  • LEDランプで庫内も明るい
    LEDランプで庫内も明るい
  • 扉には薄型ポケット
    扉には薄型ポケット
  • 上段はスライド式の浅型トレイ
    上段はスライド式の浅型トレイ

冷却方式:ファン式
定格内容積:138L
外形寸法:幅502×奥行598×高さ1,175mm
必要設置スペース:幅542×奥行698×高さ1,275mm
質量:38kg

一般家庭に設置しやすく、保存容量も手ごろな138L冷凍庫『JF-NUF138B-S』。
幅約50cmとスリムなボディに、前開きの一枚扉。見た目はほとんど冷蔵庫です。
デザインのアクセントにもなっている扉のメタリックなフレームは、温度設定(5段階)ができるタッチパネルで、急冷凍モードも搭載。

庫内の棚数は5段。上段はアルミトレイ付きのスライドできる浅型トレイで、その下に4つのバスケットが並びます。
扉を開けても冷気をできるだけ逃がさないために、バスケットで部屋を区切り、バスケットを透明にすることで庫内の食材を見渡しやすくしています。
扉内側の上部に薄型ポケットが備え付けられており、小さな食材をストックできます。
庫内の天井手前には庫内灯(白色LED)が配置され、バスケットを引き出した時でも上から明かりが照らされて見えやすいです。

JF-NUF138Bに入っていた食材は買い物かご約4個分!

  • 【動画】JF-NUF138Bより中身を全部取り出す<
    【動画】JF-NUF138Bより中身を全部取り出す
  • バスケットに入った状態の食材
    バスケットに入った状態の食材
  • 取り出して買い物かごに入れると約4個分
    取り出して買い物かごに入れると約4個分

あらかじめ容量マックスの状態で食材を詰め込んでもらっていたので、中から全部取り出してみます。
この冷凍庫にどれだけの冷凍食品が入っているのか…。
お弁当用食品、パスタ、アイス、ピザ、ペットボトル、魚…、わんさか登場した冷凍食品は、なんと買い物かご約4個分
これだけ収納できるなら、まとめ買いも怖くない!
冷凍食品って何気に重いから、一気にまとめ買いしておけば、普段の買い物はちょっと身軽になりそうです。

ハイアール 280L 冷凍庫【右開き】JF-NUF280A-W

  • オシャレでスリムで大容量!JF-NUF280A-W
    オシャレでスリムで大容量!JF-NUF280A-W
  • 4℃〜-24℃まで6段階で温度設定ができます
    4℃〜-24℃まで6段階で温度設定ができます
  • ハンドルもオシャレ
    ハンドルもオシャレ
  • 上段は固定式に2棚
    上段は固定式に2棚
  • 扉には薄型ポケットが2つ
    扉には薄型ポケットが2つ
  • クリアバスケットは4つ!
    クリアバスケットは4つ!

セット内容:ファン式
定格内容積:280L
外形寸法:幅595×奥行675(ハンドル部含む708)×高さ1,710mm
必要設置スペース:幅635×奥行775(ハンドル部含む808)×高さ1,810mm
質量:68kg

国内最大級の280L!たっぷり冷凍保存ができるファン式冷凍庫 「JF-NUF280A」。
今回は右開きを用意しましたが、左開きのJF-NUF280AWもございます。
※2020年4月現在

温度調整ができるタッチパネルは縦に長く、4℃から-24℃まで6段階で調整可能。
棚数は6段。上段に固定式の2段の棚があり、1番上のクリアボックスのみやや浅型で、下3つは深型です。
扉ポケットは2つ備え付けられており、その収納力は、なんと買い物かご約8.4個分!
JF-NUF138B-Sの2倍以上の容量がありますが、本体幅は約59.5cmと非常にスリムです。

扉ハンドルの形状や、フラットで角ばっているボディ、中央の温度調整パネルやハンドルのシルバーカラーが真っ白な本体のアクセントになっている…と、非常に見た目がオシャレです。
幅はスリムで圧迫感もなく、白はインテリアの邪魔にならないカラーです。
セカンド冷凍庫はリビングやダイニングに設置することが多いかと思いますので、オシャレな見た目はありがたいですね。

お正月などで人が集まる時には、おせちやカニといったイレギュラーな食材も冷凍保存できますし、万が一冷蔵庫のスペースが足りない場合は、4℃に設定してセカンド冷蔵庫にもなりますよ。

ハイアール 102L 冷凍庫【右開き】直冷式 JF-NU102C-W

  • JF-NU102C-Wは買い物かご約3個分の収納力
    JF-NU102C-Wは買い物かご約3個分の収納力
  • 小さいながらも温度設定はタッチパネル
    小さいながらも温度設定はタッチパネル
  • 電子レンジも乗せられます
    電子レンジも乗せられます
  • 薄型の引き出しトレイ
    薄型の引き出しトレイ
  • 上部の棚
    上部の棚
  • クリアバスケットは3つ
    クリアバスケットは3つ
  • バスケットを外して使用も可能
    バスケットを外して使用も可能

冷却方式:直冷式
定格内容積:102L
外形寸法:幅500×奥行550×高さ990mm
必要設置スペース:幅540×奥行650×高さ1,090mm
質量:34kg

前開き扉で手軽に使ってもらおうと開発された、102Lの直冷式の冷凍庫『JF-NU102C-W』。
上段には薄型ケーストレイ付きの棚があり、クリアバスケットが3つ。
買い物かご3個分と、ほどよく食材をストックできます。

見た目は一昔前の冷蔵庫感がありますが、温度設定は正面のタッチパネルで行え、急冷凍機能もしっかり搭載。
耐熱性能天板ですので、電子レンジも乗せられます!
直冷式なので定期的に霜取りをする必要はありますが、セカンド冷凍庫としてはとても使いやすい容量の冷凍庫です。

霜取り方法

  • 【動画】庫内の霜をヘラでこそぎ落とす
    【動画】庫内の霜をヘラでこそぎ落とす
  • JF-NU102Cは直冷式ですので、冷却器の冷気が自然対流して庫内が冷やされ、のちに霜が付きます。
    霜が大量についてしまうと、冷凍庫の冷えが悪くなりますので、定期的に霜取りを行ってください。

    JF-NU102Cには霜取り用に小さなヘラが付属します。
    庫内に霜がついてきたら、ヘラで霜をこすり落とすようにして取り除いてください。
    付着が軽いうちなら、動画のようにシャリシャリっとかき氷のようになって取り除けますが、霜が多量につくと氷山のようになってメンテナンスも大変ですので、必ず定期的に霜取りを行いましょう。

ハイアール 519L 冷凍庫【上開き】直冷式 JF-MNC519A-W

  • 横幅 約165cm!国内最大級の519L
    横幅 約165cm!国内最大級の519L
  • バスケット3個付属
    バスケット3個付属
  • コンプレッサーは右側底部に配置
    コンプレッサーは右側底部に配置

定格内容積:519L
外形寸法:幅1,652×奥行745×高さ910mm
必要設置スペース:幅1,692×奥行845×高さ1,710mm
冷却方式:直冷式(霜取り・手動)
質量(約):76kg

レポート最後の冷凍庫は、人が入れるほどのビックサイズの冷凍庫『JF-MNC519A-W』。
見た目はとてもシンプルで、上開きの1枚扉(鍵付き)は正面中央より飛び出ている取っ手を持ち上げて開きます。
庫内に仕切りはなく、大きい物も保存できます。
底が深いので小さな食品は、3つのバスケットを使うと良さそうです。

しかしこれだけ大きいと一体何をどう収納したらいいのやら…と思ってハイアールさんに話を聞くと、海沿いの地域などでは冷凍庫は一般家庭でもポピュラーで、釣った魚を丸々一匹保存したりするのだとか。なるほど!
漁業が盛んな地域などではこれだけ大容量な冷凍庫は魅力的に違いない。

  • 庫内底の水抜き栓
    庫内底の水抜き栓
  • 正面左下に操作パネルと水抜き栓
    正面左下に操作パネルと水抜き栓
  • 扉の内側はライトとつゆ垂れを抑える凹凸模様
    扉の内側はライトとつゆ垂れを抑える凹凸模様

JF-MNC519A-Wは上開きで直冷式。
底に水抜き栓があるので、霜が付いたり庫内が汚れた時に、電源を切って庫内の氷を溶かしても、溜まった水を底から排水してお手入れができます。
底の水抜き栓は、本体正面の右側の水抜き栓とつながっていますので、排水の際はどちらのキャップも開けてください。
本体正面右側には、ボタン式の温度設定パネルが配置。急速冷凍も行えます。

フタ内側には丸い庫内灯と、フタの内側全面に水玉のような模様の凹凸があります。
フタを開けると空気中の水分が冷えてフタに付着し水滴になりますが、水滴として垂れるのを凹凸で防いでくれる模様です。
この冷凍庫自体がスーパーの一角にあってもおかしくないレベルのサイズですが、容量はというと…買い物かご15.7個分!
一度で買い置きできる冷凍食品の量がケタ違い…セカンド冷凍庫通り越して、家がセカンドスーパーになりそうな容量です。

まとめ

筆者はお弁当作りに冷凍食品は欠かせず、冷凍野菜や、自家製冷凍食品もストックしています。
夏場はアイスの量も増えるので、冷凍室はいつも8割はギュウギュウ状態。
冷凍食品は長期保存ができて好きな時に使えるからこそ常時備蓄することが多く、冷凍室がもうちょっと広かったらなぁ、とはよく思います。

在宅時間が増えた事で、自宅で料理を食べる機会も多くなり、しっかりストックした食品たちも、いつも以上に巣立ちが速い。
小さめの冷凍庫を新たに設置することになるので、敷居は高いと感じられるかもしれませんが、買い物に行く頻度も、重たい冷凍食品を買い物のたびに運ぶ事も減ります。

コーヒー豆や乾物、小麦粉などの食品も、乾燥した場所で保存する方が鮮度を保てますので、今まで冷凍庫で保存していなかった食品もセカンド冷凍庫に保管できますし、冷凍庫に移動させた事で、キッチンの収納スペースはゆとりが生まれたりしますので、今までの生活とは違うメリットが沢山増えます。
プチストレスだった「冷凍庫がパンパン問題」は、在宅時間が増えた事でよりプチストレスじゃなくなりつつあります。
ゆとりある食生活のために、セカンド冷凍庫という選択肢も検討してみてはいかがでしょうか?
ハイアールの冷凍庫なら、設置スペースに合わせて選べる様々な容量のモデルがありますよ。

2021.09.16 (ぴよこ)

ハイアール社で確認した冷凍庫4機種

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