1合炊きに特化したコンパクトな炊飯器！エレコム 小型IH炊飯器「HAC-RCIH01」

エレコムの調理ブランド「LiFERE（リフィーレ）」より、1合炊きに特化した小型IH炊飯器「HAC-RCIH01」が登場！
取っ手のついたスリムなフォルムは「電気ポットが届いた…！？」と間違えるほど、良い意味で炊飯器らしさはありません。
限られたキッチンスペースにも設置しやすく、置き場所に困りません。
カラーはホワイト・ブラック・ブルーの3色展開。どの色もかわいく、ひとり暮らしをはじめる方へのプレゼントに喜ばれそう！

少量炊きや手の届きやすい価格帯の炊飯器はマイコン式が多いイメージですが「HAC-RCIH01」は、素速い温度上昇と安定した沸騰状態の維持が得意な「IH式」を採用。
お米の甘さを引き出し、少量炊きでも美味しく炊けます。

ボタン1つで炊飯できるカンタン操作

操作部はハンドルにあり「選択ボタン」をタッチして、炊飯メニューを選択します。
炊飯・低糖質・早炊き・保温の4つのメニューを搭載し「選択ボタン」をタッチするたびに選択メニューが切り替わります。
選択後、5秒待つとライトが点滅→点灯に変わり炊飯が開始します。
炊飯後は自動で保温モードに切り替わり、12時間の保温に対応しています。

電源が入った状態でハンドルを持つとボタンに触れてしまうことがあったため、電源コードに繋いだ後は少し注意が必要です。
本体の電源を切るにはコードを取り外す必要があるので、電源ボタンは欲しいな…と思いました。

操作部の上にはふたをしめるロック部分があります。
取っ手を持ってふたの鍵(解除)マークを本体の▲マークの位置まで回すと取り外せます。
少し力が必要なので、本体がズレないようにおさえると、閉めやすいですよ。

ふたには小さな蒸気口があります。
炊飯前に裏面から蒸気口パッキンを取り付けておきましょう。
ふちのパッキンは取り外しができません。

1合炊きに適した小さな内釜

内釜は手のひらにのるほど小さくてかわいいです。
3合炊きなどの大きな釜で1合分を炊飯すると、水位が低く加熱にムラができやすいですが、1合炊きに適したサイズなので加熱ムラを抑えられます。

内釜は高熱伝導率のアルミやステンレスを合わせた、4層からなる独自の「一合厚釜」を採用。
釜の内釜は汚れがこびり付きにくい「フッ素樹脂コーティング」を施し、お手入れがラクチンです。

付属のザルを使用してヘルシーに炊き上げる「低糖質モード」

糖質を約20%抑制※してヘルシーに炊き上げる「低糖質モード」は、付属のザル釜を使用します。
ザル釜に米を入れて炊飯することで、糖質を含んだ煮汁が内釜に落ちる仕組みです。
「低糖質モード」で炊飯する際は、お米の分量を最小量 1/2合〜最大量 3/4合の範囲で炊飯するとうまく調理が行えます。

※炊飯モードで炊飯したごはん100gの糖質量と、低糖質モードで炊飯したごはん100gの糖質量を測定(エレコム社調べ。測定は(一財)日本食品分析センターによる)し、数値をもとに算出。
※本製品は疾病の治療、予防を目的としたものではありません。 ※カット率は銘柄や米の保存状態、水加減によって変わります。

白米1合を「炊飯モード」で炊飯

白米1合を炊飯していきます。
炊き上がりの固さは選択できないので、柔らかめが好きな方はお米を水に浸しておきましょう。
今回は、浸しの工程なしで炊飯を行います。

白米1合を内釜にセットし、しっかりとふたを閉め、電源コードを繋ぎます。
ピーーー！と起動音が鳴ったら、選択ボタンが点灯します。
「炊飯」を選択して約5秒待ち、ピピー！と音が鳴ったら炊飯が開始！
ボタン1つのシンプル操作で、迷うことはありません。

炊き上がりまでの残り時間の表示はないので、炊飯時間(約50分)が近づくとソワソワして何度か確認しに行きました。
動作音はかなり静かですし、蒸気口からも蒸気があまり出ないので「まだだな…」と思っていたのですが、目安時間よりも早い約44分で炊き上がりました。
炊き上がるとピー！ピー！ピー！と高く大きな音で知らせてくれて、保温に切り替わります。

シャッキリとした美味しいご飯が炊けました！

オープンッ！
お米一粒一粒が独立しており、水分でコーティングされてつややかです。
しゃもじですくってみると、一部が固くなっていたり、べちゃべちゃになっていることもなく、上手に炊けているのが分かります。

口の中に含むとお米の粒感を感じられる、粒立ちのよいご飯です。
シャッキリとした食感でプリッとした弾力があり、嚙むとお米のやさしい甘みを感じます。
全体的にはあっさりとした味わいですので、おかずとの相性も良く、パクパクと食べ進められます。

水に浸していないのもあり、時間が経つとごはんが固くなる印象です。
柔らかめが好きな方や、昼と夜の2回に分けて食べるという方は水に浸してから炊飯すると良いかもしれません。

炊き込みご飯

炊き込みご飯も作れる！ということで、レシピ集に沿って作っていきます！
お米は洗って30分ほどザルにあげ、その後お米・水・缶汁を入れて軽くかき混ぜ、しょうがとサバをのせたら「炊飯モード」で炊飯！
炊き込みモードはないので、白米を炊いた時と同じ操作でOK！

炊き込みご飯は、約49分で炊飯が完了しました！
ふっくら美味しそうに炊けています。
ご飯の色にムラがなく、底にはおこげも発見しました！

炊き込みごはんもシャッキリとした食感で、食べ応えがあります。
固めの仕上がりですが、お米の芯は残っておらず、少量の炊き込みごはんも上手に炊けました！
調味料は使用せず、缶汁おおさじ1杯分を入れただけですが、しっかりと味が付いていて美味しい。
おひとりさま炊き込みごはんは贅沢だな〜！

使用後は、ふた/蒸気口パッキン/内釜/ザル釜/しゃもじ/計量カップは台所用洗剤で洗います。
本体に汚れが付いた場合は、ふきんで拭き取ります。

1合炊きに特化した小型IH炊飯器「HAC-RCIH01」。
IH式でしっかりと熱を加えているので炊きムラがなく、シャッキリと食べ応えのある美味しいご飯が炊けました。
炊き立てのご飯を食べたいけれど量は1合で十分、自分の分だけ低糖質ご飯を炊きたい方にピッタリです。
習い事やお仕事で帰りが遅いご家族に合わせて、ひとり分のご飯を炊くといった使い方もできるので、2台目炊飯器としても活躍しそう！
ひとり暮らしで炊きこみご飯を作るとなると数日間食べることになりますが、食べきれる量が炊けるので気軽に炊きこみご飯を楽しめそうです。

場所を取らないコンパクトサイズなので、キッチンスペースが狭い…とお悩みの方も導入しやすいです。
ハンドル付きで取り回しやすいので、3〜5合炊きの炊飯器では難しい「使う度に収納する」という使い方もできます。
コンパクトでかわいいデザインだけでなく、1合炊きを美味しく炊くことにもこだわった「HAC-RCIH01」は、ひとり暮らしをはじめる方へのプレゼントにも喜ばれそうですよ。 2023.09.11 (くれあ)