2022.06.21

Joshin 試用レポート

HORIのワイヤードコントローラーfor Nintendo Switch 4種類を体感してみた!

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ホリパッドミニ:NSW-255/ホリパッド:NSW-001/ホリパッドFPS:NSW-326/グリップコントローラー (専用アタッチメントセット):NSW-371

Nintendo Switchのコントローラーは、Joy-Conしか使ったことのない筆者。
HORI社の「Nintendoライセンス商品」であるワイヤードコントローラー4種類をそれぞれ使ってみます(PCも対応のコントローラー含む)。
Joy-Con以外のコントローラーを4種類も使う機会に恵まれて、わくわくドキドキです。
4種類とも有線のコントローラーなので、Joy-Conとは接続方法から違います。
操作感や、機能、重さなど、実際にゲームを楽しみながら違いを体感していきましょう。 ライター:とらきち

4種類のコントローラーを体感

外観チェック

  • NSW-255:ホリパッドミニ
    NSW-255:ホリパッドミニ
  • NSW-001:ホリパッド
    NSW-001:ホリパッド
  • NSW-326:ホリパッドFPS
    NSW-326:ホリパッドFPS
  • NSW-371:グリップコントローラー (専用アタッチメントセット)
    NSW-371:グリップコントローラー (専用アタッチメントセット)
  • NSW-255(以下:ホリパッドミニ)、NSW-001(以下:ホリパッド)、NSW-326(以下:ホリパッドFPS)、NSW-371(以下:グリップコントローラー 専用アタッチメントセット)の4種類を体感。
    大きさや形がそれぞれ違います。長時間プレイすることもあるでしょうし、重さも気になりますね。

スペックの違い

ホリパッドミニ ホリパッド ホリパッドFPS グリップコントローラー (専用アタッチメントセット)
PC対応 ×
外形寸法 幅×高さ×奥行(約) 130.0×70.0×30.0mm 155.0.×110.0×62.5mm 155.0×110.0×60.0mm (L/R)65.0×110.0×28.0mm
専用アタッチメント42.0×97.0×29.0mm
ケーブル長(約) 3.0m 3.0m 3.0m 3.0m
質量(約) 160g(ケーブル含む) 245g(ケーブル含む)、 170g(ケーブル除く) 250g(ケーブル含む) (L/R)各 80g
専用アタッチメント150g(ケーブル含む)
接続方式 USB接続 USB接続 USB接続 (L/R)レールコネクタ接続(※ワイヤレス通信はしません)
専用アタッチメント装着時USB(Type-A)接続
非搭載機能 ・ジャイロセンサー・加速度センサー・モーションIRカメラ・プレイヤーランプ・HD振動・おしらせランプ・NFC(近距離無線通信)

ケーブル長が約3.0mなので、本体からある程度離れても余裕があります。
熱中して動いても、抜けたり本体を引っ張ったりすることがないので安心です。
充電の心配がいらないのは有線コントローラーの大きなメリット!
質量はホリパッドミニがダントツで軽いですね。
非搭載機能にはご注意ください(ソフトによってはプレイに必須な機能の場合があります)。
共通の機能として、連射/連射ホールド機能があります。

使って点数をつけてみた

  • 採点例
    採点例
  • 筆者と、ゲーム歴も手の大きさも違うスタッフの合計4名で、4つのコントローラーを体感して採点、それぞれの感想をもらいました。
    採点項目は「操作性」「ボタン配置」「持ちやすさ」「軽さ」「機能」の5項目で、各5点満点の合計25点満点です。
    ※使用感に関しては個人差があります。

    名前 ゲーム歴 手の大きさ
    とらきち 1年程度 中くらい
    くれあ ほぼ初心者 小さめ
    レンジャー 10年以上 大きめ
    ロトメン 20年以上 大きめ

小型軽量な「ホリパッドミニ」は小さなお子様にオススメ!

  • ホリパッドミニ:小型軽量で小さなお子様にオススメ
    ホリパッドミニ:小型軽量で小さなお子様にオススメ
  • とらきち:軽さで点数が伸びて14.0点
    とらきち:軽さで点数が伸びて14.0点
  • くれあ:ボタンと軽さが高評価で18.0点
    くれあ:ボタンと軽さが高評価で18.0点
  • レンジャー:軽さがポイント15.0点
    レンジャー:軽さがポイント15.0点
  • ロトメン:フィット感が良く12.0点
    ロトメン:フィット感が良く12.0点

ホリパッドミニは何と言っても、小さくて軽い!
「小さなお子様にも使いやすいコントローラー」というのも頷けます。
筆者の手にこのサイズはあまり合いませんでしたが、グリップが握りやすいのが好印象でした。
デザイン違いのラインナップもあり、気分で使い分けるのも良いと思います。

くれあデザインがかわいい。大きさは女性や子供に良さそう。ボタンが軽く、押しやすいのでスムーズに操作できる。
レンジャーサイズが小さく大人には持ちにくく感じるが、手が小さめの方にはしっくりきて存分にプレイできそう。
ロトメンサイズとボタン配置の関係上、アクションやFPSは操作しにくいと感じるが、コントローラーとしてのフィット感は良い。手の大きさによりけり。

「ホリパッド」はバランスのいい標準タイプのコントローラー

  • ホリパッド:持ちやすくて使いやすい
    ホリパッド:持ちやすくて使いやすい
  • とらきち:持ちやすさと操作感が良く17.0点
    とらきち:持ちやすさと操作感が良く17.0点
  • くれあ:ボタンの押しやすさで20.0点
    くれあ:ボタンの押しやすさで20.0点
  • レンジャー:スティック操作がなめらかで16.0点
    レンジャー:スティック操作がなめらかで16.0点
  • ロトメン:ボタンのかたさはゲームによってアリ16.0点
    ロトメン:ボタンのかたさはゲームによってアリ16.0点

ホリパッドは持ちやすくて、操作する時の安心感が違いました。
がっちり握れて安定するので操作に集中できます。
アクションやレースゲームなど、一瞬の判断が必要なゲームなどで使いやすい。
重さもちょうどいい!

くれあボタンが少しかためだけど大きくて押しやすい。ぶ厚めにできているので、手が小さめの方はYボタンが押しにくいかも。
レンジャーボタンがかたいのが気になりました。一方で、スティック操作がなめらかで好印象。
レースゲームなどで使いたい。
ロトメン標準的。アドベンチャーゲームやシミュレーションで使いやすい。ボタンを押した感覚が指にダイレクトに伝わるので、押す回数をはっきりしたいゲームに向いている。
  • 十字ボタンを取りはずして方向ボタンに
    十字ボタンを取りはずして方向ボタンに
  • 十字ボタン収納
    十字ボタン収納
  • ホリパッドは十字ボタンの付け外しができ、十字ボタンと方向ボタンの両方で遊ぶことができます。
    外した十字ボタンは背面に収納できる便利仕様。
    失くす心配をしなくていいのはGoodですね。
    この機能を使うかはプレイするゲームによりそうです。

FPSを楽しむなら「ホリパッドFPS」

  • ホリパッドFPS:持ちやすくてFPSゲーム向け
    ホリパッドFPS:持ちやすくてFPSゲーム向け
  • とらきち:FPSに便利な機能付きで19.0点
    とらきち:FPSに便利な機能付きで19.0点
  • くれあ:各項目満点で25.0点
    くれあ:各項目満点で25.0点
  • レンジャー:操作性が高評価で21.0点
    レンジャー:操作性が高評価で21.0点
  • ロトメン:持ちやすさNO.1 操作もしやすくて19.0点
    ロトメン:持ちやすさNO.1 操作もしやすくて19.0点

形やサイズはホリパッドと似ていて持ちやすく、安定してプレイに集中出来ました。
ホリパッドFPSはその名の通りFPSゲーム向けのコントローラーで、モーションエイム機能、スティック感度切替機能などが搭載されています(内容は後述)。
実際使ってみると、FPSが上手いわけではない筆者でも、上手くなった気がするような便利機能。
特にスティック感度切替機能を使えば、離れた相手に照準を合わせる微調整が楽になりました。

くれあホリパッドよりぶ厚くないので、私でもしっかり握れる。思ったより軽く、ボタンも押しやすいので長時間遊んでも疲れなさそう。
レンジャー背面ボタンを使いこなすには慣れが必要。操作はとてもしやすくて気持ちよくプレイできます。
ロトメン4種類の中で最も使いやすい。コントローラー自体が前傾しているので手にフィットする。左スティックから十字キーへの移動がスムーズにできない位置関係なのは残念。
モーションエイム機能はスイッチ1つで切替可能で、疑似ジャイロとしてGood。
  • モーションエイム機能1
    モーションエイム機能1
  • モーションエイム機能2
    モーションエイム機能2
  • モーションエイム切替スイッチ
    モーションエイム切替スイッチ
  • FRボタン/FLボタンでスティック感度切替
    FRボタン/FLボタンでスティック感度切替
  • ヘッドホンマイク端子
    ヘッドホンマイク端子

モーションエイム機能はコントローラーを傾けるだけで、Rスティックを操作できる機能です。
ジャイロセンサーや加速度センサーとは異なる機能ですが、スティックと組み合わせて使うことに慣れれば、使い勝手はかなり良くなると思います。
スティック感度切替機能は、アジャイルモードとターゲットモードがあり、背面ボタン(FRボタン/FLボタン)を押しながら操作する機能です。
アジャイルモード(FRボタン押しながら)はRスティックを少し傾けただけで最大まで傾けた効果になり、ターゲットモード(FLボタン押しながら)は傾きの反応がゆるやかになります。
素早く振り向きたい時はアジャイルモードを使い、正確に狙いをつけたい時はターゲットモードを使うなどして使い分けましょう。
筆者は慣れるまでまだまだ時間がかかりそうでしたが、慣れてしまえばかなり便利な機能です。
各ボタンに任意のボタンの機能を割り当てることもできます。背面ボタンも同様で、プレイするゲームによって、自分好みにカスタムしましょう。
コントローラーにヘッドホンマイク端子が搭載されているので、手元でヘッドセットなどを接続できて便利です。
※ヘッドホンマイク端子はPC接続時使用できません。
※ボイスチャット機能は一部非対応のソフトがあります。

「グリップコントローラー (専用アタッチメントセット)」は携帯モードでも使えて便利

  • グリップコントローラー (専用アタッチメントセット)TVモードと携帯モードで使えて便利
    グリップコントローラー (専用アタッチメントセット)TVモードと携帯モードで使えて便利
  • とらきち:携帯モードで使えるのは便利15.0点
    とらきち:携帯モードで使えるのは便利15.0点
  • くれあ:携帯モード使用可能で評価14.0点
    くれあ:携帯モード使用可能で評価14.0点
  • レンジャー:TVモードも携帯モードも使いやすくて19.0点
    レンジャー:TVモードも携帯モードも使いやすくて19.0点
  • ロトメン:携帯モードでの安定感が良で12.0点
    ロトメン:携帯モードでの安定感が良で12.0点

TVモードで持ってみると、他の3種類のコントローラーより大きく、幅がありました。
筆者の手がそこまで大きくないためか、少し持て余す印象。
TVモードでの重さはホリパッドミニの約2倍ですが、そこまで重く感じません。

携帯モードでも使用できるのはとても良いポイント。
使用してみると、とても握りやすく、操作の安定感が増してかなりGoodです!
携帯モードでも重さは気になりません。

くれあ私には大きすぎると感じ、平面的なカタチなのでフィット感もイマイチ。少し重く感じる。携帯モードでプレイするのには良さそう。
レンジャー携帯モードでもしっかり持つことができて好感触。TVモードでも操作しやすく、便利なコントローラー。どちらのモードも使う方にオススメ。
ロトメンコントローラーとして厚みがないので少々使いにくい。指を全ボタンに配置すると、他のコントローラーと比べて手首が開くので、素早い操作や忙しい操作に向いていない。携帯モードではしっかり握ってプレイできるので安定感が増す。
  • グリップ取り外し
    グリップ取り外し
  • グリップ装着(携帯モード)
    グリップ装着(携帯モード)
  • ヘッドホンマイク端子
    ヘッドホンマイク端子

グリップは、背面のボタンを押して専用アタッチメントから取り外します。
携帯モード利用でSwitch本体に取り付ける時は、Joy-Conと同じようにスライドさせて取り付けましょう。
専用アタッチメントにはヘッドホンマイク端子がありますが、ホリパッドFPSと同様にPC接続時は使用できません。
各ボタンに任意のボタンの機能を割り当てることもできます。

スタッフによる5項目の平均点はこちら

  • 平均点:ホリパッドミニ 14.9点
    平均点:ホリパッドミニ 14.9点
  • 平均点:ホリパッド 17.4点
    平均点:ホリパッド 17.4点
  • 平均点:ホリパッドFPS 21.1点
    平均点:ホリパッドFPS 21.1点
  • 平均点:グリップコントローラー (専用アタッチメントセット) 15.1点
    平均点:グリップコントローラー (専用アタッチメントセット) 15.1点
  • 平均点をとってみた結果(小数点第二位は四捨五入)、1番点数を集めたのは「ホリパッドFPS」でした。
    FPSに便利な機能が付いている上に、コントローラーとして操作しやすく、持ちやすいのが決め手になりましたね。
    「ホリパッド」はボタンのかたさと手へのフィット感で好みが分かれた模様。
    「グリップコントローラー(専用アタッチメントセット)」は携帯モードでも使えるという唯一性が光っていました。
    「ホリパッドミニ」は小型軽量なのが1番のメリットなので、手が小さめの方にオススメですね。

まとめ

コントローラーを変えるだけで、操作感がかなり変わったので驚きました。
プレイするゲームによってコントローラーを使い分けるのも面白そう。
他のスタッフの感想を聞いて、コントローラー1つとっても好みが違い、感じ方が違うので新鮮でした。
自分に合ったコントローラー見つけて、もっとゲームを楽しみたいですね。 2022.06.21 (とらきち)

スタッフが使ってみました

ホリパッドミニは別デザインもございます

商品はこちら

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