富士通 ドキュメントスキャナー ScanSnap iX1500

Joshin 試用レポート
「ScanSnap FI-IX500A-P」がデザイン一新!
人気モデルが待望のフルモデルチェンジ!

富士通 ドキュメントスキャナー ScanSnap iX1500

ドキュメントスキャナーで人気モデルの「ScanSnap FI-IX500A-P」が遂にフルモデルチェンジしました。
デザインは黒色から最近流行の白色になり、本体中央には大きな液晶モニターが新たに搭載されています。
スキャナーの使い方は様々で、読み込んだデータを色々なソフト(アプリ)で活用されるかと思います。
まずは、本体がどれ程の物なのか使ってみたいと思います。

ライター:ダブルK

  1. 本体の確認
  2. 実際にスキャンする
  3. ScanSnapの感想、まとめ

箱から本体を出して付属品のチェック!!

  • ScanSnap iX1500 セット内容
    ScanSnap iX1500 セット内容
  • 説明が少ない…
    説明が少ない…

箱を開けました。パソコンとの接続用にUSBケーブルや、本体にセットする名刺・レシートガイド、必要なアプリのライセンス証などは付属していますが、説明書が見当たりません。
そうなんです!無いんです!
あるものと言えば「さあ、ScanSnapを始めよう」と書かれたWelcomeカードのみ。
iX1500に触るのは初めてですが、「さあ、ScanSnapを始めよう」だけで始めてみます!
その前に本体の外観を少し確認しておきましょう。

セット内容
ACケーブル、ACアダプター、USBケーブル、安全上のご注意、ユーザー登録カード、Welcomeカード(ガイド)、保証書、名刺・レシートガイド、Nuance Power PDF Standard/Nuance PDF Converter for Mac ライセンス証

  • ScanSnap iX1500 本体
    本体
  • 天板(給紙カバー)を開ける
    天板(給紙カバー)を開ける
  • 排紙トレーを出した状態
    排紙トレーを出した状態

まずは外観をチェックします。
白基調の外観で、オフィス・書斎・リビングなど場所を選ばず馴染み、丸みのあるデザインで、スキャナー感が薄いです。

天板(給紙カバー)を開けてみると、原稿をセットする所は黒色です。紙をセットするには黒の方が視覚的にも合わせやすいですね。
液晶モニターは4.3インチのタッチパネル仕様で、ボタン類はありません。全てタッチ操作です。
排紙トレーは弧を描くように上向きに伸びます。読み取り後の原稿が床に散らばる心配が少なそうです。

  • 名刺・レシートガイド
    名刺・レシートガイド
  • 名刺・レシートガイド
    名刺・レシートガイド
  • 背面の端子部
    背面の端子部

付属の名刺・レシートガイドを使うと、名刺、レシート、オフィス用紙の、3種類の原稿がセットできて便利です。
ガイドをセットした状態でも給紙カバーを閉じられるので、邪魔になりません。
ただし、大量のスキャンを行う場合は、取り外してお使いください。

本体の背面はAC電源とUSBケーブル端子が下の方に配置。
床に近い配線でケーブルが邪魔にならずにいいですね!ただ、ケーブルが挿し込みづらいかも・・・背面の端っこにあるとさらに良かったなのになぁ。

セットアップする

  • まずは言語の設定
    まずは言語の設定
  • 起動モードの選択
    起動モードの選択
  • 利用端末の選択
    利用端末の選択
  • ソフトウェアをダウンロード
    ソフトウェアをダウンロード

では、パソコンで使用できるようにセットアップしていきます。
まずは本体に電源ケーブルを挿して起動させ、本体の液晶モニターで指示を確認します。
まず言語の設定です。液晶モニターをタッチして「日本語」を選択。

次に給紙カバーを開け閉めした時の電源の状態を設定します。
電源ON/OFFの「ノーマル」にしておきます。小まめに使う場合は「クイック」にしておくと便利です。
その後、接続端末の選択です。
今回はパソコン(コンピュータ)を選択しましたが、モバイル機器、どちらも利用する、も選べますよ。
ここまで設定を行うと、本体を使用するのに必要なソフト(アプリ)の指示が出ますので、パソコンでダウンロードします!

  • ソフトをダウンロードしました
    ソフトをダウンロードしました
  • 接続する機種を選択し
    接続する機種を選択し
  • 接続モードを選択します
    接続モードを選択します
  • 今回はPCとスキャナをUSBで接続
    今回はPCとスキャナをUSBで接続

パソコンでソフトのダウンロードを行い、セットアップを始めます。
画面の指示通り機種を選び、接続方法(今回はUSBケーブルで接続)を選んで進んで行きます。
引っかかる所もなく、スムーズに設定できました。
これで終了なのかな?と思わされるスムーズさでしたよ。

実際にスキャンする

  • さっそくスキャン
    さっそくスキャン
  • ホーム画面
    ホーム画面

さっそくですが、スキャンしてみようと思います。
これといった原稿を用意していなかったので、付属品の「さあ、ScanSnapを始めよう」のWelcomeカードで試してみます。
原稿を給紙ガイドに合わせてセットし、液晶モニターを確認。セットアップが終わると上記画像のようなホーム画面に切り替わります。
よく使う名刺やレシートを管理できるメニューは後で試してみましょう。中央の「Scan」を押せばスキャンが始まります。
初期状態は「おまかせスキャン」になっているので、そのままいきます!

  • ボタンを押すだけ
    ボタンを押すだけ
  • 一瞬で出てきた
    【動画】一瞬で出てきた

「Scan」ボタンをポチッと押してみました。シュウィーンと紙が吸い込まれて、一瞬で出てきました。
ホント一瞬で読み込まれたので、ホーッと感心してしまいました。
この一瞬で本当にちゃんと読み取れたのか。データを確認してみましょう!

スキャンされた原稿をパソコンでチェック!

  • スキャンできました
    スキャンできました
  • データ管理もカンタンそうだ
    データ管理もカンタンそうだ

パソコンでダウンロードしたソフト「ScanSnap Home」を立ち上げて、スキャンした原稿を確認してみると…
キレイに読み取りがされています!
ここで初めて気付いたのですが、両面の読み取りを1回で行っていました!
一瞬で裏表がキレイに読み取られていて、感心。

読み取った文書は、文面もプレビューで認識されています。データ管理もカンタンそうですね。
いや〜、ドキュメントスキャナーの凄さを実感しました。

大きさの異なる原稿をまとめてスキャン

  • Welcomeカードに
    Welcomeカードに
  • 写真と
    写真と
  • レシートを
    レシートを
  • まとめてスキャンしてみよう
    まとめてスキャンしてみよう
  • 『読み取りの給紙』も注目ポイントです。
    先ほどのWelcomeカードと、写真を印刷した「L版用紙」に、たまたま財布に入っていた「レシート」を重ねて読み取らせてみます。
    しかも付属品の「名刺・レシートガイド」を使わずにやってみようと思います。

    紙の厚み、大きさ、内容の違いがありますが、本体は何の抵抗も無く、スムーズにスキャンしました!

  • 取説も両面スキャンできてる
    取説も両面スキャンできてる
  • 写真も
    写真も
  • レシートも完璧だ
    レシートも完璧だ

パソコンで読み取り結果を確認してみます。
完璧です!違和感も無く、文書・写真・レシートを一瞬でスキャンし、原稿データもクッキリ読み取られています。
給紙時に曲がったりしないか不安になりましたが、問題なくスルッと給紙されていったのでまたまた凄い!と感心してしまいました。
もちろん、原稿が両面の物は両面ともにキレイ!裏が何も無いものはデータとして取り込まれていません。

複数のレシートを試します!

  • たまったレシートたち・・・
    たまったレシートたち・・・
  • レシートが吸い込まれていく様子
    【動画】レシートが吸い込まれていく
  • 全部読み取れた
    全部読み取れた
  • データもキレイです
    データもキレイです
  • データも自動的に認識されています
    データも自動的に認識されています

財布の中にあったレシートを用意してみました。まとめてスキャンしていきます。
読み取りのスムーズさはもう心配なく、本体におまかせ状態です。
最後の方は、給紙時に少し横に曲がっていたのでデータが心配でしたが、「ScanSnap Home」のソフト上ではキッチリ真っ直ぐに補正されていました。

レシートって、お店のロゴや文字の大きさ・配列、その他のメッセージなど、お店によってフォームが様々ですよね。
「ScanSnap Home」のソフトでは、それらのレシートがどれもしっかり認識されて、さらに合計金額も判別しています。
家計簿ソフトなどに転送すれば活用できますね。

まとめ

ドキュメントスキャナー「ScanSnap iX1500」を試していきましたが、読み取り時の給紙の安定性は本当に凄かったです!
紙の厚みによっては上手く給紙されない事もありましたが(特に薄い紙)、プリンタなどで使う印刷用紙では問題無くスキャンできました。
サイズの違う用紙を同時にセットしてもスムーズに給紙され「名刺・レシートガイド」を使うともっとスムーズです。

文字・数字などもシッカリ認識してくれるので、他のソフトで加工する際も便利でしょう。
個人的にはレシートを読み取って、お小遣い帳を作成して管理してみたいと思います。

今回はパソコンと接続しましたが、スマホやタブレットなどに接続するとさらに手軽に活用できると思います。
もし、紙の資料が机に山積み状態でしたら、「ScanSnap iX1500」を使ってデータで管理してみてはいかがでしょうか?

2019.05.15 ダブルK


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