2024.01.29
Joshin 試用レポート
必要な機能だけを搭載!ハイアール 瞬間式温水洗浄便座「JB-SS01A」を実際に取り付けてみました
ハイアール 瞬間式温水洗浄便座「JB-SS01A」
必要な機能だけを搭載することで、カンタン操作と手の届きやすい価格を実現したハイアールの瞬間式温水洗浄便座「JB-SS01A」。
初心者では難しいイメージの取り付けも、同梱部品だけ(工具は除く)でカンタンに行えます。
ハイアール社にお邪魔して、実際に取り付けを行ってみました! ライター:くれあ
ハイアール 瞬間式温水洗浄便座「JB-SS01A」
付属品 | 本体固定プレート、取付ボルト×2、半丸パッキン×2、ワッシャ×2、ナット×2、分岐金具、分岐パッキン、クッション、スパナ、本体給水ホース(約1m)、タンク給水ホース(約50cm) |
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ハイアールの瞬間式温水洗浄便座「JB-SS01A」は、必要な機能だけを搭載したシンプルで使いやすい温水便座。
「JB-SS01A」は、貯湯式に比べてランニングコストが低い「瞬間式」を採用、着座していない時に便座の温度を下げる「エコモード」や、一定時間便座ヒーターへの通電を止める「節電モード」などを搭載し、消費電力を低減できます。
省エネ性能が高い「瞬間式」は貯湯式よりも高価格なイメージがありますが「JB-SS01A」は必要な機能だけに絞っているので、手の届きやすい価格を実現しています。
さらに「JB-SS01A」は、取り外しや取り付けをカンタンに行えるのも魅力的。
取り付けに必要なパーツ類(工具は除く)は全て同梱品に含まれているので、別途用意する必要はありません。
温水洗浄便座の交換ってハードルが高くてプロに任せるイメージが強いですが、自分で交換できたら便利ですよね。
貯湯式と瞬間式の違い
貯湯式 | 瞬間式 | |
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温水供給方式 | 内蔵のタンクにお湯を貯めておきます | 使用時に瞬時に水を温水に変えて使います |
メリット | 本体価格が手ごろなタイプが多い。 一度の噴射水量が多い。 |
使用する時だけお湯を作るので経済的。 お湯切れの心配もありません。 |
デメリット | お湯を貯めておくため電気代がかかる。 連続して使用することができない。 |
本体価格が高め。 |
ホワイトとアイボリーの2色展開
サイズ(約) | 幅46×高さ51.8×奥行き13.1cm |
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質量(約) | 4.1kg |
省エネ基準達成率 | 160%(目標年度2012年) |
カラーは、ホワイトとアイボリーの2色展開。
余談ですが、スタッフ間で「自宅の便座のカラーは何色?」という話になった時に、筆者はホワイトとアイボリーのどちらだったか迷いました。
帰宅後、まさかの「ピンク」という衝撃の事実が発覚したので、購入前に必ず確認しましょう。
操作パネルの確認
本体横の袖にある操作パネルで操作します。
ボタンの数は少なくまとまり、サイズも大きいので、ご年配の方も使いやすい印象。
多くの壁リモコンに搭載されている、便座・便ふたなどを自動で開閉するボタンはなく、手動で行います。
脱臭機能などは搭載していませんが、使用頻度の高い欲しい機能はしっかり搭載しています。
脱臭機能がない分、定期的なフィルター掃除は必要ありません。
着座センサーを内蔵しており、着座すると「ピンッ♪」と音が鳴ります。
上記のイラスト(画像3枚目)にて、着座センサーが内蔵している場所を確認いただけます。
着座を認識していない場合は洗浄できないので、中央に座りなおしましょう。
機能・仕様
JB-SS01A | |
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ノズル洗浄 | 〇 |
クリーン便座 | 〇 |
スマート運転 | 〇 |
ムーブ洗浄 | 〇 |
水勢調節 | おしり・ビデ 各5段階調節 |
温度調節 | 5段階調節(約35〜39℃)及びヒーター「切」(水温) |
暖房便座 表面温度 | 5段階調節(約31〜39℃)及びヒーター「切」 |
夜間LED照明を搭載
操作パネルの【<(照明)】ボタンを3秒長押しすることで、LED照明のON/OFFが設定できます。
トイレ内の光度が弱い場合や、夜間に主照明の明るい電気は眩しい…という時に活躍してくれそう。
本体側面には本体脱着ボタンがあり、ボタンを押しながら手前に引くとカンタンに取り外せます。
取り付けを行いましょう
付属品 | 本体固定プレート、取付ボルト×2、半丸パッキン×2、ワッシャ×2、ナット×2、分岐金具、分岐パッキン、クッション、スパナ、本体給水ホース(約1m)、タンク給水ホース(約50cm) |
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工具類 (別途用意) |
マイナスドライバー・モンキーレンチ・メジャー・水受け(バケツなど)・ぞうきん |
温水洗浄便座は「電気製品」なので、長年の使用や故障したままの使用は電子・電気部品が劣化して発煙や発火の恐れがあります。
10年以上1度も交換したことがないという方は、買い替えをご検討してみてください。
今回は、ハイアールが提供する「温水洗浄便座洗浄取り付けの解説動画」をみながら、作業を行っていきます。
動画や取扱説明書は、本体のQRコードを読み込むと確認できますよ。
ホースは本体給水ホースだけでなく、タンク給水ホース(フレキホース)も同梱しているので、別途用意する必要がありません。
ステップ➀ 現在使用している便座を取り外す
はじめに、止水栓を閉めます。
止水栓を閉めないまま交換作業を行うと、水があふれてしまう恐れがあるので要注意!
給水が止まっている事を確認したら、便座を固定しているナットをゆるめ、便座を取り外します。
ステップA 本体固定プレートの取り付け
本体固定プレートの位置を確認して、取り付けボルトをプレートの穴に差し込みます。
下から半丸パッキン・ワッシャーを取り付けボルトに通し、ナットを取り付けるとOK。
ステップB 分岐金具の取り付け
ナットをゆるめて給水管を取り外し、分岐金具を止水栓に取り付けます。
分岐金具は、取り付ける向きが分かりやすいイラスト付きで、イラスト通り↑が上になるように取り付けましょう。
本体に給水する側には、中にフィルターが入っているので、ゴミを通さずキレイな水を送ります。
こうした細かい配慮も、自分で取り付けを行うからこそ気が付きます。
分岐金具を止水栓に取り付けられたら、タンク給水ホースをロータンクに取り付けます。
今回は給水ホース(フレキホース)がタンクに直結しているタイプなので、そのまま使用しました。
長年使用していて劣化が気になる方は、付属の給水ホースに取り替えましょう。
ステップC 本体給水ホースの取り付け
分岐金具に本体給水ホースを取り付け、ナットを締めます。
反対側のホースの先端は、本体背面の本体給水口にナットでしっかりと取り付けます。
その際、ホースがねじれないように手でおさえながら行う事がポイント!
ホースは横に倒せることで飛び出しを抑え、便座本体のスリム化を実現しています。
ステップD 温水洗浄便座を取り付ける
便座本体を水平に差し込み、カチッ♪と音がなったらOK。
差し込む際に少し力が必要ですが、1人でも充分に取り付けられます。
便座を前後左右に動かし、外れないことを確認しましょう。
正しい位置に取り付けられているか確認しよう
便器先端と便座先端の中央を合わせます※。
上手く合わない時は、本体を外して、ナットをゆるめて本体固定プレートの位置を調整します。
※ 便器のサイズによっては、便器の先端から便座が数cm出ることがありますが、正常にお使いいただけます。
ステップE アース線の接続
アース線2本をアース端子へ接続、電源プラグをコンセントに差し込みます。
取扱説明書に沿って安全装置の点検確認をしたら、取り付け作業は完了!
温水洗浄便座の交換は、複雑で時間のかかるイメージでしたが、動画と取扱説明書に沿って行うと撮影時間を含めても35〜40分ほどでした。
便座を取り付ける際に少し力が必要でしたが、1人でも問題なく取り付けできましたよ。
クッションの取り付けと保護フィルムをはがす
便ふたを開けたときにロータンクに当たる場合は、付属のクッションをロータンクに取り付けます。
操作パネル等に保護フィルムが付いているので、使用前にはがしておきましょう。
まとめ
必要な機能だけを搭載することで、瞬間式でも手の届きやすい価格を実現したハイアールの瞬間式温水洗浄便座「JB-SS01A」。
多機能な温水洗浄便座を使っていたけど結局使わない機能が多かったという方、瞬間式がいいけど価格が懸念点となっていたという方におすすめです。
「JB-SS01A」は、使う時だけ水を温めて保温の電力を省く「瞬間式」を採用、消費電力の低減に期待ができる「エコモード」や「節電モード」なども搭載しているので、ランニングコスト面も心配ありません。
操作パネルも少なくまとまっているので、視認性や操作性もよく使いやすいですよ。
同梱部品だけ(工具は除く)で取り付けがカンタンに行えるので、今の便座を長年使用しているという方は1度ご検討してみてはいかがでしょうか。 2024.01.29 (くれあ)