「クイック調理」や煮込みも出来て0.5合なら最短15分で炊飯！？忙しい方向け炊飯器 タイガー 炊きたて JPV-A100

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• 形は少し昔ながらの炊飯器らしさがあると感じたけれど、質感がマットなのでとても今どきな印象にも感じるJPV-A100。
  カラーはホワイトとブラックで、奥行こそありますが高さが抑えられている分、見た目はコンパクトに見えます。
  

  「少量高速」や「冷凍ごはん」といった炊飯メニューも豊富ですが、今回は『クイック＆スロー調理』に注目！
  JPV-A100だけでメイン料理やおかずが簡単に作れる機能を搭載しています。

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JPV-A100は大きくて見やすいクリア液晶を採用。
炊飯と取消ボタンは液晶の左右に大きな丸ボタンで配置され、メニュー操作や保温ボタンなどは液晶の前側に配置しています。
液晶前側のボタンは炊飯器の操作ボタンとしては少し小さめで、スッキリしたデザインに合わせて小さくなった印象です。

本体上部、天面にフックボタンが配置。大きくて押しやすいです。
ふたの裏の内ぶたは、上側の赤い着脱ボタンを押しあげると外れます。
内ぶたの裏には中央に圧力をコントロールする調圧ボールなどの装置がありました。
装置部分は出っ張っていますが他はつるりとしていて洗いやすく、食器洗い乾燥機にも対応しているのでお手入れはラクにできますよ！

遠赤5層土鍋蓄熱コート釜

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本体内側の確認です。
カタフレームもボディと同じ質感と色で、内なべを包みこむ部分は黒くなっています。
カタフレームはおねばがついてもはがれやすい「お手入れシボフレーム」で、白だと汚れが目立ちそうなのでキレイにしなきゃ！という意識が芽生えそうです。

内なべは、異なる素材を重ねることで蓄熱性を高め、高火力・遠赤効果でごはんの甘みを引き出す『遠赤5層土鍋蓄熱コート釜』。
小さいながらも取っ手が付いているので掴みやすくなっています。
軽く持ち上げられて、内側はつるっとしているのでごはんがこびりつきにくく、お手入れがしやすい内なべです。

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JPV-A100には時短調理にも役立つ「調理」メニューを搭載。
内なべに食材を入れて加熱をすれば、温度や時間は炊飯器におまかせ！
もちろん炊飯器ですので調理が終われば自動で停止と、ほとんどほっておくだけで料理が完成します。

調理メニューは「クイック調理」と「スロー調理」の2種類。
「クイック調理」は、お手軽に時短調理ができ、1〜30分の高温での加熱が可能。
「スロー調理」は、長時間かけて煮込む調理ができ、沸騰したら火力を弱めて、蒸気を抑えてじっくり煮込みます。
設定時間は30〜360分！ 無水調理も行えます。

「クイック調理」で『簡単 鯖のアクアパッツア風バジル風味』を作ってみた

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調理レシピはタイガーの公式サイトで公開されています。
今回はそのレシピの中から12分で出来るという「簡単 鯖のアクアパッツア風バジル風味」を作ってみます。
圧力炊飯器なのでマイコンよりもよりスピーディーにできあがりますよ。

たまねぎとパプリカをスライスし、市販のスライスオリーブ、さいたしめじなどを内なべに投入！
調味料を加えて軽く混ぜ、くずれないように後で缶詰の鯖水煮を乗せました。
めっちゃ簡単。手慣れた人ならここまで5分くらいで出来るのではないでしょうか。

材料を入れた内なべをJPV-A100にセットして、「クイック調理」を選び12分加熱スタート！
あとは待つだけです、12分経ったのでふたを開けますパカッ。
おっと！思ったよりも変化が無くて本当にできているのかちょっと不安！と、おそるおそる菜箸で具材を持ち上げてみると…食材はクタクタ！

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• 器に盛り付けてレモンとイタリアンパセリを添えます。
  イタリアンパセリは小瓶の乾燥パセリを代用。充分な彩りを演出します。

  フレッシュなレモンと鮮やかなパプリカ、色の引き締め効果の高い黒いオリーブと、目で楽しめる一皿です！
  とても缶詰の鯖を使ったとは思えない、お洒落な料理が12分の加熱で完成！
  まぁ華やか！なんて言いながらスタッフと食べましたが、水煮を使ったので鯖はもちろん骨まで柔らかく、他の食材もやわらかに煮えているような状態。
  お酒のアテとしてもおすすめでとてもおいしい！ワインください。

「スロー調理」で『肉じゃが』を作ってみた

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次は「スロー調理」で『肉じゃが』を作ります。
ガス火だと目が離せず、ちょっと時間がかかる料理ですし、気付いたらじゃがいもが姿を消している罪深い料理です。
姿はないのにじゃがいもの味だけはするから不思議…て、もうこの話いい？

今回は公式サイトにあるレシピを応用した肉じゃがの作成です。
じゃがいも、たまねぎ、にんじん、しらたきを食べやすい大きさに切って内なべに入れ、煮汁に漬けた牛肉をその上にまんべんなく広げて乗せます。
食材は炒めず、全て生の状態で内なべに入れてJPV-A100にセット！
「スロー調理」を選んで40分加熱すれば完成です。

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40分後。ふたを開けるとカサが減って柔らかく煮えていそうな食材たちが！
お肉もしっかり加熱されて色が変わっています。
じゃがいももキレイな形で残っています。
いやでも、じゃがいもがキレイすぎるとそれはそれで煮えてない疑惑です。
菜箸を使ってじゃがいもを掴むと…あ！軽い力で割れました！
ホクホクしていておいしそうな状態！

絹さやを加えて3分蒸らしたら、器に盛り付けて完成。
見るからにしっかり味がしみ込んでいます。
じゃがいもはほくほくでたまねぎはトロトロ。お肉が少し硬くなったのはガス火に負けますが、生からほったらかしで作れた事を考えると満足です。

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白米も炊いてみましょう。 今回は2合分をセットして炊飯キーを押して炊飯！
炊飯が開始すると炊飯残り時間「約50分」が液晶に表示されました。

今回は「白米」メニューで炊飯しましたが、JPV-A100にはお茶碗1杯分（0.5合）が最短約15分で炊ける「少量高速」メニューや、解凍したごはんもおいしい「冷凍ごはん」メニューなど、忙しい時に嬉しい炊飯メニューもしっかり搭載されています。

筆者は普段からごはんをまとめて炊いて冷凍するので、冷凍ごはんメニューは大助かりです。
冷凍ごはんを活用すれば、JPV-A100で「クイック調理」や「スロー調理」でおかずを作れるので食生活も万全！

50分経過し炊飯が完了したのでふたをパカッ。
ふんわり、というよりはなべ底でムッチリと炊きあがっているという見た目のごはんです。
艶はひかえめでしょうか。粒が大きくて弾力がありそう。さてさてお味は？

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しゃもじですくってもムチッとした弾力を感じます。
お茶碗によそっていただきます。
うん！ 弾力があってもっちりとした食感のごはんです！
粘りはほどほどに噛み応えのあるムギュッとしたごはんで、香りも高くてとてもおいしい。
今回作ったおかずと一緒に食べましたが、肉じゃがのような濃い味の煮物にも、魚のおかずにも合います！

電子レンジや炊飯器といった電気を使った調理家電は、加熱時間の設定や温度調整を得意とするので、調理をまかせやすくて時短調理には欠かせなくなってきました。
昔は炊飯器＝ごはんを炊くものでしたが、圧力機能に加えて温度コントロールなども進化し、炊飯だけに使うのはもったいない！と、調理家電としての機能を搭載する機種が増えています。
JPV-A100は、高温調理での短時間調理「クイック調理」から、煮込み料理も出来る長時間調理「スロー調理」の機能を搭載し、炊飯器が「調理もできるよ！」と公認している炊飯器です。
調理もできる上に、しっかり冷凍ごはんメニューや少量高速メニューなどの炊飯メニューも搭載しているので、忙しい毎日を送る人には特に便利な調理家電になるのではないでしょうか。
温度コントロールも上手に行ってくれますので、料理が苦手な方にもおすすめです。 2023.03.10 (ぴよこ)