昭和西川のジョーシンオリジナルモデル『本掛け羽毛ふとん ホワイトダックダウン85％』の寝心地を確認！

昭和西川は1566年に創業し、450年以上受け継ぐ家名と伝統のある老舗寝具メーカー。
今回は、昭和西川の「本掛け羽毛ふとん ホワイトダックダウン85％」のジョーシンオリジナルモデルを実際に手にとって特徴をみていきます。

昭和西川の国産本掛け羽毛ふとんは、職人の確かな技術によって、国内工場でひとつひとつ丁寧に加工。
羽毛の洗浄〜乾燥の行程を終えると、羽毛ひとつひとつがよりふっくらするよう「パワーアップ加工」を施しています。
原毛を高温で乾燥させることで、無加工時と比べてふっくらとかさ高のある羽毛に仕上がります。

羽毛には、保温力に優れるホワイトダックダウンを85％使用。
重鎮量はシングルで1.1kgの本掛け羽毛ふとんで、羽毛のふくらみを体積で示したダウンパワーは350dpです。
ダウンは、募金した時にもらう赤い羽根のような芯はなく、ふわふわとしています。
空気をたっぷり含むことができるので、軽さに加え、保温性・吸収性・発散性に優れ、ダウンの割合が多いほどあたたかいと言われています。

カラーは3色展開

カラーは、グレー・ネイビー・ベージュの3色展開。
高級な本掛け羽毛ふとんと言えば「花柄」のイメージという方もいると思いますが、ジョーシンオリジナルではあえて「無地」を採用。
無地だと掛けふとんカバーから柄が透けて見える心配もありません。
ただしベージュはよく見ると、ふとんの中から黒っぽい点々がみえることがあります。
使用する羽毛には、品種改良により白色化した「ホワイトグース」や「ホワイトダック」があり、天然の名残りとして「グレー」や「茶色」の羽根が混ざっているそう。
品質には問題ございませんが、光の当たり方によっては目立ってみえるかもしれません。

不織布収納ケース付き

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• 本掛け羽毛ふとんを保管する「不織布収納ケース」が付属し、季節の変わり目など使わない時はケースに入れて保管ができます。

  圧縮袋などを使用するとダウンが潰れてしまう恐れがあるので、不織布収納ケースに保管しましょう。

ふんわりあたたかい「4×5マス立体キルト構造」

側生地には、ポリエステル85％・綿15％を使用しています。
ポリエステルは軽量化の実現だけでなく、羽毛のふくらみを活かせます。
サラサラとした柔らかい肌ざわりで、チクチク感はありません。

ふとんの表生地と裏生地の間に縦方向の仕切りを入れることで、キルトのマス目に立体感を出す「立体キルト構造」を採用。
キルト内の空間が広くなるため、羽毛がよりふくらみやすくなります。
羽毛がふくらむと空気をたくさん含むことができるので、保温性がさらに増します。

8ヶ所にループがついています

掛けふとんカバーの中で本掛け羽毛ふとんがズレないよう、四隅・上下中央の計8ヶ所にカバー取り付け用のループを取り付けています。
8ヶ所でしっかり固定できるので、カバーの中でふとんがたるむこともなさそうです。
ループの色はふとんの色合いと同じ色なので、統一感があってイイ感じです。

本掛け羽毛ふとんを袋から取り出し、空気を含ませるように広げ、空気が入って膨らむのを待ちます。
しばらくしてふとんを軽く叩くと、パフンッ…パフンッ…とたっぷり空気が含まれているのを実感できます。

冷房が効いて身体がそこそこ冷えた状態で、本掛け羽毛ふとんを被ってみると、あっという間に身体がポカポカとあたたかくなりました。
生地が柔らかいので身体にフィットしやすく、ふとんと身体の間のあたたかい空気を逃がさず保温性もバッチリ！
筆者の体感だと秋口や春先は1枚で十分だと思いますし、冬場など暖かさが足りない時には毛布で調整すると幅広いシーズンで活躍しそう！

軽くてあたたかい本掛け羽毛ふとんっていいな〜！と思いました。
ふかふかと空気をたっぷり含んだ触り心地で、身体にズッシリとのっている不快感はなく、快適に眠ることができそうです。
ダウンパワー350dpは真冬に1枚で過ごすには少しもの足りなさを感じそうですが、寝具を組み合わせて温度調整すれば3シーズン幅広く活躍しそう！

側生地が無地なので、掛けふとんカバーから柄が透けてみえる心配もありません。
グレーやネイビーはそのままで使ってもいいのでは…？と思うほどオシャレなカラーですが、汚れがついたり側生地が傷まない為にも掛けふとんカバーをつけるのがベターです！

電気代や気温の変動が激しいと温度調整にお悩みの方は、1枚持っておくと強い味方になってくれること間違いありませんよ！ 2023.09.30 (くれあ)