2021.07.22
Joshin 試用レポート
気分は考古学者! 『モノクローム 恐竜化石発掘』で全長30cmのマンモスの化石を掘ってみた
モノクローム 恐竜化石発掘モデル
化石発掘疑似体験ができる『モノクローム 恐竜化石発掘』で考古学者になりきって遊んでみました!
ハンマーとノミを使って岩石を掘り、発掘した骨を組み立てると全長30cmの骨格標本模型が完成!
みるみる化石発掘の魅力に引き込まれていく筆者と合わせてご覧あれ。
ライター:くれあ
化石発掘を疑似体験! モノクローム 恐竜化石発掘モデル
セット内容:本体・安全メガネ・ミニハンマー&ノミセット・ブラシ他
対象年齢:14才以上
パッケージサイズ:27.5×22.5×4.7(cm)
材質:プラスチック・石こう
岩石から恐竜の化石を掘り出して組み立てる、モノクローム 『恐竜化石発掘モデル』。
化石を掘ってみたかった子供と大人の夢をかなえてくれるキットで、骨を組み立てると全長約30cmにもなる化石標本ができるんだとか!
恐竜は8種類から選べ、今回は贅沢に3つのキットを用意!
パッケージのメイン写真はどれも同じですが、右下に発掘できる恐竜の名前が記載されています。
岩石を見ただけだと何が掘れるかわからないので「掘るまでのお楽しみ」として、名前が描かれた部分を隠してプレゼントするのもよさそうですね!
種類:ケラトサウルス・パラサウロロフス・スピノサウルス・ティラノサウルス・ディノニクス・ディプロドクス・ステゴサウルス・スティラコサウルス・プテラノドン・マンモス・トリケラトプス
気分を盛り上げるゴーグル、ハンマー、ノミ!
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付属品のゴーグル、ハンマー、ノミは考古学者になった気分にさせてくれますよ。
発掘に必要なセットが揃えば、ますます気持ちが高まります!
発掘中は石膏の粉が飛んで目に入ることがあるので、ゴーグルが付属しているのはありがたい。
サイズもきつくなく、大人でも装着できます。
ノミはハンマーの取っ手のキャップのようにくっついているので、スポッと取り外して使用します。
これに気づかず、最初は「ハンマーしかない!」と少し焦りました。
注意!部屋や服が砂まみれになるかも!
さっそく「恐竜化石発掘モデル」を化石発掘をしたい大人たちに渡したのですが、偉い人が机も床も服も粉まみれにして「嫁に怒られる」と、化石のごとく固まるという事件が発生しました。
掘っていると岩石が粉々になるので、広げた新聞紙の上や、石が入っていた箱の中で作業を行い、部屋を汚さないようにして、お家で怒られないように取り組みましょう。
汚れてもいい服を着たり、エプロンをするのもオススメです。
濡れティッシュがそばにあると、手や机が汚れた時にも安心です。
掘っていくぞ
釘を打つ感じでコンコンと掘っていき、骨の周りを砕いていくイメージです。
序盤は「発掘し終えるまでに日が暮れてしまうぞ」とめげそうになりますが、骨がある程度見えてくると砕けやすくなるので、めげずに掘り進めていきましょう。
打つとカンカンと音がなるので、本当に化石を掘っているような雰囲気も出てきます。
釘打ちの時のような音がするので事務所では「え?工事?」と少しザワザワしていました。
「次はどの部分が出てくるのだろう」とワクワクしながら発掘できるので宝探しのようで楽しい!
付属のハケで細かい粉をはらいながら掘り進めると、骨が見やすくなるので作業がしやすいですよ。
この調子でどんどん骨を発掘していくぞ〜!
中心部は化石がたくさん埋まっているのでノミで骨を打ってしまわないよう、慎重に発掘していきましょう。
筆者は4時間程で全て発掘し終えましたが、掛かる時間は掘り進め方で異なってくると思います。
汚れる覚悟で大胆に打ち砕いていましたが、楽しい上にストレス発散にもなりました!
夢中になって発掘していたので、発掘し終える時にはもっとしたい!と名残惜しい気持ちに…。
発掘した化石は水で洗ってキレイにします
発掘した化石を水と付属のブラシで洗っていきましょう。
溝は石こうがたまりやすいので、ブラシの先端を上手く使ったり、取れない場合は先端の細いものを差し込んでキレイにしていきます。
洗った骨を並べると達成感がありますが、最後に大事な組み立てが待ってますよ!
組み立てれば骨格標本模型の完成!
説明書が入っていないので、パッケージの写真を見ながら想像力を働かせて組み立てていきます。
1つ1つ考えながら組み立てていくのはパズルのようで楽しいです!
組み立てているとパーツが湾曲していて、突起がうまくはまらないところがあり、今回は試行錯誤の上、ボンドでくっつけました。
パーツのかみ合わせは硬いと感じるところも多かったので、お子様と作る場合は大人の方がお手伝いしてあげてください。
完成だ〜遊ぶぞ!
ついに完成だ!
あごの部分は動かせて、全体的にリアルな仕上がりになっています。
自分で発掘したマンモスなので、最後には愛着が湧いてきます。
どんなところに住んでいたのだろうと気になり始めると止まらなくなり、気が付けばマンモスについて沢山調べていました。
下から撮ると迫力が出てますますカッコイイ!
組み立てた後は、部屋に飾ってコレクションにしたり、戦いごっこをしたりと楽しみ方も自由です。
お友だちと好きな恐竜を選んで、どちらが早く掘れるのか競争をするのも楽しそうですね。
まとめ
1体の標本を発掘するのにかかる時間は、岩を叩く大胆さによって異なります。
筆者も最初は発掘〜組み立てまで4時間ほどかかりましたが、2体目の時は仕事の都合もあってハイスピードで発掘を行っており、40分ほどで恐竜ができあがりました。
発掘最中にハンマーで何度か指を叩きましたが、プラスチックですので痛くはありませんよ。
普段なかなかする機会のない化石発掘をおうちで疑似体験できるのは新鮮で楽しかったです。
子どもも大人も夢中になれるキットなので、親子でも楽しめますよ。
化石から古代生物を知ることができたり、考えながら組み立てることによって想像力も身につけられるので、子どもの知育玩具としてもオススメです。
おうちで考古学者になった気分で、思い切り化石発掘してみませんか。
化石発掘のトリコになるかもしれませんよ。
2021.07.22 (くれあ)