Joshin 試用レポート
軽い力でスイスイ進む。お掃除をもっと身近にかんたんにできる ダストパック式コードレスクリーナー。
アイリスオーヤマ 紙パック式 極細軽量スティッククリーナー(静電モップ付属) KIC-SLDCP6
アイリスオーヤマのスティック掃除機「KIC-SLDCP6」は、小回りのきくコードレス仕様に加え、「え、本物の掃除機!?」と疑いたくなるほどスリムで軽い!
しかも、家具の隙間掃除に便利な静電モップが付属。
モップで取ったゴミは、本体とスタンドを使って吸引、除電ができるという、ちょっと変わった個性を持っています。
実際にお掃除をして使い勝手を確認してみました。
ライター:ぺん太
1.6kgと驚きの軽量設計!
紙パック式のスティッククリーナー
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見た目で驚かされるスリムさで、重さも1.6kgと、2kgのお米よりも軽いんです。
軽量な分だけ女性にも操作がラクで、手元の負担も少ないです。
重心位置が上部の掃除機では珍しく、自立もできます。
お掃除の途中でインターホンが鳴った!という急な用事の時でも、その場に立たせておけるのはとっても便利です。
寸法(約):幅236×奥行175×高さ1015mm(延長パイプ、フロアヘッド装着時)
質量(約):1.6kg(フロアヘッド・延長パイプ・バッテリー含む)
スタンド付き
KIC-SLDCP6の充電は、本体に直接ケーブルを挿して行います。
付属のスタンドに充電機能はありませんが、その分、軽くて設置面積は小さめです。
本体は自立しますし、壁掛け用部品も付属しているので、住宅事情に合わせた収納が行えます。
スタンドの横に細いポケット、前面に口、天面部分に隙間がありますが、詳しくは後で登場する静電モップの項目で。
ゴミ捨ては簡単なダストパック方式で、紙パックは24枚付属します。
最初から本体内に1枚セットされているので、充電すればすぐに使えます。
たっぷり付属するので買い置きしなくてもいいかもしれませんが、消耗品って「あれ!?この間ゴミ袋買わなかったっけ!?」という風に、突然終わりがやってきたりするものです。
ネットで購入の場合だと、送料がかかる事もありますので、本体と一緒に純正紙パックを合わせてご購入するのもオススメです。
自走式ヘッドでスイスイお掃除
本体の軽さに加えて、ヘッドが自走するので自分で力を加えなくてもグングン進んでお掃除ができます。
手首をひねれば、ヘッドが連動してしっかり曲がりますし、狭くて低い場所でもヘッドは浮かずにペタッとついたまま、本体を寝かせるような体制でも手が届きます。
ほこり感知センサー搭載
グリップにある操作ボタンはターボと自動の2つ。
その場にあわせた操作がしやすくなっています。
ほこり感知のセンサーが搭載しているので、目に見えないような細かいゴミやホコリも、見逃さずピカッとお知らせしてくれます。
ハンディとしても!
カーペットの上のお掃除やハンディ部分には、付属のブラシノズルで細かいところもしっかりお掃除できます。
コードレスですので、車のお掃除にもお使いいただけます。
お掃除モップが付いてるんです!
そして、この掃除機の目玉になる静電モップ。
スタンド横の収納ボックスに挿しておくことで帯電し、静電気でほこりを吸いつけてお掃除します。
掃除機ではできないデリケートな部分のお掃除も静電モップでしっかりピカピカに。
また伸縮するので高いところのお掃除にも使えます。
ブラシは意外とゴワゴワとした硬めの毛で、バネのようになっています。
では実際にお掃除してみましょう。
まず、ホコリがたまりやすいテレビの上、手が届きにくくて見て見ぬふりをしてきたエアコンの上、そしてブラインド。
掃除機でお掃除すると、本体がガンガンあたって壊してしまいそうなところも、この柔らかなモップならスイーッとお掃除。
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予想通り、真っ黒になってしまいました。
普通なら水洗いなど、モップのお手入れが面倒ですね。
ここで登場するのが、先ほどのスタンドと主役のコードレスクリーナーです!
掃除機をスタンドに立てて電源をON!
ヘッドの下にある大きな口にモップを突っ込むと・・・
掃除機にほこりが吸い込まれ、さらに除電もされて、カンタンにキレイにできるんです!
実際にお掃除をしてみよう
カーペット編
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さて、相棒の静電モップの良さを見ていただいたところで、主役の実力も見ていただきましょう。
用意したゴミは羊毛、糸くず、重層に猫砂と強敵ぞろいです。
カーペットの上の糸くずは、吸い寄せるように吸い込みましたが、羊毛では穏やかな吸引です。
重曹を短い毛のじゅうたんに撒きましたが、押しでは床にまだまだ重曹が残った状態に。
引きでかなり吸い込んだなという印象でした。
本体が軽量な分、パワフルな掃除機に比べると、パワーでは劣るかと思います。
猫砂のような重いものはちょっと残ってしまいましたが、何回か吸い込むとしっかりきれいになりました。
フローリング編
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フローリングでは羊毛や糸くずをカーペットの時よりもスムーズに吸い込んでいます。 フローリングのようなツルッとしたところでは自走式パワーヘッドがしっかりと働いてくれるので、操作感がさらに軽く感じました。
ただ、滑りが良くなった分、ヘッドの抵抗が少なくなったのか、猫砂はヘッドで押してしまい、吸引することはできないという結果となりました。
大きすぎるゴミは、ヘッドを外して直接吸ったりする工夫は必要そうです。
ちょっと大量に撒きすぎた壁ぎわの重層は、少し残ってしまいましたが、ハンディクリーナーについているブラシを併用すれば しっかり取れます。
お掃除の後は、お手入れ!
ブラシの絡み除去
パワーヘッドの宿命ともいえる絡みっぷりです。
コインなどを使って、ヘッドの底側にあるネジを回してカバーを外し、ブラシを取り出して絡んだゴミを外してください。
床に触れる底側にカバーがあるので、あまり触れたくないかもしれません。
コインで開けるなど手間もちょっとかかります。
お手入れをする際は思い切って、底面からブラシのカバー全体を拭いてピカピカにするぞという気持ちでお手入れすると良さそうです。
紙パックをポイ
お掃除も終わり。ダストパックを見てみましょう。
ご覧ください。パンパンです。
ダストパックには黄色い弁が付いており、本体からダストパックを外すときにゴミがこぼれにくくなるよう配慮されています。
捨てるときは弁を外してダストパックをポイッ。
あとは新しいダストパックを忘れずにセット。
これで完了です。
黄色い弁は捨てないよう注意しましょう
まとめ
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非常に細くて軽い本体ですので、サイクロン掃除機などと比べるとパワーは穏やかではありますが、場所を取らず、軽いというのは、使用頻度が高い掃除機にとって、とても使いやすい長所です。
床掃除の他に、棚やサッシ、天井付近の隙間掃除も行えてと、広い範囲に使えますので、ワンルームや単身者の方のお部屋のお掃除は、これ1台ですべて任せられそうです。
スッキリとした収納に、ハンディクリーナーとしても使えて、静電モップも付属。
ゴミは紙パックで衛生的に捨てられます。
「掃除をするのが億劫…」と思わせない、アイリスオーヤマの極細軽量スティッククリーナーは、軽快なお掃除ができる掃除機です。 2019.06.14 (ぺん太)