2021.06.12
Joshin 試用レポート
NECの大型タブレットパソコン『LAVIE T1195/BAS』は、動画やゲームを楽しむのにピッタリ!
NEC 11.5型 Androidタブレットパソコン LAVIE T1195/BAS
「大きな画面で動画やゲームを楽しみたい」「Web会議やオンライン授業用のタブレットが欲しい」という方におすすめしたいのが、NECのAndroidタブレットパソコン『LAVIE T1195/BAS』。
ディスプレイに11.5インチの有機ELを採用したキレイな大画面が特徴で、スピーカーには迫力の音で有名なJBLサウンドを使用。
映画館やコンサートホールで採用されている「Dolby Atmos」にも対応し、臨場感あふれるサウンドを楽しめますよ。
専用のおしゃれなキーボードとデジタルペンを使えば、ノートパソコンのように快適な操作ができ、CPUも8コアプロセッサを搭載した、ハイスペックな『LAVIE T1195/BAS』をレポートします。 ライター:もあ
有機ELを採用した大画面Androidタブレット『T1195/BAS』
セット内容:本体、ACアダプタ、充電ケーブル(USB Type-C)、マニュアル
国内メーカーNECのタブレットパソコン「LAVIE T11シリーズ」の上位モデル『T1195/BAS』は、11.5インチの高画質の有機ELを採用した大型ディスプレイを搭載していて、大画面で動画視聴やゲームを楽しみたい方に特にオススメです。
情報処理を行うコア数は8コアプロセッサと高性能で、動きの多いゲームもストレスなくプレイできますよ。
どの角度からも聴きやすいよう配置された4つのスピーカーは、映画館などで使われる「Dolby Atmos」に対応したJBL製。
コンテンツに合わせて最適なサウンドに調整し、まるで映像の中に入り込んだかのような、迫力と臨場感あふれる音を放ちます。
専用の「キーボード付きケース」を用意すれば持ち運びしやすく、ノートパソコンのようにスムーズなタイピングができて、資料作成や動画編集時などに役立ちます。
イラストやメモを描きたい方は「デジタルペン」も合わせてご用意ください。
外観とスペックをチェック
大きな液晶ディスプレイを持つT1195/BASですが、幅がとても薄く、重さは約485gと持ち運びやすいです。
専用ケースをつけた状態でも、幅約30cm(A4サイズのノートがギリギリ入る)の筆者の通勤バッグにピッタリ入りました。
背面には色の切り返しがあり、ケースをつけるのがもったいなくなるほどの高級感が漂っています。
「LAVIE T1195BAS」スペック
OS | Android 10 |
液晶ディスプレイ | 11.5型ワイド/有機EL 静電容量式タッチパネル |
解像度 | 2560×1600ドット |
CPU | Qualcomm Snapdragon 730G(2.2GHz、8コア) |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 約128GB |
SDカードスロット | 1スロット(microSD) |
オーディオ | JBL製Quadスピーカ(Dolby Atmos)/内蔵ステレオマイク |
カメラ | フロント:有効画素数約800万画素、カラーCMOSカメラ、固定フォーカス+有効画素数約800万画素、IR CMOSカメラ、固定フォーカス リア:有効画素数約1300万画素、カラーCMOSカメラ、オートフォーカス+有効画素数約500万画素、カラーCMOSカメラ、固定フォーカス |
センサ | 指紋認証センサ、GPS、加速度センサ、Eコンパス、照度センサ、ジャイロセンサ、TOFセンサ |
バッテリー容量 | 約 8400mAh(駆動時間:約15.6時間 ※Web閲覧時) |
本体サイズ | 約 264.3mm × 171.4mm × 5.8mm |
質量 | 約 485g |
スペックの注目ポイントは、SoCにQUALCOMM製の「Snapdragon 730G」と8コアプロセッサ、6GBの大容量メモリを搭載しているところ。
多くの作業を高速で処理できるので、動きの多いゲームや動画編集時もサクサク動いてストレスフリー!
ネットサーフィンをする際、タブを多く開いても影響は全くありませんでした。
有機ELを採用したディスプレイ解像度は2560×1600ドットで、コントラスト比の高いハッキリとした色味をキレイに映します。
画面が引き締まるような深みのある黒色が印象的で、映画などを迫力の映像で観たいときにピッタリです。
手の届きやすい価格帯の割にスペックが高くて驚きましたが、防水性能があればもっとよかったなと思うところ。
また、最近非搭載のモデルが多いですが、イヤホンジャックがないのはやっぱり少し不便です。
専用のキーボードとデジタルペンでさらに使いやすく!
別売の専用アクセサリー「スタンドカバー付きキーボード」と「デジタルペン」を合わせるとさらに使いやすくなり、使えるシーンも増えます。
特にキーボードは、パソコンのようにテキストを入力したり、写真や動画編集をスムーズに行いたい方のマストアイテムです。
本体の保護とスタンド機能もあるので、あまり文字入力の機会はないかも・・・という方も持っていて損はありませんよ。
デジタルペンは、手書きと同じ感覚でイラストやメモを書けるので、デジタルイラストを描きたい方や、勉強にタブレットを使いたい方におすすめです。
スタンドカバー付きキーボードは着脱式で、本体の前面・背面に強力な磁石でくっつけて使用します。
外側は布生地で傷が付きにくいのがうれしい!
背面にセットするとカメラの出っ張りがなくなるので、そのまま机に置いてもガタガタせずゲームがやりやすいし、イラストも描きやすかったです。
キーボードは、キーピッチが短く浅めですが、重みがあってしっかりと押し込みが必要です。
ノートパソコンと同じような押し心地ですが、タイピング音はT1195/BASの方が圧倒的に静かです。
背面の下半分は開くようになっていて、自由に角度を変えらえるスタンドに変身します。
デジタルペンは、専用ホルダーがセットになっています。
ホルダーの背面は両面テープになっていて、キーボードの背面などにくっつけることができます。
本体を平置きできなくなりますが、ペンを紛失する心配がなくなるので頻繁に持ち運ぶ方に良さそうです。
4096段階の筆圧感知に対応していて、細かいイラストも描きやすそうですが、反応に少しタイムラグがあるので、デジタルでイラストを描くのが初めての方は違和感を覚えそうです。
指紋認証・顔認証に対応
タブレットの魅力のひとつが、パソコンよりも立ち上がりが早く手軽なところ。
T1195/BASは、左側面にある電源ボタンが指紋センサーを兼ねていて、登録しておくと少し触れるだけでロックが解除されます。
前面のカメラで顔認証設定もでき、こちらもロック解除までタイムラグが少なくスムーズですが、マスクをしていると認証できないので、外で使う時は指紋認証がメインになりそうです。
Dolby Atmos®で臨場感あふれるサウンドを楽しむ
スピーカーは、本体左右の側面に2つずつ、計4つを配置。
本体を持ち上げているときや、スタンドを使って立てかけているとき、縦/横向きなど、どのような持ち方、置き方でもハッキリと音が聞こえます。
スピーカーは人気のオーディオメーカーJBL製で、他のタブレットやスマホの音よりも低域に迫力があり、アクション映画やFPS系ゲームとの相性がすごく良かったです。
コンテンツに合わせて最適な音に調整する「Dolby Atmos」に対応しているので、サウンドだけでなく声も聞きやすく、動画視聴やオンライン授業でも使いやすいです。
背面の広角カメラで広範囲を撮影
カメラは前面のモニターの上に2つ(撮影/顔認証用)と、背面にも2つ(標準/広角用)配置。
最新のハイスペックスマホのカメラと比べると、少し画質に物足りなさを感じますが、鮮やかでビビットな色味が好みの方は満足してもらえそうです。
背面カメラでは広角撮影ができ、標準撮影と比べると画質は少しザラザラする印象ですが、広い範囲や大人数での撮影ができるのはうれしいです。
複数のページを表示する「プロダクティビティモード」
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T1195/BASには 「プロダクティビティモード」があり、複数のアプリを同時に表示可能!
アプリのアイコンをタップすると、全面ではなく小さなウィンドウで立ち上がり、自由に大きさや配置を変更できます。動画を観ながらSNSを開いたり、Webページを確認しながらメモをとったり、ゲーム画面を流しっぱなしにしたりと、使えるシーンが多くてとても便利な機能です。
専用のキーボード付きケースを用意すれば、パソコンのマルチタスクで行っていた資料作成がT1195/BASで手軽にできますよ!
まとめ
解像度の高い11.5インチの大画面と、JBL製の迫力の音を放つスピーカー、動きの多いゲームもストレスフリーで楽しめるスペックの高さが魅力の『T1195/BAS』。
動画視聴やゲーム、電子書籍、ネットサーフィン、資料作成など、様々なシーンで使ってみましたが、配信ライブを観たときの引き込まれるような美しい画面と、臨場感あふれるサウンドは感動でした。
資料作成は専用のキーボードがあると、パッとすぐに立ちあげてすぐにパソコンのように作業できて効率がアップにつながりました。
「できることはスマホと変わらないんでしょ?」と思っていたら、画面が大きくなることで映画やゲームにより集中できるし、テキストの打ち込みやイラストを描くのにもう手放せない!
様々な使い方ができるタブレットパソコンですが、動画やゲームを中心に楽しみたいという方は、T1195/BASがおすすめです! 2021.06.12 (もあ)