日立 LEDシーリングライト LEC-AH2010PH
- セット内容:本体、リモコン、引掛シーリング、中央キャップ
日立の照明器具には「中央キャップ」というカバーが付いているモデルがあり、以前から珍しいなぁ~とは思っていたのですが、これは接続コネクタを上手に隠すカバーです。
必要ないのでは?と思っていましたが、レポートの最後に「なるほどそういうことだったのか!」と納得しました。
そしてLEDランプに注目してください! 出ました! 光を効率よく広げる「レンズカバー」!
透明の小型レンズ(1)、透明の大型レンズ(2)、半透明のだ円形レンズ(3)と、形状の異なる3種類のレンズを使い分けて、部屋中を明るく照らしてくれるのです。 まさに日立の真骨頂!
そのLEDの光を美しく拡散させるカバーは、虫が寄りにくく入りにくく、汚れも付きにくくと、うれしい構造になっているんですよ。
リモコン
リモコンでどんな光を演出できるのか確認しておきましょう。
■ あかりセレクト
さわやか(蛍光灯)、よみかき(図書館)、だんらん(食卓)、くつろぎ(電球)
図書館のあかりの“よみかき”は、図書館のようなナチュラルな色合いのあかりで、くつろぎは白熱電球のような光色とひかえめな明るさのあかりです。
『リラックス』は、天井側に向けて明るく照らし、間接照明のような効果のある“ひろびろ光”に深みのあるオレンジ色の光をプラスした、新しい明かりです。
表のフタを開けると、明るさ調整や光色調整やタイマーボタンなど、細かい調整が行えます。
では実際に明かりを確かめてみましょう!
あかりを切り替えてみる
ひろびろ光は器具上部にLEDを搭載していることにより、天井の壁や隅まで明るく照らすことができ、広さを感じる快適な部屋を演出することができます。
実際に見てみましたが、天井を明るく照らすだけで全体の明るさが全然違いました!
電球色の間接光は映画を見る時に最適ですね♪ これだけでも十分落ち着く灯りですが、新しい明かりのリラックスモードに切り替えてみましょう。
リラックスのあかり
全体の部屋の画像を見ると、あまり変化を感じられないかもしれませんが、オレンジ色が強く、温かみのあるおちついた部屋になりました。
リラックスのあかりの明るさを変更したいときは、リラックスのあかりで点灯している状態で、明るさボタンを押して好みの明るさに調節します。
登録のしかたは、メモリーボタンを約3秒間長押しして点灯状態を記憶します。
器具から「ピッ」と電子音が鳴れば設定完了です。
モード1,2,3でいずれか1つのモードをお好みの明るさで記憶できます。
あかりによる見え方の違い
テーブルの上で明かりの見え方の違いを確かめてみましょう。
さわやか(蛍光灯)では、すっきりとした色合いのさわやかな白色光で、慣れ親しんでいる蛍光灯と近い明るさの光です。
食卓は、電球色のような温かみのある色で、料理を美味しく演出してくれます。
電球色ならさらにあたたかみのある光に。こちらも料理が十分美味しく見えますが、部屋全体が食卓よりもオレンジ色になります。
リラックスにすると、光が抑えられますので、深夜に映画や音楽を楽しみながら、おつまみを少し…な状況で過ごしたくなります。
青緑色の光でラクに見える
「ラク見え」ボタンを押すと、昼光色と電球色のLEDが全灯の1.2倍に明るさアップするとともに
青緑色の光をプラスしてさらに明るく、より太陽光に近い自然なあかりを実現します。
すっきりとした光色でコントラスト感がアップするので
細かい文字がくっきり読みやすく、写真などの色はより鮮やかに見えます。
全灯、図書館の明かり、ラク見えと比べてみましたが、ラク見えがダントツで細かい文字まで見やすかったです。
最近、目が悪くなってきたように感じる筆者は、読書は苦手なのでほとんどしませんが、マンガはたまに読むことがあるので購入しようかなと考えています!
LEC-AH80R / LEC-AH800R
2019年7月に発売した新製品LEC-AH80R / LEC-AH800Rも撮影しました!
LEC-AH80Rは調光・調色が可能でタイマー機能を搭載と、機能がシンプルなモデルです。
LEC-AH800Rの機能には「よみかき」(ワンタッチで全灯の1.2倍)機能がついていますので、LEC-AH80Rよりワンランク上の商品となっております。
3つのリモコン(左からLEC-AH80R / LEC-AH800R / LEC-AH2010PH)を並べると、機能の違いが分かりやすいですね。
取付のコツ 接続ケーブルは上手に隠しましょう
さいごに、中央キャップに触れておきたいと思います。
プロであるメーカーさんに見られながら照明器具を取り付けるというプレッシャーの中、慌てて取り付けたのですが、電気を付けると謎の影が発生しました。あれ!?
原因はコネクタが中央のくぼみに上手に隠せておらず、光に当たって影を作りだしていました。
このくぼみにしっかり納めれば影はなくなりますが、日立には中央キャップのついたモデルもありますので、付けた後も安心です。
なんのためのキャップなのだと思っていましたが、取り付けて「なるほど!」と思う、小さな心遣いでした。
まとめ
照明器具は天井から下に照らすという考えでいましたが、天井を照らすことで天井の壁やすみまで明るく照らすことができるなんて思ってもおらず、部屋全体が明るくなり、部屋自体も広く感じる新しい発見がありました!
それに目に優しい「ラク見え」機能がなんといっても良いところですよね♪
例えば、リビングに取り付けて「ラク見え」で勉強すれば頭に入ってくること間違いなしですし、「リラックス」の明かりで映画鑑賞するなど癒しの空間を作れば、リビングに家族が集まる機会を増やせるのではないでしょうか。
以前から日立の照明器具には注目していましたが、改めてレンズカバーや器具上部にLEDを搭載するなど、明かりの質に非常にこだわっているんだなと実感しました!
照明器具の買い替えをお考えの方やまだLEDに替えていない方などはこの機会にいかがでしょうか。
2019.10.07 K
LEC-AH2010PHは、引掛シーリングに取り付けるだけなので、誰でも簡単に取付ができるモデルです。
中央のセードを囲む、クリアパネルがとてもきれいで、爽やかな印象です。
調光・調色が可能で、タイマー機能を搭載。
定格光束11,500lmですので、リビングなどの広い部屋に使える約20畳用の照明器具となります。